AT&Tの"New" Cricketプリペイド携帯プランが本日より開始、AIOは消滅へ


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事前漏洩情報を先にも書きましたが、
2014年6月からの新Cricketプリペイド料金が漏洩 – 2014年5月4日

AT&Tが2014年3月14日に買収を完了した、CDMA2000/LTE(Band 4)通信方式を採用した地域キャリアのCricket Wireless(Leap Wireless)は、買収後約2ヵ月後の本日2014年5月18日より各Cricket店舗で、新しいCricketブランドでAT&T回線を使用したGSM/W-CDMA/LTE(Band 17、4、2、5)サービスを新料金で開始します。
【Cricket】New Cricket Wireless Answers Nationwide Call for Network Quality, Value Prices, Great Service and No Annual Contract – 2014年5月18日

先日の漏洩情報には無かった新しい情報としては、1年間遅延無く支払いを続けた場合には、$50の端末購入クレジットが貰えます。この端末クレジットは、条件さえ満たしていれば、毎12ヶ月ごとに与えられるそうです。

現Cricketで提供されている「無料音楽ダウンロードし放題」プランのMuve Musicは新Criketでは提供されません。AT&TはMuve Music事業を売却したい旨を明らかにしています。

AT&Tとしては、GoPhoneは「データ通信のパーフォーマンスを優先するユーザー向け」、Cricketは長期でプリペイド契約を安く考えている「倹約ユーザー向け」として位置付けます。Cricketブランドは、T-Mobile USのMetroPCSブランドと直接競合するブランドとなります。

新CricketのSIMだけ購入は$9.99でオンラインで可能ですが、購入時に使用する端末のIMEI番号が要求されます。
実際にSIMを受け取ってから、別の端末に使用できるかどうかは、不明です。
【Cricket】Bring Your Own Cell Phone

現在、Cricket店舗数は3000店舗ありますが、今後は更に店舗数が増え、全米展開されます。現在のCricket店舗は、フランチャイズ店(AT&T直営店ではない)が多いのでご注意ください。

これまでのCricketユーザーは今後約18ヶ月の間にCDMA2000通信方式の端末から、AT&TのGSM/W-CDMA/LTE端末に買い換える必要があります。
その後は旧Cricketの1900MHz CDMA2000通信方式の基地局は、W-CDMA/HSPA+またはLTE Band 2に再編されます。

新規に端末を購入したい場合には、Cricket店舗でMoto G、Galaxy S4、Lumia 520、iPhone 5c/5sなどが用意されており、現在、iPhone以外は$50のリベートを受けられます。

国際電話は$40、$50、$60プランへ月$15の「Cricket Passport」が追加出来て、日本を含む35カ国の固定電話へ無料、(日本の)携帯電話へは月100分まで超過料金無しで発信出来ます。 月$25プランへは「Cricket Passport」は追加出来ません。

以下は先日の記事のコピペになりますが、料金は

新Cricketプラン
2014年5月18日より
既存GoPhoneプラン
月$25
国内通話・テキスト使い放題
データ通信不可
$25
国内通話250分まで・テキスト使い放題
データ通信は50MB/$5
または、フィーチャーフォンに限り5KB/$0.01
月$40
国内通話・テキスト使い放題
500MBまで”4G”(HSPA+で最高4Mbpsで速度制限)/LTE(最高8Mbpsで速度制限)
超過分は128Kbpsで使い放題
“4G”/LTE超過分は1GB/$10
月$40
国内通話500分まで・テキスト使い放題
500MBまで(速度制限無し)
超過分は100MB/$5
月$50
国内通話・テキスト使い放題
2.5GBまで”4G”(HSPA+で最高4Mbpsで速度制限)/LTE(最高8Mbpsで速度制限)
超過分は128Kbpsで使い放題
“4G”/LTE超過分は1GB/$10
 
月$60
国内通話・テキスト使い放題
5GBまで”4G”(HSPA+で最高4Mbpsで速度制限)/LTE(最高8Mbpsで速度制限)
超過分は128Kbpsで使い放題
“4G”/LTE超過分は1GB/$10
月$60
国内通話・テキスト使い放題
2.5GBまで(速度制限無し)
超過分は1GB/$10

注意:アメリカのGSMキャリアであるAT&TとT-Mobile USが”4G”と言う時には、「スーパー3G」のHSPA+(理論値ダウンロード最高速度21Mbps)またはDC-HSDPA(理論値ダウンロード最高速度42Mbps)のことを意味します。これらは通常、アメリカ以外では”3G”に含められます。AT&TとT-Mobile USがLTEを指す時には、”LTE”と明記します。
Sprintが”4G”と言う時には、WiMAXとLTEを意味します。
Verizonが”4G”と言う時には、LTEを意味します。

また、新Cricketプランでは、毎月の使用料を自動支払いにすると、月々$5の通信料金割引が得られます。

複数台契約する場合にはFamilyプランがあり、
● 2台目は月$10、
● 3台目は月$20、
● 4台目は月$30、
● 5台目は月$30、
の割引が得られるため、4台を月$40の500MBプランに加入すると、$40+$30+$20+$10=$100(1台平均$25)で加入できます。

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