AT&TはプリペイドブランドにGoPhoneとCricketがあります。
Cricketは中長期プリペイド契約者向けの「エコノミー」版と言えます。
特徴は、
- GoPhoneと同程度の月契約料(金額)で、
- 月の高速(LTE、3G)データ通信量がGoPhoneの約2倍。
- ただし、高速データ通信には速度制限(LTEで最高8Mbps、3Gで最高4Mbps)。
- すべての月プランで、データ通信量制限後は2G速度で使い放題、または、1GBあたり$10で高速通信(LTE、3G)を追加可能。
- テザリングは追加料金(月$10)。
- CricketにPay-as-you-go、Dailyプランは無い。(Monthlyプランのみ。)
です。
GoPhoneもCriketも毎月の支払いを自動更新すれば、毎月の料金は更に$5割引になります。
そのCricketが、全米チェーンの家電量販店のBestBuyでSIMとアンドロイド・スマホを販売開始しました。(CricketはAT&Tに買収される前にBestBuyで販売していましたから、販売「再開」ということでしょうか。)
特に、ZTE Fanfare 4G LTE が$39.99、HTC Desire 625 4G LTEが$99.99というお得価格。もちろん、SIMだけでも購入できて、$9.99。CricketはAT&Tの子会社なので、KDDI au版iPhoneはSIMロック解除せずにそのまま使えるはずです。もちろん、SIMフリーiPhoneやGoogle Nexus携帯にも使えます。
3ヶ月以上の中長期でアメリカに留学する人にはお勧めかもしれません。
また、Cricketはグループ(ファミリー)割引があり、複数の回線で加入すると2台目$10、3台目$20、4台目$30、5台目$40の割引があり、5台加入すると合計$100の割引になります。
Cricketは独立系ディーラーでも販売していて、地域によっては多くのCricketディーラーを見かけると思います。AT&T買収前は主にメキシコ人など低所得者層が多く契約していました。しかし、BestBuyで販売開始(再開)することによって、留学生などでも買い易くなったと思います。
AT&T Cricket、AT&T GoPhone、H2O Wirelless(H2O by KDDI)に使用している周波数は、
- 2G GSM 850MHz、1900MHz (2016年末までに停波予定)
- 3G W-CDMA/HSPA+ 850MHz、1900MHz
- LTE 700MHz Band 17(メイン)、1900MHz Band 2、AWS Band 4、850MHz Band 5
です。
Cricketプリペイド・プラン |
月$25 アメリカ国内通話使い放題 テキスト使い放題 データ通信無し |
月$40 アメリカ国内通話使い放題 データ通信2.5GBまで高速 制限以降は2G速度で使い放題 または1GB/$10で高速追加可能 テザリング不可 |
月$50 アメリカ国内通話使い放題 テキスト使い放題 データ通信5GBまで高速 制限以降は2G速度で使い放題 または1GB/$10で高速追加可能 カナダ、メキシコでローミング可能 テザリングは月$10 |
月$60 アメリカ国内通話使い放題 テキスト使い放題 データ通信10GBまで高速 制限以降は2G速度で使い放題 または1GB/$10で高速追加可能 カナダ、メキシコでローミング可能 テザリングは月$10 |