コンテンツへスキップ
Verizonは本日、VoLTE開始が数週間以内(in the coming weeks)であることを発表しました。
【Verizon】HD Voice and Video Calling Coming Soon to Verizon Wireless 4G LTE Network – 2014年8月26日
Verizonは同社の3G(CDMA2000)サービスエリアの約98%をLTEでカバーしており、同社のVoLTEが始まると、VoLTEが使用できる地域の広さは他社とは大きく差をつけることが出来るでしょう。また、VerizonのVoLTEサービスでは、他社ではまだ行っていない「ビデオ電話(Video Call)」機能も同時開始します。「ビデオ電話(Video Call)」では音声通話部分はHD Voice音質で通話できます。
同社は暫定的に2021年に3G CDMA2000の停波を検討していますが、
VerizonのCDMA停波は、2021年(暫定) – 2012年10月12日
VoLTE専用スマホ(つまり、3G CDMA2000通信方式に対応しないLTE専用スマホ)の発売は2016年末になると発表しています。VerizonはLTE専用タブレットとLTE専用ポケットWiFiのEllipsisシリーズの端末は昨年秋に発売開始しています。
アメリカのキャリアでは既にT-Mobile USが2014年5月22日にシアトルでVoLTEを開始し、2014年7月31日の四半期業績発表では同社のVoLTEは「全米展開」に拡張されたことを宣言しました。
AT&TはT-Mobile USに1日遅れ、2014年5月23日から地域限定でイリノイ州・インディアナ州・ミネソタ州・ウィスコンシン州から開始されています。
T-Mobile USはHD Voiceは2013年4月のiPhone 5発売開始から3G/HSPA+/DC-HSDPAで対応開始し、VoLTEでも対応しています。Sprintは3G CDMA2000回線で2014年2月から一部地域でHD Voiceに対応しており、AT&Tは2014年5月23日のVoLTE開始からHD Voiceに対応しています。
2012年10月から毎月一定量(500MB)のデータ通信を無料で提供し、1年後には毎月200分まで無料通話サービスも提供しているFreedomPopは、「メジャーなキャリア」に買収される交渉にのっている、とFireceWirelessが本日報道しています。
【FireceWireless】’Major carrier’ said to be considering acquiring MVNO FreedomPop – 2014年8月25日
FreedomPopはSprintのMVNOで、開始当時はSprintのWiMAX回線、現在はSprintのLTEと3G CDMA2000回線を使用しています。通話はiPhone/スマホの専用アプリを使い、全てVoIPで行います。
FreedomPopは2015年末までには加入者数100万人を目指しており、CEOのStokols氏は順調に目標達成に向かって加入者を増やしている、とFireceWireless誌に答えています。
また、FreedomPopは先月、ベルギーでもBASE(KPN)の回線を使用して同様のサービスを開始する契約を取り付けた、と発表しています。
FreedomPopは通話やデータ通信の超過分を課金したり、ボイスメール・オプションや未使用データ通信の翌月へのキャリーオーバー・オプションなどのオプション料金を収入源としています。
FreedomPopを買収しようとしている「メジャーなキャリア」の名前は公表されていませんが、FreedomPopがSprintのMVNOであることから、Sprintと予想している人も多いようです。ただし、FreedomPopの課金モデルでは無料ユーザーが増えるため、SprintがFreedomPopを買収しても収益性は上がらないどころか、逆に無料ユーザーが増えてポストペイドやVirgin Mobile USA/Boost Mobile自社プリペイドブランドとの競合も心配されます。
また、FreedomPopは米国外からの旅行者が自分のGSM(W-CDMA)携帯端末をそのまま利用して、同じようなサービスを受けられるように、T-Mobile USまたはAT&T回線を使用したサービスも計画している、と既に発表しており、買収しようとしている相手はT-Mobile USではないか、との憶測もあります。
さらにアメリカ国内ではプリペイド専門Tracfoneグループで事業を展開し、メキシコのAmérica Móvilを所有する、世界一の富豪家のCarlos Slim氏の可能性もあるでしょう。
アメリカ合衆国税関・国境警備局(U.S. Customs and Border Protection、CBP)は、2014年8月13日からアトランタHartsfield-Jackson国際空港で、入国審査書類(パスポート情報と税関申告書)をスマホ(現在はiOS)のアプリから提出し、入国審査を簡素化する試験運用を開始しています。
【U.S. Customs and Border Protection】New Mobile Passport Control App Available - 2014年8月11日
CBPでは年内に他の空港でも実施する計画で、アンドロイド・アプリの提供も予定しています。
アプリは誰でも無料でダウンロードできますが、現在のところこの試験運用はアメリカ市民およびカナダ市民に限られていますが、
“アメリカがモバイル入国審査を試験運用開始” の続きを読む
2014年8月24日(現地日曜日)午前3時20分44秒に発生したカリフォルニア、ワインカントリーのNapa近郊で発生したマグニチュード6.0に地震で、活動量計の新しい使い方が発覚!
活動量計(アクティビティ・トラッカー)メーカーのJawbone社は同社ブログで、
【The Jawbone Blog】HOW THE NAPA EARTHQUAKE AFFECTED BAY AREA SLEEPERS – 2014年8月15日
この地震の時刻前後の数千人のJawboneユーザーの活動量を統計し、震源地近くでは地震の直後に74%のJawboneユーザーがベッドから起き上がって活動し始めたことを突き止めました。(逆に言うと、26%は地震に気がつかないか、気にせずに、寝ていた・・・ということ?)
しかも、地震の震源地からの距離が離れるにつれて、地震直後にベッドから起き上がって動き回った人は少ないことまで突き止めました。震源地から25~50マイル(40~80キロ)離れたサンフランシスコ市内や対岸のオークランド周辺では、55%のJawboneユーザーがベッドから起きて動いています。
未明に地震に起こされてベッドから起き上がって活動した人たちは、長い人はサンフランシスコ/オークランド周辺で約1時間半後の午前4時55分頃まで寝付けず、震源地から25マイル(40キロ)以内では約2時間20分後の5時40分ごろまで寝付けなかった人が居るようです。
更に、震源地から75~100マイル(120~160キロ)離れたところでは、ほとんどのJawboneユーザーは地震によって睡眠が妨害されていない、ということもわかったそうです。
たまたま地震の発生時刻が夜中で、ワイヤレスでクラウドに保存されたJawboneユーザーの活動量パターンからこのような事がわかりましたが、偶然に予期せぬ結果が出たとはいえ、活動量計(アクティビティ・トラッカー)から面白い統計がわかりました。
まだ終わらない最新ラウンドのアメリカ・ポストペイド携帯料金の値下げ競争!
先週木曜日のSprintのポストペイド個人(1台契約)プランの「月$60、(通話・テキスト・データ通信、トリプル)使い放題」は、Sprintによれば「業界最安値」と触れ込みでしたが、以下のブログ記事でも私見を書いたように
Sprintの1回線加入者用、新「月$60プラン」に関して – 2014年8月24日
「月$60、(データ通信)使い放題」の価格はそれなりの価値がある(ただし、制約もある)ことは認めるものの、「そんなにデータは使わないので、ほどほどのデータ容量で安いほうが良い」というユーザーを満足する「エントリーポイント」プランが発表されなかったのは、残念なことです。
T-Mobile USを初め、AT&TもVerizonもスマホ・エントリーユーザー用に月のデータ通信容量が500MB/300MB/250MBまで月$40/$45/$45というプランを既に提供しており、Sprintも2014年8月18日に発表した新Sprint Family Share Packで月600MBまでで$45(1回線契約の場合)を発表しています。
アメリカ、スマホ・ポストペイド月通信料金、最低料金プラン比較(2014年8月17日現在) – 2014年8月18日
このエントリープラン加入者に対し、「月数百メガバイトでは、ちょっと足りない。」というユーザー層向けに、T-Mobile USは本日、エントリープランSimple Starterに月$5追加するだけで1.5GB追加できるデータパック(合計で2GBまで使用可能)を提供すると、発表しました。この追加オプションは、2014年9月3日から提供開始になります。月2GBに達した場合でも、更に一日$5で500MB、または$10で1週間1GBまでの追加が出来ます。
T-Mobile USのSimple Choiceプランは毎月の高速データ容量制限に達した場合には、その後は128kbps以下の速度で無制限に使用できます。しかし、Simple Starterプランでは、毎月のデータ容量制限に達した場合には、データ通信が使用できなくなります。
これにより、アメリカ4大携帯会社のポストペイドのエントリーレベル料金プラン月$40~45価格帯で、使用できるデータ容量でT-Mobile USの月$45プランが圧倒的に他社の同様なエントリープランに差をつけるようになります。
Sprintおよびソフトバンクが、共同開発のSharpの新スマホ発表を期に、月々一定金額(アメリカは$4.99)を払うことによって、選択されたアンドロイド・アプリから無制限にダウンロードでき、アプリ内課金も$5までクレジットされる、AppPassを始めます。
たまたま期を同じくして、comScore社がユーザーのアプリダウンロード実態調査を発表しました。
【comScore】comScore’s U.S. Mobile App Report Available for Download – 2014年8月21日
【Quartz】Most smartphone users download zero apps per month – 2014年8月22日
これによると、アメリカのスマホ利用者の65.5%は、まったくアプリをダウンロードしない(直近3ヶ月平均)そうです。
確かに、アメリカ人のスマホやiPhoneを見ると、買ったときにインストールされているアプリしか入っていない人が多いですね。または、買った直後に数個の必要なアプリを自分で、または、誰かにインストールしてもらって、それでおしまいとか。
さあ、これに対し、Sprint/ソフトバンクのApp Passはユーザーにアプリをダウンロードさせる起爆剤になるのか、それでもアメリカのユーザーは「毎月$4.99請求されるのは、高い」と思って、それでもダウンロードしないのか?
時系列:
● 2014年8月18日(月)午前5時31分(東海岸時刻)、SprintがSprint Family Share Packを発表。目玉は、MNP転入者に対して、携帯10回線まで何回線でも月通信料金$100(2015年12月31日まで)。データ通信量は共有20GB、プラス1回線当たり2GB。
【Sprint】It’s a New Day for Data for American Consumers – 2014年8月18日
● 2014年8月21日(木)午前9時23分(東海岸時刻)、T-Mobile US CEOのJohn Legere(ジョン・レジャー氏)が、「Sprintの回線の質の悪いのに我慢してきた既存加入者が、月$100プランに加入できない。」ことを指摘して、T-Mobile USは既存Sprint加入者を救済する処置として、「Sprint加入者を紹介してMNPさせると、T-Mobile紹介者とSprint(またはAT&T、Verizon)からのMNP転入者の両方が、月$50のプランで1年間データ通信無制限を貰える」キャンペーンをウェブサイトで開始宣言。(既存のT-Mobile US Unlimited Dataプラン加入者は、1年間、月$10の割引。)
【T-Mobile US】Do’s & Don’ts for Un-carrier Wannabes – 2014年8月21日
● 2014年8月21日(木)午前11時52分(東海岸時刻)、Sprintが個人プラン(1回線加入プラン)、月$60でカケ放題・テキスト放題・データ使い放題の新プランを発表。T-Mobile USの通常の使い放題プランよりも2年で$480、『MNP救援作戦(プロモーション)』よりも年間で$120」安いことを強調。
【Sprint】It’s a New Day for Unlimited Data – 2014年8月21日
● 2014年8月21日(木)午後1時36分(東海岸時刻)、T-Mobile US CEOのJohn Legere(ジョン・レジャー氏)が、「T-Mobile USのプリペイドブランドのMetroPCSは、月$60で使い放題プランを既に提供していることを指摘。しかも、プリペイドなので、ポストペイド契約には追加される最大16%の連邦税・地方税はプリペイドには掛からないことも指摘。
● 2014年8月22日(金)、AT&TのプリペイドブランドのCricket Wirelessが、期間限定(2014年8月24日~2014年10月19日)で、T-Mobile USまたはMetroPCSからのMNP転入者に$100通信料割引を提供。
- LTEのカバレッジの広さと、
- (Sprintの月$60プラント違って)連邦税・地方税が掛からないこと(MetroPCSも同じ)、
- ロイヤリティ(ポイント)制度で、新しいスマホが毎年無料
- エントリーポイント(最低料金)は月$35から
が訴求ポイント。
Cricketのプランは
- 月$40で、カケ放題・テキストし放題・データ通信500MBまでLTE速度(その後は128kbps以下の速度で使い放題。高速追加オプション有り。)。
- 月$50で、カケ放題・テキストし放題・データ通信2.5GBまでLTE速度(その後は128kbps以下の速度で使い放題。高速追加オプション有り。)。
- 月$60で、カケ放題・テキストし放題・データ通信5GBまでLTE速度(その後は128kbps以下の速度で使い放題。高速追加オプション有り。)。
毎月自動更新にすれば、更に月$5割引。
【Cricket Wireless】Top 5 Reasons T-Mobile and Metro PCS Customers Should Switch Now to Cricket Wireless – 2014年8月22日
“Sprintの1回線加入者用、新「月$60プラン」に関して” の続きを読む
さて、3つのモバイル決済の違いをまとめてみましょう。もちろん、アメリカ国内で加入する場合の事情です。日本を含むアメリカ以外では違うと思いますので、注意してください。
“Square、PayPal Here、Amazon Local Registerの比較” の続きを読む
Amazon Local Registerクレジットカード決済を登録を登録しました。
手順は大まかに
■ ステップ1:基本情報の登録
■ ステップ2:Eメールアドレスの確認
■ ステップ3:Amazonへ銀行口座情報と住所の提出
■ ステップ4:Amazonへ銀行口座情報と住所の確認完了Eメールを待つ(1~2日後)
となります。
筆者は法人として登録しましたが、もちろん、個人または個人事業者(Sole Proprietor)としても登録できます。
始める前に全ての手順を見てみたい人も居るでしょうから、以下、画像が多いですが、記録も兼ねて手順を辿ってみます。
Amazon Local Registerのパッケージの中に入っている案内書の中に書いてあるURLアドレス、
http://local.amazon.com/register
にアクセスします。
“Amazon Local Registerクレジットカード決済を登録しました” の続きを読む
先月、まったく予期されず、青天の霹靂でT-Mobile US買収提案を提出したフランス第4位の通信会社、Iliad(イリアド)は、T-Mobile USの56.6%株を約150億ドルで購入する提案がT-Mobile USおよびドイツテレコムに拒否されていました。
Sprint/ソフトバンクが「アメリカ規制当局の許可が得られる可能性が少ない」としてT-Mobile US買収を諦めたニュースが発覚した今月(2014年8月)5日は、Iliadがアメリカ衛星テレビのDISH Networkやケーブル(CATV)会社のComcast、Cox Communications、Charter Communicationsなどに働きかけ、共同買収提案をしようとしているらしい、というニュースをReutersが流していました。
【Reuters】Exclusive: Iliad in talks with investors to improve T-Mobile bid – sources - 2014年8月5日
その中で株式非公開のCox Communicationsは、本日、同社は「(経営の)現状に満足しており、T-Mobile US買収には興味が無い」事を発表していました。
【FierceWireless】Cox president: We’re not going to bid for T-Mobile - 2014年8月20日
Sprint/ソフトバンクがT-Mobile US買収を断念したことで競争相手が無くなり、5月の段階で「SprintがT-Mobile USの買収を諦めたら、DISHとしてはT-Mobile USに興味がある。」と記者の質問に答えていたDISHのCEO、Ergen氏が、この件に関してはその後まったく声明を発表しておらず、静かにしていますが、そのDISHの行動が待たれます。
その中で、昨夜、「Iliad社はGoogleとMicrosoftに接近し、IliadによるT-Mobile US買収を『支援するよう』に交渉している」という噂がNew York Post誌によって報道されています。
【New York Post】Iliad looks to Google, Microsoft for help with T-Mobile bid - 2014年8月19日
特に、ギガビット通信やWiFiネットワーク分野でも事業に進出しているGoogleにとって、モバイル通信の分野に自己資金で参入するのは資金が掛かりすぎるため、Iliadと組んでT-Mobile USを買収することによって、簡単にモバイル通信事業に参加できる、ということを説得材料に使っているようです。
GoogleやMicrosoftがIliadの説得に乗るのか、また、DISHが独自に買収提案を準備するために買収資金の画策をしているのか、T-Mobile USを巡ってのドラマはまだまだ終了していないようです。
Sprintグループのアメリカでの公式Sharp Aquos Crystal発表がありました。
【Sprint】Sharp’s First AQUOS Smartphone Comes to the U.S. – Sharp AQUOS Crystal Arriving Exclusively at Sprint, Boost Mobile and Virgin Mobile - 2014年8月19日
■ Sprintでは、ポストペイド、契約期間束縛無しで$240で販売。ただし、契約は必要。(15日~1ヶ月で解約可能。)
頭金$0(消費税分は購入時に支払う。)、月$10で24ヶ月払いが可能。解約時には、残債の完納が必要。
2年契約価格は発表されていないようですが、この「定価」なら、2年契約だと端末代金は無料でしょう。
色は白と黒。 予約は本日から、販売は2014年8月29日から。 発売日は未定(近い将来)。
■ プリペイドのVirgin Mobile USAでは、端末代金$149.99で販売。
販売開始日未定。
色は黒のみ。
■ プリペイドのBoost Mobileでは、端末代金$149.99で販売。
販売開始日未定。
色は白のみ。
“Sprint/Virgin Mobile USA/Boost Mobile、Sharp Aquos Crystal発表” の続きを読む
昨日発表されたSprintの新プラン、Sprint Family Share Packは、「10回線まで(何回線加入しても)、月$100で固定(プラス、連邦税・地方税)」というところが大きく注目されています(よね?)ですが・・・
条件がいっぱい付いているんですね・・・
実は、基になる基本料金表は、以下なんですね。
●1 共有データ容量料金
- 600MBまで月$20
- 2GBまで月$25
- 4GBまで月$40
- 8GBまで月$70
- 12GBまで月$80
- 16GBまで月$90
- 20GBまで月$100
- 32GBまで月$130
- 40GBまで月$150
- 60GBまで月$225
- 使い放題は、提供無し
●2 端末ごとのプラン加入料金(携帯)・・・通話カケ放題・テキストし放題分だと思えば良い。
- 契約期間束縛が無く、端末定価購入(分割払い有り)または持ち込みの場合で、600MB~16GBまでの共有データプラン加入契約の場合は、端末1台当たり月$25
- 契約期間束縛が無く、端末定価購入(分割払い有り)または持ち込みの場合で、20GB以上の共有データプラン加入契約の場合は、端末1台当たり月$15
- 2年契約で、端末割引購入の場合で、共有データプランの容量に関係無く、端末1台当たり月$40
●3 タブレットとモバイル・ルーター(ポケットWiFi)を追加する場合
- タブレット、1台当たり月$10
- モバイル・ルーター(ポケットWiFi)、1台当たり月$20
“Sprintの新プラン、Sprint Family Share Packの詳細解説。” の続きを読む
Sprint携帯(スマホ)での日本での国際ローミングは以前までデータ通信の割引が適用されず、1KBあたり$0.004(100MB使うと$409.60)という完全度数制でしたが、それが国際データ通信割引(International Data Pack Add-on)の割引が使える国のリストに追加されていました。
【Sprint】International Roaming – Search Coverage Areas
で「Country」を「Japan」に選択して下さい。
“Sprintの日本でのデータ通信国際ローミングが、International Data Pack Add-on割引が使えるようになっていた。” の続きを読む
先日紹介したHilton Hotelの事前チェックインの情報で、
Hilton Hotelが年内にスマホで部屋選択・チェックイン、来年からはスマホがルームキーに – 2014年7月29日
当初はGoldとDiamond VIP会員のみが事前チェックインと部屋の選択が出来ましたが、
昨日のアプリ・アップデートから、Hiton HHonor全会員ができるようになりました。
“Hilton Hotelの事前チェックイン/部屋選択が、全Hiton HHonor会員に開放開始” の続きを読む
さて、すでに以前書いている内容ではありますが、
T-Mobile USがポストペイド最低料金プラン$40を追加。 – 2014年4月10日
再度各社のプランを精査し、アメリカ4大キャリアのスマホ契約(フィーチャーフォンではない)のポストペイド月通信料金の最低料金プランを比較します。
通話はすべて「アメリカ国内カケ放題」、テキスト(SMSメッセージ、ショートメッセージ)も「し放題」。違うのはデータ通信容量のみ。
日本と違って、これと別途に「月基本料金」とか「プロバイダー(ISP)料金」なるものは発生しません。
この料金以外に請求されるものは、連邦税と地方税のみ。それらは請求先の市によって違い、筆者のところでは合計約13%です。
Sprintは今週にも破格的な通信料金を発表するそうですが、これらと比べてどんな料金を出してくるのでしょう?
少なくともエントリーレベル(データ通信低容量)で「(通話、テキストとの)コミコミ」$30台の価格でないと、「画期的、破格的」価格とは言えないでしょう。データ通信使い放題も、「(通話、テキストとの)コミコミ」で$50~$60であって欲しいところです。
“アメリカ、スマホ・ポストペイド月通信料金、最低料金プラン比較(2014年8月17日現在)” の続きを読む
CEO交代となったSprintですが、そのSprint株に関して今、「買い」か「売り」かの判断は、株アナリストでも相反する意見があるようです。
■ 「売り」
SprintがT-Mobile US買収を断念したため、今後のSprint成長は次の点の改善に賭けられています。
● 現在進行中の都市部のネットワークアップグレードを完成すること
- まだデンバー(一部通信基地のインストールが始まったものの、公式完成発表とはなっていない。)、サンフランシスコ、ホノルル、などの大都市でのLTE化が進んでおらず、他州の加入者のネガティブコメントを抑えるには、まず、大都市でのLTE化を100%完成するのが先決
- その後、
- - iDen停波によって空いた低周波数800MHz、
- - すでに700MHz A(Band 12)使用権を獲得している郊外ルーラルエリア携帯局との協力によるローミング契約(ただし、この周波数はT-Mobile USも自社での買取り工作を進めているために、どれだけ広いルーラルエリア携帯局と協力できるかは未知数)を進める
- - 来年(2015年)夏に開かれる予定の600MHz周波数使用権入札で低周波数を入札に勝って獲得し、自社で低周波数使用したLTE設置する
周波数1GHz以下の低周波数は、
- 電波伝達距離が長く、国土の広いアメリカで郊外や砂漠・草原での電波充実するのに、少ない基地局で広い面積をカバーできるため、少ない投資でカバレッジを広く出来ます。SprintやT-Mobile USがVerizonやA&Tにエリアで負けている原因のひとつは、両社とも有効に使える低周波数使用権が無いことです。ただし、T-Mobile USは今年初めにVerizonから700MHz A(Band 12)の使用権を購入して全米約50%の地域をカバーできるようになります。そして、現在、更に他社からBand 12を買い付ける交渉を続けています。残念ながら、Band 12は5MHz+5MHzの狭い帯域でしか使えない(つまり、速度が遅い)のが、問題点です。
-低周波数電波はビル内/建物内貫通力も強く、屋内での電波受信が受けやすくなります。加入者の屋内での使用を使いやすくするなら、低周波数使用権の獲得や更なる強化は、必要です。
しかし、これらの電波改善には、投資が必要です。
“Sprint株は、「買い」か「売り」か” の続きを読む
毎年1月初めにラスベガスで開催される世界最大の家電ショー、CES、Consumer Electronics Showは、次回は2015年1月6~9日開催です。
いつものことですが、
● 一般参加は2014年8月31日までに登録すれば、無料。
● 2014年9月1日~2014年12月31日の間に登録すると、登録料$100。
● 2015年1月1日~当日の間に登録すると、登録料$200。
別に登録したからと言って必ずしも行く必要は無いので、参加するかもしれない方や、当日会場で通訳として引っ張られる予定の方、今月のうちに登録しておいたほうが良いですよ。
【CES】Attendee登録ページ
こんなことは、現地で実際に加入している人間しかわかりません。
年に数回アメリカに取材に来る日本の携帯ジャーナリストで、現地で使うとしてもせいぜいプリペイド契約しか使わない人が、「アメリカにはちょいちょい行っていますので、現地の状況は把握しています。」って言われても・・・「う~ん!?」ですよね。
ドコモが「カケ放題(通話し放題)」プランを出すまで、アメリカの(ポストペイド)携帯の通話プランは、「月一定分数(例:月450分とか900分とか)までが定額で、それを超えると超過料金が徴収される。」と思っていた日本の携帯ジャーナリストが多かったように思うのですが、それは私の気のせいでしょうか?
ドコモ新料金「カケホーダイ&パケあえる」は、アメリカのキャリアの料金がモデル – 2014年4月11日
さて、Sprintの従来からのデータ通信使い放題プランには、スマホ1台当たり「Premium Data Add-on Charge」がスマホ1回線当たり月$10課金されます。
これは実はSprintが他社に先駆けてWiMAXサービスを開始していたころ(2010年ごろ?)からのチャージで、フィーチャーフォンと区別して、スマートフォンはデータ通信をアクセスするのにこの月$10の追加チャージが「強制で加入」されます。
“Sprintのポストペイド契約「Premium Data Add-on Charge」1回線当り月$10が陳腐化している現状” の続きを読む
OpenSignal
【OpenSignal】トップページ
によるアメリカ4大キャリアのLTE、および(GSMキャリアであるAT&TとT-Mobile USは)LTEとHSPA+(アメリカ国内では信号が”4G”と表示される。LTEは”LTE”。)のカバレッジマップ。
画面は、同社のiPadアプリ”Coverage?”からスクショ撮影。このアプリのカバレッジ情報は、OpenSignalユーザーからの報告情報からではなく、各キャリア発表のカバレッジ情報を基にしていますので、注意。
“アメリカ4大キャリアのLTE(およびLTE&HSPA+)カバレッジマップ、2014年8月現在” の続きを読む
Sprintの新CEO、Marcelo Claure氏は就任4日目、Sprint社員との電話会議を開き、次の3つの点を差し当たりの改革のポイントとすることを社員に伝えました。
■1.通信料金を来週にも引き下げる
- Claure氏はSprintの回線の質が悪いことを認め、ネットでのSNSのSprintの評判はネガティブなことばかりであることを指摘し、「回線の質が悪い場合は、質の悪さが気にならないほどに通信料金をまず破格的に下げ、価格面で競合他社に勝つことが先決である」ことを強調しました。新しい通信料金は、来週早々にも発表されるとみられています。
前CEOのHesse氏は、「まずは回線の質を上げてから、価格で競争すべきである。回線の質を上げるまでは、今の通信料金を下げることは出来ない。(キャッシュフローが悪化するため。)」という方針でしたが、2010年12月6日に発表された同社のNetwork Visionネットワーク網再構築/アップグレード計画が時間が掛かりすぎ、完成する前に加入者がどんどん他キャリアに逃げて行っているのが実情です。
Hesse氏は2007年12月17日にSprint Nextel社のCEOに就任し、就任前からのSprint/Nextel合併で生じた負債を抱え、そのなかでSprint社を破産(会社更生法適用)させずに浮上させてきた功績は認められるものの、長い間「Sprintを生き延ばすために保守的な金銭(キャッシュ)管理」をしてきたことが、昨年7月にソフトバンクに買収された以降も画気的で斬新な経営方針を提案出来ないでいたのではないかと思われます。
ソフトバンクに買収されてからこの13ヶ月間、買収直後にT-Mobile US買収の噂だけが長い間飛び交い、Sprintの本質的な改革が進まなかったのは、時間の無駄使いだったと今は後悔されます。
なお、通信料金の引き下げは、直近的には減収/減益(赤字拡大)を意味します。
“Sprint、通信料金引き下げを来週にも発表” の続きを読む
記録のため、近々開催されるアメリカのMVNO関連展示会のスケジュールを書いておきます。
昨年からちょっと気になっていましたが、いつか参加するかもしれないので、忘れないようにそのときのために・・・
それに、なんか、あっちこっちからお知らせのEメールも来ているし・・・
● The Prepaid Press Expo - 2014年8月18-20日、会場:ラスベガス、 Planet Hollywood ホテル
【The Prepaid Press Expo (tpp)】トップページ
● 4G World/ CTIA Super Mobility Week (主催、CTIA) - 2014年9月9-11日、会場:ラスベガス、Sands Expo & Convention Center
【4G World】トップページ
【Super Mobility Week】トップページ
息抜きの軽い、面白いお話。
孫さん、この分野でも負けそうだよ!
Westin Hotel、Sheraton Hotel、Le Méridien Hotelなどを系列に抱えるStarwoodホテルグループの中のAloft Hotelsが、
【Starwood Hotels】Aloft Hotelsトップページ
Apple本社のあるカリフォルニア州Cuppertinoの同ホテルで、来週2014年8月20日から客室へのタオルや歯ブラシなどの小物の配達にロボットを試用開始します。
試用が好評であれば、全米100以上のAloft Hotelsチェーンで採用される予定です。
“Starwood Aloft Hotelsがホテルの客室ベルボーイに、ロボットを試用開始” の続きを読む
さて、SprintがT-Mobile US買収を公式(?)に断念して1週間。
孫さんは、「Sprint(ソフトバンク)がT-Mobile USを買収する意図があるなんて、一度も公式に発表したことは無い。」と言っていますが・・・
携帯端末の世界的な卸会社をゼロから設立したBrightStarの設立者が今週の初めにSprintの新CEOとなって2日。
さらに、ソフトバンクは携帯ユーザーポリシーシステムにEricssonと提携するというニュースも数日前に出ています。(これは、昨年秋に「ソフトバンクとCISCOが、関係強化する」という発表に逆行するものです。明らかに、社内ポリシーの一貫性が欠けていることを意味します。)
これからのSprintは、どうなるのでしょう?
まず、以下の私見を書く前に、筆者はいまだにメインの携帯はSprintを利用しており、過去10年以上Sprintの加入者であることを書いておきます。
Sprintの新CEOのMarcelo Claure氏は就任後のSprint社員へのEメール・メッセージで、
1.更なる経費のカットを進める
2.ユーザーに対して魅力あるサービス(通信プラン)を提供する
ことをメインのメッセージとして社員に伝えているようです。
“Sprintの今後、私見” の続きを読む
Amazon.comがSquareおよびPayPal Hereに対抗する独自のクレジットカードリーダーを販売開始しました。
ここ数日うわさも流れていましたが、Amazonもブリック・アンド・モルタル小売店のクレジットカード処理の分野に参入します。
クレジットカード・リーダーはAmazon Local Registerと呼ばれ、$10で販売開始されました。この$10で、最初の累積カード手数料$10が免除されます。送料は無料です。
決済アプリはiOS版、アンドロイド版、そして、当然、AmazonのFire OS版が用意されています。
Amazon.comによれば、現在確認されている互換性のある端末は、
● iPhone 5s
● iPhone 5
● iPhone 5c
● iPhone 4s
● iPhone 4
● Samsung Galaxy S3
● Samsung Galaxy S4
● Samsung Galaxy S5
● Fire HD、Fire HDX
● iPad
● iPad Mini
となっています。
現在、アメリカの小売販売の90%以上はまだリアルなブリック・アンド・モルタル小売店で行われているとの統計があり、Amazonはこのクレジットカード・リーダーとクレジットカード・リーダー決済のサービス提供で、特に小型店舗や個店での消費者購買動向のデータを集めて行きたいようです。
● Square - 実カードをスワイプした場合の手数料2.75%。実カード無しの決済手数料は3.5%+$0.15。
や
● PayPal Here - 同じく、実カードをスワイプした場合の手数料はアメリカ国内カードは2.7%、米国外カードは3.7%。実カード無しの場合は3.5%+$0.15。
と対抗するため、後発のAmazon Local Registerでは2014年10月31日までにAmazonクレジットカード決済を契約した場合には2016年1月1日までのカード決済の(実カードをスワイプした場合の)手数料を1.75%(実カード無しの決済手数料は2.75%)に割引します。2014年11月1日以降に契約すると、手数料は通常の2.5%(実カード無しの決済手数料は2.75%)になります。
【Amazon.com】Amazon Local Register Secure Card Reader
これまでのT-Mobile USのプリペイド契約で、通話分単位で使用した分だけ課金されるPay-as-you-goプランは、一回のトップアップ金額によって通話できる分数が違い、分単位の通話単価は1分当たり$0.33($10トップアップの場合)~$0.10($100トップアップの場合)と成っていました。
それが、2014年8月17日より、一律1分当たり$0.10と変わります。AT&T GoPhoneもPay-as-you-goプランは既に2010年10月1日から同じ単価で提供しているので、それに並んだ形です。Verizonは分単価$0.25、SprintのプリペイドブランドであるVirgin Mobile USAとBoost Mobileは分単位で$0.20を課金しています。AT&T回線を使用した日本人向けサービスのハナセルは1分当たり$0.25(月最低課金$9.99)、毎月の最低料金の無いハナセルのプランXは、1分当たり$0.27の課金です。
T-Mobile USのPay-as-you-goプランのSMSテキストも、1通当たり$0.10の課金となります。
更に嬉しい事に、毎月の最低トップアップ料金は$3!・・・今までPay-as-you-goは毎月使用しなければ何も課金されませんでしたが、今後は月に最低$3(年間$36)が課金されます。この$3には通話30分またはテキスト30通が含まれます。(どのように、かつ、いつ課金されるかは、サービスが始まらないとわからないでしょう。)でも、この月々最低料金金額は、課金するアメリカのプリペイド/MVNOの中ではダントツで最低金額です。
月$3で、毎月30分または30通のSMSテキストが送受信できます。それと比較して、ハナセルは月$9.99で毎月40分または67通のSMSテキスト。(ハナセルのSMSテキスト代金は、1通当たり$0.15。)
また、これまでT-Mobile USのPay-as-you-goではデータ通信が出来ませんでしたが、2014年8月17日からはオプションで
● $5で500MB/日まで、
または
● $10で1GB/週まで、
までのデータ通信が使えるようになります。 端末がT-Mobile USのLTE(Band 4)に対応していれば、LTEまでの速度で使用できます。
特にPay-as-you-goでデータ通信が使えるようになることで、アメリカに毎回それぞれ短期間ではあるものの、年に複数回渡米する人は、$100トップアップで1年間同じ電話番号を保ちながら、緊急用のアメリカ国内通話を廉価で使用でき、かつ、必要に応じてデータ通信も$10で1GBを7日間使える・・・というのは、「アメリカで訪問する場所がそれなりの規模の都会に限られる人(つまり、T-Mobile USの高速データ通信カバレッジエリア内)」には便利な選択肢となります。
【T-Mobile US】T-Mobile Brings Its Un-carrier Approach to Value Conscious Customers
筆者は昔はボリュームの多い翻訳(IT/医療器械マニュアル系、法律系、特許関係、など)も頼まれてしていましたが、締め切り期日に終われる仕事は歳をとってくるほど辛くなるため、現在は1時間から1日で終わるような「数ページ以内の翻訳」や、「音声書き起こし ⇒ 翻訳」以外は引き受けないことにしています。
しかし、今でも翻訳エージェントに頼まれて戸籍や証明書の翻訳はやっています。
珍しいのは、アメリカ人が日本で買った「縁起だるま」に付いていた商品説明を翻訳してくれとか、アメリカまたは日本の骨董屋から購入したと思われる江戸時代の石碑に彫られている文字を翻訳してくれ、・・・というリクエストもありました。こういうのは、背景にある文化や時代の調査が必要でした。文章は短いですが、それが理解できないと翻訳できないですね。ただ単に一心不乱で文字だけ翻訳するよりも、面白いですが・・・
そして、数週間前にアメリカの大学をトランスファーする人に、日本の高校の卒業証明を翻訳するように個人的に頼まれて、「ああ、まだ、こういう証明の翻訳を必要としている人は居るんだな。」と思わされました。
そこで、簡単な証明書や戸籍(生年月日証明、婚姻の事実証明、など)の翻訳を引き受けます。
翻訳可能なもの:
● 高校、専門学校、短大、大学などの卒業証明
● 成績証明
● 戸籍(生年月日証明、婚姻の事実証明、など)
● 予防摂取/ワクチン 摂取証明
● その他
など。
それぞれ雛形はネットでも探せるし、筆者もこれから蓄積していきますが、学校によって卒業証明書の文言も多少違うため、それを見ながら原文に忠実に翻訳します。
“証明書翻訳、開始します。” の続きを読む
日本では家庭用ペットとして親しまれているプレーリードッグは、もともとアメリカ大陸のロッキー山脈を挟んで東西の平地(草原)に生息する野生動物です。
地下に穴を掘って生活する動物で、市街地や住宅街ではこのように芝生などに穴を開けられるのを嫌って、最近では毒で駆除されることが多いです。
コロラド州ボルダー市のように一部の市では駆除には市の許可が必要で、場合によっては郊外の自然公園に「移転(移住)」されることもあります。
“コロラドのプレーリードッグ” の続きを読む
ポータブル小型録画機(Looxcie 3)のビデオ録画用に大容量のマイクロSDカードを買おうかな・・・と思い、Amazon.comで調べたらSanDiskのClass 10 64GB容量が$38くらい。その後でeBayを見たら、その半額くらいの$20~$21位であるじゃあないですか!
で、ついつい、eBayで安物を買ってしまった。セラーは中国から出荷。一瞬「コピー商品かな?」とは思ったのですが、「せいぜいアクセス速度が遅いだけだろう。」と思ったのでした。
で、それが間違いのモト!
まずは、64GBのマイクロSDカードを、古い(数年前の)USBアダプターをPCに噛ましてPCからフォーマットしようとしたら、フォーマット後の容量が30GBしか成らないではないですか・・・
ここで「ハッ」と思い、「騙された」と思ってググッって調べたところ、え、何?・・・世の中には偽物(Fake)マイクロSDカードなるものが、存在するの?
ウブな筆者は、知らなかった。
【YouTube】Differences between a Counterfeit & Genuine SanDisk 64GB Micro SD Cards
“偽物マイクロSDカードに注意” の続きを読む
現在、各航空会社とも国際線チェックインではパスポートの提示が求められ、自動チェックイン機ではパスポートの写真ページのスキャンが必要です。
本日アップデートされたiOSおよびアンドロイド版のユナイテッド航空アプリでは、パスポートの写真をアプリからアップロード出来、国際線のチェックインが24時間前からオンラインで出来るようになりました。
これにより、ユナイテッド航空国際線旅客も、アメリカ国内線と同じように出発予定時刻の24時間前からオンラインでチェックインが出来、当日、空港でチェックインの列に並ばずに搭乗出来ます。
預かり荷物は、専用カウンターでオンラインチェックイン記録またはeチケット記録(番号)、そして、パスポートを提示して、簡潔に行うことが出来ます。
Wall Street Journalが約1時間前に報道したところによると、Sprint(ソフトバンク)は、アメリカ規制当局の「SprintによるT-Mobile US買収」反対意見がいまだに強いことから、同社のT-Mobile US買収計画を断念することに決めたようです。
【Wall Street Journal】Sprint Abandoning Pursuit of T-Mobile - 2014年8月5日
また、加入者純減が続いていることから、経営陣に何らかの変化が必要ということで、CEOの交代も早くて明日にでも発表されると報道しています。
Sprintのこの決断は、先週明らかにされたフランスIliad(イリアド)社によるT-Mobile US買収提案とは無関係とのことです。あくまでも米規制当局の反対意思が根強いことが、今回の決断の主原因であるとのことです。
また、T-Mobile USの親会社であるドイツテレコムは、Iliad社による買収提案は買収価格が低すぎるとして拒絶する予定ですが、この後、Iliad社がより良い条件を提示してくるか、DISH TV、China Mobile、America Movile、Comcastを含め他社がT-Mobile US買収提案を出してくるか、様子見の状態です。
昨日は青天の霹靂から、T-Mobile US買収に対するSprint(ソフトバンク)の競合相手がフランスのIliad(イリアド)社から出て、アメリカ許認可機関からの認可が難しいとされているSprint(ソフトバンク)/T-Mobile USの合併(買収)問題に一時的に陰りを与えた感じですが、今日はまたそのSprint(ソフトバンク)にダブルパンチの情報です。
SprintとT-Mobile USは来年開催予定の600MHz電波使用権競売に対して、その時点ではアメリカFCCおよびDoJによる合併(買収)審査が完了していないであろうという予想もあり、それぞれ独立に入札するには資金力も足りないため、合弁会社を設立して600MHz競売に望む計画であることが先月中ごろの報道でリークされていましたが、
SprintとT-Mobile USは2015年中頃予定の600MHz周波数入札を、合弁会社を設立して行う予定? – 2014年7月17日
本日のWall Street Journalの報道によれば、FCC委員長は携帯会社が合弁会社を作って電波使用権競売に参加することを禁止することを提案し、FCCは委員会でこの件の検討を行います。
【FCC Blog】Empowering Small Businesses – 2014年8月1日
【Wall Street Journal】FCC Seeks to Ban Joint Bids by Wireless Companies at Spectrum Auction :Move Appears Aimed at Discouraging a Sprint Bid for T-Mobile US – 2014年8月1日 (会員購読ページ)
【Seeking Alpha】FCC opposes Sprint/T-Mobile’s reported $10B spectrum play – 2014年8月1日
これは、Sprint(ソフトバンク)によるT-Mobile USの買収をFCCが敬遠するための行動とも読め、FCCの態度は年初より変わっておらず、明らかに買収に反対していることを示しているとも言えます。
フランスIliadのT-Mobile US買収提案は、その提案価格
● 全株の56.6%を1株あたり$33で現金購入、残りの43.4%は二社の相乗効果で一株あたり$40.50に評価される予定。平均、1株あたり$36.20。
を考えると、Sprint(ソフトバンク)が提案している1株あたり約$40よりも低く、T-Mobile USの67%の株を所有するドイツテレコムがこの提案をこのまま受け入れる可能性は低いと見られていますが、アメリカ許認可機関の認可が降りやすい相手であることを考えると、ドイツテレコムとしても全く無視することも出来ないと思われ、Iliadも今後、買収価格の交渉には応ずる可能性もあります。更に、対抗馬であるIliadの出現により、他の外国企業やアメリカ国内通信企業もT-Mobile US獲得に名乗り出る可能性もあり、ソフトバンク(・・・て言うよりも、孫さん個人)としても頭が痛いところでしょう。
アメリカのオバマ大統領は、先月上院および下院で満場一致で通過したSIMロック解除合法化法案(Unlocking Consumer Choice and Wireless Competition Act)に、本日2014年8月1日署名し、同法案は本日有効となります。
この法案は、3年ごとに行われる次回のアメリカ著作権法(DMCA)附表の改訂が予定されている2015年秋までの暫定法案ですが、多くの市民および上院・下院のプレッシャーを受けて、国会図書館(Library of Congress)が次回のDMCA附表改訂で携帯電話のSIMロック解除を再度違法化することは無いと予想されています。
今回の法案により、本日より、携帯電話のユーザー個人と、SIMロック解除業者は、「ユーザーがキャリアとの最低契約条件(または解約条件)を満たした後、キャリアの許可無く、携帯のSIMロックを解除すること」が合法となります。
しばらくの間はサードパーティー業者のSIMロック解除コード提供、あるいは、Factory Unlockサービスの公式再開、および、手数料がどのくらいになるか、様子を見ないといけないと思います。
同法はタブレット端末(とモバイル・ルーター?)のSIMロック解除に関しては、国会図書館(Library of Congress)が検討するように勧告していますが、今のところ「タブレット端末のSIMロック解除が、明らかに合法になった」とは言えません。もっとも、多くのユーザーが使用しているiPad/iPad MiniやNexus 7タブレットはもともとSIMロックフリーで販売されているため、特に大きな不便は無いと思われます。
【White House Blogサイト】Answering the Public’s Call – 2014年8月1日
ユナイテッド航空は既に2014年5月に一部の機内で、機内WiFiを経由して映画やTVが無料視聴できますが、
ユナイテッド航空がiOSアプリをアップデート、一部の機内WiFiで映画やTVが(やっと)無料視聴可能に – 2014年5月9日
デルタ航空の「Fly Delta」iOSアプリも本日アップデートされ、機内WiFi経由でiPadやiPhone/iPod Touchで映画やTVが視聴できるようになりました。サービスは「Delta Studio」と名付けられ、国際線、ファーストクラス、エコノミー・コンフォートクラスでは無料で視聴出来て、アメリカ国内線のエコノミークラスでは一部無料で「プレミアム・コンテンツ」は有料になります。
【9to5Mac】Delta’s iPad app now allows passengers to stream movies & TV shows during flights – 2014年8月1日
iPadによる機内TV/映画の提供はQuantasが2011年に提供開始し、現在、アメリカではハワイアン航空、サウスウェスト航空、ユナイテッド航空が提供しています。
Wall Street JournalやDow Jones誌によれば、フランスのIliad(イリアド)がT-Mobile USに対し、買収提案をプロポーズしたとのこと。
本日はT-Mobile USの四半期業績発表が先ほどニューヨーク市場オープン前にあったばかりですが、この速報はニューヨーク時間の正午前に速報として流れています。
このニュースでSprint(S)の株価は5%急降下、T-Mobile US(TMUS)の株価も急上昇し、一次、取引停止になっています。
イリアド社はフランス第4位のテレコム会社で、新進企業(起業)で、近年躍進的に伸びているようですが、どのようなファイナンスでT-Mobile USを買収するつもりなのか、わかりません。
ソフトバンク/Sprintは昨年12月からT-Mobile US買収を狙っていると言う噂が報道されていますが、長期間の噂だけで表面的な行動が伴わないと、このように「横取り」または「漁夫の利」を得ようとする企業が出てくることは、致し方ない事です。
【CNBC】France’s Iliad makes buyout offer for T-Mobile US: Report – 2014年7月31日
もう少し詳しい続報によると、
【Wall Street Journal】France’s Iliad Makes Bid for T-Mobile US : Bid Counters Earlier Offer From Sprint Corp. – 2014年7月31日
Iliad(イリアド)はT-Mobile USへの買収提案を1週間弱前にT-Mobile US役員会(Board)に提案済みであり、既に報道されている「Sprintによる、T-Mobile US一株あたり$40」での買収にカウンター(対抗)する提案だそうです。Iliadにとっては「これが世界最大のテレコム市場に参入する、唯一のチャンス」とみて、大胆な提案をして賭けに出ているようです。また、同社はアメリカ規制当局の認可に関しては、まったく問題が無いと見ているようです。
続々報:IliadがT-Mobile US買収提案提出を認める。
【Business Insider】France’s Iliad Confirms Offer For T-Mobile, Shares Spike – 2014年7月31日
続々々報:T-Mobile USの67%の株を所有するドイツ・テレコムは、Sprint(ソフトバンク)の買収提案を好んでいるとの情報。
【Seeking Alpha】DT reportedly likes Sprint’s bid better than Iliad’s – 2014年7月31日
無料で「月200分まで通話、500通までテキスト、500MBまでデータ通信」可能なサービスを提供しているSprintのMVNO、FreedomPopは、このサービスを本日よりSprint版のiPadやアンドロイドタブレットにも拡張して提供することを、発表しました。
【BGR】FreedomPop is about to turn any LTE tablet into a phone with free data, voice and texting – 2014年7月30日
FreedomPopの通話・テキストサービスは、同社の専用VoIPアプリを端末にインストールし、そのアプリ経由で行うため、Sprintの提供するWiMAXまたはLTE回線でデータ通信が出来れば、可能です。
FreedomPopは既に今年(2014年)4月にiOS版無料アプリも提供しており、一部の制限条件のもとに、回線契約を変えることなく、現在契約中のキャリアの回線でFreedomPopの無料サービスを体験できます。
無料通話/テキスト/データのFreedomPopが、iPhone 4/4s/5対応 – 2014年4月29日
このアプリを試して使い勝手に満足した人は、Sprint版のiPadやアンドロイドタブレット(もちろん、iPhone 4/4s/5とスマホもOK)の持込で、FreedomPopと「無料(月200分まで)通話・(月500通まで)テキスト・(500MBまで)データ通信」契約が出来るようになったわけです。
タブレットを主に自宅で使うものの、頻繁ではないにしても、時々外出したときに電話連絡もしたくなる、主婦のような顧客層には便利なサービスではないでしょうか。
FreedomPopは、留守電や、未使用分のデータ通信の翌月キャリーオーバー、そして、超過分の通話料・テキスト料金・データ通信料金、などを有料にして、それを収入源としています。
FreedomPopは現在はSprintの回線しか使っておらず、FreedomPopのサービスに加入するにはSprintブランドの端末が必要です。しかし、米国外からの旅行者などを対象にしてサービスを拡張する計画もあり、AT&TまたはT-Mobile USの回線を使ったサービスも視野に入れて、キャリアと交渉中だと言うことです。
Verizonがポストペイド「データ使い放題」加入者のトップ5%のヘビーユーザーに、当月締め日までと翌月のネットワークアクセス規制を2014年10月1日から開始する予定であることは、3日前に書きました。
VerizonがヘビーユーザーにLTEネットワークアクセス規制を2014年10月1日から開始。ただし「データ使い放題ユーザー」のみ – 2014年7月27日
FCC委員長Tom Wheeler氏はこれに対し、本日、「遺憾の意」を表明しました。
【CNet】FCC chairman puts Verizon in hot seat over new throttling policy – 2014年7月30日
問題は、
● Verizonは700MHz Band 13 LTE使用ライセンスの認可を受ける際に、「エンド・ユーザーのアクセスを規制したり、制限したり、拒否しない」という条件を受け入れて、電波使用権の認可を受けたことにあります。
“open platform rules,” which prohibits the company from denying, limiting, or restricting the ability of end users to access applications of their choosing on a network using this sliver of spectrum.
この問題は以前にも発覚しており、この条件のためにVerizonはiPhone 5/5S/5CなどのLTE対応端末を販売時からSIMロックフリーで販売しているほか、LTE対応iPhone/アンドロイドスマホでのテザリングも禁止や追加料金徴収が出来ません。
今回も、「特定のユーザーだけをLTEのネットワークアクセス規制するのは、LTE 700MHz使用ライセンスの条件に違反する」というのが、FCCの言い分です。
Sprintなどもネットワークアクセス規制を既に行っていますが、Verizon以外はLTE電波使用権認可に同様の条件が付いていなかったので、問題になりません。
また、ネットワークのキャパシティを充分に用意するのはキャリア側の責任であり、ユーザーがペナルティを受けるべきではないことも、FCC委員長は示唆しています。
さて、Verizonは今回はFCCのこの反対意見に、どう出てくるのでしょう?
Sprintのプリペイド子会社であるVirgin Mobile USAは、本日新プランを発表しました。
このプランは、Walmartで購入したVirgin Mobile USAのスマホでのみ加入できるようです。
このプランに加入できるスマホは、最初は
● ZTE Emblem、$79.88
● LG pulse、$99.88
● LG Unify、$129.88
の3機種に限られます。
新プランは「Virgin Mobile Custom」プランと呼ばれ、基本月料金は
● 月$6.98で、通話20分、および、テキスト20通まで使用可能。
SprintのMVNOであるTingは月$6加入料(通話0分、テキスト0通)+最低$3(通話100分まで、または、テキスト100通まで)で使用可能なプランを提供していますが、「通話・テキスト可能で月$6.98」は、例の「アメリカで最も安い月料金」と宣伝している日系プリペイド(クレジットカード後追い請求)よりも安くなります。
“Sprintのプリペイド子会社Virgin Mobile USAが、カスタマイズできるプリペイドプランを2014年8月9日よりWalmart経由で開始。” の続きを読む
Sprintは今朝、ニューヨーク市場オープン前に暦年2014年第2四半期(2014年4月~6月)の業績を発表しました。
【Sprint】Sprint Reports Results for First Fiscal Quarter of 2014 – 2014年7月30日
Sprintは今年より親会社のソフトバンクと会計年度期間を合わせることになりましたので、「暦年2014年第2四半期」は、同社の会計年度では「2014年第1四半期」(ソフトバンク式には「2015年度第1四半期」?)となります。
● ポストペイド契約の加入者純減は、18万1000件
● プリペイド契約の加入者純減は、54万2000件(主に低所得者向けプリペイドサービスAssurance Wirelessで、一年毎の更新時に「低所得」資格が無くなった加入者が多かったため。)
● MVNOは50万3000件純増
- 総加入者純減は22万件(前期は38万3000件で、前期より純減は少なくなっている。)
2014年6月末現在の加入者総数は5300万件。
● 加入者純減にもかかわらず、人員削減などの経費削減が功を奏し、過去7年間で最高の純利益2300万ドル。
● 3Gネットワークメインテナンス(アップグレード)は、ほぼ完了。
● LTEは488都市、人口カバーで2億5400万人(人口カバー率で80.9%)
● 800MHz FD-LTE、1900MHz FD-LTE、2.5GHz TD-LTEの3周波数帯域を自動的に切り替える(キャリア・アグリゲーションはない)Sparkが利用できる都市は、27都市に増加。
● CAPEX(設備投資)は前期(10億5700万ドル)よりは増えて14億1600万ドルになっていることは好ましいものの、前年同期の18億9700万ドルは少なく、ソフトバンクがSprint買収時に約束した「今後2年間、年間80億ドル(四半期ペースで20億ドル)設備投資する」よりははるかに少なく、まだまだSprintのネットワーク設備投資は遅れていると言えると思います。(実際、デンバー郊外の我が家では、まだSprintのLTEが開始されていません。)
(2014年)8月も近くなって、そろそろこの話にも決着がつくかと思っていたところ・・・
ロイターの本日のニュースによれば、「SprintのT-Mobile US買収発表」は(2014年)9月までは無いだろうと言うことです。
【Reuters】Sprint, T-Mobile merger not expected before September: sources – 2014年7月29日
匿名情報筋によれば、ソフトバンクとドイツテレコムは、アメリカ規制当局である法務省とFCC(連邦通信委員会)による買収(合併)反対や疑惑の意見にも負けないような主張を準備していると言うことで、この準備に時間が掛かっているため、当初予想されていた(2014年)8月には発表はされないようです。
ソフトバンクが買収したSprintが、T-Mobile USを更に買収したい意向であるという情報は2013年12月にWall Street Journalによって漏洩され、それから早くも8ヶ月が経とうとしています。そろそろこの問題にも決着を見たいところです。
スマホでホテルにチェックインとか、部屋のロックを開ける企画は、既に他のホテルでも小規模に始まりつつありますが、・・・
スマホで予約・チェックイン・チェックアウト・空調制御・テレビチャンネル変更・食事注文が出来るスマートホテルが、2014年秋に誕生 – 2013年7月3日
Hilton Hotelが同様な技術を、同社の世界の4000ホテルに展開する予定だそうです。
【Wall Street Journal】Hilton Books Upgraded Technology – 2014年7月27日 (会員登録要)
【CNet】Hilton to replace hotel room keys with smartphones – 2014年7月28日
Hilton Hotelは5億5000万ドルをアップグレードに費やし、iPhone/アンドロイドアプリをアップデートし、2014年末までにはアプリで部屋を選択し、チェックインできる機能を提供する予定だそうです。
さらに2015年からはiPhone/アンドロイドのアプリを使用して部屋のロックを開け閉めできる機能をアメリカ国内のHilton Hotelから順次提供し、ホテルに到着したら、好みの部屋を自分で選んで、そのまま部屋に直行することが出来るようになるそうです。この技術は2016年末までに世界中のHilton Hotelで利用できるようになるそうです。
セキュリティの理由から、Hilton Hotelは自社専用技術を開発中と言うことです。
これが普及すると、ホテルの部屋にスマホを絶対に忘れてはいけなくなりますね。
Sprintとそのプリペイド子会社(Virgin Mobile USA、Boost Mobile)は2014年6月1日から、データ使用量の多いユーザー(トップ5%)に対して、規制条件に達してから当月の締め日までと翌月の、回線混雑時にデータ通信速度が落ちる「ネットワークアクセス規制」を実行しています。
Sprintと、そのプリペイド子会社のネットワークアクセス規制ルールが、2014年6月1日から実施されます。 – 2014年5月9日
Verizonも同様のネットワークアクセス規制を2014年10月1日からLTEデータ通信に対して行うことを昨日発表しています。
ただし、Verizonは同様のネットワークアクセス規制を3G通信ですでに3年前から行っているそうです。
また、このネットワークアクセス規制の対象となるユーザーは、現在は新規契約できない、旧「データ通信使い放題」プランに加入しているユーザーのみが対象です。
【Verizon】Network Optimization Practices for Customers with Unlimited Data Plans
Verizonの発表によると、この旧「データ通信使い放題」プランに加入しているユーザーは、2014年6月末現在でまだ総加入者の22%(BGR誌推測)かそれ以下(Verizon主張)の加入者がいるそうです。
【BGR】Are you a Verizon customer with unlimited data? Get ready to be throttled – 2014年7月25日
ネットワークアクセス規制対象になるのは
● データ通信使用量が上位5%のユーザー(2014年3月現在の基準では、月4.7GB以上のデータ使用)
● 「データ通信使い放題」プランに加入しているユーザー
● 2年契約を過ぎているユーザー
● 規制条件が満たされた翌月、回線アクセスが混雑している基地局をアクセスした時
そもそも、このサイトの読者でまだVerizonの「データ通信使い放題(Unlimited Data)」に加入している人は、いるの?
2014年7月24日より加入を開始しているVerizonのポストペイド契約者向けポイントプログラム、Verizon Smart Rewards
Verizonがポストペイド携帯契約者向けに、2014年7月24日よりポイント・プログラムを開始 – 2014年7月22日
に加入してみました。
iPhone(アンドロイドも?)のアプリ「My Verizon」でも加入できるはずですが、最新版にアップデートしてから加入してください。
筆者は昨日、Smart Rewardsに加入して見ようと思った時点では、まだ最新版にアップデートしていなかったことに気付かず、アプリで加入できなかったので、PCで加入しました。
PCで加入後、iPhoneのアプリが最新版でないことに気がつきました。
PC/ブラウザーで
http://www.verizonwireless.com/ または http://www.vzw.com/
にアクセスします。
電話番号、または、ログインIDでMyVerizonにサインインします。
まだMyVerizonに登録していない人は、「Register」をクリックして、必要な手続きをしてMyVerizonに登録します。
“Verizon Smart Rewardsポイント・プログラムに加入してみた。” の続きを読む
2014年2月25日に下院で賛成多数で通過したものの、「(中古携帯再販のために)バルクSIMロック解除」の許可、と「(SIMロック解除を自分で出来るノウハウを持っていない人のために)SIMロック解除代行業者」の許可、を盛り込んでいないということで消費者保護団体や中古携帯業者からの反対を受け、
アメリカ下院が、SIMロック解除許可法案を可決。しかし、・・・ – 2014年2月26日
下院と上院の委員会同士で妥協案を模索した後、先週、修正案が上院を満場一致で通過したアメリカのSIMロック解除合法化法案ですが、
アメリカの携帯電話SIMロック解除合法化法案、その後 – 2014年6月25日
アメリカのSIMロック解除合法化法案が、上院を通過 – 2014年7月17日
議会が2014年8月2日より9月7日まで夏休み休暇に入る1週間前の本日、その修正案が下院で満場一致で通過しました。
【Engadget】Cellphone unlocking bill passes through the House, heads to the Oval Office – 2014年7月25日
これにより、アメリカのSIMロック解除合法化法案は、あとは大統領が署名をすれば立法化されます。
おそらく、来週中には法案が発効されるでしょう。
今回、両議会を通過した法律は1年間有効で、来年2015年には今回の問題の発端となったアメリカ著作権法(DMCA、Digital Millennium Copyright Act)の附表の3年毎の改訂の年になり、DMCAのほうでSIMロック解除の合法性が問われます。しかし、今回の多数の消費者の声や、両議会の超党派でのSIMロック解除合法化賛成の声を汲んで、SIMロック解除がDMCA(著作権法)で再び違法になることは無いと予想されています。
追記:
今夕、大統領は、この法案に署名することを発表しています。
1年半前に11万人以上の市民が大統領への嘆願ウェブサイトに署名して実現した法案だけに、おそらく、週明けぐらいにTVなどの前で大々的に署名式を行うのではないでしょうか?
【DroidLife】Obama to Sign Bill Making Phone Unlocking Legal – 2014年7月25日
AT&Tの2014年第2四半期業績は、本日のNY株式市場終了直後に発表されました。
携帯事業部門ではAT&Tは2014年第2四半期に
● ポストペイド契約タブレットは、36万6000回線純増。
● 期間内のポストペイド契約携帯(スマホ、フィーチャーフォン)は、70万7000回線の増加。
● プリペイド契約は40万5000回線減・・・これは、主にiPadなどタブレットのプリペイド契約者が、データ共有プランを利用してポストペイド契約に変わったことが大きな原因との話。
● 合計、102万6000回線純増。(卸やIoTを含む。)
“AT&Tの2014年第2四半期業績発表、102万6000回線純増” の続きを読む
この記事を書くと、きっと通訳エージェントさんには嫌われること間違い無いですね。(笑)
「通訳料金が高い」と思っている方が多いようですが、一度、この件をよく考察してみましょう。
ちなみに、ここでは主にアメリカに住んでいる日本語通訳者を対象にして考察します。
■1.通訳者の仕事の量と、生活を考える
まず、そもそも、通訳者が一ヶ月にどのくらい通訳の仕事をするかを考えましょう。
通訳のような仕事は、通訳者と、それを利用する側(クライアント)の日程(スケジュール)が合わないと、成約になりません。
日本がバブルで、日本企業による訪米視察が頻繁にあった1990年代前半は、アメリカでの日本語通訳者ニーズも高く、1回の視察が10日から2週間あり、その間、通訳者も訪問団と一緒に訪問地を転々として一緒に行動していました。このころであれば、希望すれば月の半分は通訳の仕事で埋めることも可能、という状況でした。
当時(1990年代前半)、税込みで月5000ドルの収入を得ようと思えば、1ヶ月のうち半分(10日間)が通訳者の実稼働時間だとして、1日500ドルの実収入があれば、通訳者は生活できたことになります。
現在は、日本企業は通訳者を現地で探す傾向にあります。依頼する日本企業としては、通訳者のホテル代とか航空運賃を払いたくないんですよね。そんな実経費で節約しようと言う腹です。
通訳者の専門分野は、2の次です。
たとえば、「ここ(デンバー)へ来る前にダラスでIT企業を訪問したのだが、通訳の方が主婦のような方で、業界を良く知らなかった。あなたは、大丈夫でしょうか?」って心配そうに筆者に聞いてきます。それとか、ラスベガスの展示会で1~2日現地通訳を使った後、「やっぱり、ITの分野って、常時(毎年)その分野の最新の情報を追っていないと、通訳は難しいですね。」とか。
筆者はIT分野で30年近く現役で働いています(今は、「いました」と過去形かな?)し、IT関係の通訳をそれなりの数、毎年定期的にすれば、最先端の技術情報も回を重ねるごとに通訳を通して自然に得られます。
したがって、翌年や次回の通訳も、前年/前回の知識を生かした通訳が出来ます。
“(アメリカの)通訳料は、どのくらい?” の続きを読む
はい、2014年第2四半期業績発表シーズンの開始です。
Verizonは本日、2014年第2四半期業績を発表しました。
その中で携帯事業では、
● ポストペイド契約タブレットは、$10で既存ポストペイド契約に追加できるため、115万回線の大幅に増加。
● 期間内のポストペイド契約携帯(スマホ、フィーチャーフォン)は、30万4000回線の増加。
● 合計、140万回線純増。
● 2014年6月末現在の携帯加入回線数は1億460万回線。
- うち、ポストペイド契約は9860万回線で、前年同時期比4.6%増。
● 2014年6月末現在の携帯加入アカウント数は3520万アカウント。
- 前年同時期比0.7%増。
- 1アカウント平均、2.8回線契約。 この数字は、前年同時期比3.7%増。
● 全ポストペイド携帯契約のうち、スマートフォンは75%。
- 前期の72%より3ポイント増。
● AWS Band 4のLTE(XLTE)は、全米350マーケット(都市・地域)で利用可能に拡大。(Verizonは、全米全体を約500マーケットに分割しています。)
【BGR】Verizon reports solid Q2 results as tablets offset slowing smartphone sales – 2014年7月22日
“Verizonの2014年第2四半期業績発表、主にタブレットを中心にポストペイド140万回線純増” の続きを読む
早く「一日観光案内」「近隣ショッピング案内」「レストラン案内」「業種別お店巡り案内」とか書きたいと、心は焦っているのですが、まずは空港周りを済ませましょう。
デンバー国際空港でチェックインをして、アメリカ国内他都市、または、海外へ飛び立つ場合の手順です。
その前に、これまでのところ、
● デンバー国際空港への国際線到着、および、国際線から国内線への乗り継ぎ手順は、こちら
デンバー国際空港、利用案内:(1)国際線到着と国内線乗り継ぎ – 2014年7月15日
● デンバー国際空港での国内線到着から国内線出発への乗り継ぎ、国内線到着から国際線出発への乗り継ぎ手順は、こちら
デンバー国際空港、利用案内:(2)国内線乗り継ぎ、国際線出発への乗り継ぎ – 2014年7月22日
です。
まずはタクシー、空港シャトル、公共バス、自家用車などで、デンバー空港に到着します。
デンバーダウンタウンから空港までは通常は30分。朝夕の通勤時間帯は1時間かそれ以上掛かることがあります。
ボルダーからは45分から1時間掛かります。通勤時間帯は、空いている有料高速道路のNorthWest Parkway/E470を使用することをお勧めします。有料道路料金は、$6.90(EasyPassは$6.20)です。
また、空港へは出発の1時間半から2時間前に到着することをお勧めします。それは、セキュリティの列が混むことがあるからです。
充分余裕を持って、空港へ向かってください。
最近、デンバー国際空港では隣接するホテルの建設と、市内までの電車の線路を建設するため、車両のアクセスが規制されています。
出発客を乗せたタクシー、自家用車、などは、建物の6階にあたる出発ロビー(チェックインロビー)レベルにアクセスできます。
到着客の自家用車でのピックアップは、建物の4階にあたる、到着ロビー(5階)のひとつ下になります。5階の荷物ピックアップターンテーブルエリアからエスカレーターで4階に降ります。
“デンバー国際空港、利用案内:(3)国内線・国際線、チェックイン(出発)” の続きを読む
デンバーは地ビールの種類が沢山あります。
とあるサイトには、デンバーでは一日200種類ものビールが製造され、販売されている、と書いてありました。
毎年10月には世界最大のビール展示会、「Great American Beer Festival」がデンバーダウンタウンのコンベンションセンター(Colorado Convention Center)で3日間開催されます。2013年は624のビール醸造所から、3142のビール(種類)が、展示されました。
【Great American Beer Festival】ホームページ
このイベントは、デンバーの郊外のボルダーに本部がある「Brewers Association(ビール醸造会社協会)」
【Brewers Association】ホームページ
が1982年から開催しているもので、もともとはボルダーのMillenium Hotelで開催され、規模が大きくなったのでその後、デンバーのコンベンションセンターに移ったものです。
入場者は$65~$80の1日チケット(日付指定)を事前購入して、入場時にグラスを貰い、展示場内の約2800のビールを飲み放題できます。ただし、例年、チケットは数分~数日で売り切れます。(年による。)また、Brewers Associationと、同協会がスポンサーをしているAmerican Homebrewers Association(家庭ビール醸造者協会)
【American Homebrewers Association】ホームページ
の年会費を払っている会員は一般よりも一日早くチケットを購入することが出来るため、この時のためにだけ年会費$43(生涯メンバーは$700)を払ってAmerican Homebrewers Associationのメンバーになる人もいます。
そういう理由から、デンバーやその周辺都市には地ビール製造業者(Micro Brewery)やパブが沢山あり、ひとつのパブ内で数種類~10種類以上の味の地ビールを楽しむことが出来ます。
以下に、デンバーダウンタウン周辺のいくつかをリストしてみました。
ちなみに、各パブには軽食やハンバーガーもメニューにありますので、日本人の胃の大きさなら、夕食も一緒にパブで充分に間に合います。
“デンバーはビールの種類が豊富” の続きを読む
先週、デンバー国際空港への国際線到着、および、国際線から国内線への乗り継ぎ手順を書きました。
デンバー国際空港、利用案内:(1)国際線到着と国内線乗り継ぎ – 2014年7月15日
また、デンバー国際空港で国内線および国際線にチェックイン(出発)する手順も書きました。
デンバー国際空港、利用案内:(3)国内線・国際線、チェックイン(出発) – 2014年7月23日
今日は簡単なところで、国内線乗継のみの手順を書きます。
デンバー国際空港はユナイテッド航空の大きなハブ空港なので、ユナイテッドや全日空で西海岸へ到着した場合にも、そこから他空港への移動で乗り継ぎで利用される人も多いようです。
デンバー国際空港は、(Wikipediaによると・・・)
● 広さではアメリカで一番(面積は140平方キロメートル)
● 利用客数では世界で15番目(2013年は、年間5255万6359人)
● 離着陸数では世界で5番目(2010年に、年間63万5000機以上)
そして、ロッキー山脈の東麓の海抜1600メートルの「平地」に位置しています。
空港は、デンバー市内から北東へ車で約30分の距離にあります。
現在は市内への交通はタクシー、空港シャトル(SuperShuttle、など)、公共のRTDバス(デンバー市内へは、電車Aライン)、2016年4月22日からは公共のRTD電車(Aライン、片道$9)があります。
“デンバー国際空港、利用案内:(2)国内線乗り継ぎ、国際線出発への乗り継ぎ” の続きを読む
Verizonはポストペイド携帯契約者向けにロイヤリティ・プログラムをすでに一部の地域でテスト運用を開始していましたが、今週木曜日(2014年7月24日)から全米で展開します。
このプログラムの名称は、Smart Rewardsと呼ばれます。
ロイヤリティ・プログラムの参加することで、MyVerizonに登録したり、毎月の請求書の支払いごとにポイントが溜まります。
ロイヤリティ・プログラムに登録するだけで、1万ポイントが与えられます。
ポイントは、200以上のブランド製品を最大40%割引で購入するのに使用できたり、地元のレストランや店舗、ホテル宿泊の割引に利用できます。また、Verizonのギフトカードにも交換できるようです。
アメリカの携帯業界ではSprintが長くロイヤリティ・プログラムを実施していましたが、資金難に陥ったSprintは数年前に同社のロイヤリティ・プログラムを終了しています。
VerizonのSmart Rewardsロイヤリティ・プログラムに参加するには、Verizon Selects広告プログラムへの参加も必要で、カスタマイズされた広告を受信したり、配信された広告に対する反応を分析されることに同意しなければなりません。
数日後に開始されれば、さらに具体的な詳細が判明すると思います。
【Yahoo! Finance】Verizon launches rewards program with tracking – 2014年7月21日
【FierceWireless】Verizon takes Smart Rewards customer loyalty program nationwide – 2014年7月21日