T-Mobile USのVoLTEが、サンフランシスコ、フリーモントでも開始


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T-Mobile USのVoLTEがサンフランシスコと、サンフランシスコ湾東南側のフリーモント(Freemont)でも開始されたようです。
T-Mobile USのCEOのJohn Legere氏は昨日、ツィ一ターで以下のようなメッセージを流していましたが、本日(2014年6月6日)、実際にユーザーやメディアによって確認されています。

2014年5月22日からサービス開始されたT-Mobile USのVoLTEは、これで、少なくとも以下の6都市(地域)で開始されています。
● シアトル
● ダラス
● ニューヨークシティ
● シカゴ
● ヒューストン
● サンフランシスコとベイエリア

現在サポートされている端末は、
● Galaxy Note 3
● LG G Flex
● Galaxy Light
のみです。

Sprintと違って、いったん開始したら行動力の早いT-Mobile USは、ともかく安心して見ていられます。
2G GSM 1900MHzエリアのLTE化のアップデート情報は最近聞かないけど、どこまで進んでいるのかな?

【TmoNews】Legere teases VoLTE in SF, further sightings in Fremont, Cal – 2014年6月6日
【DroidLife】T-Mobile VoLTE is Live in San Francisco – 2014年6月6日

SprintがT-Mobile USを買収する際の株価に、ソフトバンクとドイツテレコムがほぼ同意


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Bloomberg誌が本日遅くに報道した内容によると、
【Bloomberg】Sprint, T-Mobile Said Near Accord on Price, Termination Fee - 2014年6月4日
【CNBC】Sprint close to agreement on terms to buy T-Mobile -report - 2014年6月4日
Sprintの親会社のソフトバンクと、T-Mobile USの親会社のドイツテレコムは、SprintがT-Mobile USを買収する際の株価にほぼ同意したとのことです。Sprint/ソフトバンクはT-Mobile US株1株あたり$30台後半、ドイツテレコムは最低$40を要求していましたが、暫定的に同意した額は1株約$40弱(almost $40)と報道されており、ドイツテレコム側の主張が通った形になります。この額は、本日のニューヨーク証券市場の終値$34.28を約17%上回ります。
買収総額は約310億ドルになります。

また、Sprintはこのうち50%をT-Mobile US株主にキャッシュで、残りを新会社の株に交換することで合意したようです。
T-Mobile USにはこれとは別に約145億ドルの負債があり、55億ドルのキャッシュを保有しています。

これらを加えると、SprintのT-Mobile買収額は約400億ドルになり、Sprintは約245億ドル(約2兆5000億円)~300億ドル(約3兆円)の買収資金を必要とします。(約155億ドルは新株の発行。)

これが実現すると、ドイツテレコムは新会社の約15%株主となります。

まだ未決着の内容は
● 合併後の経営体制(現T-Mobile USのCEOのJohn Legere氏とその経営チームが新会社経営の主導権を持つ案が有力、と報道されています。)
● アメリカ規制当局の反対にあってこの買収が認可されなかった場合の違約金(Breakup Fee)の額(ドイツテレコムは30億ドルを要求し、ソフトバンクは10億ドルの支払いを容認しているようです。一部の報道では、10億ドルで合意済みとの報道もあります。)
のようです。

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T-Mobile USのVoLTEが、ダラス、ニューヨークシティ、シカゴ、ヒューストンでも開始


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T-Mobile USは2014年5月22日から本社のあるシアトル地域でVoLTEサービスを開始しましたが、
T-Mobile USがシアトルでVoLTEを本日より開始 – 2014年5月23日
今週初めにはダラスとニューヨークシティ、そして、今日はシカゴとヒューストンでもVoLTEが開始されていることがユーザーからの報告でわかりました。
【TMoNews】VoLTE spotted in Chicago and Houston – 2014年6月4日

T-Mobile USのVoLTEサービスは現在
● Galaxy Note 3
● LG G Flex
● Galaxy Light
で対応されています。

上記対応スマホを持っていて、VoLTE対応地域に住んでいる人は、次のようにしてVoLTEを使っているかどうかがわかります:
● 通常、VoLTEを経由せずに音声通話を使うときは、キャリア信号表示が「2G/Edge(E)」や「3G/HSPA+(H+)」に変わりますが、VoLTEを使っているときはキャリア信号もLTEのままで変わりません。

カナダのRogersもiOS 8のWiFi Calling機能に対応


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おとといiOS 8の発表後に明らかになったWiFi Calling機能ですが、T-Mobile USに続いて
T-Mobile USのWiFi Callingが今秋リリースのiOS 8で実現予定 – 2014年6月3日
カナダのRogersがiOS 8でWiFi Callingをサポートすることがわかりました。
【iPhone in Canada】Rogers Confirms It Will Support New iOS 8 Wi-Fi Calling Feature – 2014年6月3日
【iMore】Rogers confirms Wi-Fi calling coming to their iPhones in iOS 8 – 2014年6月3日

WiFi CallingとはT-Mobile USが2007年から一部のアンドロイド携帯およびWindows Phoneで提供しているもので、携帯電波のほかに、WiFiさえ繋がっていれば、契約している国内で音声通話の発着信をしているように使える機能です。料金は、携帯キャリアとの国内通信料金や通話契約が適用されます。
アメリカではポストペイド契約でも2012年から「国内通話かけ放題」が一般的となっています(プリペイド契約ではもっと前からなっている。)ので、「かけ放題プラン」でこのWiFi Callingを利用すれば、
● 契約自国内の携帯電波の届きにくいところでも、WiFiさえ繋がっていれば携帯が発信できるだけでなく、着信も受けられるし、無料
● 海外に旅行や一時的に生活した場合にも、WiFiさえ繋がっていれば、契約自国内での国内通話として発信できるだけでなく、着信も受けられるし、「かけ放題プラン」ならば無料
となります。

2014年3月17日から「Line電話」がLineアプリから世界の固定電話へ携帯電話へ格安で発信できるサービスを提供していますが、WiFi Callingサービスが世界の多くのキャリアに普及すれば、「かけ放題プラン」にさえ加入していれば追加料金が不要で契約自国の電話番号に発信できるWiFi Callingサービスは、(契約自国の電話番号へのみですが・・・)メリットがあります。
※  契約自国以外の電話番号への発信は、WiFi Callingでは自国から国際電話へする形になります。

また「Line電話」アプリでは「自分の電話番号」に掛かってきた電話を着信することは出来ませんが、WiFi Callingは自国外で着信を受ける際に国際通話ローミング料金の追加無しで、通話が受けられます。「かけ放題」プランに加入していれば、WiFi Calling機能を使えば海外でも無料で着信を受けられることになります。

【iMore】iOS 8’s “one more thing” that Apple didn’t have time to announce at WWDC – 2014年6月2日

T-Mobile USのWiFi Callingが今秋リリースのiOS 8で実現予定


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WiFi Callingの簡単な理論的説明と使い方は、
iOS 8で採用予定のWiFi Callingの解説と、使い方 – 2014年6月8日
参照。


T-Mobile USは一部のアンドロイドスマートフォンで2007年からWiFi Callingを提供しており、携帯電波が圏外であってもWiFiさえ繋がっていればいれば、WiFi Callingアプリを使って通常の携帯電話網に繋がるようになっています。これにより、携帯電波の繋がりにくい場所や、アメリカ国外からでも、WiFiさえ繋がっていればアメリカ国内で電話を掛けているように使用できます。(通話/SMSテキスト料金も、アメリカ国内料金適用で発着信できます。加入しているアメリカ国内通話プランが「かけ放題」であれば、アメリカ国内・国外でWiFi経由で発信・着信した通話には超過料金は請求されません。)
WiFi Callingは他のVoIPアプリと違って、電話番号は携帯(SIM)の電話番号がそのままトランスペアレントに使用出来て、WiFi経由で通話の発信・着信、テキストの送受信が出来ます。また、相手は通常の(WiFiでない)携帯回線に繋がった携帯や、固定回線の電話でも構いません。

残念ながらWiFi Callingがプリインストールされているアンドロイド携帯は、初期では限られておりました。

また、iPhoneに関してはこれまでWiFi Callingアプリが提供されていませんでした。

本日アップルのWWDCで発表されたiOS 8(今秋リリース予定)では、このWiFi Calling機能がOSに含まれていることをT-Mobile USは確認しました。
iPhoneユーザーはiOS 8のWiFi Calling機能を有効にするだけで、この機能が使用できます。
【9to5Mac】T-Mobile confirms WiFi calling arriving for iPhone users with iOS 8 – 2014年6月2日

ただし、おそらく、キャリアプロファイルで、対応しているキャリアのみがWiFi Callingボタンが表示されるのではないかと思います。
アメリカではT-Mobile USの他、Sprintが2014年2月21日よりSamsung Galaxy MegaとSamsung Galaxy S4 Mini、その後4月9日よりSamsung Galaxy S4 でWiFi Callingを提供しています。
【Sprint】Sprint Launches Wi-Fi Calling – Expanding Voice and Messaging Coverage – 2014年6月2日

AT&TとVerizonはWiFi Calling機能をまだ提供していません。

【iMore】iOS 8’s “one more thing” that Apple didn’t have time to announce at WWDC – 2014年6月2日

アメリカ、キャリアごとのiPhoneのAPN設定の可否


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ドコモがiPadを発売開始するのでiPadのキャリアプロファイルが更新され、一部のドコモMVNOのAPN設定が出来なくなったため、テザリングが出来なくなったというニュースが出てますね。

そこで、アメリカのキャリアの状況を調べてみました。

筆者の経験的な理解では、iOS端末のキャリアプロファイルは、挿入したSIMのMCC/MNC(Mobile Country Code、Mobile Network Code)で決まってくると認識しています。
つまり、挿入したSIMのキャリアの「国と、キャリアコード」で、iOS端末のどのキャリアプロファイルが選択されるか決まります。
たとえば、

MCC
Mobile Country Code
MNC
Mobile Network Code
キャリアプロファイル名
数字は現在のバージョン
AT&T 310 410 AT&T 16.0
T-Mobile US 310 260 T-Mobile 16.1
Verizon(LTE) 311 480 Verizon 16.0
Sprint(LTE) 310 120 Sprint 16.0
ドコモ 440 10 ドコモ 16.0
ソフトバンク 440 20 ソフトバンクモバイル 16.1
KDDI au(LTE) 440 50 KDDI 16.1
KDDI au(CDMA2000) 454 04 3 16.0
3=Hutchison Telecom(香港)

そしてMVNOのSIMは、使用している回線業者のMCC/MNCを使用していますから、ドコモのMVNOなら、全てドコモのキャリアプロファイルを使用します。
各キャリアごとのキャリアプロファイルには、APNのデフォルト設定や、通信関係の選択ボタンの有無は表示などが指定されています。

もし、アップルの公式通信業者ではないSIMを挿入すると、ジェネリックの「Carrier Lab」キャリアプロファイルが選択され、APNなどの設定は手動で入力しなければなりません。

さて、アップルの公式通信業者になった場合には、その公式キャリアプロファイルにどのような違いがあるのでしょうか?

※ 以下、iPadでも状況は同じですが、今、急ぎのため、iPhoneで検証します。帰宅してから時間があれば、iPadの状況も追加します。

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ZIP SIM(旧Ready SIM)のトップアップ手順


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ZIP SIM(旧Ready SIM)が2014年4月初めからトップアップが可能になり、継続使用が可能になりましたが、
ZIP SIM(旧Ready SIM)が継続使用可能になった。 – 2014年4月12日
その手順を事前に知りたい人のために、ここに記録します。

● ZIP SIM(旧Ready SIM)を継続使用のためにトップアップする場合には、
 - ZIP SIM(旧Ready SIM)がアクティベートされて、使用期間中であること
または
 - ZIP SIM(旧Ready SIM)の使用期限が切れて72時間以内であること
である必要があります。ZIP SIM(旧Ready SIM)を使用開始(アクティベート)する前にはトップアップは出来ません。
● トップアップ(トップアップする前のSIM)は、通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)でも、データ通信専用プランSIMでも、どちらでも可能です。
● ただし、トップアップで追加出来るプランは、7日、14日、21日、30日の通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)プランのみです。
 - データ専用SIMでトップアップすると、通話も可能な通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)プランになります。(Akiさん、報告ありがとうございます。)
● トップアップ時に新たなプラン(7日、14日、21日、30日)を自分で選択できます。
 - 購入した時の通信プランと同じである必要はありません。
● トップアップした際の新しい有効期限は、
 - 使用期限が切れる前にトップアップした場合には、トップアップした時点から数えて、残りの日数+新しいプラン日数
 - 使用期限が切れた後、72時間以内にトップアップした場合には、トップアップした時点から数えて、新しいプラン日数
● トップアップした際の新しいデータ容量は、
 - 新しいトップアップ通信プランのデータ通信容量 (これまでのプランでの未使用分残量は、トップアップ時点で無くなります=ゼロにリセットされます。)

トップアップは、ブラウザーで
【ZIP SIM(旧Ready SIM)】ZIP SIM(旧Ready SIM)ホームページ
にアクセスし、画面上部のメニューで「TOP UP」をクリックします。ブラウザーは、ZIP SIM(旧Ready SIM)の挿入されている端末から起動する必要はありません。PCのブラウザーでも構いません。

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