T-Mobile USが、ポストペイド(Simple Choice)通信料金とデータ通信量を改訂。プリペイドも追随か。


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T-Mobile USは昨夕、ポストペイド契約であるSimple Choiceプランのデータ通信量を改訂し、高速通信無制限オプションの価格を改定することを発表しました。新価格/データ通信量は、2014年3月23日より有効です。
【T-Mobile Blog】It All Started with Simple Choice. And With Today’s Updates, it Just Keeps Getting Better. – 2014年3月7日

通信プラン 現行料金/データ通信量 2014年3月23日よりの
新料金/データ通信量
Simple Choice $50/Monthプラン
アメリカ国内通話・テキストは使い放題
月$50
500MBまでLTE
500MB以上は2G速度で使い放題
テザリング500MBまで可能
(2014年3月22日までの加入者は、何もしないと以下のプランに改訂)
月$50
1GBまでLTE
1GB以上は2G速度で使い放題
テザリング1GBまで可能

備考:2014年4月1日より米国外へのSMS/MMSが無料になる

Simple Choice $60/Monthプラン
アメリカ国内通話・テキストは使い放題
月$60
2.5GBまでLTE
2.5GB以上は2G速度で使い放題
テザリング2.5GBまで可能
(2014年3月22日までの加入者は、何もしないと以下のプランに改訂)
月$60
3GBまでLTE
3GB以上は2G速度で使い放題
テザリング3GBまで可能

備考:2014年4月1日より米国外へのSMS/MMSが無料になる

Simple Choice $70/Monthプラン
アメリカ国内通話・テキストは使い放題
月$70
LTEで使い放題
テザリング2.5GBまで可能
月$70
5GBまでLTE
5GB以上は2G速度で使い放題
テザリング5GBまで可能

備考:2014年4月1日より米国外へのSMS/MMSが無料になる

(2014年3月22日までの加入者は、何もしないと以下の旧プランが継続)
月$70
LTEで使い放題
テザリング2.5GBまで可能
Simple Choice $80/Monthプラン
アメリカ国内通話・テキストは使い放題
  月$80
LTEで使い放題
テザリング5GBまで可能

備考:2014年4月1日より米国外へのSMS/MMSが無料になる

同様なプラン変更は、プリペイドMonthlyプランでも実施されるようです。

なお、ポストペイド契約における米国内から米国外へのSMS/MMS(国際テキスト)の無料化は、Verizonが2014年2月13日よりMore Everythingプランで実施し、AT&Tが2014年2月25日に発表(2月28日から実施)して追従したもので、T-Mobile USもそれに追従します。ただし、日本では電話番号をアドレスとして使って送受信するテキスト(ショートメール)はあまり利用されていないと思うので、アメリカ国内の利用者で日本の携帯電話番号宛にテキストする利用者はほとんど居ないと思われるので、このサイトの読者にはほとんどメリットがないでしょう。

Verizonが新プリペイド価格、ALLSETを公式発表


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先月末にお伝えしたように、
【噂】Verizonがプリペイド・スマホ通信料金を2014年3月2日より改定か – 2014年2月25日
Verizonは正式に同社のプリペイド・スマホ料金を2014年3月3日から改定しました。

【Verizon】New Prepaid Plan Has Customers “ALLSET” – 2014年3月3日

これによると、MonthlyプランはALLSETと呼ばれ、
● フィーチャーフォンは月$35で、国内通話500分まで、テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
● スマホは月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで(【期間限定サービス】自動更新支払いに登録すれば、データ通信は月1GBまで無料。)

BRIDGE DATAと呼ばれる追加データ通信オプションがあり、
● 追加500MBが$5(500MBの有効期間は30日)、
● 追加1GBが$10(1GBの有効期間は90日)、
● 追加3GBが$20(3GBの有効期間は90日)、
で可能。更に、このBridge Data追加オプションは、一ヶ月に2個まで追加可能です。
つまり、「1ヶ月通話使い放題・テキスト使い放題、データ通信6.5GBまでが、$45+$20+$20=$85」。しかも、追加の6GB はその月に全部使い切らなければ、翌々月まで有効です。

Verizonのプリペイド・スマートフォン・プランは、3G通信までしか加入できず、LTE通信には加入できません。(Verizonのプリペイド・ポケットWiFiとiPad/iPad Mini/Nexus 7は、LTEまで加入できます。)
したがって、Verizonのプリペイド携帯プランが特にお勧めと言うわけではないのですが、これまでプリペイド・プランの価格が他社よりも高く、比較にもならなかったVerizonが、料金的には他社と横並びのプリペイド月極め料金を出して来たことは、注目に値します。Verizon社としても、業界のプリペイド携帯分野の成長を無視するわけにはいかなくなった、と言うことなのでしょう。

AT&Tがシカゴで最初のLTEキャリア・アグリゲーションを開始。


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AT&TがシカゴでLTE 700MHz Band 17とAWS(1700/2100MHz) Band 4のキャリアアグリゲーションを開始した、とGigaOMは一昨日報道しています。
【GigaOM】AT&T’s new souped-up LTE network is live in Chicago, but you’ll have to wait to use it - 2014年3月6日

筆者が今年(2014年)1月9日にラスベガスで実測してきたように、AT&Tは2011年9月18日に公式開始した700MHz Band 17 (10MHz+10MHz)LTEのほかに、既に使用していた1900MHz 3G(HSPA+)回線を再編して一部LTE Band 2(5MHz+5MHz)として各地で提供を開始しているようです。
CES 2014ラスベガス、4キャリアのLTE検証 - 2014年1月11日
また、AWS Band 4の周波数使用権も一部の地域で持っています。2014年3月14日ごろに買収完了する予定のCricket Wireless(Leap Wireless)も複数の都市でAWS周波数使用権を持っており、この周波数でLTEサービスを開始しています。

その中でも、シカゴでBand 17とBand 4の2つのLTEバンドをアグリゲーションするサービスが開始されていることが、AT&Tのネットワーク・テクノロジーのシニアVPのKris Rinne氏がGogaOM誌にインタビューで答えたことから明らかになりました。ラスベガスを含む他の都市でも開始されている可能性がありますが、Kris Rinne氏が明白に都市名を明らかにしたのは現在のところシカゴのみです。

このAT&Tのシカゴでのキャリアアグリゲーションは、LTE 700MHz Band 17の10MHz+10MHz帯域と、AWS Band 4の5MHz+5MHz帯域とを組み合わせたもので、合計15MHz+15MHzの帯域を使用し、データ通信理論値最大速度は110Mbpsとなります。

現在のところ、AT&Tのキャリアアグリゲーションに対応している端末は、ポケットWiFiのAT&T Uniteのみです。スマートフォントしては、2014年4月に販売される予定のSamsung Galaxy S5が最初のスマホになりそうです。

ソフトバンク孫社長が2014年3月11日ワシントンDCの商工会議所会合で、Sprint/T-Mobile合併の必要性をアピール


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さて、ソフトバンク/SprintのT-Mobile US買収劇の次のステップは・・・と気になり、そろそろ忘れかけた人が多いか、「当分ダメか」と諦めかけた人が多くなっているかもしれない時期ですが、・・・

FCC(連邦通信局)やDOJ(司法省)から隠密ミーティングでも「No」を言い渡され、公の場でも「(今は)アメリカの携帯キャリアは4社あることが望ましい。」と、買収反対の声明を出されたソフトバンクの孫代表ですが、今朝のWall Street Jopurnalのニュースによると、2014年3月11日にワシントンDCの商工会議所(Chamber of Commerce)の会合で孫氏がプレゼンテーションを行い、アメリカの携帯業界の合併・統合の必要性を主張するようです。

政府認可機関への説得が思うように行かなかったので、企業や政治家を集めた集会でアピールし、SprintによるT-Mobile US買収賛成への世論を作ろうとしているようです。
【WSJ】Sprint Chairman Seeks U.S. Public Support on T-Mobile Deal – 2014年3月4日

孫氏はSprint買収前も直後も、業界に詳しいコンサルタントやロビーストを雇っていると思うので、専門家ではない筆者が自分の意見を口出しするようなことでは無いと思います。

しかし、ソフトバンクがSprintを買収する際にはDOJおよびFCCに買収後の事業計画を出しているはずで、その中には年間80億ドル(約8000億円)をSprintに2年間投資し、Sprintのインフラ(LTE)整備をすることが約束されているそうです。

それなのに、Sprint買収後になって「いやあ、買収後にSprint内部を精査したら、1兆60000億円(8000億円x2年)の投資ではSprintを建て直すのは困難。だから、T-Mobile USも買収させてくれ。」ってのは、事業家や政治家には納得できないと思うんですよね。「そんないい加減な事業計画でSprintを買収したの?だったら、T-Mobile USを更に買収したって、結果は同じなんでは・・・」と。
ソフトバンクの海外進出のきっかけとなる金の卵だと思ったSprintが、買収後に蓋を開けてみたら「負けクジだった。だから、ルールを変えて(T-Mobile USの買収を認めて)くれ。」と言っても、アメリカのフェアネス(公平ルール)の感覚では、世間は許さないですよ。レースが始まってからは、ルールは変更できません。まずは今のレースを完走するか、少なくともゴールが見えてきたときに、「次のレースでは、(これまでの努力を評価してくれて)こういうルールに変えてくれ。」というなら、話は違いますが。

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Nexus 7 LTE (2013、ASUS K009)のSIMトレイが、真っ二つに割れた


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昨日、使っていないT-Mobile USのSIMのチェックをしようと、2~3枚のSIMをNexus 7 LTE (2013)(ASUS K009)に入れたり出したりしていたら、何の予告も無く、Nexus 7 LTEのSIMトレイが、「ポキッ」と小さな音を立てて、真っ二つに割れてしまいました。
新しいSIMをトレイに乗せて、「さあ、これからNexus 7 LTEに挿入しよう。」としていたところでした。したがって、そんなに力を入れた覚えはありません。

このASUS製Nexus 7 LTE(K009)のトレイは、最初から「安っぽい」と思っていたのですが、割と「曲げ」の力には柔軟性のあるプラスチックだと思ったのですが、割れるんですね~

早速、グーグルのサポートに@gmail.comアドレスからEメールしたら、先ほど、「保証外(買ってからの期間が90日以上?)なので、ASUSに直接コンタクトしろ」と、返信がありました。
代わりのSIMトレイに金を払うのは良いんですがね・・・

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デルタ航空は、来年(2015年)からマイレージプログラムで得られる特典マイルを航空券料金に比例します。


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デルタ航空は来年2015年1月1日からのマイレージプログラム(Frequent Flyer Program)は、搭乗飛行距離ではなく、使用した航空券に支払った料金によって特典マイルを与えることを、本日発表しました。
【Delta Airlines】DELTA INTRODUCES 2015 SKYMILES PROGRAM WITH NEW MILEAGE EARNING STRUCTURE AND MORE REDEMPTION OPTIONS – 2014年2月26日

これによると、デルタ航空マイレージプログラム会員は、使用した航空券に自分が支払った運賃1ドルに対し、会員ランクによって5マイル(一般会員)から11マイル(ダイヤモンド会員)を獲得出来るようになります。デルタのクレジットカードを使って買い物をした場合には、買い物2ドルに付き1マイルが与えられます。
デルタのパートナー航空会社が発券した共同運航便(デルタ航空運用)の場合は、これまでと同じく飛行距離と座席クラスに応じたマイルが与えられます。

アメリカでは既にLCCのサウスウェスト航空が2011年に同じように航空券料金に比例したマイレージポイントを与えるプログラムに変更されていますが、メジャーな航空会社が料金ベースに変更するのは初めてです。また、ユナイテッド航空、および、アメリカン航空も、デルタ航空に追従することが予想されています。

この変更はディスカウントチケットで飛ぶことの多い個人客には不利で、スケジュールの変更可能な柔軟なチケットの購入が多いビジネス出張族に有利となります。
また、ホテルとパッケージになったりすることが多いツアー客は、どうなるんでしょう?

アメリカ下院が、SIMロック解除許可法案を可決。しかし、・・・


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2012年10月末にアメリカの著作権法(DMCA)の付記が改正されて、その後90日間の猶予期間を過ぎた2013年1月末からアメリカ国内では違法となっている「キャリア以外による携帯電話のSIMロック解除」ですが、
(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。 – 2012年10月27日
本日、進展がありました。

アメリカ下院は本日、携帯電話のキャリア以外によるSIMロック解除の合法化を目指す「Unlocking Consumer Choice and Wireless Competition Act」を、賛成295票、反対114票で可決しました。

ところが、この可決された下院法案では、携帯電話の「バルク(一括大量)SIMロック解除」は禁止されています。「バルクSIMロック解除」が禁止されると、携帯ショップが中古携帯を一度に大量にSIMロック解除して再販することが、出来なくなります。

この追加条件の付いた法案に関してElectronic Frontier Foundation(電子フロンティア財団)などの消費者保護団体は、以下の理由で支持を取り下げています。
● 著作権を実際に侵害していない一般企業の事業の「ビジネスモデル(バルクSIMロック解除)」を、著作権法案を理由に阻害することは、国の役割ではないこと
● 問題になっている著作権法の付記の社会的弊害を、議会が理解していないこと

たとえば、中古携帯の(バルク)SIMロック解除とその転売は、中古携帯を求める一般消費者にメリットがあるだけでなく、資源の無駄を防ぎ、電子機器の不法投棄による環境汚染を減らすことになる、とElectronic Frontier Foundationは主張しています。

アメリカ上院は独自のSIMロック解除許可法案の提案を予定していますが、上院案の「バルクSIMロック解除」に関する対応は今のところ不明です。上院で可決されたSIMロック解除法案が下院バージョンと大きく違う場合には、上院・下院合同委員会で妥協案を調整され、再度両院で批准投票が行われます。

【CNet】House passes bill that would allow cell phone unlocking – 2014年2月25日

アメリカ連邦通信委員会が、FCC Speed TestアプリのiOS版をリリース


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昨年(2013年)11月15日にアンドロイド版のスピードテストアプリをリリースしたFCC、アメリカ連邦通信委員会は、
FCCアメリカ連邦通信委員会が、独自スピードテストアプリをリリース。結果を公表へ。 – 2013年11月15日
本日、IOS版をリリースしました。

アプリ名はAppStoreで「FCC Speed Test」または「Speed Test」で検索できます。まだダウンロード順位が低いのか、「FCC」だけではヒットしません。検索キーワードは、少なくも「FCC Speed」まで入力してください。
また、日本のAppStoreでは検索/ダウンロードできません。(確認済み)

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【噂】Verizonがプリペイド・スマホ通信料金を2014年3月2日より改定か


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アメリカのプリペイド通信料金も、競争が激しくなってきたようです。

これまで価格を下げず、通信の質で勝負してきて、プリペイド・スマホ通信料金では他社よりも一段高目感があったVerizonですが、Verizon内部情報のリークとして、Verizonがプリペイド・スマホのMonthlyプランの大幅な料金改定を、2014年3月2日より計画しているとの情報がリークされています。
【PhoenArena】Verizon geared up to introduce new prepaid plans, ALLSET plans start at $45 for smartphones – 2014年2月24日

これによると、MonthlyプランはALLSETと呼ばれ、
● スマホは月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
● フィーチャーフォンは月$35で、国内通話500分まで、テキスト使い放題、データ通信が500MBまで

追加データ通信はBRIDGE DATAオプションと呼ばれ、
● 追加500MBが$5(500MBの有効期間は30日)、
● 追加1GBが$10(1GBの有効期間は90日)、
● 追加3GBが$20(3GBの有効期間は90日)、
となります。追加オプション(Bridge Data)は、一ヶ月に2個まで追加可能。
つまり、「1ヶ月通話使い放題・テキスト使い放題、データ通信6.5GBまでが、$45+$20+$20=$85」。しかも、追加の6GB はその月に全部使い切らなければ、翌々月まで有効です。

Verizonのプリペイドスマートフォン(iPhoneを含む)は、データ通信は3G CDMA2000 EVDOまでしか使用できません。LTEは使用できません。また、アメリカのCDMA2000キャリアは3Gのみの通信にはSIMを使用していません。(LTEはSIMを使用します。)
Verizonのプリペイドスマホをアクチするには、ウェブでスマホ本体のMEID番号を登録し、指定された電話番号にスマホから電話し、OTAで本体の設定(プログラミング)を行います。

VerizonのプリペイドでLTEが使用可能なのは、Verizon用ポケットWiFi、Verizon版iPad/iPad Mini、および、Nexus 7 LTEのみです。

なお、AT&Tはプリペイド携帯会社Cricketの買収に合意しており、許認可省庁からの認可も降りており、来月(2014年3月)には買収が完了する予定です。買収後、AT&TはCricketブランドを残し、AIO WirelessをCricketに吸収します。
Cricketはメキシコ人や中南米人の加入の多い、低価格プリペイドサービスです。買収完了後は4大キャリアの低価格プリペイド通信料金の競争が激しくなるとともに、MVNOの通信料金も更に下がらないと、MVNOで加入するメリットが無くなると思われます。

Ting(Sprint MVNO)で設定したNexus 5北米版を、AT&T/T-MobileなどGSMキャリアのSIMで切替えて使用する方法


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先月、Nexus 5 北米版をSprint回線のMVNO、Tingで使用する手順を書きました。
Nexus 5北米版(LG-D820)をSprint MVNOのTingで使う手順 – 2014年1月6日

GSMキャリアの場合は本体にSIMだけ交換すれば(差し込めば)すぐに使えますが、Sprint(Ting)は3GはCDMA2000通信方式なので、Nexus 5本体の設定が面倒でした。

その後、実は、Nexus 5の通信関係の設定は何もいじっていませんでした。
Tingは何も通信しなければ毎月$6で電話番号を維持できるし、大きな出費ではないので、このままTing専用にしても良いかな・・・と思ったのです。
また、Nexus 5北米版はSprintの3つのLTE周波数全部に対応しているので、我が家の周囲でもSprintのLTEが観測されたら、いろいろやりたこともあるし・・・
アメリカ国内でのGSM系キャリアのSIMは、もともとSIMフリーであるVerizon版iPhone 5cでテスト出来るので。・・・ってか、SIMフリー化した(しかし、永久国内SIMロックされていて米国内SIMでは使えない)SprintのiPhone 5sもメインで持っているんですが。

ちなみに、当地では2014年3月末までにLTEが開始されると、Sprintから2週間ほど前にじきじきにEメールで案内が来ています。でも、Sprintって、始まるまでまったく信用できない会社でして・・・

しかし、勿体無いですよね。このNexus 5北米版でAT&TやT-Mobile USや、そのMVNOのSIMだって使ってみたいです。
でも、そのためにはTing(Sprint)の3G CDMA2000の設定をリセットしなければならないのではないか、とか、心配。最悪、SIM変える度に毎回、本体の全リセットは、やめたい・・・
AT&T/T-Mobile USや米国外のSIMで使うには、もう一台Nexus 5を買わないといけないのかなぁ・・・とか、上の記事を書いた後、暫く考えあぐねていました。

で、やってみるしかありません。
やってみたら、思ったよりは難しくなかったんですが、落とし穴もありました。
以下、その記録です。

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