デュアルSIM切替え装置Q-SIMは、iPhone 4S/iOS 5.1でも使える。


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もうかなり前からある(少なくとも1年以上前からある) 「iPhone 4用デュアルSIM切替え装置 Q-SIM」ですが、iPhone 4S (GSM/W-CDMA、CDMA2000、両方とも)のiOS 5.1でも脱獄無しで使えることを、確認しました。

 

これまでこのサイトではデュアルSIM同時発着信可能な装置を紹介してきました。
iPhone 4用同時着信デュアルSIM装置、2Phoneを使ってみた – 2011年9月19日
Skyroam Gmate(同時デュアルSIM装置)の使用報告、その1:iPhone編 – 2011年11月6日

そして、上記2つのデュアルSIM同時発着信可能な装置を組み合わせると、iPhone 4/4S 1台で3つのSIMが同時に発着信可能になることも検証しました。
iPhone 4 + 2Phone + Skyroam GMate = 3つのSIM同時発着信 – 2011年12月29日

しかし、これらの装置は
● iPhone 4/4Sを脱獄して、装置を使用するための脱獄アプリのインストールが必要である、
● 2つ目のSIMを使用するための装置は、2G GSMのみに対応している(iPhone 4/4S本体に挿入したSIMは、3G対応可能)ので、日本(と韓国)では使えない、
というデメリットがありました。

しかし、メリットとしては
● iPhone 4/4Sは、SIMフリーである必要は無い、
● 2つのSIMで、同時発着信が可能である、
でした。これは、2Phoneにしても、Skyroam Gmateにしても、それぞれが2G GSM携帯電話機能があり、画面とキーボードとマイクとスピーカーのみをiPhone本体と共用していたからです。

これに対してQ-SIMは、「2枚のSIMを、必要に応じて単に切り替える」だけの装置で、同時発着信は出来ませんが、
● iPhone 4/4Sを脱獄する必要は無い、
● 同じキャリアのSIM2枚を使用するのであれば、iPhone 4/4SをSIMロック解除する必要も無い、
● 2枚のSIMのどちらも、iPhoneの携帯機能を利用する(同時には使えないが・・・)ので、どちらのSIMも3G回線で利用できる、
● 基本的には「1枚のSIMに、デュアル(2つの)電話番号を持つSIM」の機能を装置でシミュレーションしているだけなので、(恐らく)将来iPhone 4/4SのiOSがアップグレードしても、永久に使えるであろう、
● これから発売の新iPhoneでも使えるであろう、
● iPhone 3Gs/3G版もある、
というメリットがあります。

ただし、違うキャリアのSIM2枚をQ-SIMで使用する場合には、iPhoneはSIMロック・フリーである必要があります。

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中国でスマートフォン/iPhoneがホット:月間アンドロイド/iOSアクティベーション数、アメリカを抜く


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スマートフォンのアプリ使用状況の統計解析を提供しているFlurry社の2012年3月21日発表のレポートによると、月間アンドロイド/iOSアクティベーション数で、2012年2月に中国がアメリカを抜き、世界第一位になりました。
China Now Leads the World in New iOS and Android Device Activations – 2012年3月21日

下のグラフは、毎月の「アンドロイド + iOS」の新規端末アクティベーションのアメリカおよび中国の世界に対する比率の推移を示したものです。
アメリカと中国で世界の約半分のアンドロイド/iOSが、毎月新規アクティベートされています。
そして、2012年2月には中国がアメリカを抜いて第一位になりました。
特に、直近半年ぐらいの中国でのスマートフォン新規端末アクティベーションの増加は著しいです。
(アメリカでは昨年のクリスマスシーズンにスマートフォンがかなり買われたようですが、その後暫く新規購入は控えられているようです。)

 

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PaypalがiPhone/アンドロイド端末で使えるPaypal Hereクレジットカード決済システムを発表


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アメリカでiPhone端末(現在はアンドロイド端末も可)で使えるクレジットカード決済システムとしては、2009年12月からリリースされているSquareが代表的です。
筆者も毎月数十ドルの使用料を支払う卓上クレジットカード決済端末を、月々のメインテナンス料の不要なSquareに切り替えて、約1年使用しています。
iPhoneでクレジットカード決済-Square – 2011年2月1日

Squareの端末は、最近は家電量販店BestBuyの店内でも$9.99で販売しています。
Square – Card Reader

Squareのサイト、
Square ホームページ
で登録して、端末をリクエストすれば、無料で送ってくれますが・・

よくある質問には、「Squareは日本では使えないのか?」という質問があります。
Squareの端末そのものはネットが繋がっていれば世界中どこでも使えますが、Squareは「端末(ハードウェア)だけの会社」ではなく、「クレジットカードを端末で決済して、顧客に課金したお金を課金側(商店、事業主)の銀行口座に振込むまでの、全ての決済の流れを代行する」クレジットカード決済代行会社です。
したがって、各国で該当する金融規制法の対象となり、Squareの場合は現在はアメリカにある銀行口座としか連結できません。更に、Squareにクレジットカード決済代行口座を作成するには、アメリカのソーシャルセキュリティー番号(社会保障番号)か納税者番号が必要です。
だから、アメリカに銀行口座を持っていれば日本でもクレジットカード決済にSquareは使用できますが、決済は全てドル建てとなり、顧客に課金した金額はアメリカの銀行口座に入金されます。

前置きが長くなりましたがそのSquareに対抗して、iPhone/iPad/アンドロイド端末で使用できるクレジットカード決済システムを、Paypalが2012年3月15日に発表しました。サービス名は『Paypal Here』です。
Squareと同じように、クレジットカードの読み込み端末はiPhone/iPad/アンドロイド端末のイヤホンジャックに差し込んで使います。

 

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新iPad(3rd generation)でテザリング(Personal Hotspot)を有効化する手順


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新iPadでテザリングを設定する手順を試してみましたので、紹介します。

使用した新iPadはAT&T版。使用したSIMは、T-Mobile USAのSIMです。
公式AT&T SIMでは、テザリング設定項目は現在のところ、出てきません。AT&Tはアップルと協議中で、じきにiPadでもテザリングは可能にするとは発表してはいますが、いつになるかは発表していません。(追記:2012年10月初め頃から、5GB/$50プランのみでテザリング可能です。追加料金支払いの必要は、ありません。)

なお、新iPadでテザリングできるかどうかは、使用するキャリアのSIMによります。新iPadの端末モデルには依存しません。
(つまり、AT&T版も、香港版も、関係ありません。)

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Verizon版新iPad(3rd generation)は、Verizon LTE対応携帯のSIMがそのまま使える(らしい)


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■ PhoneNews.comは新iPad(3rd generation)の発売当日の2012年3月16日に、Verizon版新iPadは、Verizon LTE携帯やモバイル通信装置(ポケットWiFiなど)の契約中マイクロSIMを新iPadに挿入すれば、そのまま使える、と報道しています。
You Can Use Your Verizon Smartphone LTE SIM in an iPad (with Unlimited Data Plans & Hotspot too) – Verizon Responds – 2012年3月16日

また、これについてVerizon社はこれ(LTE携帯と新iPadとの、SIMの共有)を禁止せず、容認する方向にあるようです。
その理由として、Verizonが700MHz帯域周波数のLTE使用許可を得た(米政府FCCの競売で使用権を購入した)際に、購入条件として「エンドユーザーがSIMを差し替えて『使用するモバイル装置』を交換することを、キャリアは装置のシリアル番号でブロックしてはいけない。」という条件が付帯しているからだと言うことです。

他の携帯やモバイル通信装置のLTE対応のVerizonのSIMを、新iPadに挿入すると、そのままでLTEのみならず、Verizonの3G通信(CDMA2000 EVDO Rev. A)にも接続できるらしいです。

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iPad 2 vs 新iPad(3rd generation) ネットSpeedTest、日本語化、など


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AT&T版(GSM/W-CDMA/LTE版) 新iPad (3rd generation)が本日昼過ぎにFedexで到着しました。
早速いくつかの確認実験です。

● iPad 2 vs 新iPad(3rd generation) SpeedTest・・・と言っても、筆者の住んでいる地域ではまだAT&TはLTEサービスは開始していないので、「iPad 2 の3G vs  新iPadのHSPA+」で比較です。

新iPad(3rd generation) は、HSPA+で3.4Mbps程度。

 

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iPhone/iPod Touch/iPadの連絡先(電話帳)などは、災難が起こる前にiCloudへバックアップ設定する事!


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3週間前に
Find My iPhone/iPad/iPod (iPhone/iPad/iPodを探す):iPhone/iPad/iPodを失くしてから慌てる前に、事前設定確認と練習 – 2012年2月25日
を書きました。これはiPhoneなどを失くした時に、GPSで場所を探す為に事前に必要な設定のことでした。

同じようにiPhoneなどを失くした時、パスコードを忘れて復元しなければならなくなったとき、新しいiPhone/iPod Touch/iPadを購入して、その内容を同じにコピーしたいときに役に立つ無料のサービスをアップルはiCloudで提供しています!
それを利用していない人も多いようなので、注意喚起のために書かせていただきます。

iOS 5.0からiPhoneユーザー(iTunes ID保持者)は、1アカウント当り5GBまでアップルのクラウドサービス(サーバー)であるiCloudを無料で利用でき、これに連絡先・Safariのブックマーク・メールアカウント・カレンダー・メモなどを自動的にバックアップできます。
「自動的」と言う意味は、一度設定しておけば、あとは何もしなくとも、連絡先を追加したり変更したりするたびに、自動的にWiFiか3G回線を通してiCloudサーバーにバックアップ(同期)される、ということです。

この設定を行っておくと、
● iPhoneなどを紛失したときに、PC(iTunes)にバックアップを取っておかなくとも、新しいiPhoneなどに紛失前の連絡先などのデータを復元できます。
● iPhoneなどを新機種に買い換えた場合にも、PC(iTunes)にバックアップを取っておかなくとも、新しいiPhoneなどに連絡先などのデータをコピーできます。
● パスコードを忘れたり不具合が生じてiPhoneなどをiOSの復元しなければならなくなったときに、PC(iTunes)にバックアップを取っておかなくとも、新しいiPhoneなどに復元前の連絡先などのデータを復元できます。
● 複数のiPhone/iPod Touch/iPadを所有している場合、一つのデバイスの内容を変更すると、同じアカウントでiCloudにサインインしている別のデバイスの内容が自動的に更新されます。筆者はiCloudで、メモとブックマークを、iPhoneとiPadで同期しており、便利に利用しています。
 
 
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【速報】CDMA版iPhone 4S用Gevey Ultra Sが予約開始になりました。


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AppleNBerryのサイトで、CDMA版iPhone 4S(Verizon、Sprint、au版)用Gevey Ultra Sが、昨日より予約開始になりました。
出荷開始は2012年3月22日~27日予定です。
GEVEY Ultra S for CDMA and GSM iPhone 4S 予約ページ

値段は$59.99 + 送料。

GSM/W-CDMA版Gevey Ultra Sと違って、CDMA版用は脱獄必須/Furiousmodのインストールが必要だそうです。

iOS 5.0、 5.0.1、ベースバンド1.0.11、1.013、1.0.14のみで使えます。(既にiOS 5.1にアップグレードした人は、手遅れです。)

筆者は、これを使えばSprint(Verizon)版iPhone 4Sで米国内でAT&T/T-Mobile USAのSIMが使えるかどうか、テストする予定です。

アメリカ企業は企業内使用のタブレット端末に、iPad採用の傾向が更に強くなる。


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2012年3月16日の今日、オーストラリア、日本など既に新iPad(第三世代)が発売開始になりましたが・・・

2日前の2012年3月13日、アメリカの調査会社ChangeWaveが企業のITバイヤー1604人に聞き取り調査した「企業のタブレット端末購入動向」の結果が発表されました。
Demand for New iPad Shakes Up Corporate Market – 2012年3月13日

これによると、3ヶ月ごとに行っている聞き取り調査の結果、「次期2012年第2 四半期にはタブレット端末を購入する」と答えたアメリカ企業のITバイヤーは、2012年2月現在、全体の22%(5社に一社)。

「購入する端末は、アップルiPad」と答えたのが、「タブレット端末を購入する」と答えたITバイヤーの84%に増えました。(3ヶ月前比7ポイント増。)

 

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無料Eye-Fiアプリで、iPhone/アンドロイド携帯からPCへ、写真をワイヤレスで送信


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ディジタルカメラ用のEyer-Fi SDカードは既に使用している人も増えていると思います。
Eye-Fi ホームページ
Eye-Fi 日本語ホームページ

 

まだ知らない人に簡単に説明すると、このSDカードにはWiFiネットワーク回路が組み込まれていて(その分、普通のSDカードに比べて数倍高いですが・・・)、これをメモリーカードとして挿入したデジタルカメラで撮影した写真は、撮影直後にPCへワイヤレスで転送できるものです。

ディジタルカメラから写真を転送するのに、ディジタルカメラとPCをUSBケーブルで繋いだり、メモリーカードをディジタルカメラから抜いてPCのカードスロットに挿入したりする必要がありません。

特に便利なのは、ディジタルカメラを三脚に固定して使用する場合、撮影後にメモリーカードをカメラから抜かなくとも、三脚のカメラはそのまま放置し、自動的にWiFiでネットワークを介して、そばにおいてあるPCや別の部屋のPCに写真を転送できることです。
これは、証明写真を撮影する「街の写真屋さん」などには特に便利です。一人ひとりの写真を取った後、カメラを三脚から外さなくても写真がPCに転送でき、PCで編集して写真を印画紙に印刷できるからです。
筆者もブログ用写真撮影用のカメラの一台は三脚に固定してあり、中にはEyer-Fi SDカードを挿入してあります。

 

もう一台は手持ち撮影用ですが、こちらにもEyer-Fi SDカードを挿入してあります。

このEye-Fi SDカードを使って戸外で撮影した場合は、自宅に帰ってきてカメラの電源を入れてWiFiに接続すると、戸外で撮影した写真が自動的にそのWiFiを介してPCにアップロードされます。

もちろん、公衆WiFiホットスポットからもインターネットを通じて自宅のPCやEye-Fiサーバーに写真をアップロードできますが、接続する公衆WiFiホットスポットへのWiFi接続設定をEye-Fi SDカードに事前にPCで設定したり、有料サーバーの定期サブスクリプションに登録する必要があります。

もうひとつ気になるところは、「Eye-Fi SDカードをディジタルカメラから抜かなくとも良いとすると、Eye-Fi SDカードのメモリーが一杯になったらどうなるの?」と言うことですが、写真はアップロードしてもそれだけではEye-Fi SDカードから消えません。しかし、Eye-Fi SDカードのメモリーが一杯になると、古い写真から順番に消去されていきます。
したがって、Eye-Fi SDカードを購入するときに自分の用途に合わせてメモリーサイズを考慮して購入すれば、外出先で一度にEye-Fi SDカードのメモリーサイズ許容量を超えるだけの数の写真を撮影しない限り、実用上は問題に成りません。

さて、このEye-Fi SDカードですが、現在のところ標準SDカードサイズしかありません。
少し前に何気なくネットを閲覧していて、あるサイトに「マイクロSDサイズのEye-Fiカードが、ないかなぁ」とかつぶやいている人や、「マイクロSDサイズのEye-Fiカードが出るまで買わない。」とか書いている人があったのを見ました。
マイクロSDサイズのEye-Fiカードを探している人は、殆どの場合、アンドロイド携帯で写真を撮影した後、自動的にPCへその写真をアップロードする・・・というのが用途だと思います。
筆者はこれを読んで、この人たちは「無料Eye-Fi」アプリの存在を知らないか、使い方を知らないのだと思い、このサイトで紹介しなければならないな・・・と思った次第です。

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