T-Mobile USの1年後のLTEカバレッジが、かなり広がる予定の件。


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T-Mobile USのJohn Leger(ジョン・レジャー)CEOは先週、ドイツ本社でのプレゼンを行ってきました。
Howardforumsのスレッドによれば、
【Howard Forums】Thread: T-Mobile’s Projection Coverage Expansion Map for End of 2015
このときのプレゼン資料が一般に公開されているようです。
DEUTSCHE TELEKOM CAPITAL MARKETS DAY 2015, Bonn, February 26/27, 2015

その中で特に興味あるのは、2014年末現在のT-Mobile USのLTEサービスエリアと、1年後の2015年末の同社LTEサービスエリア拡張予定の、比較地図。

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【今更聞けない、海外在住者のための】「SIMフリーって、何よ?」「国際ローミングと、どう違う?」


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最近のあちこち(当サイトに限らない)の質問を見ていると、どうやら「SIMフリー」とはなにか、また、海外から日本へ一時帰国・長期帰国する際にはどうすれば携帯が使えるか、を良く理解していない人が一段と目立ってきているように思います。

これは、恐らく、・・・、今まで「SIMフリー」や「国際ローミング」という言葉を理解している人は、既に日本から海外へ旅行する場合や、海外から日本へ一時帰国する際に、その「SIMフリー」機能を活用して現地SIMを使用しているので、今更説明は不要。
しかし、最近色んなところで「SIMフリー」「SIMフリー化」「SIMロック解除」等と言う言葉を目にしたり、ニュースや周囲の人が話しているのを聞いたりして、これまでそういうことを気にしていなかった人達が興味を持ち始めてきたために、そういう人たちが良く理解せずに話したり、質問しているからだと思います。

そこで、「海外在住者が、日本へ一時帰国する場合」、または、「日本在住者が海外旅行や出張などで一時渡航する場合」を前提として、実際に「海外在住者が、日本で携帯を使う」、または、「日本在住者が海外旅行や出張などで現地で携帯を使う」実用上の場合を想定して、「SIMフリーとは何なのか?」を考えて見ます。

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Verizonが、全Verizon版iPhone 4s/4を自主的にファクトリーアンロック(SIMロック解除)


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アップルのユーザー掲示板によると、Verizonは2015年2月11日からのアメリカ携帯業界「自主」SIMロック解除方針実施に伴い、アップルに通知し、『全』Verizon版iPhone 4s/4を自主的にファクトリーアンロック(SIMロック解除)した模様です。
【Apple Forum】how to unlock iPhone 4s with verizon code – 2015年2月9日以降の投稿

Verizonが先に公表した「デバイスSIMアンロックポリシー」ページには、
【Verizon】Device Unlocking Policy
アメリカ携帯キャリアのSIMロック解除ポリシー、一覧 – 2015年2月14日

● We do not lock our 3G devices, other than our non-iPhone Global Ready 3G phones, and the simple code to program such 3G devices for use with another carrier is either “000000” or “123456.” If the user guide for your device does not provide instructions to access the programming menu, you can contact us at *611 from your Verizon Wireless phone, or (800)922-0204, for assistance.

● The SIM cards used in our non-iPhone 3G Global Ready phones are locked. We willl unlock those SIM cards at your request.

とあり、この文章からはiPhone以外のVerizon用3Gオンリー端末はSIMロックされているものの、iPhoneは3Gオンリー端末(つまり、Verizon版iPhone 4s/4)でもSIMロックされていないと解釈出来ます。

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質問コーナー(過去ログ7)


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なお、過去ログは、こちらです。
質問コーナー(過去ログ1) - 2011年2月25日~2011年11月11日
質問コーナー(過去ログ2) - 2011年11月14日~2012年5月4日
質問コーナー(過去ログ3) - 2012年5月8日~2012年8月1日
質問コーナー(過去ログ4) - 2012年8月11日~2012年12月11日
質問コーナー(過去ログ5) - 2012年12月23日~2013年5月31日
質問コーナー(過去ログ6) - 2013年6月5日~2014年4月14日
質問コーナー(過去ログ7)【このページ】 - 2014年4月27日~2015年2月25日
質問コーナー(過去ログ8) - 2015年2月26日~2016年4月6日
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DropCAM映像公開テスト


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DropCAMのアラート通知サーバーや公開サーバーは、良く頻繁にダウンするようです。一般公開の画像が見えないこともあります。 見えない場合は、ご了承ください。

DropCAMテスト
自宅から、遠くにBoulderのFlatiron Mountainの一部を望む

手前の木や家が邪魔ですが・・・
カメラの位置は暫定的に設置。後日、変更する可能性あり。

タイムラプス・クリップ:
明け方のおやま(Flatiron) (1) (MP4ファイル、30MB、全長30秒間)
明け方のおやま(Flatiron) (2) (MP4ファイル、29MB、全長30秒間)
夕暮れ時のおやま(Flatiron)(1) (MP4ファイル、33MB、全長30秒間)

AT&TプリペイドGoPhoneが高速データ通信量増量、$2/日プランでも(フィーチャーフォンで)データ通信が可能に。


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Droid Lifeは、同サイトの情報筋が、AT&TプリペイドGoPhoneが高速データ通信量を増量し、$2/日プランでもデータ通信が可能になると報道しています。プラン変更は2日後の2015年2月18 20日からだそうです。
【Droid Life】AT&T GoPhone $60 Plan Getting Bump to 4GB, $45 Plan to 1.5GB – 2015年2月16日

$2/日プランでもデータ通信が可能になることから、年に数回渡米するものの、使わないときは月々の料金を払って電話番号を維持する必要がなくなります。
また、昨年年末からAT&TのGoPhone携帯プランは、オンラインのアカウント管理画面でプランの変更が自由に可能です。
【2014年改訂、新】AT&T GoPhoneプリペイドSIMをSIMフリーiPhone/スマホで使う場合のアクティベーションの方法 – 2014年12月15日

以下、現行プランと、新プランの比較です。

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Sprint版端末は、新発売モデルでもMVNOで使えるようになりました。


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2015年2月11日からのアメリカキャリアの自主的SIMロック解除の公式開始に伴い、そのSIMロック解除のひとつの目的である「(SIMロック解除後は)他キャリアや他社(MVNO)でも使えること」を達成するため、Sprintは2015年2月11日から新発売モデルの機種でもMVNOで使用出来るよう、端末シリアル番号のブラックリスト化を廃止しました。
これにより、Sprint版iPhone 6/6 plusなどの発売されたばかりの新機種でも、TingなどSprintのMVNOと契約できるようになります。
Sprintは従来、新機種は発売から約1年間はMVNOでアクティベート出来ないように、ブラックリスト化していました。
【Ting】Changes to the BYOD program: The good, the bad and the ugly - 2015年2月11日

これに伴い、Tingは2015年2月14日よりSprint版(およびアメリカアップルストア「SIMフリー版」)iPhone 6/6 Plusの加入を受付開始し、これら端末用にナノSIMを販売開始しました。
【Ting】BYOD > Browse all compatible devices > Browse all compatible devices

Tingは端末1台当たり月$6の「基本料金」を支払い、あとは、加入端末合計の使用量に応じた課金がされます。
「全米最安値の月額基本料金$6.00」の携帯会社Ting、SprintのMVNO
さらに、今月末(2015年2月)からはSprint(CDMA2000)端末のみに限らず、T-Mobile USのMVNOサービスも並行して提供し、Sprint回線用とT-Mobile US回線用の端末を混合して、通話・データ通信プランはこれらの端末共有で課金できます。1アカウントで25台まで通話、テキストメッセージとデータ通信を共有できます。

また、SprintのプリペイドブランドであるVirgin Mobile USAとBoostMobile用の端末も、これまではそれぞれのプリペイドブランドの専用端末で、他のMVNOでは使用できませんでしたが、これからは原則的にTingを含めSprint MVNOで使用出来るようになります。ただし、Virgin Mobile USAとBoostMobileの端末は最低それぞれで12ヶ月プリペイド通信契約を続けた後、他のMVNOで使用出来るようになります。また、全ての端末が他のMVNOで併用できるかは、まだわかっていません。

AT&TやT-Mobile USの端末はモデルの新旧に関わらずに、これまではそれぞれの回線を使用するMVNOであればSIMロック解除しなくても使用できました。また、SIMロック解除すれば、他社SIMが使用できました。

Verizonはこれまでも最新モデルの端末は同社プリペイドプランに加入は出来ませんが、StraightTalkなどのVerizon回線を使用したMVNOでは最新モデル端末を自社契約向け端末として販売していたことはあります。Verizonは2015年2月11日以降も今のところはこの方針を変更していません。

Sprint、Virgin Mobile USA、Boost Mobileが、iPhone 5c/5s/6/6 Plusの「アメリカ国内SIMロック」を解除


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SprintはこれまでSIMロック解除をしても、AT&T、T-Mobile USA、VerizonやそのMVNOのSIMを使用できない「アメリカ国内SIMロック」の方針を貫いてきましたが、2015年2月11日から有効となるCTIA(アメリカの携帯事業者協会)先導の「アメリカ携帯キャリアのSIMロック解除」自主規制緩和に伴い、条件が伴えばこの「(アメリカ)国内SIMロックも解除(Domestic SIM Unlock、DSU)」するようです。

「国内SIMロック解除(Domestic SIM Unlock、DSU)」対応端末は、これまで(2015年2月11日以前)に発売された端末では、
 - iPhone 5s
 - iPhone 5c
 - iPhone 6
 - iPhone 6 Plus
が対象となります。

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Sprintの1900MHz Band 25 LTEが、マウイ島とハワイ島でも使用可能に。


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RootMetrics社調査の「2014年後半のアメリカ4大キャリアの通信の質、調査」で音声通話の質が4位から3位に返り咲き、「ドロップ・コールの減少」を優先的に目指すSprintの通話の品質向上の努力は見られました。
【RootMetrics】The RootMetrics 2nd Half 2014 US Mobile Network Performance Review – 2015年2月10日
これは、Sprint社のNetwork Vision計画に基づき、古くなった基地局の再構築を進めているだけでなく、iDen停派で空いた800MHz周波数帯域の一部をCDMA2000に転用し、通話のカバレッジを充実しているからのようです。

しかし、相変わらずデータ通信はアメリカ4大キャリアの中でも、「サービスエリア」および「データ通信速度」では最下位のSprintです。特に、SprintのLTEのメインである1900MHz FD-LTEはダウンロード5MHz + アップロード5MHzの狭い帯域しか使用しておらず、実質通信速度は多くの地域でせいぜいダウンロード5Mbps前後。AT&TやT-Mobile USの3G/HSPA+の速度にしか匹敵しません。
今後、広い地域で同社のBand 41 TD-LTEが整備されない限り、Sprintのデータ通信の速度の改善は期待できません。Band 41 TD-LTEは2015年2月初めの決算発表で、人口カバー約1億2500万人(人口カバー率約40%)と発表されています。

そのSprintですが、ハワイにおいてはオアフ島以外にもマウイ島とハワイ島が2015年2月19日から1900MHz Band 25 LTEが使用できます。そのほか、アリゾナ州Flagstaff、カリフォルニア州Santa Barbaraなど、新たに25の都市がSprintのBand 25 LTEの恩恵を受けます。ソフトバンクの「アメリカ放題」適用者は、カバレッジが増えてうれしいですね。(他社に比べるとデータ通信速度は遅いし、郊外での電波のキャッチは難しいですが・・・)
【AndroidPolice】Sprint Rolling Out LTE To 25 New Markets By February 19th – 2015年2月16日

SprintのBand 25 FD-LTE (1900MHz、5MHz+5MHz)はこれで567都市、人口カバー約2億7000万人、人口カバー率約86%になります。
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2015年2月16日現在 – 2015年2月17日

アメリカ携帯キャリアのSIMロック解除ポリシー、一覧


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アメリカでは利用者による携帯端末のSIMロック解除は、2014年8月1日より合法になっています。
アメリカのSIMロック解除合法化法案が、本日2014年8月1日から施行 – 2014年8月2日
ただし、このSIMロック解除合法化法は、キャリアがSIMロック解除を義務付けるものではありません。利用者がキャリアの許可無くSIMロック解除しても、それは合法である(違法ではない)ことを保証したものです。

しかし、2012年10月26日のDMCAアメリカ著作権法付表の3年毎の改訂で利用者による携帯端末のSIMロック解除が合法では無くなってから、
(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。 – 2012年10月26日
ホワイトハウスおよびFCCは携帯端末のSIMロック解除の合法化を提唱し、それに伴い、2013年12月13日、AT&T、Verizon、T-Mobile US、Sprint、U.S. Cellularの5キャリアと、携帯業界団体であるCTIAは、自主的に「SIMロック解除ポリシーを消費者に対して明確化することと、2015年2月11日までに新しいポリシーに従ったSIMロック解除を消費者に提供すること」と約束し、FCCと合意に達しました。

ということで、アメリカのキャリアによるSIMロック解除提供は、法案によって義務化されている訳ではないことを理解してください。AT&TとT-Mobile USはこの2015年2月11日を前に既に数ヶ月前から新しいSIMロック解除ポリシーを公表しています。したがって、2015年2月11日以降変わったことはありません。VerizonはLTE端末に関しては販売時からSIMロックしていませんので、対象になりません。2015年2月11日から大きく変わるのは、Sprintと、Sprintのプリペイド部門であり、これまでSIMロック解除を一切行ってこなかったVirgin Mobile USAおよびBoostMobileです。

また、業界団体であるCTIAに加入していないTracfoneとそのブランド(Net10、StraightTalk、など)は、このFCCとのSIMロック解除の「自主的行動の合意」に従う必要はありませんが、一応、SIMロック解除に前向きに向かうようです。ただし、本日現在のところはTracfone/Net10/StraightTalk専用端末のSIMロック解除は出来ません。

それでは、以下に各社のSIMロック解除ポリシーをまとめてみます。
日本語の簡単な解説を、順次追加していきます。

なお、各キャリアが提供するSIMロック解除料金は、無料です。
また、どのキャリアも、盗難・紛失報告がされている携帯のSIMロック解除リクエストは、受け付けません。

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