KDDIが、AT&TとLTEローミング契約・・・これが、何を意味するか。


- Old Counter



あんまりこう言うのって得意じゃあないんですよね、・・・・いわゆる、業界解説記事。
なんたって、日本やカリフォルニアには、いわゆる「業界コンサルタント」と称している人がが沢山いるじゃあないですか。
そういう人たちが、現地の生活基盤とはかけ離れたレベルで解説記事書いていて、お金貰っていますから・・・

私は検証記事、つまり、現地の事実報道が得意と思っています。事実報道は、解説記事とは違います。

KDDIが、アメリカでのLTEローミングを、AT&T回線で開始。

…これって、そんなに価値があるニュースなの?

そもそも、一日2980円(約$30)で使い放題、つまり、1ヶ月約$900でLTE使い放題、・・・って、経済的に見て価値があるだろうか?
現地のT-Mobile USのSIMを使えば、月$70でLTE使い放題だよ!
それほど現地通信を使わない短期滞在なら、T-Mobile USのSIMでタブレットなら200MB(月)まで無料!

AT&TのGoPhoneプリペイドだって、月$60で2GBのLTEまで。追加は1GBあたり$10で可能。

金額的に見たら、まったく価値が無い。どこが「画期的」なのさ!

・・・でも、このアナウンスメントで、実は日米キャリア・アライアンスの構図が見えてきました。

“KDDIが、AT&TとLTEローミング契約・・・これが、何を意味するか。” の続きを読む

VerizonのLTEが、一部の大都市で飽和状態


- Old Counter



VerizonのCFO、Fran Shammo氏が昨日(2013年11月12日)、投資家とのコンフェレンスコールで明らかにしたところ、VerizonのLTEはニューヨーク市、シカゴ、サンフランシスコなどの一部の大都市で飽和状態に近づいており、一部の利用者がLTE接続できなくて、3G接続にドロップすることがあることを認めました。
(これって、ラスベガスの世界最大のCES展示会期間中に、会場のコンベンションセンター付近でVerizon端末がLTE接続出来ないのと、同じ状況かぁ・・・)

Verizonの3G CDMA2000通信は、ピーク時で700kbps~1.5Mbpsの通信速度しか得られないため、LTEが接続出来るときと出来ないときとの通信速度の差は大きなギャップがあります。

Wall Street Journalの独自テストでも、VerizonのLTE通信速度は、4キャリア中、平均で2位でした。

Verizonはアメリカ4大キャリアの中でも一番最初にLTE通信サービスを2010年12月3日に開始し、最も広いカバレッジを提供していますが、そのために加入者が急増し、LTEキャパシティーが不足しているとのことです。Verizonでは、加入者の約1/3がLTE通信可能な端末を使用していますが、その1/3の加入者が全体の64%のデータ通信を使用しています。

特に、LTEユーザーが予想以上にビデオ(ストリーミング)利用しているのが、LTE通信のアクセス混線の原因になっている、とFran Shammo氏は話しています。Verizonでは、モバイル通信トラフィックの51%はビデオ(ストリーミング)であるという結果になっています。今後、モバイル通信がビデオ(TV、映画、YouTube、など)エンターテインメントの分野で大きく利用されていくのでしょう。(かたや、直近四半期で有料TVの加入者は11万3000人減った、というニュースも今日はありました。
【GigaOM】Pay TV operators lose 113,000 customers as cord cutting continues – 2013年11月13日

Verizonはこれに対して今年度中に5億ドルの設備投資を行い、特にLTE利用の多い大都市でAWS(Band 4)での第2のLTE回線の拡充を開始しています。さらに、スモールセルの増設にも力を注いでいます。
「2014年に年が変わるときには、またVerizonの高速LTE通信の優位性は、奪回できる」とShammo氏は語っています。

【CNet】Verizon admits network faces traffic pressure in big cities – 2013年11月12日
【9to5Mac】Verizon no longer the gold standard for mobile data? – 2013年11月13日

欧州航空安全機関は、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用解禁ガイドラインを今月末までに発表


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



欧州航空安全機関(European Aviation Safety Agency、EASA)は、アメリカのFAA 連邦航空局の先月末(2013年10月31日)の決定に続き、欧州内で運行するEU加盟国の航空機の離着陸時の機内モードでの電子機器の使用解禁のためのガイドラインを、今月末(2013年11月30日)までにリリースすると、発表しました。
【EASAプレスリリース】EASA allows use of Electronic Devices on board – 2013年11月13日

これにより、ヨーロッパ国内でもEU加盟国所属の航空会社で、年内に航空機離着陸時と空港内タクシー時、(もちろん、上空巡航時にも、)機内モードでスマホやタブレットの電子機器の使用が許可されます。

【Engadget】Europe to allow gate-to-gate electronics use by the end of November – 2013年11月13日

Jawboneも、新製品UP24でBluetooth対応に


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



筆者はFitbitファンですが、アクティビティ・トラッカーにJawbone UP(UP by Jawbone)を使用している方も多いでしょう。

Jawbone UPの最大の欠点は、ワイヤレスでデータが同期できないことでした。

そのJawboneが、本日、アメリカでBluetoothに対応したJawbone UP24を発売開始しました。
【TechCrunch】Jawbone’s UP Fitness Band Finally Goes Wireless With UP24 – 2013年11月13日

そして、Jawbone iOSアプリも、本日、新バージョンのアプリ、UP 3.0がリリースされました。

Jawbone UPとUP24は、サイズも形状も同じ。表面のテキチャー・パターン(縞模様)だけが違います。
価格は$149.99で、UPの$129.99よりも$20高くなります。色は、黒(Onix)と橙(Persimmon)の2色。
発売は、Jawboneサイトで本日から。
【Jawbone】Store
家電量販店BestBuyでは、2013年11月19日から店舗販売が開始されます。

BluetoothでiPhoneとデータ同期が出来る反面、バッテリー継続使用時間が短くなり、UPの10日間から、UP24では仕様では7日間となります。
なお、UP24では同期はBluetoothのみとなります。(UPのように、ケーブル接続では同期できません。)

Squareの「番号手入力」クレジットカード決済の週間入金リミット「$2002まで」が無くなりました。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカで毎月の固定費を払わずにモバイルでクレジットカード決済が出来るSquareは、これまでリスク回避のため、通販や電話注文など、マーチャント(チャージする側)が手入力でクレジットカード番号を入力する場合に限って、Squareからマーチャント側への1週間の当該トランズアクションの支払い限度を$2002までに限っていました。当該週の$2002を超える超過分に関しては、課金から30日後にマーチャントに支払われることになっていました。

Squareは、この限度を撤廃する旨のEメールを、本日、Square加入マーチャントへ送っています。

これにより、$2002以上の高額で、かつ、実際にカードを手元の端末でスキャンしない場合でも、課金した金額(マイナス、手数料)が24~48時間以内に登録銀行口座へ振り込まれることになります。

実際には、先週ごろからこれが行われていたようです。

“Squareの「番号手入力」クレジットカード決済の週間入金リミット「$2002まで」が無くなりました。” の続きを読む