Southwest航空も、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用を解禁。WiFiも、離着陸時OK。


- Old Counter



う~ん、知らんかった。

2013年10月31日、アメリカ連邦航空局FAAが、「飛行中の機内の小型電子機器の発する電波は、航空機の運行に殆どの場合に影響がないので、解禁する。」という方針を発表して以来、アメリカの航空会社のデルタ航空、JetBlue、アメリカン航空、ユナイテッド航空、US Airways、アラスカ航空が次々と「離着陸時の機内モードでの電子機器の使用」を解禁してきました。

そして、アメリカのLCCのSouthwest航空は、本日より離着陸時の機内モードでの電子機器の使用を解禁します。
【Southwest Airlines】Southwest Airlines Inflight Entertainment – Now Available Gate-to-Gate! – 2013年11月20日

それだけではありません!
(ここからが、筆者も知らなかった件。)

Southwest航空は、離着陸時のWiFiの使用も許可します。
LA Timesの記事によると、アメリカの他の航空会社の場合には機内WiFiは「Air-to-Ground Tower」(飛行機から地上無線塔)へ電波を発信しているので、地上1万フィート(3000メートル)以上の高度でないと機内WiFiのサービスが開始できません。しかし、Southwest航空の場合にはRow 44社の「完全」衛星通信による機内WiFiサービスを提供しているため、高度1万フィート以下でも機内WiFiの提供を止める必要が無いそうです。
このため、Southwest航空は、アメリカ国内航空会社で唯一、出発ゲートから到着ゲートまで、電子機器をWiFiモード「オン」で使用できる航空会社となります。モバイル通信(セルラー通信)は、オフにする必要があります。また、ノートブックパソコンなどの比較的大きな電子機器は、離着陸時に格納する必要があります。
【LATimes】Southwest Airlines offers Wi-Fi from takeoff to landing – 2013年11月20日
【CNet】Southwest Airlines offers Wi-Fi service from gate to gate – 2013年11月20日