NTTBP(エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社)は、2013年11月8日、アンドロイド端末用に、同社が空港やJR駅などで提供している無料WiFiをアクセスするための便利ツールをリリースしました。
海外では初めてのWiFiホットスポットでも、その都度、その場で、登録してすぐに使用できるのに、通常、日本国内のWiFiホットスポットにアクセスするためには、事前にPCからブラウザーで登録したりと、面倒でした。このアプリの提供により、一度、アプリで登録をすると、NTTBPが提供する日本国内約2000ヵ所の無料WiFiがシームレスに利用できるようです。(連続90日間利用が無い場合には、再登録が必要。)
【NTTBP】ニュースリリース:Androidアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」の提供開始について – 2013年11月8日
アプリは5ヶ国語対応で、英語・中国語(繁・簡)・韓国語・日本語に対応しています。
WiFi提供箇所は、成田空港、羽田空港、JR東日本主要駅、JR東海主要駅コンコース、沖縄市内主要観光拠点、など。
まあ、地方へ行く人にはほとんどメリットはありませんが・・・
アプリはGoogle Play Storeで検索キーワード「Japan Connected-free」くらいまで入力して検索すると、出てきます。
iOSバージョンは現在開発中で、近々リリース予定。
主要駅での乗り換え時には、便利かも。
Nexus 7 (LTE) 2013モデルが2013年9月9日から発売になり、北米版はT-Mobile US、AT&T、VerizonのLTE周波数に対応しています。
ところが、Nexus 7 (LTE) は3G CDMA2000モードに対応していないため、VerizonのSIMではアクチできない現象が続いています。
※ Verizon版iPhone 5/5c/5sやVerizon版ポケットWiFiなどで既にアクチされたVerizon SIMは、Nexus 7 (LTE)に差し替えればNexus 7 (LTE)で使用出来るようです。
Verizonは当初、「VerizonのSIMアクチベーションには、CDMA2000端末のMEID番号が必要である。」と説明し、近い将来、GSM/LTE端末のシリアル番号であるIMEI番号でVerizon SIMをアクチ出来るようにシステム改善をする、と述べていました。
そして、つい最近、Verizonは同社初めての「LTE通信モードだけ(CDMA2000通信モードの無い)」独自アンドロイドタブレット、Verizon Ellipsis 7を2013年11月7日に発売開始しました。
これにより、同じくCDMA2000通信モードの無いNexus 7 (LTE) 2013モデルも公式にVerizon LTE SIMで使用できるかと思われていましたが、Nexus 7にKitKat(アンドロイド4.4)がOTAで配布されるまで、Verizonの公式Nexus 7サポートはお預けになる模様です。
Verizonはこの理由を、「アンドロイド4.3の問題で、キャリアによるNexus 7 LTE端末の公式認証が出来ないため。」と述べています。
アメリカではLTEのサービスエリアはVerizonが一番充実しているため、VerizonによるNexus 7 LTE端末の公式認証が待たれるとともに、今後も「LTE通信モードだけ」の端末のVerizonによるアクチが手順として一般化されるのが、待たれます。
リンク:
【Android Police】Verizon: Google, Asus Have Opted To Wait Until Nexus 7 Gets KitKat To Certify For Use On Network, “Systems Issue” With 4.3 To Blame – 2013年11月6日
先にアップルがiPhone 5の店内修理を開始し、新品(整備品)との交換を減らそうとしているニュースは、この夏に取り上げました。
米アップル・ストアが、店内でiPhoneフロント・ガラスの修理サービスを開始 – 2013年6月6日
アップルは、これを間もなくiPhone 5c/5sにも適用すると、9to5macはレポートしています。
【9to5mac】Apple Stores to soon offer iPhone 5s & 5c screen replacements, other repairs – 2013年11月6日
これによると、割れたスクリーンの交換は$149、通常、30分から1時間で交換作業が終了します。その他、音声ボリュームボタン、背面カメラ、スピーカー、バイブ・モーターなどが店内で交換可能になる予定です。iPhone 5cのホームボタンも店内交換可能になります。iPhone 5sのTouch IDボタンは、店内では修理出来ないようです。
AppleCare保証加入者は、「製造元責任による不良部品」の交換は無料となります。
非加入者の消耗品交換、たとえばバッテリー交換は、$79となります。iPhone 5cホームボタンの交換は$29です。
アップルはこの夏よりiPhone 5の一部部品の店内交換を始めていますが、これは、アップル社の利益率を上げる目的もあります。もちろん、ユーザーにとっては、修理することにより、(本体を交換した場合に必要な)データの復元が不要となります。
一部の店舗にはスクリーン交換後に新しいスクリーンをカリブレーションする装置や、修理マニュアルなどの導入が始まっているようです。
アメリカ国内で店内修理が安定導入されたあと、この方針はアメリカ国外のアップルストアでも導入される予定です。