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おとといiOS 8の発表後に明らかになったWiFi Calling機能ですが、T-Mobile USに続いて
T-Mobile USのWiFi Callingが今秋リリースのiOS 8で実現予定 – 2014年6月3日
カナダのRogersがiOS 8でWiFi Callingをサポートすることがわかりました。
【iPhone in Canada】Rogers Confirms It Will Support New iOS 8 Wi-Fi Calling Feature – 2014年6月3日
【iMore】Rogers confirms Wi-Fi calling coming to their iPhones in iOS 8 – 2014年6月3日
WiFi CallingとはT-Mobile USが2007年から一部のアンドロイド携帯およびWindows Phoneで提供しているもので、携帯電波のほかに、WiFiさえ繋がっていれば、契約している国内で音声通話の発着信をしているように使える機能です。料金は、携帯キャリアとの国内通信料金や通話契約が適用されます。
アメリカではポストペイド契約でも2012年から「国内通話かけ放題」が一般的となっています(プリペイド契約ではもっと前からなっている。)ので、「かけ放題プラン」でこのWiFi Callingを利用すれば、
● 契約自国内の携帯電波の届きにくいところでも、WiFiさえ繋がっていれば携帯が発信できるだけでなく、着信も受けられるし、無料。
● 海外に旅行や一時的に生活した場合にも、WiFiさえ繋がっていれば、契約自国内での国内通話として発信できるだけでなく、着信も受けられるし、「かけ放題プラン」ならば無料。
となります。
2014年3月17日から「Line電話」がLineアプリから世界の固定電話へ携帯電話へ格安で発信できるサービスを提供していますが、WiFi Callingサービスが世界の多くのキャリアに普及すれば、「かけ放題プラン」にさえ加入していれば追加料金が不要で契約自国の電話番号に発信できるWiFi Callingサービスは、(契約自国の電話番号へのみですが・・・)メリットがあります。
※ 契約自国以外の電話番号への発信は、WiFi Callingでは自国から国際電話へする形になります。
また「Line電話」アプリでは「自分の電話番号」に掛かってきた電話を着信することは出来ませんが、WiFi Callingは自国外で着信を受ける際に国際通話ローミング料金の追加無しで、通話が受けられます。「かけ放題」プランに加入していれば、WiFi Calling機能を使えば海外でも無料で着信を受けられることになります。
【iMore】iOS 8’s “one more thing” that Apple didn’t have time to announce at WWDC – 2014年6月2日
WiFi Callingの簡単な理論的説明と使い方は、
iOS 8で採用予定のWiFi Callingの解説と、使い方 – 2014年6月8日
参照。
T-Mobile USは一部のアンドロイドスマートフォンで2007年からWiFi Callingを提供しており、携帯電波が圏外であってもWiFiさえ繋がっていればいれば、WiFi Callingアプリを使って通常の携帯電話網に繋がるようになっています。これにより、携帯電波の繋がりにくい場所や、アメリカ国外からでも、WiFiさえ繋がっていればアメリカ国内で電話を掛けているように使用できます。(通話/SMSテキスト料金も、アメリカ国内料金適用で発着信できます。加入しているアメリカ国内通話プランが「かけ放題」であれば、アメリカ国内・国外でWiFi経由で発信・着信した通話には超過料金は請求されません。)
WiFi Callingは他のVoIPアプリと違って、電話番号は携帯(SIM)の電話番号がそのままトランスペアレントに使用出来て、WiFi経由で通話の発信・着信、テキストの送受信が出来ます。また、相手は通常の(WiFiでない)携帯回線に繋がった携帯や、固定回線の電話でも構いません。
残念ながらWiFi Callingがプリインストールされているアンドロイド携帯は、初期では限られておりました。
また、iPhoneに関してはこれまでWiFi Callingアプリが提供されていませんでした。
本日アップルのWWDCで発表されたiOS 8(今秋リリース予定)では、このWiFi Calling機能がOSに含まれていることをT-Mobile USは確認しました。
iPhoneユーザーはiOS 8のWiFi Calling機能を有効にするだけで、この機能が使用できます。
【9to5Mac】T-Mobile confirms WiFi calling arriving for iPhone users with iOS 8 – 2014年6月2日
ただし、おそらく、キャリアプロファイルで、対応しているキャリアのみがWiFi Callingボタンが表示されるのではないかと思います。
アメリカではT-Mobile USの他、Sprintが2014年2月21日よりSamsung Galaxy MegaとSamsung Galaxy S4 Mini、その後4月9日よりSamsung Galaxy S4 でWiFi Callingを提供しています。
【Sprint】Sprint Launches Wi-Fi Calling – Expanding Voice and Messaging Coverage – 2014年6月2日
AT&TとVerizonはWiFi Calling機能をまだ提供していません。
【iMore】iOS 8’s “one more thing” that Apple didn’t have time to announce at WWDC – 2014年6月2日
ドコモがiPadを発売開始するのでiPadのキャリアプロファイルが更新され、一部のドコモMVNOのAPN設定が出来なくなったため、テザリングが出来なくなったというニュースが出てますね。
そこで、アメリカのキャリアの状況を調べてみました。
筆者の経験的な理解では、iOS端末のキャリアプロファイルは、挿入したSIMのMCC/MNC(Mobile Country Code、Mobile Network Code)で決まってくると認識しています。
つまり、挿入したSIMのキャリアの「国と、キャリアコード」で、iOS端末のどのキャリアプロファイルが選択されるか決まります。
たとえば、
|
MCC Mobile Country Code |
MNC Mobile Network Code |
キャリアプロファイル名 数字は現在のバージョン |
AT&T |
310 |
410 |
AT&T 16.0 |
T-Mobile US |
310 |
260 |
T-Mobile 16.1 |
Verizon(LTE) |
311 |
480 |
Verizon 16.0 |
Sprint(LTE) |
310 |
120 |
Sprint 16.0 |
ドコモ |
440 |
10 |
ドコモ 16.0 |
ソフトバンク |
440 |
20 |
ソフトバンクモバイル 16.1 |
KDDI au(LTE) |
440 |
50 |
KDDI 16.1 |
KDDI au(CDMA2000) |
454 |
04 |
3 16.0 3=Hutchison Telecom(香港) |
そしてMVNOのSIMは、使用している回線業者のMCC/MNCを使用していますから、ドコモのMVNOなら、全てドコモのキャリアプロファイルを使用します。
各キャリアごとのキャリアプロファイルには、APNのデフォルト設定や、通信関係の選択ボタンの有無は表示などが指定されています。
もし、アップルの公式通信業者ではないSIMを挿入すると、ジェネリックの「Carrier Lab」キャリアプロファイルが選択され、APNなどの設定は手動で入力しなければなりません。
さて、アップルの公式通信業者になった場合には、その公式キャリアプロファイルにどのような違いがあるのでしょうか?
※ 以下、iPadでも状況は同じですが、今、急ぎのため、iPhoneで検証します。帰宅してから時間があれば、iPadの状況も追加します。
“アメリカ、キャリアごとのiPhoneのAPN設定の可否” の続きを読む
ZIP SIM(旧Ready SIM)が2014年4月初めからトップアップが可能になり、継続使用が可能になりましたが、
ZIP SIM(旧Ready SIM)が継続使用可能になった。 – 2014年4月12日
その手順を事前に知りたい人のために、ここに記録します。
● ZIP SIM(旧Ready SIM)を継続使用のためにトップアップする場合には、
- ZIP SIM(旧Ready SIM)がアクティベートされて、使用期間中であること
または
- ZIP SIM(旧Ready SIM)の使用期限が切れて72時間以内であること
である必要があります。ZIP SIM(旧Ready SIM)を使用開始(アクティベート)する前にはトップアップは出来ません。
● トップアップ(トップアップする前のSIM)は、通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)でも、データ通信専用プランSIMでも、どちらでも可能です。
● ただし、トップアップで追加出来るプランは、7日、14日、21日、30日の通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)プランのみです。
- データ専用SIMでトップアップすると、通話も可能な通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)プランになります。(Akiさん、報告ありがとうございます。)
● トップアップ時に新たなプラン(7日、14日、21日、30日)を自分で選択できます。
- 購入した時の通信プランと同じである必要はありません。
● トップアップした際の新しい有効期限は、
- 使用期限が切れる前にトップアップした場合には、トップアップした時点から数えて、残りの日数+新しいプラン日数
- 使用期限が切れた後、72時間以内にトップアップした場合には、トップアップした時点から数えて、新しいプラン日数
● トップアップした際の新しいデータ容量は、
- 新しいトップアップ通信プランのデータ通信容量 (これまでのプランでの未使用分残量は、トップアップ時点で無くなります=ゼロにリセットされます。)
トップアップは、ブラウザーで
【ZIP SIM(旧Ready SIM)】ZIP SIM(旧Ready SIM)ホームページ
にアクセスし、画面上部のメニューで「TOP UP」をクリックします。ブラウザーは、ZIP SIM(旧Ready SIM)の挿入されている端末から起動する必要はありません。PCのブラウザーでも構いません。
“ZIP SIM(旧Ready SIM)のトップアップ手順” の続きを読む
Verizonは2009年にAlltelを買収して以来、携帯加入者数でアメリカトップの座を他社に譲ったことは一度もありません。
しかし、業界アナリシスを提供しているCHETAN SHARMAが本日発表した記事によれば、AT&TがVerizonに追い着き、両者は実質(ほぼ)同数一位で肩を並べたようです。
この要因の最大の原因は、AT&Tが今年(2014年)3月に買収したCrocket Wireless(Leap Wireless)の加入者約400万人がAT&Tに移ったことによりますので、まあ、本業のサービス実力だけで追い着いたことではないようですが・・・
両者は携帯加入者数のそれぞれ34%ずつを占めており、3位のSprintと4位のT-Mobile USを合わせても30%、その他(約125社)が2%です。
ほかに興味ある数字としては、Verizonは既にLTE加入端末数が4800万台(加入者の約半数)。データ通信トラフィックの73%がLTE回線を経由しているということで、2010年12月5日に初めてLTEサービスを開始してから3年半でここまで浸透していることは、ユーザーのLTE採用が急速に進んでいることの証拠です。
また、2014年第1四半期に販売された端末の93%はスマホだったそうです。携帯加入者の68%はスマホ(3G、LTE)を使用していると推測されます。
【CHETAN SHARMA】US Mobile Market Update – Q1 2014 – 2014年5月30日
【GigaOM】AT&T and Verizon are now tied for the rank of largest U.S. mobile carrier – 2014年5月30日
以前も書きましたが、筆者がこのようにSprint/T-Mobile US合併(買収)に関する情報を頻繁に流すのは、日本国内の情報が非常に偏った情報ばかりだからです。
いろいろな情報を読み、あとはご自分でご判断ください。
筆者は基本的には2~3年後には、そのときにまだ両社が独立系携帯会社として運営されていれば、SprintとT-Mobile USは合併することが規制当局にも許可されるであろう、と考えています。
したがって、この2社の合併(買収)に根本的には反対するものではありません。
しかし、今は(合併は)無理でしょう。
※ 業界淘汰(境界を隣接する業界を含む)が加速的に進んでおり、もし、今回SprintがT-Mobile US買収を諦めた場合、あるいは、アメリカ規制当局の反対にあって失敗に終わった場合、2~3年後にT-Mobile USが独立携帯会社として存続しているかどうかは、まったく疑問になってきました。
——–
さて、ソフトバンクのCEOでSprintの会長の孫 正義氏は2014年3月11日ワシントンDCで、また、2日前のカリフォルニア州Rancho Palos VerdesでのRe/code Code Conferenceでのインタビューで、「アメリカのインターネットは遅い」、「T-Mobileを買収させてくれれば、より速いインターネットをより安く提供する」(Re/codeコンフェレンスでは直接T-Mobileの名を明言していませんが・・・)と主張し、SprintとT-Mobile USが合併することにより経費削減が出来て、技術革新のための開発や設備投資に投資する余裕が出来、「アメリカ国民により速いインターネット接続を、より安く提供できる」ことを主張の前面に出し、世論で「SprintによるT-Mobile USの買収」を認めさせようとしています。
しかし、既にいくつかのメディアはこれを否定し、反論しており、必ずしもアメリカ国内の業界関係者の共感は得られていません。
“孫氏の「アメリカのインターネットは遅い」「T-Mobileを買収させてくれれば、より速いインターネットをより安く提供する」発言が、メディアにdisられている件” の続きを読む
まあ、どうでも良い(?)ニュースを、ひとつ。
黒人差別発言が公表され、NBAチーム・オウナーの立場を追放され、チームを売却するようにNBAオウナー会全員一致で決議されたロサンゼルス・クリッパーズのオウナー、スターリング氏ですが、売却の手続きを任されていたスターリング夫人が前マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏と会い、複数の購入希望者の中で、バルマー氏が最終的に売買相手に決定した、と、Los Aangeles Timesは報道しています。
【LA Times】Steve Ballmer appears to win Clippers bidding war for $2 billion – 2014年5月29日
【CNet】Steve Ballmer wins bid to buy LA Clippers, report says – 2014年5月29日
購入価格は、20億ドル。 今日現在、まだ、最終手続きは行われていないようです。
バルマー氏の個人資産総額は、200億ドルと推定されています。
バルマー氏は、クリッパーズをシアトルに移転するつもりは無いそうです。「ロサンゼルスに残したほうが、高く収益が上げられる」と考えているようです。
本人はこの機会に、ロスに引っ越すんでしょうかね。
昨日の共同通信の報道を受けて、ロイターがドイツで現地追加取材をした報道をリリースしています。
【Reuters】Deutsche Telekom willing to keep stake in T-Mobile-Sprint tie-up – 2014年5月29日
まとめると・・・
ソフトバンクとドイツテレコムはこの買収合意を達成させようと努力し、細かい内容を協議中ではあるが、(ソフトバンク/Sprintが)アメリカ規制当局を説得できるかどうかによっても内容は変わってくるため、同意まで持っていくことが現状では難しい。
T-Mobile USAは、2011年12月のAT&Tによる買収提案では、買収が成立しなかった場合の違約金(Breakup Fee)を40億ドル要求していましたが、今回は違約金の要求額は少ない。(今月初めの報道では10億ドル以上を要求している、ということです。)
その理由は、SprintがT-Mobile USを買収した後も、新会社にT-Mobileの名前を残すことと、新会社の経営陣はT-Mobileの経営陣が主体となるため、と書かれています。
更に、SprintがT-Mobile USの主要株主であるドイツテレコムに支払う現金の金額を減らすため、(つまり、ソフトンバンク/Sprintの買収資金負担を減らすため)、合併後、ドイツテレコムは新会社の15%の株を所有することを選択肢の一つとして考えている、ということです。つまり、計算を簡単にするためにSprintとT-Mobile USの簿価が同額とすると、ソフトバンク/SprintはドイツテレコムのT-Mobile US所有株約37%に現金を支払い、残り約30%へは新会社の株を配布。ソフトバンクは合併後の新会社の58.5%(Sprintの80%/2 + T-Mobile USの37%/2)の株を所有することになります。
更に、両社が「もし」合併すると、全携帯会社所有の周波数帯域の三分の一以上を新会社が所有することになり、2015年中ごろに予定されている600MHz周波数の使用権の入札で新会社は入札そのものから排除されるか不利になり、VerizonとAT&Tがかなりの600MHz帯域を獲得することも予想されます。
昨日の共同通信の「ソフトバンクの米社買収、独容認」報道が、
【佐賀新聞】ソフトバンクの米社買収、独容認 ~ 米規制当局の対応が焦点に – 2014年5月29日
アメリカ現地の今朝になって、各紙から続々報道されています。
そして、遂に、約1時間前、PCWorldの報道では「Deutsche Telekom agrees to sell T-Mobile USA to SoftBank」と、売買条件も最終決定し、完全に「ドイツテレコムがT-Mobile USをSprintに売却することに同意した」ことになっています。
【PCWorld】Report: Deutsche Telekom agrees to sell T-Mobile USA to SoftBank – 2014年5月29日
Japanese news site Kyodo News, which reported the agreement, didn’t give details of the price or structure of the deal.
でも、再度、共同通信の原文を読む(共同通信サイトは有料サイトなので、その記事を転載した地方紙の記事を読む)と、
ソフトバンクが検討を進める米携帯電話4位TモバイルUSの買収を、親会社の欧州通信大手ドイツテレコムが容認していることが29日、分かった。…(中略)…
関係者によると、ソフトバンクの孫正義社長が、Tモバイルとドイツテレコム両社の首脳クラスと5月中旬に会談した。この中で孫社長が買収を提案し、前向きな回答を得たという。3社は最終合意に向け、具体的な買収方法など詰めの交渉を急ぐ。
ということで、最終同意ではないと思うんですが。
共同通信 |
⇒ |
PCWorld誌 |
容認している、前向きな回答を得た |
⇒ |
agrees to sell |
最終合意に向け、具体的な買収方法など詰めの交渉を急ぐ |
⇒ |
didn’t give details of the price or structure of the deal (「最終条件は決まっていて同意されているが、発表されていない」というニュアンス。) |
どうしたら、こうなるんでしょうね・・・・
もちろん、PCWorld誌は、共同通信の報道の日本語原文を読んでいないのは明らかです。
昨日、共同通信が「ソフトバンクの米社買収、独容認」と言うタイトルの記事をリリースしましたが、その内容を読みましたが、何も新しい内容がありません。
この記事前文は、地方紙が複数取り上げていますので、それを読んでみます。例として、
【佐賀新聞】ソフトバンクの米社買収、独容認 ~ 米規制当局の対応が焦点に – 2014年5月29日
また、この共同通信のニュース報道を受けて、ロイターが関係各社にコメントを求めていますが、ドイツテレコムとSprintはコメントを拒否、T-Mobile US/ソフトバンクからはまだ何も得られていません。
【Reuters】Deutsche Telekom agrees Softbank’s plan to buy T-Mobile: report – 2014年5月29日
共同通信の話は、「業界筋からの情報」となっているようです。(以下、太字は共同通信の記事からの抜粋。)
『ソフトバンクが検討を進める米携帯電話4位TモバイルUSの買収を、親会社の欧州通信大手ドイツテレコムが容認していることが29日、分かった。』
このソフトバンク/SprintによるT-Mobile US買収意向の話は昨年12月から浮上している話で、その時点でドイツテレコムは容認していると思うんですけど・・・
『今後は、競争促進の観点から米通信業界の一段の再編に慎重な姿勢を示す米規制当局の対応が焦点になる。』
通信関連を審査するFCCの意見は多少「経営的にSprintとT-Mobile USは単独での長期生存は難しい・・・かもしれない」という意見方向に傾きかけているようですが、独占問題を審査する司法省の意見は相変わらず「この合併には反対」の強固な態度は変わっていないようです。
『関係者によると、ソフトバンクの孫正義社長が、Tモバイルとドイツテレコム両社の首脳クラスと5月中旬に会談した。この中で孫社長が買収を提案し、前向きな回答を得たという。』
条件次第の「前向きな回答」でしょう。
“共同通信の「ソフトバンクの米社買収、独容認」報道は、何も新しい内容が無い” の続きを読む