iPhone 6 SIMフリーをアメリカで購入する方法(過去の例からの推測を含む「iPhone 6公式発表」前の事前予想)


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iPhone 6のアップル公式発表会を3日後に控え、SIMフリー版をアメリカ(や香港?)で購入するための情報を検索している方が出てきているようです。
そこで、過去の年の例を踏まえ、今年の「iPhone 6 SIMフリーをアメリカで購入する方法」を事前予想してみましょう。

■ iPhone 6の予約はいつから?

過去の例と、今年の予想:

モデル 発表会年月日
(アメリカ太平洋時間)
予約注文受付開始年月日(アメリカ) 予約注文受付開始年月日(日本) 配達開始年月日 初期販売国
iPhone 4S 2011年10月4日 2011年10月7日午前零時(太平洋時間) 2011年10月14日 アメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツ
iPhone 5 2012年9月12日 2012年9月14日午前零時(太平洋時間) 2012年9月21日 アメリカ、カナダ、日本、香港、シンガポール、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツ
iPhone 5S 2013年9月10日 予約販売無し
注文受付2013年9月20日午前零時(太平洋時間)
予約販売無し
注文受付2013年9月20日(日本時間)
2013年9月20日 アメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、シンガポール、イギリス、フランス、ドイツ、中国
iPhone 5C 2013年9月10日 2013年9月13日午前零時(太平洋時間) 2013年9月13日午後4時(日本時間) 2013年9月20日 アメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、シンガポール、イギリス、フランス、ドイツ、中国
iPhone 6 2014年9月9日 2014年9月12日午前零時(太平洋時間) 2014年9月12日午後4時(日本時間) 2014年9月19日
店舗販売は同日午前8時より
アメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、シンガポール、イギリス、フランス、ドイツ、香港

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衛星TV会社DISH TVがT-Mobile US買収競争に参入の意思あり


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アメリカ2大衛星TV会社の小さいほうのDISH TVの会長のErgen氏は最近ドイツテレコムにコンタクトし、DISH TVがT-Mobile US買収に興味があると伝えた、とBloomberg誌は報道しています。
【Bloomberg】Dish Said to Discuss T-Mobile Deal With Deutsche Telekom – 2014年9月5日

これは予想通りの動きであり、特に驚くことではありませんが、フランスIliad社のT-Mobile US買収提案と、SprintのT-Mobile US買収断念後、DISHの動きがこれまでに報道されなかっただけに、今日のBloomberg誌の報道はDISH TVの意図を確認するための意味で業界や投資家は安心するでしょう。

Iliad社もまだT-Mobile US買収を諦めてはおらず、資金調達のために買収専門の投資団体などに接触を続けて、より良い買収提案を提案する努力を続けているようです。

Ergen会長は今年(2014年)5月にも「ソフトバンクをバックにしたSprintと競争すると資金的に負けるのはわかっているので今は参加しないが、SprintがT-Mobile US買収を断念、または規制当局の許可が得られずに失敗すれば、DISH TVとしてはT-Mobile US買収に興味がある。」と話しており、今日のBloomberg誌の報道は当然の流れです。
ただし、Ergen会長はドイツテレコムに対し、「今は(2014年)11月のAWS-3(上り1700MHz/下り2100MHz)の周波数使用権入札に参加するために資金準備をしており、T-Mobile US買収提案はその競売の後で考える」と伝えているので、DISH TVからの提案は11月以降になりそうです。また、ドイツテレコムもそれまでに急いでIliad社や他社の提案を承諾することも無さそうです。

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直近のアメリカのキャリアのLTE関連、もろもろニュース


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iPhone 6発表を数日後に控えて、アメリカのキャリアのLTE関連の小さなニュースが直近で流れています。

■ AT&Tは昨日2014年9月4日、LTE 700MHz Band 17のカバレッジが、人口カバーで3億人(人口カバー率で95%)に達したと発表。
【AT&T】AT&T 4G LTE Network Reaches More Than 300 Million People – 2014年9月4日

Verizonは3億600万人(97.5%)カバーを遂げているので、その広さに近づきました。

AT&TのBand 17 LTE設置はほぼ完了。今後は1900MHz Band 2、AWS Band 4、850MHz Band 5でのLTE補完設置を進め、現在、試験的にシカゴ地域で実施されていると言われるキャリアアアグリゲーションが使用できるエリアを広げてくるでしょう。

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2014年9月9日アップルiPhone 6発表会、リアルタイム放送(ブログ)のリスト【当日まで随時更新有り】


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さあ、そろそろ来週の予定を立てないとね。
筆者は当日は朝から夕方まで外での仕事なので、発表会はリアルタイムではフォローできません。
当サイト恒例の「モデルごとの日米周波数対応リスト」も、9月9日夜(日本時間の9月10日午前)にしかアップされませんから、ご了承を。

アップルの2014年9月9日(日本時間の2014年9月10日未明)のiPhone 6(・・・と、iWatch?)発表会。今回も公式ストリーミング配信があります。
【Apple】Live video from our special event will be right here. And so will a whole lot more.

公式以外は、
【UStream】Apple iPhone 6 & iWatch Announcement September 9th
【MacWebCaster.com】iPhone 6 Media Event in Japanese(日本語同時通訳)

また、例年、以下のサイトを含む多くのサイトで生ブログが報道されます。おのおの、iPhone 6発表会専用アドレスがわかり次第、追加します。
【ニコニコチャンネル】アップル新製品発表イベントを実況!!iPhone6&iWatchがついに発表か!? - 週刊アスキーチャンネルとコラボ
【Gizmodo】Our iPhone 6 Liveblog Starts Right Here on 9/9 at 1PM ET/10AM PT
【CNet】Apple September 9 event(live blog)
【GigaOM】Live blog: What does Apple have planned for wearable computing? Find out Tuesday
(今年は前の週にドイツで開催のIFAや、同時にラスベガスのCTA関連展示会で、各社のライブ・ブログ発表の出足が悪い。)

開始時刻:

アメリカ 西海岸時間(夏時間): 2014年9月9日午前10時
アメリカ 山岳時間(夏時間): 2014年9月9日午前11時
アメリカ 中部時間(夏時間): 2014年9月9日正午
アメリカ 東海岸時間(夏時間): 2014年9月9日午後1時
アメリカ ハワイ時間: 2014年9月9日午前7時
日本時間: 2014年9月10日午前2時

ソフトバンク、Pepper君をSprintショップで1年以内に販売したい。


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Bloomberg誌がレポートするところによると、
【Bloomberg】SoftBank to Sell Robot in U.S. Stores Within 12 Months – 2014年9月2日
ソフトバンクは2015年2月に日本で19万8000円で一般に発売予定のロボット、Pepper君を、アメリカ国内でSprintショップでも1年以内の来年2015年夏までに販売する計画だそうです。

2014年7月に創立されたソフトバンクロボティクス株式会社の冨澤 文秀代表取締役が昨日話した内容として、報告しています。アメリカでの価格は公表されておらず、先駆けて2015年2月に日本で発売された後の反響によって、アメリカでの販売を開始すると述べています。

Pepperはオープンシステムで稼動し、ソフトのカスタマイズが可能。ソフトバンクは建築、医療、エンターテインメントなどの分野でのアプリケーションの開発や販売で利益を上げていく予定です。事業者向けと一般個人向け、半々で販売すると、意気込んでいます。

Pepperのバッテリーは、フルチャージで12時間駆動可能です。

しかし、スマホは2年ごとに買い替えとか・・・
この手のロボットは、何年ごとに買い換えるのかな・・・
買い替え時には下取りとか、機種交換割引とか、あるのでしょうか?

中国EコマースのAlibabaが2014年9月8日ころに上場か、ニューヨーク証券市場での株取引は9月18~19日開始?


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最近の株市場の中でも世界最大のIPOとなると予想されている、中国Eコマース市場の80%の売り上げを占めるAlibabaが、2014年9月8日の週にアメリカで上場、早ければ2014年9月18~19日ころからニューヨーク証券市場で取引されるとの噂が流れています。
【Wall Street Journal】Alibaba Plans IPO Launch Week of Sept. 8 : Shares Could Begin Trading as Soon as Sept. 18 or 19 – 2014年8月30日

ソフトバンクはAlibabaの株を34.4%所有しており、上場時に新株発行となるため、この株所有率は上場後に下がりますが、それでも500億ドル(約5兆円)以上の株評価になると予想されています。

ソフトバンクの孫社長は2000年にAlibabaの創始者のJack Ma氏と会い、2000万ドル(現在の価値で20億円)を投資。その後投資を繰り返して来たものの、累積投資額はその10倍の2億ドル(200億円)と言われています。
200億円が250倍以上の5兆円に増えたわけで、孫氏のこれまでの投資の中で最も成功した案件でしょう。

ソフトバンク社長の孫氏は5月のロイターへのインタビューで、「Alibabaが上場しても、ソフトバンクがAlibaba上場時にAlibabaの株を売却することは考えていない。」と答えていますが、上場で所有株の簿価額が確定することで、それを担保に金融会社から更に融資を受けるなど、キャッシュを準備することが出来るようになるでしょう。そして、更なる「世界制覇」の野望の元に、通信・ネット・ロボット技術関連企業の買収案件が増えていくような気がします。
【Reuters】Japan’s SoftBank won’t cash in Alibaba stake on market debut – 2014年5月7日
【Reuters】Mega-IPO to rekindle the ‘bromance’ behind Alibaba’s rise – 2014年8月27日

ドイツテレコム、T-Mobile USの売却を一株当り$35以上で考慮


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Bloomberg誌が内部の事情に詳しいドイツテレコムの上層マネージャーからの情報として昨日報告したところによると、T-Mobile USの66%の株を所有するドイツテレコムは「一株$35以上でT-Mobile US買収の提案があれば、話に応じる」と考えているようです。
【Bloomberg】Deutsche Telekom Said Open to T-Mobile Talks at $35/Share – 2014年8月29日

ソフトバンク/Sprintが「アメリカ規制当局の承認を得られる見込みが無い」として断念したT-Mobile USですが、ドイツテレコムはT-Mobile USの評価額を「一株$35~$40を妥当」と考えている様子で、この金額での買収提案があればいつでも交渉をオープンする用意があるようです。公表されていないソフトバンク/SprintのT-Mobile US買収提案は、一株当り約$40だったと推測されています。

T-Mobile USに対しては先月後半、フランスの第4位の通信会社Iliad(イリアド)社が、T-Mobile USの全株のうちの57%を一株$33(合計150億ドル)で購入する提案を提示しましたが、ドイツテレコム/T-Mobile USは買収価格が低いとして拒絶しています。

このドイツテレコムの情報がリークされたことにより、Iliad社は前よりも高い買収提案を準備したり、または、DISH Network(アメリカ第2位の衛星TV会社)など他社が対抗する買収提案を準備してくる可能性も出てきます。

T-Mobile USの昨日(2014年8月29日)の株価は終値$30.08で取引されており、株価総額は240億ドルとなります。

ドイツテレコムはT-Mobile USとMetroPCSが合併した2013年5月1日に「合併後のT-Mobile USの株を、1年6ヶ月は部分売りしない(一括売りの可能性は否定していない)」とMetroPCSの株主に自主的に約束していましたが、その自主規制が2014年11月1日から解禁となり、ドイツテレコムが必要と思えばいつでも市場でT-Mobile USの株を売却することが出来るようになります。

また、同社を満足させるような買収提案が無い今は、T-Mobile USの所有周波数の獲得のために資金を準備し、2014年11月13日から開始される予定のAWS-3周波数帯の入札に参加し、来年の低周波数(600MHz)の入札にも独自参加する予定で、T-Mobile USのLTE周波数充実を計って行きます。

Sprintが米国内電話番号宛WiFi Callingを無料に


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Sprintは2014年2月にWiFi Callingのサービス開始を案内しましたが、昨日、アメリカ国内電話番号へWiFi Callingで発信する場合には、通話を無料にすることを発表しました。
【Sprint】Traveling Overseas with Sprint Has Never Been Easier with International Wi-Fi Calling to the U.S., U.S. Virgin Islands and Puerto Rico at No Additional Cost – 2014年8月28日

T-Mobile USは2007年から既にWiFi Callingを開始していますが、通話料はアメリカ国内通話料が適用されます。もっとも、最近の通話プランは「アメリカ国内カケ放題」なので、そのプランに加入している人は、WiFi Callingでアメリカ国内電話番号宛てに、どこからいくらかけても、超過料金無しでかけ放題ですが・・・

SprintもT-Mobile USに準じ、この点を強調しているだけです。ただし、Sprintの場合は「カケ放題」プランに加入していなくとも、旧プラン加入者でも、アメリカ国内電話番号宛てのWiFi Callingはどこからいくらかけても、無料になるようです。

WiFi Callingで米国外電話番号に発信する場合には、アメリカ国内での国際電話料金が課金されます。(ただし、WiFi Callingを使えば、発信地がアメリカ国以外でも国際ローミング代は課金されません。)

WiFi Callingは2014年9月にリリースされる予定のiOS 8で標準機能で装備されますが、WiFi Callingを実際に提供するかどうかはキャリア(携帯会社)によります。

現在のところはSprintでは以下の12機種のアンドロイド携帯でWiFi Callingが使用できます。
● HTC One max,
● HTC One (M8),
● HTC One (M8) Harman/Kardon edition,
● LG G3,
● LG G Flex,
● Samsung Galaxy S 4 with Sprint Spark,
● Samsung Galaxy S 4 mini,
● Samsung Galaxy S 5,
● Samsung Galaxy S 5 Sport,
● Samsung Galaxy Mega,
● Samsung Galaxy Note 3
● SHARP AQUOS Crystal

WiFi CallingはWiFiと携帯電波をシームレスにインテグレートする技術で、WiFiが接続できる場所でWiFiを経由して、携帯電波を使用せずに、SIMの電話番号で通話をする機能です。相手が携帯電話番号または固定電話番号でも、通話できます。
WiFi Callingの仕組みに関しては、
iOS 8で採用予定のWiFi Callingの解説と、使い方 – 2014年6月8日

ZIP SIM(旧Ready SIM)カスタマーサービス電話番号


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ZIP SIM(旧Ready SIM)のカスタマーサービスの電話番号は、ZIP SIM(旧Ready SIM)のサイトには書いていなかったと思います。

当サイトで購入したZIP SIM(旧Ready SIM)は、当方へEメール頂ければ対応します。場合によっては端末の設定が問題であったり、単に端末が自動テキストメッセージ(SMS)機能に対応していない端末だったりしますので、
● まずはアクチできるまで端末を2G GSM設定にする
● 10数分待って自動アクチできなければ、「7850」番に5桁の(ZIPコード)番号をテキスト(SMS、メッセージ)送信する
でアクチできることもあります。

しかし、端末側の設定が間違いないことが確実であるにもかかわらずアクティベート出来ない場合には、ZIP SIM(旧Ready SIM)のカスタマーサービス側で強制的にアクティベートしてくれますので、当サイトの対応を待てない場合には、ZIP SIM(旧Ready SIM)のカスタマーサービス電話番号に電話してください。
Eメールやサポートフォームもありますが、最近、対応が遅かったり、あるいは、既に対応してくれたにもかかわらず「対応完了」のEメール返信をくれないことが多いので、対応してくれたかどうかもわからずモヤモヤした状態で待っていないといけないことがあります。したがって、電話が確実です。

特に端末にSIMを挿入して、ZIP SIM(旧Ready SIM)(またはT-Mobile)のキャリア表示が端末の画面に表示されているのに、ブラウザーを開くと
http://androidapi.t-mobile.com/apppack/mvno.html
または
http://preprovisioned.roammobility.com/
へリダイレクトされるときは、アクチが自動的に、且つ、正常に行われなかった場合が考えられるので、ZIP SIM(旧Ready SIM)カスタマーサービスへの電話をしてみてください。
※ 原因としては、シアトルにあるZIP SIM(旧Ready SIM)アクチ・センターまでの途中のT-Mobile US回線がその時に断線(Black-out)、SIMを挿入する前にZIP SIM(旧Ready SIM)のAPN(roam wholesale)が設定されていなかった、その他の技術的問題が考えられます。

ZIP SIM(旧Ready SIM)サポート・スタッフでは、彼らのシステムからSIM番号(ICCID番号)を検索して、遠隔からSIMをアクティベートしたり、問題解決の対処をすることが出来ます。

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Los Angeles学校区の64万台iPad配布計画は入札過程に非難が上がり、再開未定で中止。


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アメリカで2番目に生徒数の多いLos Angeles学校区は、昨年夏に同区の64万人の小中高校生全員にiPadを配布する計画を発表したものの、
Los Angeles学校区が、2014年末までに64万人の小中高校生全員にiPadを配布 – 2013年7月27日
最初に配布した3高校の300人の生徒が簡単にセキュリティ対策を破り、「学校区の所有物で、生徒に貸し出している」ことになっているiPadに生徒が自分の好きなアプリをインストールする事件となり、この計画は一時中止されていました。
Los Angeles学校区の全小中高生徒へ64万台iPad配布計画、1週間で一時中止 – 2013年9月28日
Los Angeles学校区の配布iPadハックは、簡単だった – 2013年10月2日

2年目の今年度は昨年の限定的使用からの教訓を反映して、学区内27の高校で、iPadではなく、物理的にキーボードの付いたWindowsノートブックやSurfaceタブレット、Chromebookノートブックをも選択できるように変更します。
「生徒全員にiPadを配布」するはずだったLos Angeles学校区が、計画変更:今度はWindowsラップトップとSurface – 2014年6月30日

高校へのノートブック配布プログラムは最終的に今年は52高校に拡張される予定で、1万8000台のノートブックコンピュータが既に購入済みということです。

昨夜のLos Angeles Timesの記事によると、Los Angeles学校区は、この計画の落札業者Pearson社/アップル社との5億ドル(約500億円)の契約の執行を、再開未定で中止します。
【Los Angeles Times】L.A. Unified halts contract for iPads – 2014年8月25日
【Apple Insider】LA Unified School District suspends iPad deal, faces accusations that officials had close ties with Apple – 2014年8月26日
2013年に最終的にLos Angeles学校区にiPadと学校用教育カリキュラムの供給が決まったPearson社(元請け、教材アプリや試験アプリなどのカリキュラムの開発と供給担当)とApple社(Pearson社の下請け)の入札過程に「偏好(優遇待遇)」があった、という非難が最近出ており、それが「iPad全員配布計画中止」の大きな理由と言うものです。また、2013年にiPad 2を使用する計画でPearson/Appleに落札が決定したものの、その後、(時期的には当たり前ですが・・・)iPadの新モデルが発表されたにもかかわらず、古いiPad 2を2013年秋からの採用に決めていたことも非難の的になっていました。しかし、学校区はその後、Pearson/Apple社と再交渉し、同じ価格で、少なくともひとつ型落ちモデルの配布に変更した、と釈明しています。

Pearson/Appleの落札金額は最初の1-2年度で5億ドル(約500億円)、更に追加で学校内のネットワーク環境をアップグレードするのに5億ドル(約500億円)の予算を計上していました。

Los Angeles学校区はPearson/Appleとの契約を「停止」しますが、iPadまたはそれに変わる「生徒一人に1台」IT端末の導入を完全に諦めたわけではなく、計画を再度見直し、入札過程を見直して、新たに公正な競争入札を行いたい模様です。