T-Mobile US、Sprint、WiFi回線を自動的に切り替えて利用できるGoogle Project Fiの2ヵ月目の請求書が届きました。
これには、先月分の未使用データ分の割引が計上されています。
ちなみに、筆者はメインラインは15年近く継続して使用しているSprintをiPhone 5sで使用。(早く変えたいが、ファミリープランに州外の息子がまだ一人入っているので、面倒なので変えていない。)日々持って歩いているサブはAT&TのiPhone 6。
そして、当然このようなブログサイトを書いていますから、VerizonをiPhone 5cとポケットWiFiで、T-Mobile USをiPhone 5sとポケットWiFiとiPad Air 2で契約していますが、iPad Air 2以外はこちらの使用頻度はほとんど無いです。
それに2015年7月初めにNexus 6(北米版)でGoogle Project Fiに加入したわけですが、いつもかばんの中に入れて持ち歩いてはいるものの、使用頻度は殆どありません。
当然、7月のデータ使用量は0.124GB(約124MB)。
“Google Project Fiの「未使用データ分」割引適用請求書が届いた。” の続きを読む
Verizonは来週2015年8月13日より新規ポストペイド契約の料金を変更します。変更後は、データ共有量の選択肢が減ります。
また、(T-Mobile US同様に)新規契約者は2年契約の選択肢は無くなりますが、同時に端末割引が無くなります。
端末を一括払いで購入できない場合には、無利子24ヶ月払いのVerizon Edge分割払いプログラムへの加入が選択肢となります。
※ Verizonへの新規加入者で2年契約と引き換えに端末割引(iPhoneの場合は$450)を適用して欲しい場合は、2015年8月12日までに加入する必要があります。
既存の加入者は最後の端末割引適用から18ヶ月~24ヶ月を過ぎている場合には、2年契約の延長を条件に端末割引を受けることが今のところ継続できますが、このシステム(端末割引)がVerizonからもいつか無くなるであろう、と予想されています。
最近のAT&Tの四半期業績発表によれば、AT&Tの場合は新規加入者の三分の二は「2年契約/端末代割引」を選択せず、「契約束縛無し/端末代定価購入/端末代分割払い」を選択しているそうです。
“Verizon、新規ポストペイド契約のプランを来週2015年8月13日より変更、新規2年契約/本体割引を廃止。” の続きを読む
KDDIのアメリカ子会社であるAT&TのMVNOのH2O Wirelessは、これまで月$60と$65のプランでは高速(LTEを含む)データ通信容量制限後、データ通信が128Kbpsで使い放題でしたが、これを月$40以上のプランに拡大しました。
また、新規に月$35プランを追加し、月$30のプランに$5を追加することで、500MB高速データ通信容量制限後、データ通信が128Kbpsで使い放題になります。
さらに今回のH2O通信料金改訂で、月$60のプランでは高速データ通信容量が2.5GBから3GBに引き上げられています。
AT&TとT-Mobile USのプリペイド携帯プランはここ2年くらいで料金が安くなってきたり、LTE高速データ通信の容量制限が増えてきて、テザリングも可能で、便利です。しかし、H2O WirelessのようなMVNOは、通信料金面での勝負がキャリアのプリペイドプランに比べて難しくなってきている分、格安または無料国際電話通料金などで差別化しています。
H2O Wirelessのプランでは日本を含む50カ国の固定電話へは国際電話通話し放題になっており、日本の携帯電話への通話も1分当たり$0.274ですが、月極めプランには月$10~$20「国際電話クレジット」があり、最初の$10または$20分までは無料です。
改定分も含め、H2OとAT&Tのプリペイド携帯料金の
アメリカの日系携帯プランと現地プランの比較、その(2)H2O Wireless/KDDI America – 2015年6月16日
に比較してあります。
【H2O Wireless】ホームページ
今朝(アメリカ時間2015年8月6日)、iOS 9ベータ5がリリースされ、AT&TにWi-Fi Callingトグルスイッチが対応していることが発見されました。
アメリカのキャリアでは既にT-mobile USが数年前から、Sprintも2-3年前からWi-Fi Callingに対応しています。iPhoneではT-MobileがiOS 8.0リリースから、Sprintも最近のiOS 8.3アップデートでWi-Fi Callingへの対応を実施しています。
AT&Tは以前から2015年内にWi-Fi Callingへの対応を発表しており、iOS 9ベータ5でこれが確認されたことになります。
AT&TのSIMを挿入したiOS 9ベータ5でWi-Fi Callingを選択しても、現在のところは「Wi-Fi Calling isn’t yet available in your area, but check back soon. 」と表示されるそうです。
Wi-Fi Calling(Wi-Fi通話)が使用できるようになると、キャリアの携帯電波の届かないところでもWi-Fiさえ接続されていれば、普通に電話番号で電話の発信でき、着信を受けられます。同じように、米国外で、米国番号で、通話を発信したり、着信を受けるのに、Wi-Fiさえ接続されていれば超過の料金を心配しなくても可能になります。
VerizonはいずれはWi-Fi Callingに対応する意思を示していますが、「アメリカ国内のサービスエリアが充実しているため」、Wi-Fi Calling対応は急いではいないことを表明しています。
出典::
【9to5mac】Everything new in iOS 9 beta 5: AT&T Wi-Fi Calling, keyboard changes, CarPlay tweaks, and more – 2015年8月6日
iPhone、iPad、iPod Touchで、インストール中にハングしたり、アップグレード中にハングしても、通常のアプリ削除の手順で消せないアプリを消す方法・・・ついに見つけましたよ。これで、PC(デスクトップのiTunes)無くても、iOS端末だけでハングしたアプリを消し、再インストール出来ます!
“iPhone/iPadで「消せないアプリ」を消す方法” の続きを読む
2015年夏現在のOokla SpeedTestアプリの全米ユーザー速度通信の結果がPC Magazineで発表されました。
【PC Magazine】Ookla Speedtest Tips Fastest Internet Awards (and Verizon Doesn’t Win) – 2015年8月4日
Ookla SpeedTestアプリはスマートフォンやPC/Macで毎日500万人以上のユーザーに使われています。今回の集計は、直近6ヵ月の結果が集計され、全米全50州、100都市以上のダウンロード速度(のみ)の結果が集計されました。
これによると、全米平均で携帯データ通信最速は、T-Mobile USで平均18-19Mbps。その背後に遠からず、Verizonが第2位。
ダウンロード速度が1位になった都市の数では
- Verizon、83都市
- T-Mobile、79都市
- AT&T、9都市
- Sprint、1都市
この結果からも、T-Mobile USのネットワーク品質はかなり良くなっている、ということがわかります。
T-Mobile USとVerizonのダウンロード速度が速いのは、どちらもAWS Band 4 LTEで20MHzx20MHzのワイドバンド帯域(T-Mobile USは一部15MHzx15MHz)を使用している都市が多いためです。
AT&Tはキャリアアグリゲーションで速度を上げようとしていますが、まだ都市数は限定されています。
今回の調査報告によって、アメリカの携帯データ通信のネットワークは2~3年前は、その信頼性とカバー率でVerizon一択だったのが、現在は都市部であればT-Mobile USの選択も安心できる、と思える証拠になります。
ただし、やはりVerizonのカバー率の広さは相変わらず強く、アラスカやグランドキャニオンなどを含む地域への旅行のときは、Verizonが安心です。
AT&Tは衛星TVの会社、DirecTVの買収が最近承認され、今年はじめにはメキシコの電話会社の買収に成功して、メキシコ国内のLTE網の充実を約束しています。そういえば最近、AT&Tのアメリカ国内携帯通信事業のニュースが少ないですが、どうなっているんでしょうかね? VoLTEの充実と、キャリア・アグリゲーションと・・・
旧個人サイトからのアメリカ・レシピ、その2。
「アメリカのキュウリはブヨブヨで不味いよね。日本人は誰も買わないでしょう。」と思うでしょう。我が家もこのレシピをアメリカに永く住んでいる方から教えて貰うまではそう思っていました。
アメリカ・キュウリを使った、一晩で出来る、簡単なからし漬け(和がらし)のレシピです。アメリカ・キュウリは、小さ目(と言っても、長さ約6インチ=15センチ以下)のピクルス用を使ったほうが、身が締まっていておいしいです。
“アメリカ・キュウリ(Cucumber)の和がらし漬け” の続きを読む
さて、古~い独自ドメインサーバーをホスティング会社(GoDaddy)に移行してリセットしたので、旧個人サイト上の古い記事がアクセス不能になりました。まあ、10年以上前の記事ですが・・・
そこでこれから、他の方にも役に立ちそうなのはこちらのサイトに復帰したいと思います。(「アメリカで日本のお風呂」
アメリカで簡単に日本のお風呂を作りましょう。 – 2013年2月18日
の記事も、昔のサイトの記事を書き直したものです。)
その第一弾ですが、自家製カルピス(濃縮原液)の作り方です。
「クックパッド」サイトをチラッと検索してみましたが、日本では牛乳を原料にして作るのが多いようですね。
こちらは、プレーンヨーグルトを使います。アメリカではプレーンヨーグルト(フルーツなどの味の付いていないヨーグルト)が1パイント(473cc)サイズでありますので、たくさん作れますよ。
“アメリカで(日本国外で)カルピスを自作してみますか?” の続きを読む
Google Project Fiを使ってみて、色々と判ったことを書きます。
■1 請求金額に税金が追加されていた!
通常、アメリカのプリペイド携帯には、毎月の通信料に高額の通信連邦税・地方税(約14-15%)は含まれません。含まれるとしたら、E911 Tax(緊急電話網整備税)が$1以下と、場所やお店によっては消費税。(消費税が課金されないこともある。)
なのに、Google Project Fiの請求書には、毎月$30の課金に対して$4.22(14.06%)も税金が加算されています。ポストペイド契約並みです!
また、7月9日にSIMをアクティベートしたのですが、最初の課金は7月20日だそうです。
そして、$20基本料(通話+テキスト使い放題)、プラス、選択したデータ容量分(高速通信1GBあたり$10)が前払いで課金され、翌月は同じく毎月の予定使用量に対する金額と、使わなかったデータ容量分100MBに対して$1が返金されるはずです。それとも、1MB当たり$0.01で返金されるのでしょうか?
“Google Project Fiを使ってみて、これまでに色々と発見したこと。” の続きを読む