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以下の記事で、
海外からKindle日本の本を購入して、読む方法 – 2012年10月25日
(続)海外からKindle日本の本を購入して、読む方法:トラブル対処編 – 2012年10月28日
海外からKindle日本ストアの電子書籍を定期的に購入するには、有料本(約)5冊購入毎に「アカウントを日本国内(のIPアドレス)に戻って使用しなければならない」ということを書きました。そうしないと、「『居住国(お住まいの国)=日本』のユーザーが、『他の国に引っ越した』」とみなされるからです。
このメッセージが出たら、日本に居る家族に自分のKindle日本ストア(Amazon.co.jp)にログインしてもらい、あらかじめ自分で「ほしい物リスト」に入れておいた電子書籍を購入してもらう、・・・という方法もあります。Kindleは、世界旅行したときでも自分が購入した電子書籍を何処ででも読めるように配慮されています。(旅行のときほど、読書したいときが多いですからね。)したがって、購入した後の電子書籍を、自分のKindleリーダー(Kindle Paperwhite端末、または、Kindleアプリ)からアクセスするのは、世界の何処からでも出来ます。(しかも、規約によれば、6台までのKindle日本ストア対応Kindle端末とKindleアプリでアクセスできます。)
日本に居る家族に頼む代わりに、「アカウントを日本国内(のIPアドレス)に戻って使用する」には、海外から「日本のIPアドレスを持ったサーバー」に一旦接続し、それを経由して目的のウェブサイト(ここでは、Amazon.co.jp)に接続することも可能です。これによって、目的のウェブサイトは「あなたのコンピュータや電子端末が、(経由したサーバーのIPアドレスを見て)日本にある(居る)」と認識してくれます。
このとき、日本のIPアドレスを持っているサーバーとして、VPNサービスと、Proxyサービスがあることを書きました。
有料VPNサービスは比較的速度も安定していて、セキュリティーレベルも高く(つまり、VPNを使用して通信した内容が外部に漏れにくい)、Huluなどの映像サービスにも適している代わりに、月1000-2000円の利用料を支払う必要があります。(使いたい月だけ払えばよいサービスもあるので、毎月継続的に支払う必要はありません。)
VPNの加入と設定方法、使用方法の一例は、
Hulu日本版を、海外からiPad(またはPC等)で観る方法。 – 2012年9月13日
で紹介してありますので、参考にしてください。
Proxyサービスは「日本にあるサーバー経由で目的のサーバーに接続する」ことは同じですが、セキュリティーは高くなく(・・・というか、全く信頼性が無く)、使えるポート(インターネット・プロトコールのこと。)がブラウザー用のポート(HTTP、HTTPS)に限られていることが多いです。その代わり、無料のProxyを探すことが可能です。(「通信上のセキュリティーが無いこと」を嫌う方、気になる方は、使わなくて結構です。筆者はそういう人を説得しようという気持ちは、全くありません。)
しかし、Kindle日本ストアでの
「Amazonアカウントにご登録の国とは別の国から、商品の注文が試みられました。
お客様は現在国外にいらっしゃいますか?
Kindle本の注文手続きを続けるには、カスタマーサービスにお問い合わせくださいしてください。
最近他の国に引っ越しましたか?
Amazonアカウントを簡単にお住まいの国を変更するできます。」
に対処するには、有料VPNサービスに加入するのはもったいないですよね。日本のIPアドレスを使用しなければならないのは『1-Clickで今すぐ買う』ボタンを押す時だけだし、有料本を購入するのも、最初は多いかもしれませんが、その後は月に何冊/年に何冊買うか判らないし・・・
そこで、無料Proxyサービスを(自己責任で)使いたい人のために、以下、その手順を書きます。これを使うことによって発生したセキュリティー上の問題に関しては、筆者は一切責任を負いませんので、ご了承願います。
“無料Proxyを、iPad/iPhone/iPod Touch、Android、PC/Macに設定して使用する方法” の続きを読む
iOS 6のバグ・フィックスのiOS 6.0.1がリリースされました。
iPhone 5以外はOTAで更新できます。
iPhone 5の場合は、「Settings(設定)⇒ General(一般)⇒ Software Update(ソフトウェアップデート)」をタップして、下の画面が出たら「Learn More(詳しい情報)」をタップし、
「Update for iPhone 5(iPhone5用アップデーター)」を「Download and Install(ダウンロードしてインストール)」タップしてインストールし、
“【速報】iOS 6.0.1リリースされました。” の続きを読む
iPhone/スマートフォンなどの高価な携帯電話の盗難が増えてきており、その対策としてアメリカ連邦通信委員会FCCの呼びかけで、今年(2012年)4月10日にアメリカの携帯電話各社は、年末までに各社盗難電話のデータベースを作成し、その後全社のデータベースを統合して、盗難電話の使用を防ぐ仕組みを作ることで合意していました。
アメリカ4大キャリアが米政府の要請に応じて、盗難携帯のデータベース作成に協力 – 2012年4月11日
更に、AT&Tは今年(2012年)7月よりそのデータベースを実際に運用に使用することを発表しました。
AT&T、盗難携帯のアクティベーションを禁止する処置を今週から開始すると発表 – 2012年7月10日
昨日CTIA Wireless Associationは、アメリカ4大キャリアVerizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAと、地域キャリアのCellcomとNex-Tech Wirelessが、この盗難データベースの導入を完了したことを発表しました。
CTIA Stolen Smartphones Database Implementation : Status Update – 2012年10月31日
更にGSM/W-CDMAキャリアであるAT&TとT-Mobile USAは、GSMの国際アソシエーションであるGSMAの国際盗難携帯電話データベース、GSMA Global IMEI databaseへのリンクも完了し、アメリカ国内で報告された盗難電話のIMEI番号は、他の国のキャリアでもこのデータベースを使用しているキャリアでは使用できなくなります。また、逆にイギリスなど既に5年前から同様なデータベースを作成しているキャリアの盗難携帯電話IMEI番号データベースがAT&TとT-Mobile USAでもアクセス可能になり、海外で盗難報告された携帯電話がアメリカ国内でも使用できなくなります。
アメリカ国内ではGSMA Global IMEI databaseを介して、AT&Tで盗難報告された携帯電話がT-Mobile USAで使用できなくなり、T-Mobile USAで盗難報告された携帯電話がAT&Tで使用できなくなることになります。
「盗難携帯電話をAT&Tの回線で使用すると、どうなるか」ということに関しては、たまたま昨日ブログで報告しています。
AT&T SIM(GoPhone含む)で盗難電話/不正電話を使った場合、どうなるか? – 2012年11月1日
盗難携帯電話が使えなくなるだけではなく、それに差し込んだSIMは全てアカウント(電話番号)がブロックされて使用できなりますので、注意してください。
カスタマーサービスに電話して、理由を話して説得し、カスタマーサービスが納得すれば、SIM(アカウント)のブロックは解除してもらえるとは思いますが、それまでは一度盗難電話機に挿入して通信を試みたSIMは、そのあとどの携帯電話に刺し直しても、使用できなくなります。
AT&Tは今年(2012年)7月より盗難電話/不正電話対策として、これらの携帯電話のシリアル番号(IMEI番号)をデータベース化し、その携帯電話のAT&T回線での使用を防ぐ対応を始めました。・・・というニュースは以前、紹介しました。
AT&T、盗難携帯のアクティベーションを禁止する処置を今週から開始すると発表 – 2012年7月10日
で、「じゃあ、実際に盗難電話/不正電話をAT&T回線で使おうとしたら、どうなるのか?」は詳しく記述されているところを見たことがありません。
たまたま、筆者が関係した携帯電話の1台がこの状態になりましたので、ご報告します。
ここで、
● 盗難電話・・・もちろん、ユーザーにより携帯電話「盗難報告」がAT&Tにリポートされ、そのシリアル番号(IMEI番号)がAT&Tのデータベースに保存されている携帯電話機本体。
● 不正電話・・・携帯電話機を販売する店舗からの万引きを防ぐため、プリペイド携帯電話パッケージやトップアップカードやギフトカードは、レジで商品のシリアルコードのバーコードをスキャンしないと、使用できないようになっています。このスキャンを忘れたり、正しくスキャンされずに店外へ持ち出された商品は、不正電話・不正カードとなり、使用できません。
オンラインで同様な商品を注文した場合でも、出荷する倉庫で正しく商品のシリアル番号がスキャンされないと、同じく不正携帯電話・不正カードの扱いとなります。
今回の状況背景:
● アメリカのコンフェレンスに数人で出席する日本人のグループのために、筆者が家電量販店BestBuyのオンラインショップで、AT&TのGoPhoneを4台(同じモデル。通話だけの安いフィーチャーフォン。)を購入して、日本へ送付。もちろん商品は新品で、パッケージは開封された形跡が無い。
グループはアメリカへ到着後、SIMをアクティベートして携帯を使おうとした。
うち、3台は1週間の滞在期間中、問題無く使用できたが、残り1台がアクティベート後に一度は使えたが、その後すぐに『使えなくなった。』
● 筆者が指示して、現場でいくつかテストをしてもらい、仮説を立てた。(現場の状況把握が完璧ではなかったので、その仮説は間違っていたので、ここでは書きません。)
最後に別に筆者のところで新しいGoPhone SIMをアクティベート/トップアップし、念のために3台の違う携帯(フィーチャーフォン、アンドロイド、iPhone 3Gs)で通話が出来ることを確認し、そのSIMを翌日到着郵便で送った。
● 送ったSIMを問題の携帯に挿入したら、通話が出来なくなった。
筆者がオンラインでSIMのアカウントを確認するも、特に変わったことは無く、Active状態になっており、残高も充分有る。
● 結局、この携帯1台は、滞在中使えなかった。
日本へ帰国後、問題の携帯とSIMを返送してもらい、筆者が確認して、状況が把握できた。更にAT&Tのセキュリティー担当カスタマーサービスと電話で会話して、その事実が確認できた。
以下はそこで判った、「AT&T SIM(GoPhone含む)で盗難電話/不正電話を使った場合、どうなるか?」と、その場合の対応方法の報告です。
“AT&T SIM(GoPhone含む)で盗難電話/不正電話を使った場合、どうなるか?” の続きを読む
本日(2012年10月29日)ニューヨークシティーで発表されるはずだったGoogleの新製品、ハリケーンで発表会はキャンセルされましたが、Googleはアンドロイド・オフィシャル・ブログのウェブサイトにこれらの商品の案内をリリースしました。
Nexus: The best of Google, now in three sizes – 2012年10月29日
■ Nexus 4(スマートフォン):
結局、今回の新Nexus携帯のモデルは一つ、LG製造のLG Nexus 4だけでした。
アンドロイド 4.2(コード名はJelly Beanで変わらず。)
● 8GB版 $299
● 16GB版 $349
SIMフリー/キャリアとの契約不要で、2012年11月13日よりアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、カナダのGoogle Playストアで販売開始。LTEには対応せず。
セルラー周波数対応:
2G GSM/EDGE/GPRS : 850, 900, 1800, 1900 MHz
3G UMTS(W-CDMA): 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
HSPA+ 21Mbps : 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
DC-HSDPA(HSPA+ 42Mbps) : 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
※ 筆者注:「1700MHz」は、T-Mobile USAの周波数AWS/Band 4対応と推測されます。
● 16GB版、T-Mobile USAとの2年契約では端末価格が$199に割引。
■ Nexus 7(7インチタブレット):
● 16GB版 $199 WiFi版
● 32GB版 $249 WiFi版
アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、カナダ、日本で注文受付中。
アメリカではGamestop、Office Depot、Office Max、Staples、Walmartの小売店でも発売。
● 32GB版 $299 WiFi+セルラー版
SIMフリーで、2012年11月13日よりアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、カナダのGoogle Playストアで販売開始。(LTEには対応せず。)
セルラー周波数対応:
2G GSM/EDGE/GPRS : 850, 900, 1800, 1900 MHz
3G UMTS(W-CDMA): 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
HSPA+ 21Mbps : 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
DC-HSDPA(HSPA+ 42Mbps) : 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
※ 筆者注:「1700MHz」は、T-Mobile USAの周波数AWS/Band 4対応と推測されます。
■ Nexus 10(10インチタブレット):
● 16GB版 $399 WiFi版
● 32GB版 $499 WiFi版
2012年11月13日よりアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、カナダ、日本で販売開始。
本年後半のガジェットで筆者が一番待っていたモノが、遂に発表されました。
それは、ディジタル・ペンLivescribeのWiFi版です。
このペンは、
● 書いた内容がペンのメモリーに保存され、
● ペンにはマイクも付いていて、音の録音もできて、
● 書いた内容と、録音とが、時間的に紐付いているため、ノート上の文字にペン(マウス)を持っていくと、その文字を書いている時に録音した内容が聞ける。
というものです。
このLivescribeは2008年に一般消費者向けに初めて発売されました。
しかし、もともとのディジタルペン技術は、政府機関や病院などで使うためにスウェーデンのAnoto社が1990年代末に開発した技術を、Livescribeがライセンスを受けて一般コンシューマー用製品としてに2008年から発売したものです。
“遂に出た、ディジタル・ペンLivescribeのWiFi版” の続きを読む
次期アンドロイド OS 4.2、Nexus 4携帯、Nexus 10インチタブレットなどの発表が予想された2012年10月29日(月曜日)、ニューヨークシティーでのGoogleアンドロイド・イベントは、季節はずれのハリケーンSandyがアメリカ東海岸北部を直撃することが予測され、ニューヨーク州知事が非常事態宣言(State of Emergency)を発令したため、キャンセルされました。
Googleは代替日の予定をまだ発表しておらず、「予定が決まったら、案内する。」と通知しています。
Hurricane Sandy: States of emergency declared in NY, NJ, CT – 2012年10月27日
Hurricane Sandy prompts Google to cancel Android event – 2012年10月27日
なお、同日午前10時(西海岸時刻)、ハリケーンの影響の無いサンフランシスコでは、マイクロソフトのWindows Phone 8 ローンチイベントが開催されます。
Windows Phone 8 officially launches in SF on October 29
2012年10月25日(日本時間)よりKindle日本ストアがAmazon.co.jpに開店し、日本の電子書籍がオンラインで購入/閲覧できるようになりました。
海外からこのKindle日本ストアをアクセスして日本の電子書籍を読む方法は、早々当日、
海外からKindle日本の本を購入して、読む方法 – 2012年10月25日
で紹介しましたが、その2日後からいくつか問題が発生していることが筆者も体験し、読者からも報告がありました。
ネットで同様な事例(USストアを米国外からアクセスする際のトラブル)を検索したり、実際に検証した結果、その問題に対して以下の解決方法がわかりましたので、紹介します。
現在体験している問題点は、以下の通りです。
問題点と解決方法 (項目をクリックすると、そこへジャンプします。)
■ Amazon.co.jpのKindle日本ストアにアクセスするための最低条件は?
■ どの端末で、Kindle日本ストアで購入した電子書籍が読めますか?
■ どの端末で、Kindle日本ストアで電子書籍が購入できますか?
■ 同じAmazonアカウントで購入した電子書籍は、同時に何台までの端末で利用(アクセス)できますか?
■ Amazon.co.jpアカウントが、海外iOS/アンドロイドのKindleアプリを搭載した端末を認識しない。
■ 海外iOS/アンドロイドのKindleアプリを搭載した端末で、Amazon.co.jpのKindleストアで購入した電子書籍が同期できない。(Kindleアプリ/端末のCloudに購入した書籍がリストされない。)
■ OSに日本語設定の無い海外アンドロイド携帯/タブレット端末を、Amazon.co.jpのKindle日本ストアで利用する(端末を登録させる)方法
■ 海外購入のKindle端末でAmazon.co.jpにログインできない。または、端末登録できない。
■ Amazon.co.jpと、Amazon.com(または、自国のAmazon)とで、同じログイン名(Eメールアドレス)/パスワードを使用しています。どうやってそれぞれのKindleストアへのログインを切替えたら良いでしょうか?
■ Amazon.co.jpのKindleストアで「最近他の国に引っ越しましたか? 」メッセージが出て、電子書籍が購入できない。
■ 日本在住者で、日本から海外のKindleストアで書籍を購入しようとすると、「Did you recently move to a new country? 」メッセージが出て、その国の電子書籍が購入できない。
■ 購入した書籍が「ポルトガル語(Portuguese)版」等でダウンロードされ、読めない。
■ 読んだ本に付けたブックマークやハイライトやメモが、ログアウト(端末の登録解除)後、再度ログイン(端末の登録)し直すと、消えている。
■ 日本と自国のAmazonアカウントでログイン(端末の登録)の切り替えを行うと、Kindleアプリの「端末」リストから、前回端末にダウンロードした書籍が消える。
“(続)海外からKindle日本の本を購入して、読む方法:トラブル対処編” の続きを読む
DMCA(Digital Millennium Copyright Act)の法律適用例外条項を3年毎に見直すLibrary of Congress(アメリカ議会図書館)とCopyright Office(著作権登録局)は、本日、2012年10月26日、今回の例外条項を発表しました。
Exemption to Prohibition on Circumvention of Copyright Protection Systems for Access Control Technologies – 2012年10月26日
この中で定められた例外条項は、2012年10月28日から有効となります。
その中でiPadやタブレットの脱獄は引き続き違法(これまでも、違法)であるとか、そもそも「タブレット」の定義が現段階では出来ないとか、色々問題とされています。
しかし、DMCAの罰則規定は「被告がこの法律に定められた違法行為を『意図的に行い、かつ、その行為によって個人的利益または商用利益を得た場合に』、初犯は最高50万ドルの罰金、または、最高5年までの懲役、またはその両方。(再犯者は最高100万ドルの罰金、または、最高10年までの懲役、または、その両方。)」となっています。(更に、この違法者の行為の結果、商業利益を奪われた企業は、民事裁判でこの違法者に対して損害賠償請求が出来ます。)
Frequently Asked Questions (and Answers) about Anticircumvention (DMCA)
この罰則規定を見ると、「有料コンテンツを、無料でダウンロード」して楽しむとか、「有料サービス(テザリングなど)を、無料で恩恵受ける」を行うとか、「有料コンテンツを、無料で多数の人に配布する」とかの行為を行わない限り、FBIが『あなた』の家のドアを叩いて訪問することは、無いだろうと予想されます。
それよりもその前に、(iPadやタブレット用の)脱獄ツールを開発した人たちが、それを一般にリリースすると「FBIからの訪問」を受ける可能性があるために、リリースしない可能性が高くなりますので、そもそも脱獄ツールを入手すること自体が困難になるでしょうから、脱獄できなくなるでしょう。
(iPhoneの脱獄は、今回も例外条項に含まれ、合法です。)
というわけで、一般ユーザーの日々の生活にはそれほど大きな影響は与えないと思われます。
しかし、次の件に関しては、アメリカの携帯電話ユーザーにとっては大きな問題です。
“(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。” の続きを読む
Geveyのアメリカ正規代理店であるAppleNBerry.comは、2012年10月22日、iPhone 4S iOS 6.0用の Gevey Ultra S SIMロック解除アダプター発売開始の案内を、同社のFacebookページに告知しました。
注文は、AppleNBerry.comのホームページ
GEVEY™ Ultra S for GSM iPhone 4S for iOS 6.0
で可能です。値段は、$22.99で、米国内送料は$4.99(USPS First Class)か$7.49(USPS Priority Mail)。
AppleNBerry.comによれば、この商品はGSM(/W-CDMA)バージョンのiPhone 4S iOS 6.0(ベースバンド3.0.04)までに対応していますが、iOS 5.0と5.0.1には対応していません。また、CDMA版iPhone 4S(Verizon版、Sprint版、Cricket版、Virgin Mobile USA版)への対応は明記されていません。
Gevey日本正規代理店のホームページでは、同じ商品と見られるバージョンは「商品代金4150円 + 送料350円(レタパック350円)」ですから、アメリカのほうが安いですね。また、同社の説明では、このiOS 6 対応のGevey Ultra Sは、KDDI(au、CDMA)版iPhone 4Sにも対応しているようです。
アメリカでの価格が安いのは
● AppleNBerry.comは、AT&T用iPhone全機種(契約期間は不問。買ったばかりの2年契約束縛ありのiPhoneでも、SIMロック解除可能。中古で買ったAT&T版でも、SIMロック解除可能。)のIMEI番号によるSIMロック解除を$49.99(割引クーポンを使えば、$44.99)で注文受け付けている。よって、こちらのSIMロック解除のほうが、より確実で、iOSのバージョンアップをしても継続的にSIMフリー状態が保たれ、永久にSIMロック解除になる。
があるため、GeveyアダプターをIMEI SIMロック解除手数料に比べて高くは設定できないところにあります。
そもそも、iOSのバージョンが上がったらまた使えなくなるかもしれないGeveyアダプターを$27.98(送料込み)で買うくらいなら、$49.99(または$44.99)でiOSのバージョンを上げても変わらないIMEI SIMロック解除してもらったほうが、安心で、安いですよね!?
とは言え、アメリカ国内に住んでいる留学生などでソフトバンク版iPhone 4Sを間違ってiOS 6.0にあげてしまって、SIMロック解除できないで困っている人は、AppleNBerry.comで注文することも一つの救済手段かと。au版iPhone 4Sに関しては、このアダプターでSIMロック解除できるかどうかは不明です。その場合は、日本の代理店から購入したほうが、購入後の対応が安心かと思います。
GEVEY-JP.COM - GEVEY Ultra S(IOS6.0対応版)
日本のほうも、10月25日から出荷されているようです。
・・・というわけで、アメリカではGevey SIMロック解除アダプターの価値とニーズはほぼ無くなってしまった・・・ということになります。筆者のiPhoneも、iPhone 3G以降のモデルは、全てIMEI番号によるSIMロック解除をしてしまいました。残るは、知人から貰ったソフトバンク版iPhone 4が一台残っているのみ。