T-Mobile USが3G/HSPA+/DC-HSDPA AWS(Band 4)を都市別に順次停波、LTE Band 4に再編成。3G/HSPA+は1900MHzのみで継続。


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既に2日前にツィッターで報告していますが、・・・

T-Mobile USは先週2015年6月18日、シカゴで3G/HSPA+/DC-HSDPAのAWS(上り1700MHz/下り2100MHz) Band 4を停波しました。これは以前から計画されていることらしですが、T-Mobile USは3G Band 4を都市別に順次停波し、同周波数(Band 4)をLTEに移行する計画です。これにより、既存のT-Mobile USのLTE Band 4は帯域を増やすことが出来て、速度を増やすことが出来ます。

今後、停波された都市では、3G/HSPA+は1900MHz Band 2のみで継続されます。これに伴い、2011年夏以前に発売開始され、最近まで継続して販売されていた初期のころの3Gスマホやタブレット、および、ポケットWiFiは、3G 1900MHzに対応していないため、3Gでは接続できなくなりますので注意してください。また、まだ1900MHz 3Gに対応していない3GスマホまたはポケットWiFiを「使用(通信契約)している」ユーザーは、無料で3G 1900MHz対応スマホやポケットWiFiにアップグレードできるようです。

TMoNewsによれば、T-Mobile USの3G AWS(Band 4)停波計画は、以下のようになっています。

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アメリカの日系携帯プランと現地プランの比較、その(2)H2O Wireless/KDDI America


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KDDI America(KDDI Mobile)はもともとSprintの回線を利用したMVNOサービスをアメリカで提供していましたが、Sprintがソフトバンクに買収されたこともあり、現在は2010年に過半数の株を取得した米国現地のMVNO会社Locus CommunicationのH2O WirelessのMVNOサービスを提供しています。H2O WirelessはAT&TのMVNOです。

ここではH2O Wireless(H2O By KDDI)プランと、AT&TのプリペイドGoPhoneプラン、AT&Tのポストペイドプランを比較します。

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アメリカの日系携帯プランと現地プランの比較、その(1)Hanacell(ハナセル)


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Hanacell(ハナセル)は今年初めころから、従来のAT&T回線を使用したMVNOサービスから、T-Mobile US回線を使用したMVNOプランに変更しました。これは、これまでのAT&T回線を使用した再販サービスではデータ通信料金が度量制で高額だったため、加入者により便利なデータ通信サービスを提供しようとしたために違いありません。そこで、新しいHanacellのプランを、T-Mobile USのプランと比較します。

また、Hanacellは、英国に本社を持つMobell Communications(UK)の米国事業本社Mobal Communications(USA)の、対日本人向けサービスです。つまり、HanacellはMobalの一ブランドです。そこで、Hanacellのサービスを、米国Mobalの現地人向けサービスとも比較してみます。

※ 追記:Mobal Communicationsの現地MVNOプラン、Mobal Freedomは2015年6月初めから加入できなくなっていました。(つまり、サービスへの新規加入は廃止されていました。)
Mobalは現在は海外旅行者向けレンタル携帯事業に専念しているようです。

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T-Mobile USが3-in-1 SIMを発売開始、プリペイドPay-as-you-goに「$10、7日間」プランを追加。


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T-Mobile USは2015年6月15日より、1枚で通常(Mini)SIM、マイクロSIM、ナノSIMに対応する3-In-1 SIMを販売することがわかりました。SIMの価格は1枚$15($14.99)となっています。
アメリカでは既にZIP SIM(旧Ready SIM)が5月初めから3-In-1 SIMを販売しているほか、他にも数社のMVNOが3-In-1 SIMを販売しています。
このSIMのおかげで、ユーザーは使用する端末で使用するSIMの種類に関係無く、SIMを買うことが出来ます。
T-Mobile USショップではこの3-in-1 SIMのほか、従来の通常(Mini)SIM、マイクロSIM、ナノSIMの単独SIMも継続して販売されます。

さらにT-Mobile USは、ポストペイド/プリペイド契約、個人/法人契約、に関係無く、2015年6月28日よりプリペイド契約Pay-as-you-goで、「$10で7日間、(アメリカ国内)通話し放題・テキストし放題」プランを追加します。
データ通信は、従来のPay-as-you-go同様、
 - $5で500MB/日(24時間)まで、
 - $10で1GB/週まで
が追加でき、期間内/バイト数内限度でテザリングが可能です。

これまではT-Mobile USのPay-as-you-goは月$3が課金され、アメリカ国内通話が月30分まで、または、テキストが月30通まで無料でした。
新プラン追加により、米国外からの旅行者など、一時滞在者が電話やテキストを使いやすくなると見ています。

【TMoNews】T-Mobile to start selling 3-in-1 SIMs, plus $10 unlimited talk & text 7-day prepaid plans – 2015年6月13日

デンバー/ボルダー/フォートコリンズのビール醸造所ツアー


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毎年秋に開催されるGreat American Beer Festival (GABF)は参加醸造所の数が700以上、出展ビール数は3500以上(2014年の統計)になります。世界一のビールフェスティバルです。

この世界一のビール祭りの主催団体であるBrewers Association「(ビール)醸造者協会」はデンバーの北西の郊外であるボルダー市に本部を構え、1982年にボルダー市内で初めて22の醸造所の参加で展示会が開催されました。その後、ボルダー市内で一番大きなホテルに会場を移し、さらに参加醸造所の数が増え、ボルダー市内のホテルでは場所が狭くなり、現在のデンバーダウンタウンのコンベンションセンターに場所を移しています。

展示会に参加(入場)するには事前チケットを購入し、決められた時間帯に入場することで、コップをもらい、好きな数のビールを試飲出来るシステムになっています。
ところが毎回チケットはすぐに売り切れ、昨年(2014年)は前年に比べて1枠の時間帯を増やしたにもかかわらず、32分で前売りチケットは売り切れています。

アメリカはこのように個人でのビール醸造が許されているだけでなく、中小のビール醸造所が沢山ビールを造っており、その中でもGreat American Beer Festival (GABF)が開催され、Brewers Association「(ビール)醸造者協会」の本部のあるデンバー/ボルダー/フォートコリンズ/ブレッケンリッジ地域はビール醸造所が多く、テイスティングルームやツアー、パブが多いです。

カリフォルニアのNapaやSonomaでワイナリー(ワイン醸造所)の巡回ツアーが観光のひとつになっているように、このあたりではビール醸造所巡回ツアーが観光なんです!
デンバー市内から90マイル(144キロ)以内には100以上の醸造所があると言われています。

ということで、まずは当地のビール醸造所ツアーをリストします。別にこんなツアーに参加する必要は無く、個人でその場へ行って醸造所のテイスティングルームに行っても良いのですが、足(車)が無いと訪問しにくいですね。
そのうちのいくつかに参加しましたので、その感想はまた別記事で・・・

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T-Mobile USが携帯プランでテザリングの上限を撤廃。


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リークされたT-Mobile USのショップ向け内部情報によると、T-Mobile USは本日(2015年6月12日)より、
● ポストペイド/プリペイドまたは個人契約/法人契約に関わらず、全ての携帯プランで、テザリングを可能にします。

また、「データ通信使い放題(Unlimited)」の加入者を除いて
● テザリングの上限を廃止します。
つまり、月3GB高速データ通信プラン(3GB以上は2G速度で低速でデータ通信使い放題)加入者は、月3GBまで高速でテザリング、月3GBを超えた場合は低速(128Kbps)でテザリングが続けられます。

「データ通信使い放題(Unlimited)」の加入者は、これまで月5GBまでだったテザリング上限が、
● 高速テザリングは7GBまで、それ以降は低速(128Kbps)でテザリングが続けられます。

さて、ひとつ疑問なのは、プリペイドのPay-as-you-goでオプションのデータ通信
 - $5で500MB/日まで(テザリング可能)
 - $10で1GB/週まで(テザリング可能)
に加入した場合、期間内(1日、1週)に上限を超えて低速でデータ通信が続けられるかどうかですが、・・・、まあ、続けられないでしょうね。実際にやってみないとわかりませんが。  【追記:2015年6月18日】どうやら、期間内(24時間、1週間)以内であれば、2G速度でデータ通信が続けられるようです。

あと、T-Mobileポストペイド加入者は海外で低速(128kbps以下)データ通信は使い放題で無料ですが、テザリングも海外で出来るかどうかが、まだ疑問点です。誰かやってみないと・・・

【TMoNews】Mobile HotSpot feature to be enabled on all active T-Mobile plans from June 12 – 2015年6月9日

T-Mobile USの700MHz(Band 12) LTE敷設状況


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T-Mobile USは現在、Band 4(上り1700MHz/下り2100MHz)と、一部地域ではBand 2(1900MHz)でもLTEサービスを提供しています。しかし、これらの高周波数帯域では建物内への電波の到達が良くありません。その状況(と、過疎地/郊外での電波の効率的なカバー)を解消するため、T-Mobile USはVerizonの未使用700MHz Band 12(700MHz A-Band)周波数使用権を買収することに2014年1月6日に同意。2014年後半からはこのBand 12でのLTEサービス提供を徐々に開始しています。

※ 当たり前のことですが、同じ理屈で、2GHz以上の高周波数帯域を使用しているTD-LTEも、建物内では電波の受信状況は良くありません。

このBand 12 LTEサービス提供の現状は、以下の地図でわかります。
この地図内でピンクのエリアはT-Mobile USが700MHz Band 12電波使用権を持っている地域。紫丸の電波信号印は、既に検知されているBand 12 LTE基地局です。
DanRant’s T-Mobile US 700MHz Band 12 LTE spectrum map.

残念ながら、現在のところT-Mobile USはハワイのBand 12使用権は持っていないようです。アラスカは全域使用権を持っていますが、T-Mobile USは今のところアラスカには一基も基地局を持っていないため、建設費用を必要とするため、すぐに開始は無理でしょう。

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Microsoft Surface Penのペン先の、替え芯購入方法。


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前書き:

筆者が最後に買った自分用のノートブックPCは、2007年3月購入のもの。その後、ハードディスクやOSはアップグレードし、現在、Windows 7で稼動しています。

その後、家内用の出張・里帰り用に小型のネットブックを2009年秋に購入。これは、Windows XPのままで使用しています。小型でバッテリー駆動時間も長いのはメリットがありますが、内部ボタン電池(リチウム電池)が完全に切れてしまったようで、電源を完全に落としてしばらく放置すると、システムクロックが1980年1月1日に戻ってしまい、厄介者です。その電池を取り替えようと思ったら、分解が面倒!いくつものパーツを分解しないと、ボタン電池に到達できないことがわかりました。結局自分でやってみたら、一ヵ所、修理マニュアルだけでは内部のケーブルの外し方が良くわからず、配線を断線してしまいました。ハンダで付け直しましたが、うまく成功しなかったようです。
結局、ボタン電池を取り替えて組み立て直したら、WiFiとBluetoothが使用できなくなっていました。断線した部分の回路が、無線関係の回路版だったのです。WiFiは、USB WiFiアダプターを購入することで支障無く使用できるようになりましたが、OSがXPであることも含め、古いマシンであることは変わりません。

最近は出張や外出時でもキーボードを叩く事は少なくなり、Eメールのチェックと返信、ブラウザー、地図で周辺情報を探したり、道順を探す、・・・ということが多くなりました。したがって、今更高級(高価で、CPUが速い)ラップトップを買うニーズはあまり無くなってしまいました。最近はiPadで充分間に合っていました。

しかし、時に外出先から自分のWindowsサーバーやデスクトップPCへアクセスしたりするときに、iPadではWindows Remote Desktopのアプリが最近までサードパーティ製しかなく、不便でした。これも、マイクロソフトがiPad用に公式Remote Desktopアプリを2013年秋にリリースしてからは、大分状況が改善されました。しかし、iPadではいまだにほとんどのアプリではマウス使えず、マウスの右クリックにあたる機能や、ウィンドウのドラッグが出来ず、不便です。いくつかの特殊なVPNアプリがiPad対応していないのも、問題です。

時差の関係で、日本の夜間のサーバーの異常監視を今年初めから頼まれています。しかし、通訳業務も最近増えてきており、日本の深夜・早朝の時間帯に、こちらでは日中で外出先で通訳業務をしていることもあります。

そんな時、これまで数ヶ月はiPadから自宅デスクトップPCへリモートデスクトップで接続し、そこからVPN経由で日本のサーバーへ接続していました。
その手順を減らして出来るだけ短い時間でサーバーへ接続するために、Surface Pro 3を購入することを検討していましたが、Surface 3がフルWindows互換になって発売されたので、結局コスト面からSurface 3で妥協することにしました。いまだにSurface Pro 3の12インチ画面の方が見やすいとは思うので、場合によっては後でSurface Pro 3なり、新しく出る予定のSurface Pro 4なりにアップグレードしても良いかと思ってもいます。ともかく、初期コストを出来るだけ下げ、今必要な業務のみを簡素化したかったので、現時点では「導入コスト」だけを優先し、Surface 3になりました。

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ZIP SIM(旧Ready SIM)が1枚で標準/マイクロ/ナノSIM全サイズに使える、Tri-SIM(3-in-One SIM)になりました。


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約1ヵ月前から事前にわかっていたことでしたが、T-Mobile USのMVNOで、アクチの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)が、1枚で標準/マイクロ/ナノSIMの全サイズで使えるTri-SIM(3-in-One SIM)になりました。その最初の出荷が、当サイトでも本日、入荷しました。

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