さて、iPad Air/iPad Mini with Retina Displayが発表されて、一段落。
米アップル・オンラインショップの注文ページで判明した、今回初めてiPad/iPad miniを販売するT-Mobile USの「iPad/iPad Mini通信プラン」が明らかになりました。
これによると、T-Mobile USのiPad/iPad Mini通信プランは、
● 月200MBまで、無料!
● 月2.5GBまで月$30
● 月4.5GBまで月$40
またも他の3キャリアに対抗して、「キャリアらしくない」プランをT-Mobileは出してきています。
以下、全4キャリアの「iPad/iPad Mini通信プラン」比較です。
プランタイプ |
AT&T |
T-Mobile US |
Verizon |
Sprint |
プリペイド/ No Annual Contract |
250MB/月: $14.99 3GB/月: $30.00 5GB/月: $50.00
テザリングは、$50プランのみ可 |
200MB/月: 無料 2.5GB/月 : $30.00 4.5GB/月: $40.00
テザリングは、不明 |
1GB/月: $20.00 2GB/月: $30.00 5GB/月: $50.00
テザリングは、全プランで可 |
1GB/月: $14.99 3GB/月: $34.99 6GB/月: $49.99
テザリングは、不明 |
ポストペイド1台加入 |
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ポストペイド共有プラン加入 iPad/iPad Mini追加基本料金(月) |
$10/月/タブレット1台 |
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$10/月/タブレット1台 |
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※ 空白部分は、あとで追加します。
新iPad Air(iPad(第5世代))/iPad Mini with Retina Display(iPad Mini(第2世代))が2013年10月22日に発表されました。
例によって、早々、新しいiPad Air/iPad Mini with Retina Displayの周波数やキャリア互換性など、表にまとめます。
アップルから追加発表や訂正があったり、新事実が判明すれば、今後もこのページは修正されることがあります。
“新iPad Air/iPad Mini with Retina Display発表、各モデルの周波数とキャリア対応表” の続きを読む
Amazon.comは、昨日2013年10月21日から、アメリカ国内のAmazon商品の非Prime会員「送料無料」対象買い物合計金額を、$25から$35に引き上げました。
Prime会員(会費年$79)は、注文金額に関係無く、Amazon Free Shipping対象製品は「送料無料」になります。(一部のテナントの送料は、別計算になります。)
iPad/iPad MiniをT-MobileのSIMで使用する検証を、今年2013年3月末~4月初めにしています。
iPad/iPad MiniでT-Mobileプリペイド携帯SIMが使えなくなった。 – 2013年3月29日
iPad/iPad MiniでT-Mobileプリペイド携帯SIMが、また使えるようになった!? ⇒ iPad1/iPad4/iPad Miniだけらしい。 – 2013年4月3日
この検証の時点では、iPad 2/iPad 3ではT-Mobile USプリペイド携帯プラン加入のSIMでは使用出来ず、iPad 1/(たぶん、iPad 4)/iPad MiniではT-Mobile USプリペイド携帯プラン加入のSIMで使用出来ていました。これは、iPad 2/iPad 3(のシリアル番号=IMEI番号)はT-Mobile USの認定「タブレット(モバイル通信専用端末)」として認識されているため、(プリペイド/ポストペイド)携帯用SIMでは使用できず、(プリペイド/ポストペイド)モバイル通信プランに加入することが必須となったためでした。
同様の状況は、今回からT-Mobile USでも公式販売された新Nexus 7(Nexus 7 (2013))でも発生しています。
このように、T-Mobile USから公式に「モバイルデータ専用端末」として認定されたポケットWiFi、USBモデム、タブレット端末は、(プリペイド/ポストペイドに限らず)携帯契約用SIMでは使用できなくなります。
T-Mobile USから公式に「モバイルデータ専用端末」として認定されたポケットWiFi、USBモデム、タブレット端末に携帯契約用SIMを挿入すると、次のような現象が起こります。
● SIMは認識され、正常に読み込まれます。
● SIMが認識され、3G/4G(HSPA+)に接続されるが、ブラウザーを開くと、どのURLを入力しても、my.t-mobile.comのログイン画面へ飛びます。
このような端末では、未開通のT-Mobile SIMを端末に挿入し、もう一度T-Mobile USの回線に接続し、その端末からmy.t-mobile.comサイトで「T-Mobileプリペイドモバイルデータ通信プラン」に加入することが出来ます。
最新の画面は多少違いますが、一般的にT-Mobileプリペイドモバイルデータ通信プラン加入手順は、
T-Mobileプリペイド・モバイル通信(webConnect / Mobile Broadband)用のSIM購入・アクティベート手順 – 2011年6月23日
を参照してください。
T-Mobileプリペイドモバイルデータ通信プランの料金は、
● $15/7日/300MB
● $25/30日/1.5GB
● $35/30日/3.5GB
● $50/30日/5GB
残高が足りない場合には、残り残高を$0.20/1MBで課金されます。
なお、明日のアップル新型iPad/iPad Mini発表会で、T-Mobile USも初めて公式にiPad/iPad Miniを扱うことが予想されています。
今回、iPad/iPad Mini全モデルがT-Mobile(プリペイド/ポストペイド)携帯用SIMで使用できなくなったのは、明日以降、公式にiPad/iPad MiniはT-Mobileモバイルデータ通信プランでしか使用できなくなるため、と思われます。
ZIP SIM(旧Ready SIM)他、T-Mobile USのMVNO携帯用SIMでは現在のところ、iPad/iPad Miniが使用できます。しかし、iPad/iPad Miniに公式T-Mobileキャリアプロファイルが降ってくると、どうなるか、わかりません。(ZIP SIM(旧Ready SIM)がデータ通信専用SIMを最近発売開始したのは、このため?)
アップルは2013年10月22日にサンフランシスコで発表会を開催します。あと40数時間に迫りました。
この発表会では新型iPad、iPad Mini、は勿論の事、新型Macbook Proや新型AppleTVも発表されると予想されています。
前回のiPhone 5s/5c発表会の際にもアップルの発表会のリアルタイム報道のリンク先を求めて、当サイトのリストページへのアクセスが非常に多かったので、今回もその準備をさせていただきます。
なお、リアルタイム報道サイトは、必要に応じて当日発表会直前まで追加・更新していきますので、このページをブックマークに登録した上で、発表開開始直前にもう一度アクセスし直してください。
開始時刻:
アメリカ 西海岸時間(夏時間): |
2013年10月22日午前10時 |
アメリカ 山岳時間(夏時間): |
2013年10月22日午前11時 |
アメリカ 中部時間(夏時間): |
2013年10月22日正午 |
アメリカ 東海岸時間(夏時間): |
2013年10月22日午後1時 |
アメリカ ハワイ時間: |
2013年10月22日午前7時 |
シドニー時間: |
2013年10月23日午前3時 |
日本時間: |
2013年10月23日午前2時 |
香港時間: |
2013年10月23日午前1時 |
ロンドン時間: |
2013年10月22日午後6時 |
パリ時間: |
2013年10月22日午後7時 |
モスクワ時間: |
2013年10月22日午後9時 |
発表会実況報告サイトのURLリスト:
URLはあくまでも、生放送(ブログ)開始前の情報です。実際に以下のリストのいくつかが開始前に変更されたり、間違っていても、当サイトは責任は取れません。
開始直前・直後に、アクセスしたURLをリフレッシュ(更新)すること。それでも実況放送(ブログ)が始まらない場合には、他のサイトをアクセスしてみること。
【Apple】公式Live Streaming Video:Apple Special Event. October 22, 2013 -【要】Safari 4以上/Mac OS X v10.6以上、または、Safari/iOS 4.2以上、または、Apple TV (第二世代以上)/iOS 5.0.2以上(AppleTVメインメニューに、「Apple Events」アイコン有り)。
【TheVerge】Live from Apple’s iPad 5 and iPad mini event
【CNet】CNET’s Apple Oct. 22 Event Live Blog
【CNet】Apple’s Oct. 22 event: Join us Tuesday (live blog)
【Engadget】Apple’s ‘a lot to cover’ liveblog!
【Gizmodo】Our New iPad Liveblog Starts Right Here on 10/22 at 12PM ET/9AM PT
【MacWorld】Live Blog: Apple’s October 2013 iPad event
【ARS Technica】Apple October 22 event
【IGN】Apple iPad Event Live Blog
【Today’s iPhone】Bookmark this page for our iPad launch event live blog on Oct. 22
【AllThingsD】Live Coverage of Apple’s iPad Event
【GigaOM】Live blog: Apple iPad event
【TechCrunch】Live From Apple’s New iPad Announcement
【PhoneDog】Liveblog: Apple iPad and Mac event!
【Wired】Welcome to WIRED’s 5th-Generation iPad Liveblog
【iClarified】Apple October 22nd iPad Event: Live Blog
【9to5Mac】Follow our Apple Event news hub for all the details!
【PCMag】Apple Special Event Live Blog: iPad 5 Announcement Expected
【TIME/Tech】Live Coverage of Apple’s iPad Event
【Slashgear】Apple Press Event – October 22nd 2013
【T3】Apple October 22nd launch event liveblog
【Ustream/LTK TV】Apple iPad 5 iPad mini 2 October 22nd
【ニコニコ生放送】新型「iPad mini」の発表か?または新型「MacBook Pro」が発表となるのか?
既報ニュースですが、AT&Tは2013年7月12日に、アメリカ第6位の携帯会社Cricket Communications(Leap Wireless)を約12億ドルで買収すると、発表しました。
この買収手続きは、2014年1~3月ころに完了すると推測されています。
また、AT&TはT-Mobile USの第2のプリペイドブランド(月極め)GoSmartや、(T-Mobileがその後買収した)MetroPCSのブランドに対抗するため、既存のGoPhoneとは別の第2プリペイドブランドAIO Wirelessを2013年5月初めにサービス開始していました。
このほど、AT&TがCricket買収に関連してFCC(連邦通信委員会)に提出していた書類から、AT&TはCricket買収完了後、AIO Wirelessブランドと販売店をCricketブランドに吸収させる予定であることが判明しました。その後はAIOブランドは、無くなります。
【FireceWireless】AT&T to shutter Aio Wireless prepaid brand if Leap acquisition is successful – 2013年10月18日
AT&T AIO WIrelessにはタブレット端末オンリープランもあり、筆者も試しに使ってみようと思ったのですが、申し込む段階で、使用する端末のIMEI番号を入力しないといけなかったので、やめました。AT&T AIOブランドは現在、フロリダ、テキサス、ジョージア州など約300弱の販売店と、オンラインで販売しています。
Cricketは低価格月極め料金で、iPhoneやスマートフォンを提供しています。2011年12月に初めてアリゾナ州ツーソンでLTE通信を開始したものの、その後暫くLTEサービスエリアは増えず、今年になって(被買収相手を見つけるための工作前の準備か)LTEサービスエリアをラスベガス、フィラデルフィア、テキサス州、アリゾナ州に15ヵ所増やしています。
今年(2013年)5月1日にはアメリカ第5位の携帯会社MetroPCがT-Mobile USAと合併して、T-Mobile USになったように、中小のアメリカ携帯会社はLTE施設のコストやサービスエリアの狭いことから、全米レベルの4大キャリアに将来的に対抗していけないことが予想されており、中小携帯会社(自社電波と自社基地局を持っている携帯会社)の淘汰は今後も進むと予想されています。
なお、CricketはCDMA2000 1900MHzとLTE AWS(Band 4)を使用しています。AT&Tは、2G/3G 850MHzと1900MHz、LTEは700MHz Band 17ですが、AWS Band 4の使用権を所有しており、Band 17施設が完了した後はBand 4の整備を行う予定です。
買収手続き完了後、Cricketのユーザーは一定期間(たぶん、2年)以内に既存の携帯をAT&T向けGSM/W-CDMA/LTE携帯へ交換する必要があります。CricketのCDMA2000 1900MHzは将来的には停波されることになるでしょう。
なんか、いろいろ片付けているついでに、記録写真:
アメリカ用歴代モバイル通信機器のMyコレクション、ご紹介写真・・・
Sprint用:
PCMCIAカード型モデム Pantech PX-500(左)、Novatel MiFi 2200 Sprint用(右)
次に狙っている端末:NETGEAR Zing Mobile Hotspot
“ポケットWiFi(等、モバイル通信機器)コレクションお披露目” の続きを読む