SlingboxのSlingPlayerがAirPlay対応になった:iOS端末+AppleTV+HDMI対応TVで、遠隔のTV画像を自宅のTVで観られる
Slingboxの閲覧ソフト、SlingPlayerのiOS版(iPhone、iPadバージョン)は、昨日2013年10月23日のアップデートリリースでAirPlay対応となりました。
これにより、ロケフリSlingbox利用者は、Slingboxに接続された遠隔のTV番組を、自宅でiOSデバイス(iPhone、iPad)とAppleTV(+HDMI対応TV)の組み合わせで、大画面TVで観る事ができます。
視聴する側の端末では、iOS端末でSlingPlayerで通常のように遠隔Slingboxを視聴した後、画面右下の(音声ボリューム・スライドスイッチの右横の)AirPlayアイコンをタップすると、出力画面をAppleTVに選択して、AirPlayでAppleTV(+HDMI対応TV画面)に出力できます。
※ 画面の縦横比が正常でないのは何故か、あとで調べます。
AirPlayサポート対象になるSlingboxモデルは、ハイクオリティ(HQ)およびオート(Auto)モード対応のSlingboxで、スタンダードクオリティ画像(SQ)モードではAirPlayが選択できません。
つまり、初期のSlingbox、Slingbox Proは対象外で、Slingbox Pro-HD、Slingbox SOLO、 Slingbox 350、Slingbox 500モデルが対象になります。
Slingbox Pro-HDまたはSlingbox SOLOを使用している場合には、(Google Chromecastと違って)、AppleTVに接続しているTV画面に視聴中のTV番組を出力し続けるためには、iPhone/iPadでSlingPlayerを起動し続けておく必要があります。他のアプリを起動すると、番組はAppleTV(+HDMI対応TV画面)から消えます。(Mirroringモード)
最新のSlingbox 350またはSlingbox 500モデルでは、AirPlay Mirroringモードのほかに、AirPlay Standard(標準)モードにも対応します。(筆者はSlingBox 350/500を持っていないので、AirPlay Standardモードの機能が検証できません。)
また、このアップデートで、SlingBox 500のUSBポートに接続したハードディスクに保存された写真やビデオを、iOS版SlingPlayerでアクセスできるようになります。
先日Hulu PlusがChromecast対応となって、「SlingboxもChromecast対応になってくれたら、便利なのになあ」と思っていた矢先でしたが、このSlingPlayerのAirPlay対応で、少なくとも遠隔のSlingboxのTV番組が、比較的操作(およびハード構成と設定)が簡単になって大型TVで家族や友達と視聴できるのは、うれしいです。
参考リンク:
【Slingbox】Support:How to watch your Slingbox on a TV
【Engadget】SlingPlayer gets AirPlay support, Blockbuster arrives on SlingBox 500 in new update - 2013年10月23日