FreedomPop、Sprintの古いスマホ/iPhone持込みでの、無料通話・テキスト・データ通信(500MBまで)サービス提供開始
Sprint(Clearwire)のMVNOで、昨年秋に月500MBまで無料でモバイルルーターサービスを開始したFreedomPopは、今年2013年10月1日より「無料通話200分まで・無料テキスト500通まで・無料データ通信500MBまで」を使えるサービスも提供していました。
FreedomPopが、無料通話・テキスト・データ通信を提供開始。 – 2013年10月2日
そのFreedomPopが、本日、この「無料通話200分まで・無料テキスト500通まで・無料データ通信500MBまで」で加入できる携帯を、古いSprintのスマホ/iPhoneに拡大しました。
iPhoneは、Sprint版iPhone 4とiPhone 4Sが対応になります。
ただし、当初は10種のアンドロイドスマホのみで、
● HTC EVO 4G
● Samsung Epic 4G
● Samsung Epic 4G Touch
● Samsung Galaxy S III 16GB
● LG Optimus S
● Motorola Photon 4G
● HTC Evo 3D
● Samsung Boost Prevail
● Samsung Galaxy Nexus (Sprint用)
● Samsung Nexus S 4G (Sprint用)
iPhone対応までには2-3週間掛かるようです。また、今月末までには約600機種が対応になります。
【PCMagazine】FreedomPop Launches Free Phone Service With Sprint Phones – 2013年11月19日
【9to5Mac】FreedomPop expanding free wireless plan to all Sprint smartphones, iPhones included – 2013年11月19日
Sprintは従来、同社版の携帯をMVNOで使用することを許可していませんでしたが、今年2013年の初め頃からテスト的に許可開始し、夏ごろからは全面的にSprint MVNOでのSprintブランド携帯の使用を許可しています。ただし、実際にどの機種を許可するかは、MVNO自体が最終的に決定します。
FreedomPopが無料で通話/テキストサービスを提供できるのは、FreedomPopの通話は全てVoIPを利用しているからです。通常の3G回線での通話は出来ません。
このため、FreedomPopで「無料通話200分まで・無料テキスト500通まで・無料データ通信500MBまで」を利用するには、Google Play StoreからFreedomPop専用通話アプリをダウンロードして、それを経由して電話を発信したり、着信を受けることになります。テキストメッセージは、現在、SMSだけがサポートされており、MMSのサポートはされていません。
しかし、もちろん、アメリカの電話番号が割り当てられます。
毎月の「オプション料金・超過料金」は、クレジットカード/デビットカードへ課金されます。
FreedomPopが無料で通話・テキスト・データ通信サービスを提供できるのは、加入者が有料オプションを購入する人が多いためで、現在のところ約47%のユーザーが何らかのオプションサービスに加入しています。最もポピュラーなオプションは、「未使用のデータ通信バイト数を翌月以降に繰越し出来る(Rollover)」オプションで、月$3.99です。
FreedomPopはもともとClearwireのWiMAX通信(アメリカ全体の約1/3)を利用してのサービスでしたが、その後、Sprintの3G回線にも対応しており、Sprintが既にLTEサービスを開始している地域ではLTE対応のデバイスも販売またはサポートしています。
筆者もiPhone 5sに買い換えて使っていないSprintのiPhone 4sと、HTC Heroを持っているので、早々、意気込んでFreedomPopのページで登録しようと思ったら・・・・
「Because of such strong demand, we are not able to offer the FreedomPhone in your location at launch. But fear not, the wait will be short.」
というメッセージに阻まれてしまい、加入できませんでした。・・・う~ん。
ともかく、おい、Sprintよ、早く筆者の住んでいるところにもLTEを!!!
リンク:
FreedomPopホームページ