T-Mobile US Simple Choice(ポストペイド契約、プリペイド月契約)の新規(またはプラン変更)料金改定




T-Mobile USは本日2015年11月15日よりSimple Choiceポストペイド契約、および、Simple ChoiceプリペイドMonthly契約のデータ容量を2倍に増やします。高速(LTE)データ通信使い放題=Unlimited Dataプランは、テザリング許容量が2倍になります。

ただし、最低ティアの旧「LTE月1GB(今日からLTE月2GBに増量)」プラン以外は、通信料金も値上がりになります。LTEデータ通信使い放題プラン(Unlimited Highspeed Data)は、テザリング許容量が2倍になって、14GBまでテザリングができます。

※ T-Mobile USは今年(2015年)6月に、「LTEデータ通信使い放題プラン(Unlimited Highspeed Data)」は月21GB以上使用した時点で請求月締め日まで回線混雑時に速度制限をする、と発表しています。

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2年契約が切れたSprint版iPhone 5sが、アメリカのSIMでも使えるようになっていた。




本日よりT-Mobile USがデータ通信量を2倍にするというので、そのプランへ加入変更するため、数日前から筆者加入の各社の通信プランを見直しています。

ついでに、2年契約が切れたSprint版iPhone 5sもアメリカ国内SIMロックを解除(Domestic SIM Unlock)してもらおうと、Sprintのサイトでその連絡先を探していました。そしたら、「サイト更新中」でアクセスできないという・・・

Sprintはこれまでアメリカ国外での使用を目的に「米国外SIMへの」SIMロック解除(Unlocking for international travel)は受け付けていましたが、「加入後90日を超えてから」などの条件が付いていました。(実際には90日より前でもリクエストできたケースもありますが・・・)しかし、昨年のFCC(連邦通信委員会)の勧告により、今年(2015年)2月11日よりアメリカの携帯各社は「自主的SIMロック解除」の方針を発表しており、SIMロック解除後はアメリカ国内の他社に本体を持ち込んでも契約出来るようにしようとしています。2015年2月発表時点ではSprintはアメリカ国内SIMロックを解除(Domestic SIM Unlock、DSU)に関しては、「2015年2月以前に購入したSprint版iPhoneなどのDSU対応可能端末に関しては、カスタマーサービスに連絡すれば、DSU SIMロック解除可能」と発表していました。
アメリカ携帯キャリアのSIMロック解除ポリシー、一覧 – 2015年2月14日
2015年2月以降に販売の端末に関しては、「Sprint加入者で、かつ、契約束縛条件(2年契約、または、分割払い)」が解除されれば、自動的にSprintはDSU SIMロック解除する、と発表しています。
アメリカのApple Storeで「デバイスオンリー」で購入した後に日本で使用し、一度もSprintと加入したことの無いSprint版iPhoneなどに関しては、Sprint側に端末のシリアル番号のデータベースが無い可能性もあり、自動DSU SIMロック解除になるかどうか、わかりません。Sprintに申し出れば、DSU SIMロック解除してくれるでしょう。

注意:Sprintの場合、国内SIMロック解除(DSU)すると、海外SIMロック解除も同時に解除されます。つまり、「DSU=完全なFactory Unlock」です。DSUを一度すると、二度とSIMロック解除する必要はありません。

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【備忘録】アップル英語版Magic Keyboard(などのブルートゥースキーボード)で、iPad/iPhoneで日英入力切替を行う方法




今更ですが、日頃マックユーザーではない筆者は良く忘れるので・・・(追記:ってか、iOS 9で変わったのね。教えてくれた人、ありがとう。)

アップルの英語版Magic Keyboardなどのブルートゥースキーボードを、iPad/iPhoneなどのiOS 9(以上の)端末で使用する際に、日英入力切替を行う方法です。

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Surface 3(4)をシステム・イメージ・バックアップからリストアする手順




Surface 3を鞄の中に入れたまま駐車場で鞄を腰の位置から直下のコンクリートに落としてしまい、スクリーンにヒビを入れてしまい、有料($220プラス消費税)で交換してしまう、・・・というヘマをしてしまいました。あとで良く見てみると、Surfaceの角に衝撃の後が少しあり、そこが鞄の底を介してコンクリートの衝撃を受け、画面に三角の線が入ってヒビが入ったようです。

まあ、起きた事はしょうがないのですが、問題はその後。

約10日後に新しい交換品が到着したのは良いのですが、これをソフト(アプリ)や設定も含めて、元の状態に「復元」するのが、試行錯誤。
10時間ぐらい費やしてしまいました。

ここではSurface 3(Windows 10)を修理交換サービスセンターに出荷する前のバックアップの取り方と、そのバックアップから復元する方法を書き出します。

初稿では画像は入れませんが、あとで追加する予定です。

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TPP(Trans-Pacific Partnership)と違法著作権サイトの関係




ちょっと前のニュースで、そのときに気が付いていたのですが、毎週・毎日の日本語TVドラマをインターネットで観ることを楽しみにしている我々海外在住日本人にも影響のあることなので、10日ほど経ちましたが書き留めておきます。

TPP(Trans-Pacific Partnership、環太平洋戦略的経済連携協定)には幅広く多くの分野の内容が含まれて居ますが、その中にはTPP加入国間の著作権関連に関する決まりも含まれることになっています。しかし、その内容の多くは、最終ドラフトが決定するまで一般には知らされていません。

Wikiリークが2015年10月9日に入手して公表した2015年10月5日現在のドラフト内容によると・・・
【wikileaks.org】TPP Treaty: Intellectual Property Rights Chapter, Consolidated Text (October 5, 2015) - 2015年10月9日リリース
「Article QQ.H.11: {Government Use of Software}」(ページ50以降)

このドラフトによると、著作権保持者が違法サイトに対して裁判を提訴し、裁判所がその違法性を判断(判決)した場合、その判決を知った時点でインターネットサービスプロバイダー(ISP)は自社の「ネットワーク上」に存在するその違法コンテンツサイトを自主的に「撤去」または「アクセスブロック」することによって、ISPの将来の損害賠償可能性を解除できる、と言うことです。さらに、そのコンテンツへのアクセスや、キャッシング(一時保存)もブロック出来ると言うことです。

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アメリカのセルフのガソリンスタンドで、日本のクレジットカードで支払う方法




デンバーダウンタウンだけでも徒歩やバス(タクシー)で回れる観光場所はありますが、やっぱりコロラドの自然や西部開拓時代の風情を楽しむには車があったほうが良いですね。

コロラド州の有料高速道路(Toll Road)の料金支払いシステムに関しては、以下に説明しました。有料高速道路で料金所が無いのは、びっくりしますよね。でも、現在はコロラド州は一切料金所がありません。(開通当時はありましたが、その後、合理化・コスト削減のために現在の無人・無停止課金システムに変更されました。)基本的には料金チェックポイント通過時にナンバープレートの写真(ビデオ)を撮られ、数日後にその車の登録所有者に請求書(はがき?)が郵送されてきます。レンタカーの場合には、
 - 一日いくら($19くらい)で有料高速使い放題のオプションがある場合や、
 - 一日いくら($4くらい)でETC装置を使えるようにしてくれて、利用回数に応じて有料高速料金は別途請求、
という場合があるようです。利用するレンタカー会社からしっかり説明を受けてください。
ただし、コロラド州の有料高速道路はそれほど多くなく(長くなく)、また、有料高速道路を全く使わずに移動することも可能です。
コロラド州の有料高速道路を使って「良かった」と思うのは、急いでいるときに高速でない道が混雑しているときだけです。だから、滞在中に全く使わないこともあるでしょう。
コロラド州の有料高速道路と、レンターカーの場合の料金支払い方法 – 2015年8月20日

さて、外国人がアメリカでレンタカーを使用する際にもうひとつ良く出くわす問題に、アメリカのセルフのガソリンスタンドでのクレジットカードでの支払い方です。特に、米国外の、日本のクレジットカードでの支払い方です。もちろんクレジットカードの代わりに現金でも良いのですが、最近はトラベラーズチェックもなかなか購入や使用が不便になり、現金をあまり持ち歩かないことが多く、現金は温存しておきたいことが多いですよね。
よく出くわす問題なので、ネットで探せば最近は方法を紹介している個人ブログサイトもかなり見つかりますね。なので、ここでわざわざまた・・・と思ったのですが、「コロラド観光情報の完全網羅」自己完結の目的ために、前人の努力を再度繰り返すことになりますが、ここで「簡単に」書かせていただきます。

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アメリカのアップルストアの公式SIMフリー「SIM-free」版とAT&T版(A1633/A1634 )は、ドコモのSPモードが使えない? > 【追記】あり




【追記】2015年10月20日、読者様から以下の報告がありました。

急報です!
ドコモのSPモードIMEI制限が撤廃されたとの情報があります。
早速手元のAT&T版iPhone6sPでmopera apn」プロファイルを削除し、SPモード契約しかしていないandroid用のSIMで試してみたところ、何の問題も無くSPモードで接続できるようになっておりました。
SPモード接続のみログイン出来るドコモの専用サイトからiPhone用プロファイルのダウンロードも行え、T-Mobile版・VERIZON版と何ら変わること無く利用できるようになりました。
一時的な解放なのか、噂の通りドコモ側で制限することをやめたのかは定かではありませんが、とりあえずご報告させて頂きます。


過去にも日本国外で購入したSIMフリー版iPhoneでは「ドコモで新規契約ではSPモードは使えない」というのは既知の事実です。(mopera U契約では使用できます。)

しかし、既存のSPモード契約のドコモSIMは、ドコモ用のiPhoneと同じモデル番号の日本国外SIMフリーモデルであれば、差し替えてもそのままSPモードが使用可能(ただし、回線がブロックされた場合には、SIMの再発行が必要)ということでした。

ところが、最近の当サイトの読者からの報告によると、
 - アメリカT-Mobile US版A1688/A1687にドコモのiPhone用SPモード既契約SIMを挿入すると、使用できる、
が、
 - アメリカAT&T版A1633/A1634にドコモのiPhone用SPモード既契約SIMを挿入すると、SPモードが使用できない、
ということです。つまり、ドコモSPモードのSIMに関しては、iPhoneのモデル番号がドコモ版と違うと、既契約SIMでもSPモードが使用できないそうで、であれば、
 - アメリカ公式SIMフリー(SIM free)版A1633/A1634にドコモのiPhone用SPモード既契約SIMを挿入しても、SPモードは使用できない、
でしょう。(mopera U契約でも支障の無い方は、使えます。)

つまり、「ドコモのSPモード使用」が必須条件の人は、アメリカT-Mobile US版A1688/A1687「Pay in full」(または、Verizon版)を購入することをお勧めします。 

この件に関しては、筆者は検証出来る環境にありませんので、皆様の人柱報告を待ちたいと思います。コメント欄にご報告ください。

アメリカ携帯電話、ポストペイド契約を選ぶ時の注意点。(新規、契約更新、または契約変更)




アメリカの携帯電話の相談は、良くあります。
「アメリカの『お勧め』の携帯電話会社は、どれですか?」と聞かれます。
そもそも「お勧め(Best)の携帯電話会社」が存在するとすれば、「お勧めじゃない携帯電話会社」も存在することになります。「お勧めじゃない携帯電話会社」へはお客は集まらないでしょう。ってことは、その会社は赤字になって、潰れます。
アメリカには全米規模(ハワイも、アメリカです)のサービスを提供している携帯電話会社は4社ありますが、それぞれ、それなりにビジネスになっている、ということは、4社とも、人によっては「お勧め」なのです。つまり、それぞれ長所・短所があるわけです。
だから、「お勧めの携帯電話会社は、どれ?」と質問されても、困ります。使う人の状況次第ですから。

以下、アメリカの携帯電話会社でポストペイド契約する場合の、選択の注意点です。

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VerizonがプリペイドのタブレットとポケットWiFiの通信料金を統一




Verizonが2015年10月8日、プリペイド契約のタブレット(iPadを含む)とポケットWiFi通信料を変更し、統一しました。

以下、新料金と旧料金の比較です。

「1日(Daily)プラン」が無くなりましたが、$35以上のプランが2ヶ月有効になったのが「改善」です。

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アメリカ・アップルストアが公式SIMフリーiPhone 6s/6s Plusを販売開始。




アメリカアップルストアが公式「SIM-Free」版を昨日2015年10月8日より予約開始、9日より販売開始。契約無し、SIM無し、もちろんSIMフリー、アメリカ国内ではAT&T、T-Mobile US、Verizon、Sprint回線で契約可能。

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