iPhoneでクレジットカード決済-Square


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カードリーダーは、1辺1インチ(約2.54センチ)の正方形のリーダーで、

厚さは約0.5インチ(約1.27センチ)です。

使用するときは、iPhoneのイヤホン/マイク・ジャックに挿入します。
この装置はおそらく、クレジットカードの磁気ストリップに書かれている情報を、音に変えて、iPhoneにデータ送信するのでしょう。

お客様のクレジットカードが手元にあるときは、Squareアプリを起動し、金額を入力して、クレジットカードをスワイプします。

ノート欄に購入商品の説明と、写真が添付できます。(カメラアイコンを押すと、iPhoneのカメラを起動して撮った写真を添付するか、既存のiPhone写真フォルダーから写真を添付できます。)

金額が承認(アプルーブ)されると、お客様の署名画面が出ます。

決済した金額から、Square Incが決済手数料を差し引いた残額を、登録した銀行口座に48時間以内に振り込んでくれます。

売り手(販売)側へ課される手数料は、
1.クレジットカードを物理的にスワイプした場合は、金額の2.75%+$0.15/1トランズアクション。 (「$0.15/トランズアクション」手数料は、2011年2月23日からドロップされました。)
2.手入力でクレジットカード番号を入力した場合(例:電話注文、オンライン注文)は、金額の3.50%+$0.15/1トランズアクション。

毎週の総額が最初の$1000までは、決済手続き終了(アメリカでは通常48時間以内)後、即、登録した銀行口座へ振り込まれます。
毎週の総額が最初の$1000を超えた分に関しては、30日間、Squareの口座に保留された後に、登録した銀行口座へ振り込まれます。

・・・ここまでは、従来のクレジットカード処理機能をiPhoneに移しただけです。
これだけでも、今まで以上に便利です。
従来のクレジットカード決済装置は、固定電話回線に常時接続していなければならず、電源も必要でしたから、外へ持っていくなんて事はまったく考えられませんでした。

それが、iPhone(iPad、Android携帯)で出来るようになったので、店舗・自宅以外の屋外でもクレジットカード決済が出来るようになりました。

たとえば、どこかの公園や講演会場で催し物を行ったときに、入場料や物品販売の課金を、その場で行えます。
タクシーの運転手も、これで課金できます。

活動範囲が、広がります。

(日本のIT情報誌関係の過去の報道記事で「レストランなどの店内で、店員がお客さんのテーブルで課金できる。」と書いてあるのを見ました。発想が狭いですね!・・・屋外でも、出張先でも、別の場所でも出来る、という発想にはならないんでしょうか? たとえば、マッサージ師がお客さんの家に出張して、そこで課金。一般人が公園や商店街の横でフリーマーケットで商品を売って、そこで課金、など。)

 
 



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「iPhoneでクレジットカード決済-Square」への4件のフィードバック

  1. 初めまして、管理人さん内容が意味不明なら削除願います。
    このような決算代行会社「Square」アメリカ国内での使用だけでしょうか?
    日本語版 日本円はありますか?

    管理人 返信:

    Square社の業務範囲は、現在のところ、アメリカ国内だけで、かつ、アメリカで発行のクレジットカードに限ります。

    日本はセキュリティーへの懸念が過度に過敏なので、まだまだ難しいと思います。

    また、クレジットカード決済の期間に関しても、日本の慣習が違います(月末締め、翌月末または翌々月末支払い)。

    したがって、日本で同様のシステムが導入されるまではかなり時間がかかるでしょう。

  2. 今、「円」でこのようなシステムの物はないかと探してるところです。

    ありがとうございました。

    管理人 返信:

    そもそも、端末があれば出来る・・・という問題ではなく、日本の「第三者クレジットカード決済サービス業者」(例:ZEUSなど)がこういう端末を導入するか、あるいはiPhoneやスマートフォンにはめ込め可能な移動型決済端末(上に紹介したようなもの)を利用して新しい決済代行業の会社が創設される、かどうかの問題であり、技術的な問題ではなく、制度上の問題で日本で可能かどうか・・・の問題です。

    WiFi接続の可能な店舗内利用であれば、ハードウェアとしてカードリーダーだけ購入し、自社開発でソフト(アプリ)を開発して、既存の社内決済サーバーにデータを送って、社内ビル内だけの決済システムは開発できると思います。

    しかしターンキーで、ハードからアプリからクレジットカード決済代行の流れ全てまでを提供するには、日本の個人情報セキュリティーへの過度な敏感さでは、まだまだ数年かかるような気がします。

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