毎年作付けされるデンバー国際空港の近くのひまわり畑が、今年(2019年8月17日現在)も満開です。
ひまわりは作付け後の地面の栄養の関係で、毎年違う場所に作付けられるようで、毎年、地元の人がFacebookやTwitterで報告してくれるのをネットで探さないと、正確な場所はわかりません。しかし、一般に
- 南はE 56th Avenue、北はE 120th Avenue
- 東はImboden Road、西はTower Road
を一周すると、その年のひまわり畑は見つかるようです。
携帯・モバイル&コロラド・デンバー ブログ By A Yoshida
毎年作付けされるデンバー国際空港の近くのひまわり畑が、今年(2019年8月17日現在)も満開です。
ひまわりは作付け後の地面の栄養の関係で、毎年違う場所に作付けられるようで、毎年、地元の人がFacebookやTwitterで報告してくれるのをネットで探さないと、正確な場所はわかりません。しかし、一般に
- 南はE 56th Avenue、北はE 120th Avenue
- 東はImboden Road、西はTower Road
を一周すると、その年のひまわり畑は見つかるようです。
2019年1月1日よりデンバー市内(ボルダー、ロングモントを含む)のRTDバスおよび電車の料金が値上がりします。
また、これまでは65歳以上と6~19歳が同じ割引料金でしたが、今年から6~19歳(かつ、高校生まで)はYouth Fareが導入され、さらに安くなりました。Youth Fareを受けるには年齢証明と、18歳は高校の在学証明が必要です。
6歳未満は、親や成人(18歳以上)と一緒に乗車した場合には無料です。
デンバー市および郊外のRTD公共バス・電車のチケットが、2017年11月1日からiPhoneとAndroidスマホで購入できるようになりました。
購入できるチケットは、
● RTD近距離 一日乗車チケット【Local Day Pass】($5.20 $6.00)
● RTD近距離割引 一日乗車チケット【Local Day Pass Discount】($2.60 $3.00)- 65歳以上。小中高校生(6歳~19歳)は$1.80
● RTD長距離/空港 一日乗車チケット【Regional/Airport Day Pass】($9.00 $10.50)
(例:ユニオンステーションからWestminster以北、Belleview以南、40th/Airport以東)
● RTD長距離/空港割引 一日乗車チケット【Regional/Airport Day Pass Discount】($4.50 $5.25)- 65歳以上。小中高校生(6歳~19歳)は$3.20
(例:ユニオンステーションからWestminster以北、Belleview以南、40th/Airport以東)
なお、一日乗車チケット料金は、往復料金と同じ金額です。
つまり、RTDバスや電車を利用する人はほぼ全員がその日のうちに往復を利用するでしょうから、利用するなら一日乗車チケット【Day Pass】を買った方が便利だし得だ(2回以上乗れるから・・・)と言う事になります。
また、空港発または空港着のチケットは、どこから/へ乗っても片道$9.00 $10.50になりますので、「RTD長距離/空港 一日乗車チケット(Regional/Airport Day Pass)」を購入してください。理論的に言うならば、「RTD長距離/空港 一日乗車チケット(Regional/Airport Day Pass)」を購入すれば、デンバーダウンタウンとデンバー国際空港を、片道料金でその日のうちに何度でも往復できることになります。
“デンバーRTD(公共バス、電車)のチケットが、iPhone/Androidスマホで購入できるようになった。” の続きを読む
毎年作付けされるデンバー国際空港の近くのひまわり畑が、(2017年)8月18日現在、満開です。
ひまわりは作付け後の地面の栄養の関係で、毎年違う場所に作付けられるようで、毎年、地元の人がFacebookやTwitterで報告してくれるのをネットで探さないと、正確な場所はわかりません。しかし、一般に
- 南はE 56th Avenue、北はE 120th Avenue
- 東はImboden Road、西はTower Road
を一周すると、その年のひまわり畑は見つかるようです。
デンバー国際空港周辺のひまわりは毎年、違う場所に植えられるようです。
2017年8月のひまわり畑鑑賞の場所は、
デンバー国際空港近くのひまわり畑が、満開です。 – 2017年8月19日
参照。
数年前にコロラドからカンザスへ車で行く途中、I-70沿いに数か所、ひまわり畑があって、満開に咲いていました。
それ以来、広大なひまわり畑はカンザス州の名物・・・と思っていたのですが、先週、コロラド州デンバー国際空港近くにもひまわり畑があると言う事を知り、満開のピークは既に過ぎているとは思いつつ、来シーズンのために場所を知っておこうと思い、近くまで仕事に行ったついでに探してみました。
こちらも参考にしてください。
デンバーRTD(公共バス、電車)のチケットが、iPhone/Androidスマホで購入できるようになった。 – 2018年1月14日
デンバー市内と近郊、および、デンバー国際空港との間のRTD公共バスと電車(Light Rail、Commuter Rail)のチケットの購入方法を別セクションでまとめます。
■ RTDバス、電車、乗車方法(現金、チケット)
RTDバス、RTD電車(Light Rail、Commuter Rail)の料金とチケットは、共通です。
乗車には、
● バスは、乗車時に現金払いでも利用できます。
- ただし、バス車両内には釣銭機はありません。車掌も釣銭用の現金を持っていません。(強盗、釣銭泥棒、その他の犯罪を未然に防ぐためです。)
- その為に、現金で支払う時は必ず釣銭の無いようにきっちりの金額で支払ってください。
- たまに運転手が乗客に声を掛けて、お金を崩せる乗客がいるかどうか聞いてくれますが、いつもそんなに親切な人が居るわけではありません。
- 別の路線に乗り換え(Transfer)する場合には、乗車時に運転手に「Transfer ticket、Please」と言い、乗り換え(Transfer)チケットを貰ってください。乗り換えチケットは、最初の乗車時から3時間有効です。
2016年4月22日正午、デンバー国際空港と、デンバーダウンタウンのユニオンステーション駅を結ぶ電車が開通しました。
ちなみに、この電車は分類では「電車・鉄道」「通勤電車」「Commuter Rail」になります。
これまでデンバー市内と、市の南側、および、西側に延びていた電車は「Light Rail」つまり「路面電車」「新型路面電車」でしたが、ダウンタウンと空港間の電車は「鉄道」です。
Light Rail(路面電車)とCommuter Rail(鉄道)の違いは、電車に電力を供給する架線の電圧です。デンバーではLight Railは750V直流、Commuter Railは2万5000V交流(60Hz)を採用しています。今後デンバー地域内で電車システムはさらに拡張されますが、この夏(2016年夏)に開通予定のダウンタウンから北西へのWestminsterまでの延長と、将来のWestminsterからBoulder/Longmontまでの更なる延長は「Commuter Rail、鉄道・電車」、現在建築中のデンバー東側(正確にはオーロラ市内、Aurora)の南北縦断路線は「Light Rail、路面電車」システムが使われます。
この電車の開通日と翌日は特別に市内全電車が無料になりますが、2016年4月24日より通常の運用となります。
また、これに伴い
1.これまでデンバー国際空港とデンバーダウンタウンを結んでいた公共バス、RTD「AF」および「AS」路線が廃止されます。
2.デンバー国際空港とボルダー、および、テックセンター(デンバー南)方面へのバス「AB」および「AT」の「途中」路線が変更されます。
3.空港バスの発着場が、電車と同じく1階のTransit Centerに変更になります。
これまで空港バスを利用していた方、および、当ブログの古い情報を読んだ方は、ご注意願います。
2016年6月2日午後7時(当地時刻)、日本女子サッカー代表チームなでしこジャパンが、アメリカ代表チームと、コロラド州コマースシティ(Commerce City)で親善試合を行います。
そこで、せっかくなので、そのコマースシティってどういうところなのか、また、サッカー球技場(Dick’s Sporting Goods Park)へ行く方法、を書きます。
デンバーメトロ(ボルダー、ロングモントを含む)のRTDバス、電車、RTD空港バスの料金が、2016年1月1日より変わります。
なお、2016年4月22日より、デンバー国際空港と、デンバーダウンタウン(ユニオンステーション)を結ぶ電車が開通し、その電車料金にバス料金も統一するため、電車開通前ですが、それを見越してRTD空港バスの料金も変更になります。それに伴い、一部の路線では値下げになります。
Local(市内路線バス)/Limited 電車1-2 Zone間 |
Express(都市間急行バス) 電車3 Zone間 |
Regional(都市間バス) 電車4 Zone間 例:デンバー⇔ボルダー間 |
デンバー空港⇔Stapleton 片道料金 |
デンバー空港⇔ダウンタウン 片道料金 |
デンバー空港⇔郊外都市 片道料金 例:Boulder、Longmontなど |
|
2015年12月31日まで | $2.25 | $4.00 | $5.00 | $9.00 | $11.00 | $13.00 |
Local(市内路線バス) 電車1-2 Zone間 |
Regional(都市間急行バス) 電車3 Zone間 例:デンバー⇔ボルダー間 |
Airport(空港発着) デンバー空港⇔Stapleton, デンバー空港⇔ダウンタウン, デンバー空港⇔郊外都市 片道料金 |
||||
2016年1月1日から | $2.60 | $4.50 | $9.00 |
6~19歳(18~19歳は、高校在学中であることの証明できるIDが必要)、および、65歳以上(年齢を証明できるIDが必要)は、半額料金となります。5歳以下は無料です。
どこでもほぼ同じですが、都心部での観光スポットは「建物、美術館・博物館、ショッピング街」です。
以下、デンバーのダウンタウンで、徒歩で回れる観光スポットをご紹介します。
デンバーへの出張や観光で、ダウンタウンでちょっと空いた時間を使ってちょっとした観光をするのに、ご参考にしてください。
※ ツアーのある観光スポットは、ツアー情報を緑色で表記してあります。
ダウンタウンの南側(Civic Center周辺)から、北への順・・・
デンバーダウンタウンとスキー場近くの町まで、バスが運行されています。長距離バス会社Greyline(グレイライン)と、コロラド運輸省(CDOT) Bustangサービスです。
バスはデンバーダウンタウンの19th StreetとCurtis Streetの角にあるDenver Bus Center(グレイハウンド長距離バスの乗り場)から出発後、Idaho Springs(アイダホスプリングス)、Frisco(フリスコ)、と停まり、Vail(ベイル)が終点です。1日2.5往復。
レンタカーは借りていないが、スキーに来ていて、1日デンバー市内訪問したい。あるいは、デンバーに来たけど、日程の途中でスキーリゾートへ行きたい、という方は利用をお考えください。
※ Frisco(フリスコ)では市内や近隣のスキー場まで、無料のバス、Summit Stageが運行されています。
【Summit Stage】ホームページ
以下は2015年9月現在の運行スケジュールと料金。
最新のスケジュールと料金は、Greyhoundのホームページ
【Greyhound】ホームページ
Bustangのホームページ
【Bustang】West Line
でお調べください。
アメリカ大陸横断鉄道、Amtrak California Zephyr(カリフォルニア・ゼファー)は、シカゴとサンフランシスコ(サンフランシスコ湾の対岸のオークランド・エミリービル)、全長3924km (2438マイル)を約50時間で走る列車の旅です。
このうち、シカゴとデンバーの間はイリノイ州・アイオワ州・ネブラスカ州・コロラド州東半分の平原を走り、周囲に見える景色はほぼ平らな畑、畑、畑・・・
景色が良いのはデンバーとサンフランシスコ(エミリービル)の間で、ロッキー山脈、コロラド川沿い、そして、シエラネバダ山脈を越えて、走ります。デンバー⇔サンフランシスコ(エミリービル)間も所要時間は片道約33時間、つまり、2日間の旅です。
一度は試してみたいい列車の旅です。
問題は、夜の間は景色が見えません。どこが夜になるのか、東行き(デンバー行き)が景色が良いのか、西行き(サンフランシスコ行き)が景色が良いのか、気になります。
デンバー周辺交通手段の使い方と、最もポピュラーな周辺観光案内の掲載が一段落したので、一度、このページをトップにアゲ直します。
【オリジナルPublish:2015年8月24日】
現在のデンバー国際空港は1995年に、ユナイテッド航空のアメリカ内陸部のハブ空港として開港しました。
その後、西海岸に到着した日本人・中国/香港人、その他のアジア人の内陸部乗り換え空港としてもよく利用されていました。
2年前の2013年6月10日、成田空港との直行便が運行開始され、デンバーを含むコロラド州内に出張や旅行で滞在する日本からの訪問者も増えてきています。
このサイトではその為にデンバー空港利用案内を含め、短期滞在旅行者のための付近の観光案内も掲載してきました。これまでの掲載内容は「カテゴリー・リスト」で「デンバー/コロラド」をクリックしてください。
リクエストがありましたので、デンバーで車を借りずに観光できるバスツアーのリストを(再度)まとめます。
デンバー周辺の公共交通シリーズ、最後は電車(RTD Light Rail)の乗り方です。
この電車はデンバー/ボルダー市内公共バスと同じ、RTD(Regional Transportation District、広域交通局)の運営です。したがって、バスと電車の両者間の乗り継ぎが可能です。
旅行者で使う可能性の高いケースは、
- デンバーダウンタウンに宿泊中で、南のほうのPark Meadowsショッピングセンターへ出かける
- デンバーダウンタウンに宿泊中で、デンバー大学(University of Denver)に行く用事がある
- デンバー・テックセンターなど南のほうに宿泊中で、デンバーダウンタウンに行って見たい
- 西のゴールデン(Golden)方面に宿泊中で、デンバーダウンタウンに行って見たい
- デンバーダウンタウンから、ゴールデンのクアーズビール工場や、レッドロックス公園/野外コンサート場へ行って見たい(電車の終点駅または途中駅から、更にバスに乗り継ぐ必要があります。)
と言う場合でしょう。
2016年4月22日からはデンバー・ダウンタウンからデンバー国際空港までの電車路線(Aライン)が運行しています。また、同じく、Aルート(ダウンタウン⇔空港線)の途中から、南側にI-225沿いに路線(Rライン)が拡張されます。これらを使うことにより、2016年末には
- デンバーダウンタウンから、デンバー国際空港へ
- デンバーダウンタウンから、中規模展示会やショーの行われるデンバーコロシアムやナショナルウェスタンストックショー会場へ
- デンバーダウンタウンから、旧空港跡地のStapleton(ステープルトン)地区のホテルへ
- デンバーダウンタウンから、コロラド大学大学病院/子供病院/(建設中の)VA(退役軍人)病院新病棟へ
- デンバー国際空港から、ダウンタウンを通らずにデンバーテックセンター地域やPark Meadowsショッピングセンターへ
の公共交通網を使った移動も、しやすくなりました。
また、RTD電車(Commuter Train)はデンバーダウンタウンから北西側のボルダーと、その先のロングモントへも延長が計画されており、2016年7月25日にはその路線(Bライン)の南側の部分がウェストミンスター(Westminster)まで開通予定です。
他のアメリカの面積の広い都市同様、デンバー市内ではタクシーは流していません。
ホテルに宿泊中の場合には、ホテルのフロントデスク、コンシアージ(コンシェルジュ)、またはベルボーイに頼んで呼んで貰ってください。フロントデスク、コンシアージ(コンシェルジュ)に頼む場合は、チップは不要。ベルボーイの場合には、呼んでもらったタクシーに実際に乗るときにベルボーイに$2程度のチップが妥当です。
大きな全米チェーン系ホテルだと、正面玄関前に常時数台待機している場合があります。が、この場合もそのホテルにベルボーイが居れば、一応、ベルボーイに許可を貰って乗りましょう。ベルボーイがタクシーのドアを開けてくれたら、ベルボーイに$1~$2程度のチップを渡すのが妥当です。
タクシーを呼んだ場合には、到着まで30分くらい掛かる場合があります。
外出してレストランなどで食事を済ませた後は、レストランに頼めばタクシーを呼んでくれるのが普通です。レストランの担当者には特に追加チップは不要です。
アメリカではタクシーの料金には約15%をチップとして上乗せして支払うのが一般的です。
デンバー市内のメジャーなタクシー会社は
ついでに、デンバーの約75マイル(120キロメートル)北西のエステスパーク(Estes Park)は、ロッキー山脈国立公園の入り口の町ですが、人口約6000人の市で、
- ロッキー山脈国立公園(Rocky Mountain National Park)
- The Stanley Hotel(映画「シャイニング」のロケ地)
- ロープウエイ
- キャンプ、乗馬、ハイキング、釣り、登山(Longs Peak)、冬はクロスカントリー・スキー(ダウンヒルスキー場は1991年に閉鎖)
- お土産店
などで有名です。
レンタカーを借りる以外でデンバー国際空港からエステスパークへ行く方法は、どういう方法があるんでしょうか?
次に、デンバーの約65マイル(104キロメートル)北のフォートコリンズ(Fort Collins、Ft Collins)は、隣接するLovelandなどを含め人口約31万人の市で、
- コロラド州立大学(Colorado State University)
- ロッキー山脈国立公園への北東側のアクセス口
- 電子機器メーカー(ヒューレットパッカード、アジレント、コダック)の開発センターや工場、サポートセンター、出荷センター
- クラフトビールの大手のNew Belgium Brewing(Fat Tireが有名)の本社
- ビールのアンハイザー・ブッシュ(バッドワイザー)の大工場のひとつ
などでも有名です。
レンタカーを借りる以外でデンバー国際空港からフォートコリンズへ行く方法は、どういう方法があるんでしょうか?
デンバーの約70マイル(112キロメートル)南のコロラドスプリングス(Colorado Springs)は人口約60万人の市で、
- Pikes Peak(標高14115フィート(4302m))
- Garden of the Gods
- 空軍士官学校(Air Force Academy)
の他、
- オリンピック・トレーニング・センター(アウトドア競技以外の競技種目)
- 北米空軍指令センター(NORAD)
- 軍事開発(特に、戦闘機・軍事衛星関係)
- 電子機器メーカーの開発センターまたは工場
- 5つ星ホテル、Broadmoor Resort & Hotel
- Pikes Peak International Hill Climb自動車レース
- コロラド大学コロラドスプリングス・キャンパス
などでも有名です。
そこで、レンタカーを借りる以外でデンバー国際空港からコロラドスプリングスへ行く方法って、どういう方法があるんでしょうか?
さて、以下のブログ記事でデンバー/ボルダー・メトロ地域ののRTDバスの乗り方が、だいぶわかってきましたね。
説明を書く筆者のほうも、RTD空港バスの乗り方を書いたおかげで、ローカルバスの乗り方も大分書きやすくなりました。
デンバー ⇔ ボルダー間、RTDバス(公共バス)の乗り方 – 2015年8月30日
デンバー国際空港 ⇔ デンバーダウンタウン間、RTDバス(公共バス)の乗り方 – 2015年8月31日
デンバー国際空港 ⇔ ボルダー間、RTDバス(公共バス)の乗り方 – 2015年8月31日
それでは、次にローカルバスの乗り方と料金を書きましょう。
ローカルバスに乗れば、
- デンバーダウンタウンから、チェリークリーク(Cherry Creek)ショッピングセンターへ行く(ルート83L)
- デンバーダウンタウンから、自然科学博物館・動物園へ行く(ルート20)
- デンバーダウンタウンから、クアーズビール工場へ行く(ルート16)
など、旅行者でもいくつか利用可能になり、行動範囲が広がりそうですね。
お土産情報のリクエストがありましたけど、アメリカってどこへ行っても「ご当地饅頭」みたいなのが無いので、お土産に迷いますよね。
あるのは、「ご当地キーホルダー」と「ご当地Tシャツ」ぐらいですよね。
・・・とは言っても、探してみましょう、コロラドのお土産になりそうなモノを。
なお、このリストはまだ書き始めたばかりで、今後も見つけ次第、(また、時間があり次第)増えていきます。
デンバー国際空港からデンバーダウンタウンに行くには、現在、4通りの方法があります。
1.タクシー ・・・ Metro Taxi(地元のタクシー会社)はデンバーダウンタウンまでの片道定額料金が$55.15(プラス、チップ)、距離25マイル(約40キロメートル)、乗車時間約35分。タクシー乗り場は、メインターミナル外の「Island 1」、東ターミナルのドア507~511または西ターミナルのドア506~510の外。
- 空港でタクシーが待っていれば、すぐに乗れる。
2.空港シャトル(Supershuttleなど)・・・ Super Shuttleは片道$25(プラス、チップ)。乗客の宿泊ホテルを順番に巡回して行くので、時間が掛かることがある。カウンターがメインターミナルの到着広場(空港内地下鉄から降りて、エスカレーターを上がったところ)にありますので、そこでチェックインして、あとは係員の指示に従ってください。
- 乗客が一定人数集まるまで待つことがある。
3.公共バス(デンバーでは「RTDバス」と呼ぶ)・・・ 片道$9.00。(チップ不要。)空港とデンバーダウンタウン間のバスは、2016年4月24日より下記3X.の電車に代わりました。
バスセンターしか停まらない。乗車時間約45分。そこからは別のバス、タクシー、徒歩で目的地へ向かう。
- 基本的に1時間に一本。多い時間帯は30分に一本。
3X.2016年4月22日にはデンバー国際空港とデンバーダウンタウンを結ぶ公共の電車(RTD Aライン、片道$9)が運行開始します。
デンバー国際空港 ⇔ デンバーダウンタウン間、RTD電車(「A」ライン)の乗り方 – 2016年4月23日
参照。
- 基本的に15分に一本。早朝、午後6時30分以降は30分に一本。
4.レンタカー ・・・ 1日数十ドル。デンバー・ダウンタウンの駐車料金は、高い。(1日$20-27。)
ここでは一番コストの安い方法で公共バス(RTDバス)でデンバー国際空港からデンバーダウンタウン、またはその逆、に行く方法を書きます。
地元に住んでいる人でないと、地元の公共バスを利用するのはなかなかハードルが高いですね。
その中でもまずはハードルの比較的低い、デンバー・ダウンタウンからボルダー・ダウンタウンへ、そしてその逆のボルダー・ダウンタウンからデンバー・ダウンタウンへ、公共バスを使って行く方法を書いてみます。
これに慣れたら、デンバー空港からデンバー・ダウンタウン、ボルダー・ダウンタウンへも行ける様になります。また、デンバー市内、ボルダー市内のバスの利用も、挑戦してみてください。
ボルダーに着いて何をするかというと・・・ボルダーに着いても市内を自由に行き来できる足がないと、行動範囲は限られますが、
- ボルダーのパールストリート(Pearl Street)歩行者天国の散策
- ボルダー図書館周辺の、市内の流れる川沿いの散策
- コロラド大学ボルダー校キャンパスの散策
- (ちょっと歩くか、市内のバス路線を使って・・・)29th Streetショッピングモールへ行って、Apple Storeへ行く
逆に、ボルダーへ出張に来た人が、デンバーダウンタウンへ行って週末、以下のことを楽しむことは考えられますね。
- デンバーのダウンタウンってどんなとこか、雰囲気を知るのに行く
- 美術館、博物館を楽しむ
- さくらスクエアに日本食を買いに行く
- 野球、バスケットボール観戦(アメリカン・フットボールは、レギュラーシーズンのゲームはチケット入手がかなり困難で、ほぼ無理。)
デンバー市内の目抜き通り、16番街(16th Street、16th Street Mall)には、無料バスが走っています。このバスは誰でも利用できます。自由に乗ってください。
この無料バスの区間は、北(北西)はUnion Stationの北西のChestnut Placeの路面電車駅(RTD Union Station駅)、南はシェラトンホテルの南東のCleveland Place/Broadway Streetを超えたRTD Civic Center Station駅の間、約1.9マイル(3キロメートル)を往復しています。
なお、この16番街(16th Street、16th Street Mall)は、北(北西)はMarket Streetと、南(南東)はCleveland Placeまで歩行者天国となっており、この無料バスと、観光人力車/馬車以外は通常の車は通行できません。
デンバーから車で約1時間のところにあるCentral City(セントラル・シティ)は、1859年のゴールドラッシュで栄えた町。一時は人口が1万人以上部膨れ上がり、当時はデンバー市とセントラル・シティのどちらを州都にするかを競ったくらい栄えていました。
金の採掘は1900年ごろには減少し、現在のセントラル・シティの人口は663人(2010年国勢調査)。
現在でも金鉱脈はあるものの含有率が低いとあって、積極的なほとんど採掘は行われていませんが、今後の金精錬技術と金の価格次第ではまた金の採掘が広く再開されるかもしれません。
コロラド州は地域再生化の一部として1991年からギャンブルを合法化し、州政府に許可された都市でのみギャンブルが行われています。1991年よりセントラル・シティ、その手前のブラック・ホーク(Black Hawk)、そして、州中央部のクリプル・クリーク(Cripple Creek、コロラドスプリングスの西、車で片道約1時間)の3都市でのみギャンブルが許可されています。
ギャンブルが解禁になってからはセントラル・シティの手前のブラック・ホークには他州の資本によって建築された新しいカジノホテルが立ち並び、栄えています。セントラルシティでは既存の古い建物の中に、屋内にはスロットマシンが並んでいる・・・というアンバランスな風景が見られ、カジノのオウナーも地元が多いです。
セントラル・シティには1800年代後半の西部開拓時代、ゴールドラッシュ時代の博物館、ホテル、劇場があって閲覧できるほか、金鉱ツアーに参加できます。
“ゴールドラッシュ時代の町、Central City(セントラル・シティ):西部開拓時代の歴史的建造物、金鉱跡、そして、スロットマシン” の続きを読む
Red Rocks Mountain Parksは、デンバー市内のバス観光ツアーには含まれていることが多い観光スポットです。「Mountain Parks」という名前が付いているので、「お山に登れるかも・・・」と期待された人がかつていましたが、デンバー市内から「半日ツアー」ぐらいでは本格的な「お山」には行けません。本格的なロッキー山脈のお山に行くには、6~8時間コースになります。このRed Rocks Mountain Parksは、「デンバー郊外の、山の麓の、隠れ谷にある、赤茶色の岩の多い野外公園」くらいに思ってください。近くに住む市民が、週末や夕方に毎日のように日常的に散策に行くようなところです。あまり期待すると、がっかりします。
また、このRed Rocks公園の中には野外劇場Red Rocks Amphitheaterがあり、頻繁にコンサートが行われます。この野外劇場にコンサートを聞きに来る人もいるでしょう。
Red Rocks Mountain Parksは、デンバー市立公園です。
【Denver City Parks and Recreation】Red Rocks Mountain Park
特徴としては「赤茶けた岩」系で、Garden of the Gods、モニュメントバレー(Monument Valley)、アーチズ国立公園(Arches National Park)、ブライスキャニオン国立公園(Bryce Canyon National Park)と同じような典型的アメリカ西部の自然の地形のあるところです。
“【デンバー】Red Rocks Mountain Parks、Red Rocks Amphitheater” の続きを読む
デンバー市より西へ直線距離で35マイル(56キロ)に位置するマウント・エバンス(Mt. Evans、Mount Evans)山は、晴れた日はデンバー市内からもくっきり見え、また、夏は「ほぼ」頂上まで車で到達できます。
頂上の高さは14271フィート(4350メートル)。舗装道路は夏の間(例年、5月末のメモリアルデーから10月第一週の週末まで。Summit Lakeから上は9月のLabor Day週末の翌日には閉鎖されます。)だけオープンし、頂上付近の駐車場は標高14120フォート(4304メートル)地点にあります。あと46メートル(標高です。距離ではありませんよ。)を徒歩で登れば、頂上に立てます。
* デンバー市内の高層ビルから見たMt. Evans。手前にはNFLのデンバー・ブロンコスのホーム球場(Sports Authority Field at Mile High)が写っています。
もともとはデンバー市とデンバー郡が共同で舗装道路を建設したのがきっかけ。(完成は1930年。)1980年代までは無料でしたが、現在は連邦森林サービス(Forrest Service)も共同管理に加わり、入場料(車一台当たり$10 $15)を料金所ゲートで徴収しています。ただし、アメリカ国立公園の年間パス、シニアパス保持者は追加料金無しで入園できます。
1971年から毎年6月に、海抜3230メートルのEcho Lakeから、海抜4304メートルの頂上駐車場まで14.5マイル(23.2キロメートル)を走るレース、Mt. Evans Ascentがあります。
優勝者はこの距離と高度を大体2時間前後で走破しています。日本の高橋尚子選手は2008年のレースで2時間6分22秒のコースレコードを達成しましたが、彼女の記録は2年後には破られています。
【Racing Underground】Mt. Evans Ascent : America’s Highest Road Race
“【コロラド】海抜4350メートルのマウント・エバンス(Mt. Evans、Mount Evans)に車で登って、北アメリカ大陸の分水嶺を眺めよう。” の続きを読む
夏のシーズンも終わりころになってしまいましたが、これからロッキー山脈国立公園はアスペンの葉が黄色に変って黄葉の季節です。(コロラドに紅葉はありません。黄葉です!)
遅ればせながら、ロッキー山脈国立公園のご案内をします。
■1.行き方、所要時間
まずはロッキーマウンテン国立公園(Rocky Mountain National Park)の入り口の町であるEstes Park(エステス・パーク、標高7522フィート、2293メートル)を目指して行きます。
1.デンバー国際空港から
空港からは車で片道約75マイル(120キロ)、1時間30分~2時間の運転時間を要します。
(1)空港敷地内から出たら、右車線からNorthWest Parkway(有料道路)へ右に入り、Fort Collins方面へ進みます。有料道路利用料金$3.45×2=$6.90(License Plate Toll)が課金されます。
途中で出口を右車線から出て、I-25 北向きに移ります。
途中のExit 243(出口243)へ右車線から出て、左折してコロラド66号線へ移り、Lyonsの町(村?)を通り、蛇行した山道に入り、Estes Parkへ進みます。
コロラド州の有料高速道路と、レンタカーの場合の料金支払いのシステムを書きます。
コロラド州には以下の有料道路があります。
1.Northwest Parkway:US36のFlatiron Crossingショッピングセンター出口付近と、I-25の間。(地図中、赤色)
2.E470:I-25のThornton付近と、デンバーメトロを大きく東半周して、I-25のLoneTree付近の間。(地図中、えんじ色)
さらに、ラッシュ時の混雑を緩和するために、以下の区間にカープールレーン(HOVレーン)および有料レーンが設けられています。
3.I-70の山間部、アイダホスプリングス(Idaho Springs)とEmpireの間(スキーシーズン、キャンプシーズンの週末などの混雑回避用)(地図には示していません。)
4.US 36 BoulderとI-25の間(BoulderとLoiusvilleの間は現在工事中) (地図中、水色)
5.I-25/US-36の交差する地点と、デンバーダウンタウン20th Street出口の間。(ただし、午前中は南行きのみ許可、午後は北行きのみ許可です。)(地図中、水色)
なお、I-25のカープールレーン(HOVレーン)/有料優先レーンは、US36から北へ、E470との連結点まで延長される予定です。(地図中、水色点線)
* 地図中の矢印と金額は、有料道路(Northwest Parkway/E470)の料金チェックポイント(無人)の大体の位置と、そこを通過する際のLicense Plate Toll(非割引)料金。(2015年8月現在)
コロラドの有料高速道路は2009年以降、全て「無人」料金所と成っています。「車を止めて支払うような料金所」は一ヵ所もありません。全て、速度を落とさず、素通りすると、自動的に料金が課金されます。(開通当時は料金所はありましたが、その後、合理化・コスト削減のために現在の無人・無停止課金システムに変更されました。)
料金の支払い方は、
備忘録で、コロラド州の老舗クラフトビール醸造所を書き留めておきます。
ちなみに、コロラド州(ほぼ)全クラフトビール醸造所リストは、
【Colorado Craft Brews】Colorado Brewery List
にあります。地図は、
【Colorado Craft Brews】Colorado Craft Beer Map
です。
デンバー空港でのレンタカーを借りるときの手順(レンタカー・ロットまでの行き方)、返すときの道順、特に、後者がわかりにくいので、このブログ記事で説明します。
事前に知っておくと、安心でしょ!
■1.空港建物内レンタカー会社カウンター
到着ロビー(メインターミナル5階)の中央広場(空港内ターミナル間地下鉄から降りて、エスカレーターで上がったところ)にレンタカー会社のカウンターがありますが、今はほとんど無人です。
できれば、数時間前でも良いから、前の空港(出発空港)ででも良いから、事前予約しておくことをお勧めします。
「デンバーへ出張(や観光)で来たんだけど、醸造所巡りをする暇は無い。」「どこか、ダウンタウンでおいしいビールや珍しいビールを飲むところが無いか?」という方への、デンバー・ダウンタウン、クラフト・ビール・パブ、お勧めリスト。
ちなみに、どのパブも、ハンバーガー、サンドイッチ、アペタイザーなどの軽食はあります。日本人なら、軽食を何個か頼んでみんなで分ければ、充分な量の夕食になりますよ。
■ WYNKOOP BREWING COMPANY
Coors野球場から約2ブロック、ユニオンステーション側。
1634 18th St. (Wynkoop Street & 18th Street)
現州知事のHickenloope氏が1988年に共同投資家と一緒に開店。デンバー市内で「ビール醸造パブ(店内で自家製ビールを醸造するタンクを持つ)」を最初に開店し、「ビール醸造パブ」コンセプトを広めた元祖醸造パブ。
2フロア(階)ある。
コロラド州デンバーの郊外、ゴールデン(Golden)に本社工場のあるCoors(クアーズ)ビール工場は、無料で醸造所ツアーを開催しています。この工場は、ロッキー山脈の雪解けのおいしい水を使い、世界で最大の生産量を誇る工場だそうです。
自由参加歓迎です。
施設(工場)ツアーは無料、そして、この工場で作っているビールが3杯(4杯?)まで無料で飲めます!
ツアー開催日は
- 木曜日、金曜日、土曜日、月曜日は午前10時から午後4時まで
- 日曜日は正午から午後4時まで
火曜日と水曜日は、ありません。(ただし、夏は火・水曜日もオープン、という情報もあります。)
感謝祭、クリスマス、正月、など祝日は休館になることがあります。
約30分のセルフの工場内ツアーで、醸造タンクや缶に詰める過程が見学できます。
途中で一杯、最後にテイスティングルームに戻ってクアーズの製造しているBanquet(熱殺菌していないビール)、Coors Light、Blue Moon、ローカルでしか飲めないCoors Colorado Nativeなどが合計2杯(3杯?という情報もあります)まで、無料で試飲できます。
※ 工場ツアーは子供でも参加できますが、ビールの試飲には、アルコールが合法的に飲める21歳以上である年齢の証明のため、パスポート、または、米国のドライバーズライセンスの提示が求められます。
最後にテイスティングルームの横にあるギフトショップでクアーズのロゴ入りシャツなど、おみやげも購入できます。
日本でも数年前から輸入されて販売されている、オレンジのスライスを添えて飲むビール、Blue Moon(ブルームーン)の本社は、コロラド州デンバーです!
醸造所、兼、パブは、デンバーダウンタウンのMLB野球場、Coors Fieldsの一角にあります。
試合の無い平日は、火曜日から土曜日まで、午後2時から午後8時までオープンしています。
MLBチームのコロラド・ロッキーズのホームゲームがある日は、試合開始2時間前にいったん閉店、試合開始90分前に野球観戦者(ゲーム観戦のチケットを持っている人)だけの入場に制限されます。つまり、試合がある日は野球場外からの(道からの)入場ドアは閉じられ、そこには警備員が立ち、当日のゲーム観戦チケットを持っていない人はここから入場はできません。
パブの名前は、The Blue Moon Brewing Co. at the SandLot と言います。
コロラドはクラフト・ビールのメッカ!
カリフォルニアのワインカントリーに「ワイナリー・ツアー」があるならば、コロラドには「クラフト・ビール醸造所ツアー」があります。
毎年世界一のビール出品数(700以上の醸造所から、3500種類以上のビールが出品)を誇るGABF-Great American Beer Festivalも、デンバーで9月~10月頃に3日間、開催されます。
GABF主催のビール醸造者組合(Brewers Association)の本部は、デンバー郊外北西のボルダーにあります。
そもそも、第一回GABFはボルダー市内のホテル(Harvest House Hotel)で1982年に22の醸造所と40種類のビールが出品され、出席者は800人でした。
その後、規模が大きくなったので、1984年にGABFはデンバーに会場を移しています。
2014の統計によれば、コロラド州には235ヵ所のビール醸造所があり、21歳以上の成人の人口当たりのビール醸造所数は
- バーモント州 (21歳以上の人口10万人当たり、8.6醸造所)
- オレゴン州 (21歳以上の人口10万人当たり、7.4醸造所)
- コロラド州 (21歳以上の人口10万人当たり、6.1醸造所)
と、全米でも3位となっています。
【Brewers Association】STATE CRAFT BEER SALES & PRODUCTION STATISTICS, 2014
そこで、ビール好きの人はデンバー(またはコロラド州)に訪問したら、是非クラフトビール醸造所を訪問してください。デンバー市周辺だけでも100ヵ所以上のクラフトビール醸造所があるそうです。
・・・とは言っても、「旅行者で車が無い。どうしよう?」という方は、以下のツアー会社がビール醸造所ツアーを行っています。
毎年秋に開催されるGreat American Beer Festival (GABF)は参加醸造所の数が700以上、出展ビール数は3500以上(2014年の統計)になります。世界一のビールフェスティバルです。
この世界一のビール祭りの主催団体であるBrewers Association「(ビール)醸造者協会」はデンバーの北西の郊外であるボルダー市に本部を構え、1982年にボルダー市内で初めて22の醸造所の参加で展示会が開催されました。その後、ボルダー市内で一番大きなホテルに会場を移し、さらに参加醸造所の数が増え、ボルダー市内のホテルでは場所が狭くなり、現在のデンバーダウンタウンのコンベンションセンターに場所を移しています。
展示会に参加(入場)するには事前チケットを購入し、決められた時間帯に入場することで、コップをもらい、好きな数のビールを試飲出来るシステムになっています。
ところが毎回チケットはすぐに売り切れ、昨年(2014年)は前年に比べて1枠の時間帯を増やしたにもかかわらず、32分で前売りチケットは売り切れています。
アメリカはこのように個人でのビール醸造が許されているだけでなく、中小のビール醸造所が沢山ビールを造っており、その中でもGreat American Beer Festival (GABF)が開催され、Brewers Association「(ビール)醸造者協会」の本部のあるデンバー/ボルダー/フォートコリンズ/ブレッケンリッジ地域はビール醸造所が多く、テイスティングルームやツアー、パブが多いです。
カリフォルニアのNapaやSonomaでワイナリー(ワイン醸造所)の巡回ツアーが観光のひとつになっているように、このあたりではビール醸造所巡回ツアーが観光なんです!
デンバー市内から90マイル(144キロ)以内には100以上の醸造所があると言われています。
ということで、まずは当地のビール醸造所ツアーをリストします。別にこんなツアーに参加する必要は無く、個人でその場へ行って醸造所のテイスティングルームに行っても良いのですが、足(車)が無いと訪問しにくいですね。
そのうちのいくつかに参加しましたので、その感想はまた別記事で・・・
先週金曜日、医療通訳の仕事の帰りにRocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge(野生動物保護区)へ寄ってみました。
実は、往路も一時間早かったので、場所を確認するためにGPSアプリに「Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge」と入力して検索し、GPSにその場所へ連れて行ってもらったのですが、行き着いた場所(公園の南側、56th Street & Havana Streetの角)には「201x年から入り口はxxxへ変わりました。」と言う趣旨の看板が立っていて、入れませんでした。もうアポの時間に間に合わなかったので、その時はそのままアポへ。しかし、帰路、悔しかったので、iPhoneのブラウザーで正しい入り口方面を確認し、再度挑戦しました。
近いだけに行ったことはなく、どんなところかわからなかったので、行ってみることにしたものです。
場所は下の地図のように、デンバー空港とダウンタウンの間。公園への入り口は、敷地の南西角付近。公園の外にはCity of CommerceのCivic Center(市役所)の建物と、デンバーのMLS(Major League Soccer)プロサッカーチームのRapidsの公式試合のホームスタジアム、「Dick’s Sporting Goods Park」があります。
実際、GPSには行き先を「Dick’s Sporting Goods Park」に設定し、スタジアムが目の前にそびえて来て、スタジアム手前のCity of Commerce Civic Centerの建物を越えたら、道を左側に曲がり(左折し)、そのまま道なりに進んでいけば、Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge(野生動物保護区)のゲートに到達します。
“デンバーダウンタウンに近い、Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refugeへ行ってみた。” の続きを読む
本日は大晦日。
そこで、コロラドで行われる主な大晦日イベントをご紹介します。
■ Denver
2001年から行われている恒例のデンバー大晦日花火ショーは、ダウンタウンの16番街(16th Street Mall)から見られます。
花火が打ち上げられる場所は今年は当日まで秘密となっています。
花火は2回、午後9時と24時です。
その他、Arapahoe通りの15th Streetから18th Streetに広がるSkyline ParkにあるSouthwest Rinkでは午後7時半と10時半からDJが音楽をプレイします。
今年はSkyline Park以外にも、16th Street Mallで6人のDJが音楽をプレイしてくれるそうです。
また、16番街(16th Street Mall)を走る年中無料のバス以外にも、デンバー市内と郊外を走る全てのRTDバスと電車が大晦日午後7時より正月午前6時まで、無料になります。
デンバー(およびその周辺の) 2014年大晦日イベント:
【Denver.org】New Year’s Eve Weekend
さて、これから何回かに渡って、海外(特に日本から)の旅行者・出張者向けのデンバー周辺の日帰り旅行コースを紹介していきたいと思います。
「せっかくデンバーに来たのに、どっか楽しめるところは無いか?」ということで、短い滞在しか出来ない短期旅行者向けの1日コースです。
もちろん、他にも穴場はあります。車で1週間州内をドライブ旅行するなら、それはそれで他にもたくさん見所もあります。
しかし、ここでは、時間の限られた人向けの観光コースの紹介なので、デンバーから日帰りで楽しめるところに限らせていただきます。
まずはこのページでは、お決まりコースのリストと、簡単な説明を書きます。個別の説明はこれから時間を置いて書いていきますので、ご期待ください。
例年デンバーで開催される世界最大の地ビールフェスティバル、Great American Beer Festival(今年は2014年10月2~4日開催)にデンバーを訪れるビール通、ビールコンサルタント、バイヤーのかたは、いらっしゃいますか?
【Great American Beer Festival】トップページ
デンバー国際空港では2014年9月19日から10月4日までの午前11時から午後7時までの間、このGABFにタイミングを合わせて、メインターミナルの到着ロビーの中央広場に8脚のピクニックテーブルを設置し、地ビールを楽しめるビアガーデンを開設します。
ビアガーデンはGABFと同じ形式で、$10の入場料を払い、2オンス(約60cc)のグラス(コップ)を貰い、ビアガーデン内の10種類の地ビールを試飲出来ます。
(アメリカの法律に従い、入場時に身分証明書で21歳以上であることの証明が必要です。)
“デンバー国際空港、Great American Beer Festivalにちなんでメインターミナル到着ロビーで、期間限定でビアガーデン開設” の続きを読む
早く「一日観光案内」「近隣ショッピング案内」「レストラン案内」「業種別お店巡り案内」とか書きたいと、心は焦っているのですが、まずは空港周りを済ませましょう。
デンバー国際空港でチェックインをして、アメリカ国内他都市、または、海外へ飛び立つ場合の手順です。
その前に、これまでのところ、
● デンバー国際空港への国際線到着、および、国際線から国内線への乗り継ぎ手順は、こちら
デンバー国際空港、利用案内:(1)国際線到着と国内線乗り継ぎ – 2014年7月15日
● デンバー国際空港での国内線到着から国内線出発への乗り継ぎ、国内線到着から国際線出発への乗り継ぎ手順は、こちら
デンバー国際空港、利用案内:(2)国内線乗り継ぎ、国際線出発への乗り継ぎ – 2014年7月22日
です。
まずはタクシー、空港シャトル、公共バス、自家用車などで、デンバー空港に到着します。
デンバーダウンタウンから空港までは通常は30分。朝夕の通勤時間帯は1時間かそれ以上掛かることがあります。
ボルダーからは45分から1時間掛かります。通勤時間帯は、空いている有料高速道路のNorthWest Parkway/E470を使用することをお勧めします。有料道路料金は、$6.90(EasyPassは$6.20)です。
また、空港へは出発の1時間半から2時間前に到着することをお勧めします。それは、セキュリティの列が混むことがあるからです。
充分余裕を持って、空港へ向かってください。
最近、デンバー国際空港では隣接するホテルの建設と、市内までの電車の線路を建設するため、車両のアクセスが規制されています。
出発客を乗せたタクシー、自家用車、などは、建物の6階にあたる出発ロビー(チェックインロビー)レベルにアクセスできます。
到着客の自家用車でのピックアップは、建物の4階にあたる、到着ロビー(5階)のひとつ下になります。5階の荷物ピックアップターンテーブルエリアからエスカレーターで4階に降ります。
デンバーは地ビールの種類が沢山あります。
とあるサイトには、デンバーでは一日200種類ものビールが製造され、販売されている、と書いてありました。
毎年10月には世界最大のビール展示会、「Great American Beer Festival」がデンバーダウンタウンのコンベンションセンター(Colorado Convention Center)で3日間開催されます。2013年は624のビール醸造所から、3142のビール(種類)が、展示されました。
【Great American Beer Festival】ホームページ
このイベントは、デンバーの郊外のボルダーに本部がある「Brewers Association(ビール醸造会社協会)」
【Brewers Association】ホームページ
が1982年から開催しているもので、もともとはボルダーのMillenium Hotelで開催され、規模が大きくなったのでその後、デンバーのコンベンションセンターに移ったものです。
入場者は$65~$80の1日チケット(日付指定)を事前購入して、入場時にグラスを貰い、展示場内の約2800のビールを飲み放題できます。ただし、例年、チケットは数分~数日で売り切れます。(年による。)また、Brewers Associationと、同協会がスポンサーをしているAmerican Homebrewers Association(家庭ビール醸造者協会)
【American Homebrewers Association】ホームページ
の年会費を払っている会員は一般よりも一日早くチケットを購入することが出来るため、この時のためにだけ年会費$43(生涯メンバーは$700)を払ってAmerican Homebrewers Associationのメンバーになる人もいます。
今年(2014年)のチケット(入場券)販売は ● 2014年7月29日午前10時(デンバー時間)【日本時間 2014年7月30日午前1時】からメンバー事前販売、(2014年7月20日までにメンバーになった会員のみ限定) ● 2014年7月30日午前10時(デンバー時間)【日本時間 2014年7月31日午前1時】から一般販売、 が行われます。 チケットは、 【TicketMaster.com】http://www.ticketmaster.com/Great-American-Beer-Festival-tickets/artist/829674 で販売されます。 一般販売のチケット購入数限度は、一人4枚までです。 もちろん、チケットの転売もあり、2012年には販売開始後1時間後には2倍($140)から4倍($275)の値段でチケット転売サイトに数百枚掲載されていたそうです。 【FermentedlyChallenged】Scalpers ruining GABF ticket sales? -2012年8月2日 今年の実際の展示会の日程は、 期間中はダウンタウン周辺のパブでも特別イベントが開催されたり、珍しい限定ビールがサーブされたりするようなので、チケットが入手できなくて展示会に参加出来なくても、周囲のパブで雰囲気が体験できるかも。。。 |
そういう理由から、デンバーやその周辺都市には地ビール製造業者(Micro Brewery)やパブが沢山あり、ひとつのパブ内で数種類~10種類以上の味の地ビールを楽しむことが出来ます。
以下に、デンバーダウンタウン周辺のいくつかをリストしてみました。
ちなみに、各パブには軽食やハンバーガーもメニューにありますので、日本人の胃の大きさなら、夕食も一緒にパブで充分に間に合います。
先週、デンバー国際空港への国際線到着、および、国際線から国内線への乗り継ぎ手順を書きました。
デンバー国際空港、利用案内:(1)国際線到着と国内線乗り継ぎ – 2014年7月15日
また、デンバー国際空港で国内線および国際線にチェックイン(出発)する手順も書きました。
デンバー国際空港、利用案内:(3)国内線・国際線、チェックイン(出発) – 2014年7月23日
今日は簡単なところで、国内線乗継のみの手順を書きます。
デンバー国際空港はユナイテッド航空の大きなハブ空港なので、ユナイテッドや全日空で西海岸へ到着した場合にも、そこから他空港への移動で乗り継ぎで利用される人も多いようです。
デンバー国際空港は、(Wikipediaによると・・・)
● 広さではアメリカで一番(面積は140平方キロメートル)
● 利用客数では世界で15番目(2013年は、年間5255万6359人)
● 離着陸数では世界で5番目(2010年に、年間63万5000機以上)
そして、ロッキー山脈の東麓の海抜1600メートルの「平地」に位置しています。
空港は、デンバー市内から北東へ車で約30分の距離にあります。
現在は市内への交通はタクシー、空港シャトル(SuperShuttle、など)、公共のRTDバス(デンバー市内へは、電車Aライン)、2016年4月22日からは公共のRTD電車(Aライン、片道$9)があります。
「デンバー、コロラドって、何があるの?」とよく聞かれますので、・・・・
それぞれ短く、箇条書きに書くと・・・
● (主に人が住んでいるところは)海抜1600メートルの平地。お湯が摂氏100度で沸騰しない。(摂氏91度くらい?)
● ロッキー山脈国立公園、標高3713メートルの高さまで舗装道路が走っている。(公園内のTrail Ridge Roadは、米国内で最も標高の高いところを走る、反対側に通過できる舗装道路)
● Mt. Evans(デンバー西郊外)は、標高4348メートルの頂上のすぐ下の駐車場までの高さまで舗装道路が走っている。(標高4348メートルは、北米大陸で最も標高の高いところを走る、終点で折り返しの舗装道路)
● Katharine Lee Batesが「America the Beautiful」の詩を書いたといわれるPikes Peak(コロラドスプリングス)は、標高4302メートルの頂上まで舗装道路が走っている。(もともとは砂利道だったが、下から徐々に舗装して、2011年に舗装完成。)
- つまり、富士山(3776メートル)より高いか、ほとんど変わらない高さまで、車で2~3時間で行ける。
- 世界一標高の高いところを走るCog Railways(歯形レール鉄道)は、年中無休(頂上付近の雪にの状況によっては、途中までで引き返す。)
● 世界クラスのスキー場が沢山ある。
- Aspen、Copper Mountain、Vail、Winter Park、Telluride、Breckenridgeなど
● マラソン、駅伝、自転車ロードレースのトレーニング地として有名
● 温泉がある(世界一広い温泉プールがある)
- Glenwood Springs
● アニメ、サウスパークの舞台になっているFairplayという町がある。
● 州の人口約527万人。デンバー周辺の人口約270万人。全米で21番目に大きな都会。
そろそろこのブログも、デンバーとコロラド州の紹介記事も書いていこうかと思います。
特に、観光客や出張の方を対象にした話題になります。短い滞在期間中に、この周辺を楽しんでいただければ良いと思います。
これまでも実は、私的にEメールで食事スポットやドリンクスポットの相談をされたりはしていました。
で、まずは、デンバー国際空港も昨年(2013年)6月10日より成田直行便を運行開始しましたので、成田から直行便でデンバーへ到着する人たちのために、デンバー国際空港国際線到着・乗り継ぎの手順を書きます。
この直行便はボーイング787ドリームライナーを使用し、もともとは2013年3月31日から就航する予定でした。しかし、例のボーイング787のバッテリー問題で、2013年5月に延期され、更に2013年6月10日に初飛行が再延期されました。
現在のスケジュールは、
● 成田発 ユナイテッド138便(全日空共同運航便7032) 17:00 ⇒ デンバー着 12:50 (昼)、飛行時間10:50
● デンバー発 ユナイテッド139便(全日空共同運航便7033) 12:40(昼) ⇒ 成田着 15:25、飛行時間11:45
現在のところ日本とデンバーとの間の直行便は、この便のみとなります。
通常、成田・関空から西海岸(サンフランシスコ、ロス、シアトル)経由でデンバーへ飛ぶ場合には、デンバーへ早くて夕方到着。逆に、デンバーから西海岸(サンフランシスコ、ロス、シアトル)経由で成田・関空に飛ぶ場合には、(サンフランシスコとロスからの夕方発便で羽田行き以外は)デンバー発が午前6時または8時台の便に乗らないと西海岸で当日乗り継ぎができませんので、ホテルは朝早く出なければなりません。
直行便だと往路も復路も、ゆとりある行動ができます。(その分、西海岸での乗り継ぎ便よりも、約1~2割高いようですが。)
ちなみに、デンバー国際空港での国内線到着から国内線出発への乗り継ぎ、国内線到着から国際線出発への乗り継ぎ手順は、 デンバー国際空港、利用案内:(2)国内線乗り継ぎ、国際線出発への乗り継ぎ – 2014年7月22日 デンバー国際空港で国内線および国際線にチェックイン(出発)する手順は、 デンバー国際空港、利用案内:(3)国内線・国際線、チェックイン(出発) – 2014年7月23日 を参照してください。 |