Verizonがポストペイド契約で、機種持込み加入者に通信料金の月割引を開始
Verizonはポストペイド契約で、
● 機種持込み加入者、
● 本体を定価で購入する加入者、
および、
● 2年契約を終了した加入者、
に対し、More Everythingプランの毎月の通信料の割引を2014年4月17日から実施します。
既存の旧プランで2年契約束縛を満了しており、この月通信料の割引を受けるためには、More Everythingプランへ移行する必要があります。
また、機種持込み、および、定価購入で新規にVerizonポストペイドプランに加入する人は、たとえ一台でも、共有データプランであるMore Everythingプランにしか加入できません。
月料金の割引は、
● データ共有バイト数が月8GB以下の場合には、$10(通常、スマホ1台月$40で「通話・テキストし放題」のところが、1台月$30になる。)
● データ共有バイト数が月10GB以上の場合には、$25(通常、スマホ1台月$40で「通話・テキストし放題」のところが、1台月$15になる。)
機種持込みでVerizonに加入する場合には、機種はVerizon版(Verizon承認)の機種でなければなりません。
Verizon、AT&T、Sprintは昨年夏からポストペイド契約に2年契約と、「定価一括購入で期間束縛無し」または「定価購入で分割払い、期間束縛無し」のプランを導入していますが、これらに対し「2年契約加入すると端末割引が最大$450あるのに、定価で端末を購入した場合には、その端末割引に当たるメリット(割引)がまったく適用されないのは、おかしい。」と言う加入者の声がありました。
この声に対し、Sprintは昨年提供開始した分割払い(兼、アップグレード)プログラムのOne Upで、「端末定価購入、分割払い」の代わりに月$15の通信料金割引を適用していました。(しかし、Sprintは、2014年1月9日にOne Upプランヘノ新規加入を停止し、月割引の無い新プログラムEasy Payに移行しています。)
AT&Tは加入者の声を汲み入れることと、(当時の)Sprint One Upに対抗するため、2013年12月8日より端末を定価一括または分割で購入したり、機種持込みの加入者に、月$15の通信料割引を開始しました。この割引は、既存の2年契約満了した加入者に対しても、満了後の月から実施されます。
Verizonは既に2014年2月13日より分割払いEdgeプランの加入者に対して、$10(8GB以下プラン)または$20(10GB以上プラン)の通信料金の割引を適用してきましたが、この割引を「機種持込み」および「定価購入者」にも適用するものです。(10GB以上プラン加入者への割引き額が、月$20から月$25に引き上げられたようです。)
これで、AT&TとVerizonの加入者は、
● 端末を最大$450まで割引で購入して、2年契約するか、
● 端末を定価で購入(分割払い可)するか持込する代わりに、2年間で$360(AT&Tの場合)、$240(Verizonで月8GB以下契約)、$600(Verizonで月10GB以上契約)、通信料を割引してもらうか、
の選択が出来るようになります。
なお、T-Mobile USは2年契約を廃止し、端末代は定価で購入する「一択」となったため、月々の通信料金の割引は無く、AT&TおよびVerizonの割引後の価格に匹敵するとの言い分です。
※ T-Mobile USで既に携帯契約をしている加入者は、iPadなどのタブレットを月$20で追加すると、基本料金が$10割引になります。
SprintはOne Upプログラムを廃止して以来、機種持込み新規加入者への月割引は無くなりました。
なお、Verizonはこの「月割り」プロモーションは期間限定としていますが、期限は発表されていません。
Verizonプレスリリース:
【Verizon】More Savings Coming for Verizon Wireless Customers Beginning April 17 – 2014年4月14日