【噂】Verizonがプリペイド・スマホ通信料金を2014年3月2日より改定か


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アメリカのプリペイド通信料金も、競争が激しくなってきたようです。

これまで価格を下げず、通信の質で勝負してきて、プリペイド・スマホ通信料金では他社よりも一段高目感があったVerizonですが、Verizon内部情報のリークとして、Verizonがプリペイド・スマホのMonthlyプランの大幅な料金改定を、2014年3月2日より計画しているとの情報がリークされています。
【PhoenArena】Verizon geared up to introduce new prepaid plans, ALLSET plans start at $45 for smartphones – 2014年2月24日

これによると、MonthlyプランはALLSETと呼ばれ、
● スマホは月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
● フィーチャーフォンは月$35で、国内通話500分まで、テキスト使い放題、データ通信が500MBまで

追加データ通信はBRIDGE DATAオプションと呼ばれ、
● 追加500MBが$5(500MBの有効期間は30日)、
● 追加1GBが$10(1GBの有効期間は90日)、
● 追加3GBが$20(3GBの有効期間は90日)、
となります。追加オプション(Bridge Data)は、一ヶ月に2個まで追加可能。
つまり、「1ヶ月通話使い放題・テキスト使い放題、データ通信6.5GBまでが、$45+$20+$20=$85」。しかも、追加の6GB はその月に全部使い切らなければ、翌々月まで有効です。

Verizonのプリペイドスマートフォン(iPhoneを含む)は、データ通信は3G CDMA2000 EVDOまでしか使用できません。LTEは使用できません。また、アメリカのCDMA2000キャリアは3Gのみの通信にはSIMを使用していません。(LTEはSIMを使用します。)
Verizonのプリペイドスマホをアクチするには、ウェブでスマホ本体のMEID番号を登録し、指定された電話番号にスマホから電話し、OTAで本体の設定(プログラミング)を行います。

VerizonのプリペイドでLTEが使用可能なのは、Verizon用ポケットWiFi、Verizon版iPad/iPad Mini、および、Nexus 7 LTEのみです。

なお、AT&Tはプリペイド携帯会社Cricketの買収に合意しており、許認可省庁からの認可も降りており、来月(2014年3月)には買収が完了する予定です。買収後、AT&TはCricketブランドを残し、AIO WirelessをCricketに吸収します。
Cricketはメキシコ人や中南米人の加入の多い、低価格プリペイドサービスです。買収完了後は4大キャリアの低価格プリペイド通信料金の競争が激しくなるとともに、MVNOの通信料金も更に下がらないと、MVNOで加入するメリットが無くなると思われます。

Ting(Sprint MVNO)で設定したNexus 5北米版を、AT&T/T-MobileなどGSMキャリアのSIMで切替えて使用する方法


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先月、Nexus 5 北米版をSprint回線のMVNO、Tingで使用する手順を書きました。
Nexus 5北米版(LG-D820)をSprint MVNOのTingで使う手順 – 2014年1月6日

GSMキャリアの場合は本体にSIMだけ交換すれば(差し込めば)すぐに使えますが、Sprint(Ting)は3GはCDMA2000通信方式なので、Nexus 5本体の設定が面倒でした。

その後、実は、Nexus 5の通信関係の設定は何もいじっていませんでした。
Tingは何も通信しなければ毎月$6で電話番号を維持できるし、大きな出費ではないので、このままTing専用にしても良いかな・・・と思ったのです。
また、Nexus 5北米版はSprintの3つのLTE周波数全部に対応しているので、我が家の周囲でもSprintのLTEが観測されたら、いろいろやりたこともあるし・・・
アメリカ国内でのGSM系キャリアのSIMは、もともとSIMフリーであるVerizon版iPhone 5cでテスト出来るので。・・・ってか、SIMフリー化した(しかし、永久国内SIMロックされていて米国内SIMでは使えない)SprintのiPhone 5sもメインで持っているんですが。

ちなみに、当地では2014年3月末までにLTEが開始されると、Sprintから2週間ほど前にじきじきにEメールで案内が来ています。でも、Sprintって、始まるまでまったく信用できない会社でして・・・

しかし、勿体無いですよね。このNexus 5北米版でAT&TやT-Mobile USや、そのMVNOのSIMだって使ってみたいです。
でも、そのためにはTing(Sprint)の3G CDMA2000の設定をリセットしなければならないのではないか、とか、心配。最悪、SIM変える度に毎回、本体の全リセットは、やめたい・・・
AT&T/T-Mobile USや米国外のSIMで使うには、もう一台Nexus 5を買わないといけないのかなぁ・・・とか、上の記事を書いた後、暫く考えあぐねていました。

で、やってみるしかありません。
やってみたら、思ったよりは難しくなかったんですが、落とし穴もありました。
以下、その記録です。

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AT&TのLTE国際ローミングが13ヵ国増えて、15ヵ国で可能に


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AT&Tは本日、スペインで開催されているMWC(Mobile World Congress 2014)で、LTE国際ローミングを13ヵ国増やし、合計15ヵ国で可能になったと発表しました。

LTE国際ローミング可能な国は、既に2013年12月に発表されている
● カナダ(Rogers)
● イギリス(EE)
に続き、
● スペイン(Orange)
● フランス(Bouygues Telecom)
● スイス(Swisscom)
● ロシア(MegaFon)
● 日本(NTTドコモ)
● 韓国(KT)
● オーストラリア(Telstra)
● 香港(Hong Kong Telecom)
● マレーシア(Celcom)
● フィリピン(Global Telecom)
● シンガポール(Mobile One)
● グアム(DoCoMo Pacific)
● アンティグア・バーブーダ(Digicel)
となります。
【AT&T】LTE Roaming Now Available in More Countries – 2014年2月24日
【PR Newswire】AT&T Launches LTE Roaming in More Countries; Remains Only U.S. Carrier to Offer International Data Roaming on LTE – 2014年2月24日

これらの地域では現地のLTE周波数に対応した端末を使用すれば、Data Global Add-Onを追加することで、追加料金無しでLTEが利用可能です。

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SprintがLTEエリア拡張を発表


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まあ、亀さんのようにトロイSprintですが、本日、LTEエリアを382都市に拡大したと発表。
3周波数利用のSparkも本日、Salt Lake CityとJacksonville(Florida)が増えて16都市に。
【Sprint】Sprint 4G LTE expands to 382 markets, including Detroit; Rochester, N.Y.; Manchester, N.H.; and Winston-Salem, N.C. – 2014年2月24日

Sparkサービスでないところは5MHz+5MHz帯域使用なので、ダウンロード実測値もせいぜい3-5MHzですから、他社(10MHz+10MHz帯域)に比べても遅い速度。・・・と言うより、AT&TやT-Mobile USのHSPA+と同じか、それよりも遅い。

一番LTEエリア整備が遅く、一番速度が遅いってのは、どういうことなのよ。
「Sparkは速い」って言っているけど、Sparkの整備目標である「2016年末までに全米大都市100都市にSparkサービス提供」するころには、VerizonもAT&Tもキャリア・アグリゲーションをやっているだろうから、その頃は他社と比べてもぜんぜん速くないと思うんですよね。

3月末までには我が家もLTEサービスエリアになるそうですが、いくらサービスエリア都市数が増えても、我が家にSprint LTEが来るまでは許せない。

現在のSprint LTEサービス都市一覧は、
【Sprint】Sprint 4G LTE Launched Cities
参照。