アメリカでプリペイドでLTEに接続できるプラン、2013年6月21日現在


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後ほど自分も検証してみたいとは思っていますが、本日からAT&T GoPhoneがLTE接続可能になるので、本日現在のアメリカプリペイドでLTE接続可能なプランをまとめてみたいと思います。

※ 2013年6月5日、StraightTalk、Net10、KDDI Americaを追加しました。
※ 2013年6月21日、AT&T Aio Wirelessを追加しました。
※ 2013年8月17日、Virgin Mobile USA/FreedomPopを更新、NetZeroを追加しました。LTEプラン、使用可能機種を更新しました。
※ 2013年11月13日、StraightTalk(AT&T回線)、Net10(AT&T回線)を追加しました。

なお、アメリカ4大キャリアのLTE普及状況に関しては、以下のページで数字を随時更新しています。
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2013年?月??日現在 ー 最終更新2013年5月22日

キャリア
プリペイドプラン
LTE周波数 LTEが使える具体的な機種 備考
携帯プラン
AT&T
GoPhone
700MHz B
(Band 17)
iPhone 5 A1428
Samsung Galaxy Express
AT&T用LTE対応スマホ
月極めプランのみ
月$25+オプション$5(50MB)、
月$40(200MB含む)、
月$60(2GB含む)
AT&T
Aio Wireless
700MHz B
(Band 17)
iPhone 5 A1428
ZTE Overture
AT&T用LTE対応スマホ
月極めプランのみ
月$40(250MBまで高速)
月$55(2GBまで高速)
月$70(7GBまで高速)
バイト数制限後は2G速度に速度制限
T-Mobile
Pay By The Day
または
Monthly4G
AWS
(Band 4)
iPhone 5 A1428
Nexus 4(ハッキング必要)
AWS周波数LTE対応スマホ
日$3(使った日だけ課金)
または月$30~$70
MetroPCS(T-Mobile)
LTE Plan
AWS
(Band 4)
iPhone 5 A1428
T-Mobile用LTE携帯
MetroPCS用CDMA/LTEアンドロイド携帯
月極めプランのみ
月$40~$60
T-MobileのLTEも使用可能。
Verizon 700MHz C
(Band 13)
無し プリペイド携帯では、LTE使用不可
Sprint
Sprint As You Go
1900MHz
(Band 25)
Samsung Galaxy Victory 4G LTE 月$70
Virgin Mobile USA
BeyondTalk
1900MHz
(Band 25)
iPhone 5(Virgin Mobile USA版)
Samsung Galaxy Victory 4G LTE
LG Optimus F3 4G LTE
Samsung Galaxy S III 4G LTE
Sprint子会社
月$35~$55
BoostMobile
Android Daily Unlimited
または
Android Monthly Unlimited
1900MHz
(Band 25)
HTC One SV
Boost Force
Samsung Galaxy S3
LG Optimus F7
LG Mach
Sprint子会社
日$3(使用しない日も課金される)
月$55
StraightTalk
Unlimited Month $45 Plan
Unlimited Internastional $60 Plan
700MHz B
(Band 17)
iPhone 5/5s/5cなど AT&T回線
月$45+消費税
International Planは日本対象外
StraightTalk
Unlimited Month $45 Plan
Unlimited Internastional $60 Plan
1900MHz
(Band 25)
Samsung Galaxy S3 Sprint回線
月$45+消費税
International Planは日本対象外
Net10
Unlimited 30-day $50 Plan
Unlimited 30-day International $65 Plan
700MHz B
(Band 17)
iPhone 5/5s/5cなど AT&T回線
月$50
International Planは日本対象外
Net10
Unlimited 30-day $50 Plan
Unlimited 30-day International $65 Plan
1900MHz
(Band 25)
Samsung Galaxy S3 Sprint回線
月$50
International Planは日本対象外
KDDI America
コミコミ500 Unlimited 4G
1900MHz
(Band 25)
Samsung Galaxy S3 Sprint回線
月$78.99
通話月500分まで。
米国内+日本の固定電話へが対象。
ポストペイド契約。
Cricket
4G LTE Plan
AWS
(Band 4)
Samsung Galaxy S3
HTC One SV
LG Optimus Regard
LTE使用地域は限定
US Cellular 700MHz A
(Band 12)
Samsung Galaxy S4
Motorola Electrify M
Smasung Galaxy S3
Kyocera Hydro XTRM
Samsung Galaxy Note 2
他数種
LTE使用地域は限定
データ通信専用プラン
AT&T
Prepaid DataConnect
700MHz B
(Band 17)
AT&T Elevate (Sierra Aircard 754S)
AT&T Liberate
AT&T Unite
Band 17 対応タブレット
 
T-Mobile
Prepaid Mobile Data Plan
AWS
(Band 4)
T-Mobile Sonic 2.0 mobile hotspot (ZTE MF96)
AWS周波数対応タブレット
 
Verizon
Prepaid Jetpack
700MHz C
(Band 13)
Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4510L
Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 5510L
 
Sprint/Virgin Mobile USA 1900MHz
(Band 25)
無し プリペイドWiFiではLTE使用不可。
WiMAXモデルは有る。
FreedomPop 1900MHz
(Band 25)
Novatel MiFi 5580 1900MHz
(Band 5)

WiMAX地域も有る。

NetZero 1900MHz
(Band 25)
(2014Q2から) 1900MHz
(Band 5)

現在はWiMAXサービス提供。

AT&T
Prepaid iPad LTE Plan
700MHz B
(Band 17)
GSM版iPad 3
AT&T/Canada版iPad 4(A1459)
AT&T/Canada版iPad Mini(A1454)
 
Verizon
Prepaid iPad LTE Plan
700MHz C
(Band 13)
Verizon版iPad 3
Verizon版iPad 4(A1460)
Verizon版iPad Mini(A1455)
加入はVerizon版のみに限定
Sprint
Prepaid iPad LTE Plan
1900MHz
(Band 25)
Sprint版iPad 4(A1460)
Sprint版iPad Mini(A1455)
加入はSprint版のみに限定
T-Mobile
PrepaidタブレットPlan
AWS
(Band 4)
iPad3-5/iPad Mini/Nexus 7など 加入はT-Mobile認定タブレットのみに限定

AT&TプリペイドGoPhoneが、iPhone公式対応/LTE対応に。


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AT&Tが自社第2のプリペイドブランドのAio(All-in-One)サービスを発表した2週間前の2013年5月9日から、この日がいつかやって来ると思いました。

月極め3G/HSPA+(最高4Mbps)プランだけのAT&T Aio Wirelessプリペイドサービスと差別化するために、
AT&Tの新ブランドのプリペイド携帯サービス、AIO(エイオー)が、公式開始。 – 2013年5月10日

AT&Tは既存のGoPhoneプリペイドサービスで、明日2013年5月24日(現地時刻)から、GoPhoneでLTEの使用を許可するようです。

さらに、AT&T Aio WirelessプリペイドサービスではiPhone 4/4s/5の使用を公式に認めていましたが、同じくGoPhoneでも明日から公式にiPhoneサポートを認めます。データ通信も、公式にiPhoneで使用可能となります。APNの設定が自動になるのか、手動設定をしないといけないのかは、明日にならないとわかりませんが、既存のGoPhone iPhone利用者は6月21日からデータ接続が自動的に接続されると言う発表なので、AT&Tのキャリアプロファイルのアップデートがその日にリリースされるのかもしれません。それ以前にデータ接続を(APNChangerを使わずに公式接続)したい人は、GoPhoneカスタマーサービスに連絡すれば、対応してくれるそうです。(暫定的なカスタム・キャリア・プロファイルを送ってくれると言うことでしょう。)
AT&T adding iPhone, 4G LTE / HSPA+ support to GoPhone starting tomorrow – 2013年5月23日

今回の方針変更で、GoPhoneのプリペイド料金は変わりません。
つまり、GoPhoneでLTEデータ通信をしたい人は、
● $25/30日で通話が250分まで。データ通信はオプション追加で
 - 最大30日、50MBまで$5
 - 最大30日、200MBまで$15
 - 最大30日、1GBまで$25
● $50/30日で通話し放題。データ通信はオプション追加で
 - 最大30日、50MBまで$5
 - 最大30日、200MBまで$15
 - 最大30日、1GBまで$25
● $65/30日で通話し放題。データ通信は1GBまで無料。データ通信追加オプションは、
 - 超過分は$0.05/MB
 - 最大30日、1GBまで$10 (2013年6月から)
になります。

なお、AT&TのLTE周波数は、700Mhz Bバンド(バンド17)です。この周波数に対応の端末でないと、AT&TのLTE通信には接続できません。

また、これまで無料で配布していたAT&T GoPhone SIMは、「エアタイム料金$15入りのSIMキット」として、定価$25で発売されるようです。
※ ちなみに、T-MobileもプリペイドSIMキットを$10に値上げしました。

3G/HSPA+にGSM/W-CDMA通信方式を採用している競合T-Mobile USは、今月末までに相当数の地域でのLTEサービスを公式開始するために準備しており、同社のプリペイドSIMではLTEも接続できるようです。

AT&T GoPhoneの新方針は、このT-Mobile USプリペイドに真っ向から対抗するためであり、また、自社の格安3G/HSPA+(4Mbpsまで)Aio Wirelessプリペイドブランドとの差別化のためと考えられます。

モバイルクレジットカード決済のSquareが、日本でも提供開始。


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モバイルクレジットカード決済のSquareが、日本でも提供開始します。アメリカ国外で初めての国で、日本が選ばれました。

もちろん、ネットさえ繋がっていれば、日本国内どこにいても、または、世界のどこにいても、iPhone、iPadやアンドロイド端末でお客様からのクレジットカードでの支払いが受けられるようになります。

タクシーの運ちゃん、お酒や米など配達人、出前のレストラン、出張サービスの仕事をしている人、旅行代理店などが旅行先でオプションやお土産パックの販売、・・・・、そういうことが可能になります。

使用例は、以下の記事を参照して下さい。
iPhoneでクレジットカード決済-Square – 2011年2月1日

・・・というのは当たり前のことなんですが、私はSquareは日本のビジネスにもっと大きな革命を与えると思います。

それは、Square日本のホームページにも書いてあるように、「ご利用1回につき、かかるのはスワイプ時の手数料3.25%のみ。銀行によっては翌営業日に、あなたの銀行口座へ振り込まれます。」(指定以外の銀行の口座だと、振込みまで1週間くらい掛かるらしい。)
Square日本語ホームページ

つまり、
1.これまでの店内カード決済端末を使ったクレジットカード決済と違って、クレジットカード決済を受けるために毎月の維持費が不要。
2.決済手数料が、5%ではなくて、3.25%。
3.銀行によっては翌営業日に、自分の銀行口座へ(手数料を差し引いた金額が)振り込まれる。
と言うことです。

日本の商習慣は「月末決済の、翌月末/翌々月末払い。」が多いですね。
筆者の情報がまだ古くなければ、クレジットカードに関しても、「25日締めで、翌月末店舗の銀行口座へ振り込み」というところが多いと思います。
それが、Squareを使うことによって、「お客様の支払いをカード決済して、翌営業日には自分の口座へ(手数料を差し引いた金額が)入金される」のですよ。つまり、現金とほぼ同じスピードで、お店にはお金が入るのです!

これは、クレジットカードや企業間取引が現在の「月末締め、翌月末払い」から、現金取引と同じスピードで行われる方向への加速になります。

店舗のほうはこれによりキャッシュフローが良くなり、資金の回転がしやすくなります。
小規模事業者や個人でもクレジットカード決済を受け付けて、現金と同じ資金回転速度で回していけるようになるのです。

筆者は、Squareのモバイル決済そのものよりも、この決済資金流通の速さが、日本の流通への革命になると思うのですが、どうでしょうか?

同時通訳を正しく理解していただくために。


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今週の月・火曜日には海抜9600フィート(2900メートル)のスキーリゾートで、ある企業の世界ディストリビューター集会があり、同時通訳を頼まれたので、日曜日夜から火曜日夕方の終了までそこへ行っていました。

もちろん、5月下旬の今ではスキー場はすでにシーズン終了で、リフトの運行も終わっています。しかし、月曜日は午前中は小雪が降っていました。

また、筆者の住んでいる市は海抜5300フィート(1600メートル)ですが、それでもさすがに海抜2900メートルの地へ行くと、ちょっと小走りに急いで歩くと、すぐに息切れがしてしまいました。こんな高地に住民約4500人が住むリゾート都市があるのですが、そこに住んでいる人たちは本当にすごいと思います。

今日書こうと思う内容は日頃から思っていたことですが、通訳に関する理解、特に、同時通訳に関する一般の理解が非常に誤解があると思うので、一度書いてみたいと思います。

ちなみに、筆者は通訳としてのトレーニングは特別受けていません。
最初に通訳を頼まれたのは30年ぐらい前、大学院へ留学している時でした。日本の商社の現地法人から頼まれ、今注目のシェールオイルの件で日本から訪問者が来るので、「お願いします。」と頼まれたは良いけど、内容がまったく理解できず、困った記憶があります。
在学中は合わせて2、3度頼まれたことがありますが、幾ら貰ったのか、本当に通訳料を貰ったのかも、覚えていません。

本格的に頼まれたのは1989年からで、その時には筆者は自営でコンピュータ関連の仕事をしており、時間的に融通が利いたこともあり、「日本からコンピュータ関連の視察が来るので、(言葉だけではなく)IT関連の知識があるので、通訳して欲しい。」ということで頼まれました。その際に、自分の通訳としての能力や報酬を考える前に、「お、自分ひとりなら訪問することが無い様なアメリカの大企業に、訪問団と一緒に行けるゾ。」「アメリカ・カナダ各地を訪問できる。」と思って、そっちの目的のほうが魅力あって引き受けました。

当時は日本もバブル真っ最中で、一回の訪問が2週間。訪問地も3-4都市でした。

“同時通訳を正しく理解していただくために。” の続きを読む