「AT&T LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順」をこのブログ内で探せない人が居るようなので、検索エンジンに引っかかるようにこのタイトルページを作りました。
基本的には、従来のiPad 1、iPad 2、iPad 3のときと手順は同じです。
したがって、詳しい手順は下記リンクを参照してください。
一つだけ注意は、AT&TのプリペイドiPadプランでは、iPad 3/AT&T版iPad 4/AT&T版iPad Mini(または、そのIMEI番号)を使って、月$50/5GBプランに加入したときのみ、テザリングが可能です。それ以外のプランや、iPad 1、iPad 2(または、そのIMEI番号)では、テザリングができません。
AT&TのSIMで、米国外のiPadを米国で使う場合の、3G/LTE加入手順 – 2011年3月10日
iPadのAT&Tプリペイド通信加入を、iPadを使わずに行う方法 – 2011年6月18日
なお、既にiPad 1、iPad 2でプランに加入済みで、新しいLTE対応SIMで同じプラン/アカウントをiPad 3/AT&T版iPad 4/AT&T版iPad Miniに移行したい場合には、
AT&T iPad 1/iPad 2のプリペイド・プランを、AT&T iPad 3/iPad 4/iPad Miniへ移行する手順。 – 2012年12月19日
しかし、AT&TプリペイドiPadプランでは、最後のプランの使用期間が過ぎてから60日間トップアップ(または、自動課金)しなければ、自動的にそのアカウントは抹消され、そのSIMは未開通状態と同じ状態になり、再度新しくアカウントを作成できます。新しくアカウントを作成するときには、前のEメールアドレス(ログインID)と同じEメールアドレスを使うことも可能です。したがって、長く放置してあるSIMであれば、移行せずに、新しくプランに加入してください。
ただし、iPad 3/AT&T版iPad 4/AT&T版iPad MiniではLTEプラン対応SIM(つまり、昨年後半以降発売された新しいSIM)のみ使用できます。AT&T版iPad 1やiPad 2に付属で付いてきた3GプランオンリーSIMは使用できません。その場合には新しいAT&TのLTEプラン対応SIMを入手してください。
現在、AT&Tショップで販売しているiPad用Replacement SIMは、すべてLTEプラン対応SIMです。
逆に、LTEプラン対応SIMは、2G/3GオンリーのAT&T版iPad 1やiPad 2にも使えるだけではなく、2G/3GオンリーのAT&T版携帯にも使用できます。
Verizon版ipad 4/Verizon版iPad MiniでプリペイドLTEプランに加入する手順は
Verizon LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順 – 2012年12月2日
参照。
VerizonプリペイドiPadプランは、全プランでテザリングが可能です。
VerizonプリペイドiPadプランは、iPad/iPad Miniを使わずにウェブページで行う方法は、ありません。
アップル社が屋内位置情報システム関連開発会社を買収したというニュースを受けて、先週、屋内位置情報システム(インドアGPS)に関して以下のブログ記事を書き、屋内位置情報システムは実際の生活でどのように役に立つのかを書きました。
インドアGPS(屋内位置情報)システムは、どんなアプリに役立つのか? – 2013年3月28日
衛星電波を使ったGPSシステムでは、位置は3メートル(10フィート)程度の誤差があります。そして、屋内に入ってしまって窓から数十センチメートル以上離れてしまうと衛星電波は受信できず、衛星GPSでは位置が測定できません。
現在発売されているスマホはA-GPS(Assisted-GPS)機能を持っており、GPS衛星電波で一測定する速度を速めるために、携帯電波の基地局の情報から地理的位置を測定する方法はありますが、この精度は衛星GPSよりももっと悪いです。
Skyhookのように公道から電波を検知できる既知のWiFiアクセスポイントのデータベースを基にしたWiFi位置情報システムも、その精度は衛星GPSを基にした位置情報システムの精度よりも悪いだけではなく、大きな建物内の、公道から離れた奥のWiFiアクセスポイントは、自動スキャン用自動車からは電波が検知できないのでデータベースに含むことができません。
したがってショッピングセンター、博物館・美術館、屋内展示会場、大学やホテルや大きな事務所ビルなどでは、屋内WiFiアクセスポイントを利用した屋内位置情報システムが役に立ちます。そして、このシステムでは3つのWiFiアクセスポイントからの信号強度を測定し、室内で精度が1メートル以下の精度でWiFi接続端末の位置が判ります。
この室内位置情報システムは、既に昨年から北米やヨーロッパの博物館、空港、ショッピングセンターなどで利用され始めています。
フロリダ州マイアミで入院ベッド数289ベッドを持つマイアミ子供病院は小児の心臓移植などでも評判の高い子供病院で、日本人の子供もそこで心臓移植を受けたことがある病院です。更に、マイアミ市内で7ヵ所の分所があり、外来診療やリハビリを行っています。
この病院でも屋内WiFiアクセスポイントを使った三角測量原理で患者や家族が病院建物内の現在地を確認できて、目的の部屋への経路を調べられる機能を、先週2013年3月末にiPhoneアプリに追加しました。また、このアプリは今後、他のスマートフォンOSへも移植される予定です。
“マイアミ子供病院が屋内位置情報システムで、患者や家族が病院内の移動に役立つiPhoneアプリを提供開始。” の続きを読む
追記#2:Net10のVerizon携帯BYOP(Bring Your Own Phone)月$50使い放題サービスは、昨日2013年4月15日に停止されました。同社のNet10 BYOPサイトは、Net10 SIMオンリーサイトに転送されています。
追記:Net10のVerizon携帯BYOP(Bring Your Own Phone)月$50使い放題サービスは、昨日2013年4月4日より開始されました。
アメリカのCDMA2000キャリアであるVerizonとSprintでは2G/3G通信にSIMを使用しておらず、キャリアに本体のシリアル番号(古い機種はESN番号、新しい機種はMEID番号)を登録することによって、そのキャリアの回線が使用できるようになります。
この事実は逆に言うと、これらのキャリアではシリアル番号によって、他社用として販売されたCDMA2000端末を自社回線で使用することを拒否する理由にもなっています。拒否する理由は、「他社用端末では、自社専用アプリとは共存できないアプリがもともとインストールされているから。あるいは、自社専用アプリがもともとインストールされていないから。」ということが上げられます。自社専用アプリは、加入者のアカウント管理アプリの他に、ナビアプリ、家族をGPSで検索するアプリ、SMSテキストを音声で読んでくれるアプリ、など自社で「オプション・サービス」として「月幾ら」で課金しているサービスがあります。
※ VerizonとSprintのLTE対応機種に関しては、LTE通信が世界標準として通信にSIMを必要としているので、SIMを使用しています。
この傾向はVerizonとSprint間の端末の流用(流用不可能)問題に限定せず、VerizonとVerizon回線のプリペイドMVNO、SprintとSprint回線のプリペイドMVNOにも長い間、起こっていました。
ところがスマホの普及により「ポストペイド契約のフル機能サービスを受けられなくても良いから、格安プリペイド契約で契約したい。」というスマホ加入者がアメリカ国内では無視できない数になり、既に以下でご報告したように、Sprintは先月初めに「自社用に販売された端末をすべてのMVNOで使用すること」を認めました。
Sprintが、自社用に販売された携帯をSprint MVNOで使用することを許可開始 – 2013年3月8日
その流れに影響されたのか、Verizon社も、StraightTalkでVerizon端末(LTE対応機種を除く)の使用を許可する予定、という情報が、StraightTalkカスタマーサービス担当者が同社(StraightTalk)のFacebookで漏らしたことによって明らかになっていました。ただし、この実施日がまだ遅れています。
StraightTalk/Net10で「全てのVerizon版『LTE非対応機種』」をプリペイドで使えるようになる。 – 2013年3月27日
その中で、StraightTalkと同じ親会社を持つNet10が、新しいウェブサイト
Net10 BYOP(Bring Your Own Phone)
サイトを開設し、Net10もVerizon版CDMA携帯(LTE対応機種を除く)のプリペイド加入を認める準備をしていることが、昨日確認されました。
NET10 Launches Bring Your Own Verizon Phone Site - 2013年4月3日
“Verizon用携帯(LTE対応機種を除く)でNet10/StraightTalkのプリペイドプランを使える日が近い。” の続きを読む