StraightTalk/Net10が、AT&T回線用SIM販売停止?


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う~ん、なんと変化の激しいアメリカのプリペイド携帯事情なんでしょう。

Tracfone系列のStraightTalkとNet10は、同社のそれぞれのウェブページからAT&T回線用の「SIMのみ」販売を中止しました。
現在、Walmart.comからはStraightTalkのAT&T回線用標準SIMとNet10のAT&T回線用標準SIM/マイクロSIMが、BestBuy(実店舗、オンライン)ではAT&T(標準SIM、マイクロSIM)とT-Mobile(標準SIM)の3枚セットがまだ購入できます。

この現象が何を意味するのかをまだ断定できる段階ではありませんが、Tracfone(メキシコに本社があるAmerica Movilの、米国本社)とAT&Tが何らかの契約交渉、または、争議に入っていることが考えられ、場合によってはStraightTalk/Net10 SIMの発行が今後永久停止される可能性もあります。
StraightTalkとNett10は昨年(2012年)2月初めにAT&T回線用とT-Mobile回線用のSIMを販売したばかりで、1年も経たないうちにAT&T回線用SIMの販売が中止されることになるのでしょうか?

既存の加入者への影響は無いと思われますが、どうでしょう?

また、SIMを既に購入していて、まだアクティベートしていない場合は、どうなるでしょう。(AT&T回線用SIMがWalmartやBestBuyでまだ販売されていますから、しばらくは大丈夫でしょう。)

使っている人で何か変化がありましたら、報告してください。

なお、T-Mobile USAが3G/HSPA+通信を、AT&Tと同じ1900MHz周波数帯域で追加開始する周波数再編が、かなりの数のアメリカ内大都市で始まっており、2013年夏に既存のT-Mobile USA3G地域のほぼ全域をカバーする予定なので、iPhoneや米国外端末をアメリカ国内で使う場合にはT-Mobile回線も便利には成りつつあります。ただし、一部の地域ではまだまだ電波の「ムラ」があって、高速データ通信できない地域もあるようなので、注意しましょう。

サンフランシスコの新名所Bay Bridgeの2万5000個のLEDライトショーが、2013年3月5日開始予定。


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サンフランシスコ湾を横断し、サンフランシスコと対岸のオークランドを結ぶベイ・ブリッジ(Bay Bridge)の、その西側部分約1.8マイル(2.9キロメートル、旧海軍基地のあったTreasure Islandと、サンフランシスコ市の間。)を吊るロープ300本が2万5000個のLEDライトで飾られ、コンピュータ制御で個々のLED電球を操作するライトショーが、今年(2013年)3月5日より始まります。ベイブリッジの橋を吊るすロープは最も高いところで500フィート、152メートルの高さがあります。

ライトショーはThe Bay Lightsと名付けられており、サンホセ美術館で同様な小規模光展示物を作成したことのある芸術家、Leo Villareal氏のデザインによります。

このライトショーは継続期間が2年間の予定で、日没から深夜(零時)まで実施されますが、一個一個のLEDライトは個別にオン/オフがコンピュータ制御され、光のパターンは天候・動物(橋付近を飛ぶ鳥?)・交通量に応じて変化するようになっており、同じパターンが繰り返されることは無いということです。LED電球の制御ソフトは、Leo Villareal氏が独自に開発しました。

配線は2012年9月から始まり、毎日8時から5時までの作業で6ヶ月掛かる予定です。

このプロジェクトは設計・開発からインストレーション、プロジェクト終了後の解体まで800万ドルの資金が必要です。が、消費電力の少ないLED電球を使用することによって、年間の電力料金は1万1000ドルで済む予定です。資金は全て寄付でまかなわれ、現在のところ570万ドルの寄付が集まっていて、残り230万ドルの寄付が必要になっています。個人の寄付家は寄付金額によって、LED電球の一つまた複数を自分のものとして割当ててもらい、そのLED電球の光るパターンをカスタマイズできるそうです。(でも、どんなカスタマイズ?・・・他の電球が消えても、自分のは常に光っているとか?)

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下半身不随者が補助ロボット装置を付けて、自宅でも歩ける日が来た。


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本日のこのニュースの一つに目が触れて、たまたまこの装置をリハビリ病院で練習で使っている光景を昨年、実際に筆者も見せて貰ったことがあるので、皆さんにも知っていただきたいと思い、取り上げます。
ReWalk 2.0 exoskeleton technology helps paralyzed veteran walk – 2013年1月23日

このロボットは一般にexoskeletonと呼ばれ、日本語訳では「外骨格」または「外骨格ロボット」、「外骨格ロボットスーツ」などと呼ばれているようです。事故や運動中に脊椎への大きなダメージで脊髄損傷などを受けたことが原因で下半身不随になり、本来ならば一生、車椅子生活をしなければならないような人が、このロボットを両足にベルトで装着し、バッテリーと制御回路の入った「バックパック」を背負って歩くことによって、椅子に座ったり立ったり、かつ、歩いたり出来るようになるという補助装置です。
このロボットを装着して患者がちょっと前かがみになると、その動きを察してロボットは足を交互に前に出すように、写真中の赤い丸の部分(つまり、腰関節と膝関節部分)が一定テンポで曲がり、患者の前進歩行を助けます。

 

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AT&Tが新ポケットWiFi、Liberate、を発売。画面がカラーで、タッチスクリーン。


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AT&Tが新ポケットWiFiを発売しました。

・・・実は、昨年9月末ごろからニュースが漏れていて、そのときは発売時期と価格が不明でしたが、2013 CESでこのポケットWiFiが賞を貰っているのを「Award Showcase」のガラスのケースの中に発見。帰ってきてからAT&Tのホームページを見たら、既に発売されていました。

過去のオンライン記事を手繰っていくと、2012年11月16日に店頭発売が開始されているようです。
Samsung Galaxy Express and MiFi Liberate Hitting AT&T On Nov.16th – 2012年11月8日

新ポケットWiFiの名前はAT&T Mobile Hotspot MiFi Liberate (Novatel MiFi2)。
周波数対応はAT&T Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)とまったく変わらず、
● LTE: 700MHz Band 17、上り1700/下り2100 MHz (AWS) Band 4 (最大100Mbps)
● 3G: UMTS/HSPA/HSPA+(最大21Mbps)/DC-HSDPA(最大42Mbps) 850MHz、1900MHz、2100 MHz
● 2G: EDGE/GPRS/GSM 850MHz、900MHz、1800MHz、1900 MHz
● GPS機能あり
● 端末10台まで接続可能
ですが、
● 画面が2.8インチのカラーTFTスクリーン (発売当時、世界初)
● 画面がタッチスクリーン (世界初)
● フル充電時の稼働時間が最大11時間
● フル充電時のスタンバイ時間が2.2日
というところが違います。

※ 注:AT&TはLTE AWS Band 4(および2.3GHz Band 40)の使用権を所持していますが、現時点でまだAWSでのLTEサービスは開始していません。AWS LTEを開始するのは、LTE 700MHz Band  17の整備が全米で完了した後になるでしょう。


 

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T-Mobile USA、最初のLTEをLas Vegasで近々開始;プリペイド月$50プランの速度制限を月500MBからに引き上げ


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T-Mobile USAはアメリカ4大キャリアのうちでも唯一LTEサービスを今まで行っていませんでしたが、数日以内にLas VegasでLTEを始めるようです。
できればCES 2013年開催に間に合わせたかったようです。
T-Mobile days away from launching LTE in Las Vegas, Kansas City to be next – 2012年1月16日

T-Mobile USAのLTEは AWS Band 4(上り1700MHz/下り2100MHz)で実施されます。

Las Vegasの次は、Kansas CityでLTEサービスが開始される予定です。
また、2013年末までに人口カバー率で2億人(約65%)をカバーする予定です。

比較として、Verizonは2013年1月8日現在、473都市、2億7300万人、89%をカバーしています。Verizonは2013年中ごろには、現在の全米3Gサービス地域全てにおいてLTEサービス追加を完了する予定です。
 
 

同社の3G 1900MHz周波数再編は現在46都市、人口カバー率で1億2600万人に達しています。直近の1900MHz 3G公式開始都市は、
コロラド州 Denver,
カリフォルニア州 Los Angeles, San Diego,
バージニア州 Virginia Beach,
です。
 
 

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「アメリカのConnected Home(ホームオートメーション)サービスの現状」を有料で配信中


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上記タイトルの調査まとめ記事を有料サイト
アメリカより(有料レポートサイト)
に掲載しました。

アメリカでは2009年ごろからiPhone、iPad、スマートフォンで遠隔モニター/制御することを目的にした現在のホームオートメーションサービス(Connected Homeアプリケーション)が、DIY、警備保障会社、固定電話会社、CATV会社、DIYホームセンター、携帯電話会社から開始されています。
それらのサービスを簡単に紹介し、開始時期順に時系列に並べ、問題点と利用例を書いてみました。

アメリカにおけるホームオートメーション(Connected Home)加入者の普及率も、推測してみました。

約16000文字の記事です。

今後も月2~4編程度の頻度でアメリカのIT/携帯/流通業におけるIT利用に関して調査し、まとめていきたいと思います。是非、応援してください。

調べて欲しい内容があれば、コメント欄に要望を書いて下さい。

DropboxパブリックフォルダーのError (509) 、その後の対処と、対策


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Dropboxパブリックフォルダーのアクセスが、Error (509) で禁止されてしまったことは、今週初めに書きました。
【Dropbox Error (509)】DropBoxが帯域制限オーバーで、アクセスが一時停止された – 2013年1月14日

 

あれから一週間経過しているのですが、まだ解決していません。

その後ググッて見ると、同じエラーメッセージは「帯域制限オーバー」だけではなく、著作権違反の場合にも表示されるようです。
後者の場合には、そのファイルをDropBoxから排除されるまで、Publicフォルダーの共有機能は復帰しないとか・・・
しかも、DropBoxのサポートの対応(Eメール返信)がトロイので、解決まで一ヵ月近く掛かった人のコメントも見つけました。

実際に、自分がPublicフォルダーにアップしてあったファイルに一つだけapk(アンドロイドのアプリ)ファイルがあり、Dropboxは自動的に.apk拡張子のファイルを「著作権の問題でPublicアクセス禁止」に指定していたようでした。(WordPressでBroken Link Checkerを実行してみて始めてこのapkファイルがDropboxにアクセスブロックされていることを知った。)

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デルタ航空アプリは、自分が飛んでいる飛行機の直下の地図を機内でiPadに表示する。


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昨日のShazamの記事を書いたときに、関連して思ったアプリに関しての紹介です。
日本の航空会社は機体の前方にカメラを持っていて、離着陸時にその映像を機内のスクリーンに表示するところが多いですね。

このアプリは、その体験に似ています。
Shazamと同様に、端末がユーザーの周囲環境に自動的に(または、簡単な操作で)同期してくれる例です。

デルタ航空は先週2013年1月11日にiPad用無料アプリ、Fly Delta for iPadをリリースしました。
これは、2010年8月27日より既にリリースされているiPhone用アプリ、Fly Delta、のiPad版です。

 

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Shazam(音楽の一部を聞いて曲名と歌手を教えてくれるアプリ)が、TV番組名も教えてくれる


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今年のCES(Consumer Electronics Show)のTVメーカーさんの「目玉商品」は、(次世代)スマートTV。SamsungはSmart-Hubと呼んでいるようですが、一台のTV画面に複数のスクリーンが出てきて、TVを見ながら主演俳優の説明を読んだり、番組に出てくる商品を調べて買ったり、友達とツイートしたり、それぞれのスクリーンで番組に関連した他のことが出来るというもの。

 

実は筆者はこのTVを見て、「音楽の一部を聴いて、その曲名と歌手を教えてくれる」アプリ、Shazamを思い出しました。
今、Shazamは「音楽の曲名と歌手を当てる」だけでなく、「放送中のTV番組まで当ててしまう」のです。
もちろん、アメリカだけだと思いますが・・・

筆者が初めてこの事に気が付いたのは、2012年11月1日の第46回CMA(Country Music Association)アワードのTV放送中。カウントリー・ミュージックが嫌いではない筆者が、たまたまチャンネルを変えている最中に通りがかったCMA Award表彰式放送中に、ゲストが演奏していた音楽のタイトルを知りたくて、iPhoneのShazamアプリで音楽を「キャプチャー」し、曲名と歌手(グループ)を知ろうとしたら・・・え? いつもと結果の出力の出方が違うんです。

ただ曲名と歌手名、CDアルバムの表紙画像だけを期待していたら、画面表示には「CMA Award番組始まってxx分後、曲名:xxxx、Singer:xxxx」という出方をしていました。しかも、アルバム表紙画像が出るはずの画面の場所には、TV番組の途中らしい画像(静止画像ですが・・・)が出ます。
「え? TVの番組まで判っちゃうのか?」とその時には思って、驚きました。

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【え?NFC内臓マイクロSDカードってのがあるの?】USBankがiPhone 4/4Sケース + NFC MicroSDカードでベータ実験中


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US BankがiPhone 4/4Sユーザー向けに、同銀行発行のVISAカードでの支払いをNFC内臓のiPhoneケースで出来るサービスを始めたようです。
US Bank launches NFC iPhone case for Go Mobile payment service – 2013年1月14日

「うちもUS Bankだから、使えるものなら是非・・・」と思って調べると、なんだ、まだオレゴン州ポートランドとユタ州ソルトレイクのみが対象。

しかも、「NFCが出来るiPhoneケースって、どんなのか?」と思ったら、ケースに仕掛けがあるのではなく、ケースの横に差し込むマイクロSDカードに仕掛けがありました。NFC内臓のマイクロSDカードを使うんだと。
US Bank Go Mobile Payment Service

 

もうちょっと調べたら、NFC内臓のマイクロSDカードって、2011年夏ごろから出てきていて、2012年1月のCESで数社が発表していたんですね。私が遅れていました。
Moneto NFC microSD to bring contactless features to any Android phone – 2012年1月11日

もちろん、携帯本体(この場合はiPhone)には専用アプリをインストールし、NFC内臓マイクロSDカードとコミュニケートしてNFC支払いを行います。

なんだ、こうすれば、NFCをiPhoneやアンドロイド携帯本体に機能として組込む必要が無いし、NFC機能のもともと無い端末にも後付けでNFC機能を追加できるんですね。