以前のリスト
アメリカのプリペイド携帯電話会社 – 2010年12月3日
では、アメリカへの短期旅行者やアメリカ生活者が巷で入手しやすいアメリカのプリペイド携帯会社をリストしました。
しかし、アメリカのプリペイド携帯会社はまだまだ沢山あります。
このページでは、オンラインだけしかSIM入手方法がないプリペイド携帯会社も含めて、アメリカの全プリペイド携帯電話会社をリストする努力をします。ここのリストは、新しいプリペイド携帯会社が見つかり次第追加し、増やしていきます。
特徴も解り次第、追記していきます。
■ 全米的に自社基地局を持つキャリア
“アメリカのプリペイド携帯電話会社:【ほぼ】完全リスト” の続きを読む
Z-Waveで電力「見える化」と家庭内電源のオン/オフ・コントロール、そして、遠隔地から自宅内外のIPカメラのモニターをした後は・・・
Z-Waveホームネットワークで、電力使用量の見える化/家電遠隔制御/自宅IPカメラ遠隔監視をやっています。 – 2012年12月23日
我が家でこれも既に1年以上使っている、自宅の気象情報をインターネットで公開し、自宅の気象データと室内データを遠隔地からモニターするシステムの紹介です。
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使用しているハードウェアはOregon Scientific WMR200Aで、
● 風向・風力計
● 気圧計
● 温度・湿度計
● 雨量計
● 室内ディスプレイ・受信機、兼、温度・湿度計
● 太陽光電池(バックアップに単三・単四電池も使用します。)
● 装置据付ポール(組立て式で、高さ約2.2メートル)
“自宅の気象データと室内温度をインターネットで公開:Oregon Scientific WMR200A + Virtual Weather Stationソフト” の続きを読む
アメリカの各キャリアは現在、各々一つの周波数帯域でのLTEサービスしか提供していませんが、スマホやタブレットの激増によってこれらのLTEサービスの帯域不足は数年以内に来ることが予想されています。
そこで、各社とも他の周波数帯域での電波使用権を他の所有会社(主にCATV会社や、モバイルTVを提供しようとして失敗した会社)から買い足しています。
AT&Tは2012年12月21日、FCCがAWS帯域とWCS帯域の608都市における電波使用権買取を承認したと発表しました。
AT&T Receives FCC Approval for Acquisition of NextWave Wireless, Other WCS Transactions; Approval Sets the Stage for WCS Spectrum for Mobile Broadband Use – 2012年12月21日
AT&T gains FCC approval for WCS and AWS spectrum purchases in 608 markets – 2012年12月19日
また、VerizonのAWS 20MHz帯域の電波使用権買取の承認は、2012年8月23日に発表されています。
FCC approves Verizon’s $3.9B AWS purchase, T-Mobile spectrum swap – 2012年8月3日
FCCからの承認の条件として、Verizonは3年以内(2015年夏まで)にこのAWSの30%(人口カバー率)をサービス開始する予定で、7年以内(2019年夏まで)に残り70%をサービス開始することになります。
また、Sprintは現在、同社のNextel部門のiDen通信方式で使用されている800MHz Band26でFD-LTE、完全子会社化が最近決まったClearWireの2.5GHz所有周波数でTD-LTEの開始を計画していますが、どちらも具体的な導入はソフトバンクによるSprintのテイクオーバーが承認されると予想されている2013年3月以降になります。
T-Mobile USAは現在行っている3G/HSPA+(ダウンロード速度理論値21Mbps)の1900MHzでの追加サービスを全米で2013年夏までに完了し、合併するMetroPCSの全米19ヵ所でのAWS帯域(Band 4)のLTEサービスに追加する形で、2013年(開始時期不明)からAWS LTEを順次サービス開始していきますが、その後の帯域獲得計画が全くありません。
よって、1年後、2年後・・・数年後のアメリカ各キャリアのiPhoneやスマートフォンのLTE対応は、またまた変わってきます。
どのiPhoneモデルやiPad/iPad Miniモデルが、どのLTE周波数に対応するかによって、また、SIMフリーiPhone/iPad/iPad Miniを買うときに悩みが増えるかもしれません。
以下、その状況を表にまとめました。
“アメリカ4大キャリの次期LTE計画(周波数)” の続きを読む
やっと我が家のZ-Wave「ホームオートメーション、兼、電力使用量モニター(見える化)、兼、監視カメラ」家庭内ネットワークのご紹介です。
Z-Waveはホームオートメーションのための家庭内無線ネットワークとしてデンマークの企業Zen-sysが2003年に開発したもので、900MHz帯域の無線を使用し、約30メートルの伝達距離範囲内でネットワークが構築できます。
使用周波数
ヨーロッパ:868.42 MHz SRD Band
南北アメリカ(ISM Region 2):915 MHz ISM Band
アメリカ:908.42 MHz
香港:919.82 MHz
オーストラリア/ニュージーランド:921.42 MHz
日本:920 MHz (2012年7月から認可)
その後、2008年にZen-sysは半導体メーカーSigma Designに買収されて、現在に至っています。
ホームオートメーション・ネットワークには他にZigbeeという国際標準があり、電力メーターに採用されていることが多いので、電力会社はZigbeeネットワークをホームオートメーションに推薦することが多いです。
それに対し、Z-Waveネットワークは電話会社/CATV会社の推薦の場合が多いです。
最近では、1975年に開発された家庭内電気配線(パワーライン)を信号伝達媒体として使用したX10ネットワーク(1997年12月に特許期限切れ)を拡張したInsteonというホームオートメーションネットワーク技術がSmartLabs社から開発されていて、商品も出ています。InsteonがZ-WaveやZigbeeと違う点は、無線ネットワークとパワーラインネットワークをハイブリッド(組合わせ)で使用することが出来て、旧X10装置とも互換性があることです。
現在ではZigbeeとZ-Waveのゲートウェイが出来ており、電源オン/オフ制御や電力使用量モニター情報は、ZigbeeコントローラーからZ-Wave互換周辺装置へも、また、Z-WaveコントローラーからZigbee互換周辺装置へも、制御と情報のやり取りが出来ます。
更に、Z-WaveネットワークとInsteonネットワークを繋げるブリッジ装置も、存在します。
したがって、昔のホームオートメーションシステムとは違って、少なくともどちらかのホームネットワーク技術に対応したシステムから構築し初めて、後にコストやパーフォーマンスや機能の関係で別のホームオートメーション技術を導入したとしても、それらを組み合わせる技術があるので、最初のネットワークが全く無駄になることはありません。
なお、日本では2012年7月にZ-Wave用の使用周波数920MHzが政府により許可されたため、2012年8月20日にZ-Wave Allianceが日本事務所を設立し、これまでの国際Z-Wave商品を日本の周波数に対応することも含め、これから日本でのZ-Wave本格進出が期待されます。
我が家ではMi Casa Verde社のZ-WaveコントローラーVera2を使い、約2年弱前の2011年3月頃から使っています。
MiCasaVerde.com
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まずは、「新iPad with Retina Display」は名前が長いし、2012年3月に発売された「新iPad(iPad 3)」だってRetina Displayでしたから、「どっちも同じジャン」(実際にGSM版iPad 3と、AT&T/Canada版「新iPad with Retina Display」は、スペックがほとんど同じジャン!)・・・ということで、このサイトでは2012年3月に発売されたipadを「iPad 3」、2012年11月に発売されたiPadを「iPad 4」と呼ぶことにします。
その中で、Verizon版iPad 4とSprint版iPad 4、または、Verizon版iPad MiniとSprint版iPad Miniは、「同じ」または「同じモデル」と書かれているサイトがありますが、良く気をつけてくださいね。
確かにこれらのモデルを買って、アメリカ国外で使用する場合には、「同じ」と思って良いでしょう。アメリカで発売されているiPad/iPad MiniはSIMフリーですからね。
しかし、アメリカ国内で使用する場合には、Verizon版iPad 4ではSprint回線/Sprint SIM/Sprintプリペイドプランで使用できません。
逆に、Sprint版iPad 4ではVerizon回線/Verizon SIM/Verizonプリペイドプランで使用できません。
ipad Miniも、同じです。
したがって、日本のユーザーでアメリカ・モデルを代行などを通して購入する場合や、アメリカ旅行中にアメリカのアップルストアで購入する場合には、アメリカへ出張や旅行に来たときに、どっちのプランで使いたいかで、Verizon版を買うか、Sprint版を買うか、を決めるべきです。
最新(2012年12月20日)の数字ではVeizonのLTEサービスエリアは470都市で人口カバー率2億6000万人(84%)。Sprintは49都市で、主に中小都市から先に設置しています。早くソフトバンクの買収が認められて(2013年3月頃の見込み)、資金投入がSprintに加速しないと、SprintのLTE設置計画は急加速しないでしょう。
また、Sprintの1900MHz LTE帯域はもともとバンド幅が狭く、すぐに帯域不足が来ることが予想されています。そのためにSprintは800MHz LTE、および、2.5GHz TD-LTEを早期に導入したいのですが、これも、資金次第です。ソフトバンクも2.5GHz TD-LTEを普及拡大したいので、これは買収後、最優先で始められるでしょう。
しかし、そうすると、今買うSprint版iPad 4/ipad Miniは来年後半にはSprintの新しいTD-LTE(ソフトバンクの既存のAXGP)には対応しないので、買い替えになるでしょう。
あとは、SprintのプリペイドiPadプランは2012年11月に導入されたばかりで、「プラン使用の有効期限が切れたら、SIMの有効期限はどうなるの?」とか、「どこで代替SIMは入手できるのか?」とかは、今のところ全く未知の世界です。
New York City (ニューヨーク州)
Newark (ニュージャージー州)
Boston、 Cambridge、 Springfield (マサチューセッツ州)
Providence (ロードアイランド州)
Philadelphia (ペンシルバニア州)
Detroit、Warren (ミシガン州)
Dallas、Fort Worth、Austin、San Antonio (テキサス州)
Tampa (フロリダ州)
に住む方たち、お待ちどう様でした。
T-Mobile USAの1900MHz 3G/HSPA+サービスが本日(2012年12月20日)、上記地域で公式に開始されました。
これらの地域の人は、SIMロック解除されたiPhone、または全てのiPad/iPad Miniを、T-Mobile USAのSIMで3G、HSPA+速度で使用できます。
T-Mobile Closes the Year by Enhancing Coverage in 14 New Metro Areas – 2012年12月20日
これまでに既にT-Mobile USAの3G 1900MHzで公式サービスが行われている地域は、
T-Mobile USA 3G/HSPA+ 1900MHzサービスエリアがシカゴ、ロス/オレンジ郡にも来た。 – 2012年12月15日
にリストしてあります。
ソフトバンク(au)版iPad 4/ipad MiniでVerizonプリペイドLTEを使用する夢は、最後の段階で壁にぶち当たってしまいました。
しかし、ハワイでバケーション中の人柱さんは、AT&Tショップで購入した「iPad用Replacement SIM」で、ブラウザーでAT&T版(ソフトバンク版でも良い)iPad 3のIMEI番号(筆者提供)を使ってSIMをアクティベートした後、そのSIMをソフトバンク版iPad 4に挿入して、無事に使えています。
(テザリング必須でなければ、オリジナルiPad、iPad 2のIMEI番号でも可。)
ソフトバンク版iPad 4はAT&TのLTE周波数には対応していないので、接続速度は3G/HSPA+速度までですが。