SIMアクティベーションが簡単な、アメリカ短期滞在用使い捨てSIM、ZIP SIM(旧Ready SIM)(T-Mobile USA回線のMVNO)


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昨年2012年11月に提供開始されたReady SIMは、アメリカT-Mobile USAの回線を使用するMVNOですが、アクティベーションが簡単で、短期滞在のアメリカ旅行者には便利なSIMです。

T-Mobile USAの回線はこれまで3G(とHSPA+/DC-HSDPA)が上り1700MHz/下り2100MHzのBand 4(AWS)であり、米国外の携帯でこの周波数帯域に対応しているものはほとんどありませんでしたので、アメリカで携帯やタブレットでデータ通信を利用したい人には対象外でした。しかし、T-Mobile USAは昨年2012年9月21日より1900MHzでの3G/HSPA+サービスの開始地域を増やしており、人口カバー率では全米の約半分(50%)に増えてきています。2013年夏までには全米のT-Mobileサービス主要都市ではすべて3G 1900MHzがサービス提供になります。
したがって、アメリカでの訪問地によっては、米国外から持ち込んだSIMフリー携帯やiPhoneでも、T-Mobileの回線も充分データ通信として使えるようになりました。

もう一つ、アメリカのプリペイド携帯SIMがなかなか判り難い原因は、各社ともSIMの物理的なサイズは別にして、SIMの種類は原則的に一種類しかなく、そのSIMをアクティベートする際にどんなプランを自分で使いたいかを選択して、使用を開始しないといけない・・・という点です。

短期間しかアメリカに滞在しない旅行者の一部の方には、この
● プランの選択

● アクティベートの手順
の2つが、とにかく「難しい」という先入観になっていると思います。

Ready SIMは、この2つの問題を解決してくれる、新しいタイプのアメリカ使い捨てプリペイドSIMです。
Ready SIMホームページ

 

1.購入するときに、あらかじめ自分に合った通話、まはた、通話とデータの使用量のSIMを購入します。
2.現地(アメリカ)に到着したら、そのSIMを、使用する携帯に挿入します。
3.これで、あとは何もしなくても、10-15 30分以内に市外局番「773」から始まる10桁の電話番号が割り当てられ、その電話番号がテキストメッセージで携帯に送信されます。(※ 市外局番「773」は、シカゴの市外局番です。)
4.あとは、普通の携帯として、期間制限内、または、通話/データの使用制限内まで、使用できます。

実際には、アメリカへ向かう飛行機の機内でSIMをSIMフリー携帯に挿入。⇒目的のアメリカの空港に着陸したら、あるいは、飛行機を出たら、携帯の電源を入れる。⇒入国審査をしている間にアクティベート完了。あるいは、【アメリカでは入国審査場付近は携帯電話使用禁止のため、空港によっては妨害電波を発信して携帯電波を受信できないようにしているところもあります。そういう空港では・・・】荷物を待って、ドアを出で暫くしたら、アクティベート完了。・・・ということも、可能です。

なお、スマートフォン等でインターネット(データ通信)を使用する場合には、APNを「roam wholesale」と設定してください。
APN: roam wholesale

上記ステップ3.で、もし、自分の気にいった市外局番、または、滞在先の市外局番の電話番号を貰いたい場合には、
3.携帯にSIMを挿入して10分以内に、メッセージアプリ(テキストメッセージ)で、テキストの宛先「7850」に、欲しい市外局番の地域の5桁の郵便番号(ZIPコード)を送信します。たとえば、ハワイ・ワイキキなら、
テキストの宛先:7850
テキスト内容:96815
ですね。一般には、
テキストの宛先:7850
テキスト内容:(5桁のZIPコード【郵便番号】)
です。

なお、Ready SIMは、アラスカ州、ノースダコタ州、モンタナ州、ウェストバージニア州では使用できません。(この地域の郵便番号=ZIPコードをテキストで送ると、「773」から始まる市外局番になります。)

さて、購入する際のSIMカードの種類(プランの種類)は、以下の通りです。
■ 通話のみだけのプラン
 - $15.00 : 3日間、アメリカ国内通話使い放題、アメリカ国内テキスト(SMS)メッセージ使い放題、国際SMS送信使い放題
 - $20.00 : 7日間、アメリカ国内通話使い放題、アメリカ国内テキスト(SMS)メッセージ使い放題、国際SMS送信使い放題
 - $25.00 : 14日間、アメリカ国内通話使い放題、アメリカ国内テキスト(SMS)メッセージ使い放題、国際SMS送信使い放題
 - $40.00 : 30日間、アメリカ国内通話使い放題、アメリカ国内テキスト(SMS)メッセージ使い放題、国際SMS送信使い放題

このSIMカードに使用できる携帯:
 - SIMフリーまたはT-Mobile USA用の携帯
 - 対応周波数は、以下の内の最低一つに対応していること
 -  2G GSM 1900MHz
 -  3G W-CDMA(UMTS)上り1700MHz/下り2100MHz Band 4(AWS)対応
 -  3G W-CDMA(UMTS)1900MHz(ただしこの周波数は、T-Mobile 3G 1900MHzサービスが開始されている地域のみで使用可能。)

■ データ通信も含んだプラン
 - $25.00 : 7日間、アメリカ国内通話使い放題、アメリカ国内テキスト(SMS)メッセージ使い放題、国際SMS送信使い放題、データは500MBまで、テザリング可能。
 - $35.00 : 14日間、アメリカ国内通話使い放題、アメリカ国内テキスト(SMS)メッセージ使い放題、国際SMS送信使い放題、データは1GBまで、テザリング可能。
 - $55.00 : 30日間、アメリカ国内通話使い放題、アメリカ国内テキスト(SMS)メッセージ使い放題、国際SMS送信使い放題、データは2GBまで、テザリング可能。

このSIMカードで3G速度以上でデータ(パケット)通信するためには、
 - SIMフリーまたはT-Mobile USA用の携帯
 - 対応周波数は、以下の内の最低一つに対応していること
 -  3G W-CDMA(UMTS)/HSPA+/DC-HSDPA上り1700MHz/下り2100MHz Band 4(AWS)対応携帯
 -  3G W-CDMA(UMTS)/HSPA+ 1900MHz対応携帯(ただしこの周波数は、T-Mobile 3G 1900MHzサービスが開始されている地域のみで使用可能。)
になります。データ通信の最高速度は、使用携帯の周波数対応と通信方式(AWSでは3G/HSPA+/DC-HSDPA、1900MHzでは3G/HSPA+)によって1~12Mbps程度。3Gサービス地域外では、携帯が2G GSM 1900MHZ対応であれば、2G GSM(Edge)速度でデータ通信が可能です。

このSIMの制約は、以下の通りです。
1.T-Mobile電波のある環境で、携帯にSIMを挿入すると、自動的に10分以内にアクティベートが完了し、割り当てられた電話番号がテキストで送られてきます。
2・アクティベートの時間を短縮したい場合、または、希望の市外局番の電話番号が欲しい場合には、その市外局番の使われている地域の5桁のZIPコード(郵便番号)を、「7850」番にテキストメッセージ送信します。
3.一度電話番号を割り当てられたら、電話番号は変えられません。
4.使用期限が来たり、データ通信を制限まで使った場合には、トップアップしてそのSIMを継続して使うことは出来ません。つまり、途中でのトップアップは出来ません。
データ通信の途中使用量を知る方法が、ありません。したがってデータ通信の使用中は、このSIMの使用開始時にiPhoneやスマートフォンのデータ通信バイト数カウンターを自分でリセットして、それを目安にしてください。
5.(今のところ)国際電話は発信できません。したがって、国際電話発信を別途したい場合には、SkypeやLineなどのVoIPアプリを使うか、国際電話コーリングカードを使用してください。
6.購入して未アクティベートのSIMカードは、購入から2~3年間の有効期限があります。(アクティベーション有効期限は、購入時にSIMカード台紙に書いてあるそうです。)その有効期限以内に携帯に挿入して、使用を開始すれば、購入金額を損することはありません。

Ready SIMはトップアップ出来ないので、たとえば、1週間のハワイ旅行で合計3GB使用する場合には、「2GB/30日 $55」のSIMカードを2枚購入しておき、1枚目だけスマホに挿入し、使用。 ⇒ 最初の2GBを使い切ってネットが使用できなくなったら、予備の2枚目のSIMに取り替えて使用する。・・・と言う事が出来ます。
また、この場合でも1枚目のSIMカードはデータ通信は2GB 使い切って使用できなくなりますが、通話とテキストメッセージは期間一杯の30日間使い放題ですから、通話専用携帯に挿入して、残りの滞在中は通話だけを使う。・・・と言う事も出来ます。

これを考えれば、初めから
● SIM#1をスマホに使用。SIM#2は通話専用携帯に使用。
● SIM#1の2GBを使い切ったら、SIM#2をスマホに入れ替え、SIM#1は通話専用携帯に入れ替えて、使用。
と言うことも出来ますね。

SIMをアクティベートした後は、通話/データ通信使用期限に達したら、電話番号が無効になります。トップアップできませんので、期限後は使い捨てになります。

T-Mobileの電波は、郊外や田舎ではサービスエリアが狭いです。そのような地域に行かれる方は、事前にカバーエリアを良く調べて、このSIMが適切かどうかを確認してください。
アメリカへの短期旅行者で、郊外へのドライブやオプション旅行もほとんどせず、都市部だけの移動で、SIMアクチなどのためにパソコンを持っていく予定も無く、そもそもSIMアクティベーションの作業もしたくない。SIMを携帯に挿入して、即、使いたい・・・という人には向いている、アメリカ短期使い捨てSIMです。

※ 購入はアメリカAmazon.comで可能ですが、当ブログの商品購入代行サービスでも代行します。
「商品購入代行」ページには、近日掲載します。 、掲載しました。
現在のところはReady SIMはノーマルSIMしかありません。ご希望の方は、当ブログでマイクロSIM、または、ナノSIMにカットしてお送りします。


 











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