Boost Mobileプリペイド携帯のアクティベーションの方法
目次:
説明・・・このページ
購入場所と価格・・・このページ
パッケージ・・・このページ
プラン・・・このページ
Boost Mobileプリペイド携帯のアクティベーションの方法・・・ページ 2
Boost Mobileプリペイド携帯本体のプログラミング(設定)の方法・・・ページ 3
アカウント管理サイトへのアクセスの仕方・・・ページ 4
トップアップの仕方・・・ページ 5
Samsung Galaxy Prevailの使い心地・・・ページ 6
日本語フォントと入力・・・ページ 6
Boost Mobileの使い心地(速度など)・・・ページ 6
ボーナス分数と有効期限・・・ページ 6
アメリカSprint社の100%子会社で、Sprintが持っている2つのプリペイド携帯部門のうちのひとつであるBoost Mobileは、2011年4月5日に同部門では最初のアンドロイド携帯、Samsung Galaxy Prevail(アンドロイドOS 2.2搭載)を発売しました。
※ Sprintのもうひとつのプリペイド携帯ブランドは、Virgin Mobile USAです。
Boost MobileはもともとiDen通信方式の携帯を主にしたプリペイド携帯の部門でしたが、Sprintが2010年12月に「2013年以降(2016年頃までに)、iDen通信方式を段階的にフェーズアウトする」と発表したあと、Boost Mobileの主要販売携帯もCDMA(CDMA2000)携帯に移行した模様です。
※ iDEN通信方式とはトランシーバー型の通信方式で、相手との通信をボタンを押したり離したりして行うもの。その使用料金は「使い放題」だったため、電気修理店や公共事業の修理工などが本部との通信に使うことが多かった。
また、iDenからCDMAへ通信方式の主流をシフトするためか、新規顧客獲得のために
●Pay-as-you-goプランでは1日$0.35でネットが使い放題(注:スマートフォンは、このプランに加入できません。)
●1日$2で通話もテキストもネットも使い放題
●月極め契約で長く契約を継続すれば、毎月の基本料金がだんだん安くなる
などの魅力的なプランを提供しています。
そこで、筆者もBoost Mobileのアンドロイド携帯、Samsung Galaxy Prevailを入手し、本当にこの安い料金でネットが使えるのかを検証するためにアクティベートして、使ってみることにしました。
■購入場所と価格
BoostMobile Samsung Galaxy Prevailは、家電量販店のBestBuy、電気店RadioShack、ディスカウント百貨店Target、Walmart、親会社のSprintストア、その他カーフォン・ショップ/カー・ステレオ・ショップ、などで販売されています。
Samsung Galaxy Prevailは、現在、Boost Mobileで唯一のアンドロイド携帯です。
価格は定価が$179.99(プラス消費税)。(今週はBestBuyで$30割引の$149.99で販売されていますね。)
アンドロイド携帯以外には、BlackBerry Style 9670と、BlackBerry Curve 8530が同社が現在提供しているスマートフォンです。
注:BoostMobileの2台目アンドロイド(v2.3)携帯が、間も無く(2011年10月)発売されるようです。前面カメラも付いた、SamsungTransform Ultra(定価$229.99)です。
Boost Mobileのトップアップカードは、上記店舗の他に食品スーパー、ドラッグストア、コンビニ(セブン・イレブンなど)、Walmart.com、一部のガソリンスタンドでも販売されています。
■パッケージ
パッケージには本体、電池、マイクロSDアダプター、充電器、USBケーブル、マニュアルが入っています。2GBのマイクロSDカードは、既に本体に挿入されていました。
Boost Mobileのこの携帯は、Sprint/Verizon/Virgin Mobile USAと同じでCDMA2000専用のため、SIMを使用していません。SIMを挿入するスロットはありません。
いつものことですが、アメリカでCDMA2000携帯をアクティベートするには、携帯の固体番号(ESNまたはMEID番号)が必用です。バッテリー・コンパートメントの中に書かれているので、それを控えておきましょう。(DECは10進法表示、HEXは16進法表示です。アクティベートの時は、通常、10進法表示を使います。)
もちろん、パッケージの外側にもバーコード・シールに書いてありますが。
■プラン
以下のプランがあります。
Pay-as-you-go(注:スマートフォンは、このプランに加入できません。)
通話は発信・着信とも、米国内は1分当たり10セント。
テキストは送信・受信とも、米国内も米国外へも、1通当たり10セント。
マルチメディア(写真、音声、ビデオ)メッセージは送信・受信とも、米国内は1通当たり25セント。
ネット(ウェブ)は1日35セントで、使い放題。
インスタントメッセージは1日99セントで、使い放題。
電子メールは1日99セントで、使い放題。
日本への国際電話は、1分当たり21セント。
日払い(Daily)レート
1日$2で、通話・テキスト(国際発信以外)・ネット・電子メール・インスタントメッセージが使い放題。
国際テキスト発信は、1通当たり10セント。
日本への国際電話は、1分当たり21セント。
月払い(Monthly)レート
1ヵ月$50で、通話・テキスト(国際発信以外)・ネット・電子メール・インスタントメッセージが使い放題。
国際テキスト発信は、1通当たり10セント。
日本への国際電話は、1分当たり21セント。
6ヶ月継続して支払えば、7ヶ月目からは月$45に減額。
12ヶ月継続して支払えば、13ヶ月目からは月$40に減額。
18ヶ月継続して支払えば、19ヶ月目からは月$35に減額。
(未確認ですが、減額サービスを受けるためには、Monthlyプランに加入する以外に、無料の「Shrinkage」オプションに加入する必要がありそうです。)
月払いプランの追加オプション:国際電話割引(International Connect、International Connect Plus)
●International Connect 月$5、メキシコの一部とカナダへ電話し放題。国際テキスト発信も、し放題。
●International Connect Plus 月$10、メキシコの一部とカナダ、その他30カ国へ電話し放題。(日本は、固定電話へのみ電話し放題。日本の携帯電話への通話は割引が適用されず、1分当たり21セントで請求される。)国際テキスト発信も、し放題。
これで計算すると、17日間以下の短期の旅行者であれば、Boost Mobileの「1日$2x滞在日数で使い放題」は、Virgin Mobile USAの「月$35で通話300分/ネット使い放題(ただし、月2.5GB以上は速度制限)」のBeyondTalkプランよりも、安いことになる。
また月額プランでも、Boost Mobileは通話もネットも無制限で$50は、通話を月に1200分以上する人なら、Virgin Mobile USAの月額プランよりも安い。
日本への国際電話料金も、高くは無い。
本当に宣伝通りの価格であれば、Virgin Mobile USAよりも良いかも知れない。
なお、Virgin Mobile USAもBoost Mobileも、電波はSprintの電波を使用しているので、受信感度とサービスエリアは同じです。
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