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T-Mobile USが新ポケットWiFi、Z915を販売開始。
T-Mobile USは2014年11月9日より新型ポケットWiFi、T-Mobile 4G LTE HotSpot Z915を販売開始しました。
周波数帯対応は
- 2G GSM/Edge 850/1900MHz (北米のみ)
- 3G/HSPA+/DC-HSDPA 850/AWS/1900/2100MHz
- LTE AWS Band 4、1900MHz Band 2、700MHz Band 17、700MHz Band 12
最高ダウンロード速度は3G/DC-HSDPA 42Mbps、LTE CAT4 150Mbps (20MHz+20MHz帯域)。3G 2100MHzで米国外ローミングが可能です。
同時アクセス端末数は最高10台まで。
定価は$109.92、または、月$4.58 X 24回払い。現在のところはポストペイド契約のみ購入できます。
T-Mobile USの公式スペックには明記されていませんが、このポケットWiFiはT-Mobile USの新しいLTE周波数700MHz Band 12でFCC認可を通過していることがわかっており、T-Mobile USの販売する端末としてはBand 12初対応のポケットWiFiとなります。
SIMロックはされているはずで、現在のところ、SIMロック解除の方法は不明です。
SIMフリーのWi-Fiルーターで
3G/HSPA+/DC-HSDPA 850/AWS/1900/2100MHz
LTE AWS Band 4、1900MHz Band 2、700MHz Band 17、700MHz Band 12 1800MHz Band3 2100MHz Band1に対応した端末ってアメリカで存在するのでしょうか?
こんなマルチ対応な端末があれば日本とアメリカで使いたいのですが・・・
管理人 返信:
2014年11月12日 2:43 AM
無いです。
そもそも、WiFiルーターは
1.キャリアは年に1モデルまたは2モデルしか出さない。
2.アメリカで販売されるWiFiルーターのすべてのモデルがキャリアとメーカーとの共同開発である。
3.VerizonのLTE対応版以外はSIMロックされている。(FCCとの契約により、VerizonのLTE対応版はSIMフリー。)
4.メーカーがSIMフリー版を最初からその目的で開発・販売することは、まずない。(携帯に比べると、予想される販売台数が少ないため、メーカーがリスクを背負うことを嫌う。)
なので、もともとSIMフリーで販売される端末がまず少ないです。
それに加えて、キャリアがメーカーと共同開発しているので、キャリアにメリットの無い周波数は設計段階で対象外です。
今後、アメリカのキャリアのデータ通信オンリー契約でLTEでの世界ローミングが広く米国外で使用されるようになれば、アメリカ発売モデルでも他国のLTE周波数を含むようになるときが来るかもしれません。
それまでは、iPhoneまたはiPadの最新モデル、Nexusの最新モデル、が世界対応WiFiルーターとして使用するには最も役に立つでしょう。
無いですか。
年に数回ですがアメリカへ行くので日米両方で使える機種があれば便利だなあと思ったのですが。
やはり北米版と日本版で1台づつ用意するのが現実的ですね。
管理人様、
T-Mobileのデータ専用のこのようなデバイスは、以前、通話用のTmobileのSIMカードは認識しないようにブロックが施されている(SIMアンロックができたとしても)と言われていましたが、現在でも、同様でしょうか?もし、ご存知のようなら、教えてください。
管理人 返信:
2015年5月2日 9:05 AM
結論に達するまで紆余曲折があったのですが、結論的には相変わらずダメです。
T-Mobileのデータ専用ポケットWiFiにT-Mobileの携帯契約のSIMを挿入すると、SIMは認識し、T-Mobile回線にも繋がります。
これは、ポケットWiFiのSIMロックを解除していなくても、解除していても、同じです。
回線側で、端末のIMEI番号とタイプ、そして、SIMの契約タイプをチェックして、SIMがポケットWiFi契約でなければ「SIMアクティベーション(ポケットWiFiデータ通信プラン加入画面)」に導かれます。そこでポケットWiFiデータ通信プランに加入しなければ、それ以外のURLにはブラウザーはアクセスできません。
よって、T-Mobileのデータ専用ポケットWiFiのSIMコントロールは、端末のSIMロック解除の有無とは無関係です。
管理人様、
早速のご返事ありがとうございます。やはり、未だに、制限されているのですね。残念です。