モトローラXoom、遂に2011年2月24日から正式発売


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大方の事前予想通り、世界で始めてのアンドロイド3.0タブレット端末となるモトローラ社Xoom(ズーム)が、家電量販店BestBuyの本日朝の新聞折込み広告に出ています。

店頭発売は2011年2月24日より。予約はBestBuy店頭のみで、本日2011年2月20日より開始です。


発売されるのは3G(CDMA2000 )+WiFi版ですが、WiFiを有効化するためには、購入時にVerizon社の月極めデータアクセスプランに加入する必要があります。購入後に1ヶ月で解約するのは、自由です。

これは、アメリカではCDMA2000キャリア(Verizon、Sprint、Virgin Mobile USA、Cricket Wireless、MetroPCS、など)は米国内通信にSIMを使用しておらず、その代わりに端末の固体番号(MEID、ESN)をキャリアのホストコンピュータに登録しないと携帯やモバイル端末として使えないので、その作業を購入時に強制的に行わせるための対策だと思われます。

追記(2011年3月1日):XoomにはSIMトレイが付いているそうですが、2011年後半にソフトウェア・アップグレード予定の4G LTE通信用のSIMを挿入する場所だそうです。
W-CDMA/GSMはもちろん、Xoom自体がその通信方式に対応していませんので、他社のSIMを挿入しても、何の役にも立ちません。

価格は本体$799.99(消費税別)
ドックステーション $49.99(消費税別)
持ち運び用ケース$39.99(消費税別)
Bluetoothキーボード$69.99(消費税別)

そして、HDスピーカー付きドックステーションは$129.99(消費税別)。

肝心の強制最低1ヶ月データプランは、
1ヶ月 1GBまで、$20/月、
1ヶ月 3GBまで、$35/月
1ヶ月 5GBまで、$50/月
1ヶ月10GBまで、$80/月
です。

日本から入手する際には、米国に誰か知り合いがいて、購入時に3Gプランに加入してくれて、
かつ、1ヶ月で解約してくれる人が、必要ですね。

なお、モトローラXoom3G+WiFi版は、2011年秋には無料のソフトウェア・アップデートで、4G LTE対応(注:Verizon社の米国内LTE周波数は700MHz)出来るようになるそうです。

Motorola Xoomの米国内独占3GキャリアであるVerizon社の市中ショップでも、Xoomのデモ版やモック(張り子)版が昨日より陳列され始めたところがあるそうです。

また、正式な発売日は発表されていませんが、モトローラはXoomのWiFiオンリー版を2011年第2四半期(4月頃?)に本体価格$599.99(消費税別)で発売する予定です。



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「モトローラXoom、遂に2011年2月24日から正式発売」への3件のフィードバック

  1. ということは、docomoのSIMをさしても使えないということでしょうか?

    管理人 返信:

    使えないですね。

    SIMうんぬんの問題よりも先に、Xoom本体がW-CDMAに対応していませんから。

    XoomはCDMA2000、周波数1900MHz/800MHz対応です。

    2011年後半にはソフトウェアの無料アップグレードで700MHz LTE対応になる(SIM挿入スロットは、その時のためのもの)のですが、この周波数はドコモのLTEの周波数とは違いますから、LTEアップグレードしたときにドコモのLTE周波数もサポートするかどうかは、その時になってみないと、わかりません。

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