AT&Tポストペイド2年契約加入者は、6ヶ月以上契約経過の場合、長期契約束縛の無いNextプログラムに契約変更できます。


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AT&Tは昨日、既存の2年契約者が早期解約料無しで、「長期契約束縛の無い、端末分割ポストペイドプログラム、Next」に契約変更できることを発表しました。

対象者は、以下の通りです。
● 2014年1月18日以前に、AT&Tとポストペイド2年契約を契約している加入者。
● Nextプログラムに契約変更する時点で、2年契約の6ヶ月以上が経過していること。
● Nextプログラムは、契約期間の束縛無し、早期解約料金無し。(ただし、解約時に端末の残債は完納すること。)
● Nextプログラムに変更する際に、新しい端末を「Next」端末代金の支払い条件で購入し、それまでの端末をAT&Tに返上する。
● Nextプログラムの端末代金支払い条件は、端末は定価で購入、端末代金は頭金ゼロ(消費税分は契約時に払う)で、無利子で、20ヶ月または26ヶ月均等払い。
● 分割支払い中は、12ヶ月(20回分割払いの場合)または18ヶ月(26回分割払いの場合)ごとに新しい端末と交換できる。
● 交換した際に、古い端末の端末代金残債は免責(免除)され、新しい端末代金の分割が新しく20ヶ月または26ヶ月均等払いで始まる。
● 残責を完済した際には、その端末を手元に持っておくことができる。それ以外の場合には、端末はAT&Tに返納する。
● Nextプログラムの通信料金は、「Shared Data」プランのみ。(通話とテキストは「使い放題プラン」のみ。データ通信は、必要量に応じて各自選ぶ。)

つまり、「去年の夏にiPhone 5や4sをAT&Tで2年割引で買って契約した。でも、新しいiPhone 5sを早く使いたい。」という人は、これまでは
▲ 2年契約が終了するのを待つか、
▲ iPhone 5sを定価で一括払いで買うか(この場合は、古いiPhoneはキープできるか、自分で下取りサイトを見つけて下取りしてもらう。)、
の二択でしかなかったのが、
▲ AT&Tの2年契約から(早期解約料無しで)AT&T Nextに契約変更することによって、頭金ゼロ(消費税分は契約時に払う)で20ヶ月(または26ヶ月)分割払いすることにより、新しいiPhone 5sを入手できる。(契約変更時に、古いiPhoneや携帯は、AT&Tに返納。)
という選択が増えることになります。

参考:
【CNet】AT&T jumps on early upgrade bandwagon, but only for existing customers – 2014年1月20日

Verizonがポストペイド契約のスマホ/iPhone最低加入料金を月$20引き下げて、月$60からに。


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■ Verizonは本日2014年1月21日より、ポストペイド契約「Share Everything」プランのデータ通信料金に、これまでの「500MBまで月$40」よりも安い「250MBまで月$20」を追加します。
ポストペイド契約「Share Everything」プランでは、基本料金としてスマートフォンは月$40で「アメリカ国内通話+テキストが使い放題」、フィーチャーフォンは月$30で「アメリカ国内通話+テキストが使い放題」が使用出来て、これに自分で選択したデータ通信料金を追加して加入します。データ通信料金は、複数の端末(10台までの携帯/タブレット/モバイルルーター端末)で共有できます。

この新データ通信料金追加により、一台の端末(スマートフォン)でVerizonのポストペイド契約に加入する場合、これまでは月最低$80+諸税(データ通信は500MBまで含まれる)だったものが、月$60+諸税(データ通信は250MBまで含まれる)になり、他社と同程度の料金になり、「Verizonは高い」という先入観を打ち破ろうとしています。

Verizonのこの発表は、T-Mobile USなどの低価格ポストペイド価格に対抗する狙いと思われており、今後、アメリカ携帯キャリアの価格競争が更に激化することが予想されます。
【CNet】Verizon introduces cheaper Share Everything plan for $60, 250MB – 2014年1月21日

Verizonは本日の四半期業績発表で、ポストペイド加入者の70%がスマートフォンを使用していることを発表し、同社のLTEは人口カバー率97%(3億500万人)、同社の3Gエリアの99%はLTEでもカバーされた、と発表しています。
また、2013年第4四半期のポストペイド加入台数増は160万台、2013年全体では410万台の加入台数増と発表しています。2013年末には一般加入者台数は1億280万件に増えたそうです。うち、 9680台がポストペイド加入端末です。(端末数には、タブレット端末も含まれます。)
口座数では、2013年末には3510万口座の契約です。これにより、1口座あたりの加入端末は2.8端末という計算なります。

【BGR】Verizon recovers from huge loss with $5 billion Q4 profit – 2014年1月21日

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