このお店の紹介は旅行者向けというよりも、ボルダーで中長期生活する留学生や研修生向きですね。
以前はASIAN SEAFOOD MARKETという看板だったんだけど、いつの間にか「SEA」が無くなって「ASIAN FOOD MARKET」にお店のサインが変わっていました。
そして、以前はボルダー市内にはもう一軒アジア食品小売店があったのですが、今ではこの一軒になってしまいました。
ボルダーに住む長期・短期で住む人で、日本食食材やお菓子を手に入れたい人のための、唯一のアジア食品小売店です。カリフォルニア産の日本米からみりん、お酢、お茶漬けのもと、紅ショウガに納豆まで、かなり限られていますが、日本食食材が手に入ります。
※ 車と時間があれば、Westminsterの韓国系スーパー(しゃぶしゃぶやすき焼き用の薄切り肉もあります。)や、デンバーダウンタウンのさくらスクエアのPacific Mercantileまで行けばもっと種類も豊富で、値段も安いですよ。
Asian Food Market
住所:2833 28th St, Boulder, CO 80301
営業時間:月曜日~土曜日 午前10時~午後7時、日曜日 午前10時半~午後6時半
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ボルダーには食品スーパーが人口の割にはたくさんあります。
注意:ボルダー市内では市の条例で、スーパーマーケットで買い物をする場合、ビニール袋は1枚$0.10の課金になります。エコバッグなどを自分で持って行った場合には、ビニール袋代は課金されないか、または、Whole Foods Marketの場合にはその分(1枚$0.10)を寄付するか、自分でキープするか、をレジで聞かれます。
地元の食品スーパーチェーンKing Soopers(2店舗。1983年にKrogerに買収され、Krogerの系列になった)、全米チェーンSafeway(3店舗)、自然食品スーパーのWhole Foods Market(2店舗)とSprout Farmers Market(2店舗)とTrader Joe’s、小規模ローカル自然スーパーチェーンのNatural Grocers、Whole Foods Marketに買収吸収された自然食品スーパー設立者が再開店したAlfalfa’s Market、同じくボルダーのシェフが始めた自然食品スーパーのLuck’s Market(2店舗)。
ついでにですが、ボルダー市内唯一のオリエンタル食品販売はAsian Food Marketというのがあり、日本の調味料やお菓子や米などが手に入ります。
それぞれ特徴がありますが、初めてボルダーの食品スーパーについて書くので、それぞれ簡単に特徴を書くと・・・
- King Soopers:普通のアメリカの食品スーパー。最近、冷凍中華食品が増え、冷凍うどん、冷凍餃子、などが妥当な値段で手に入る。
- Safeways:普通のアメリカの食品スーパー。デリのColeslawとポテトサラダがまあまあ美味しい。ケーキが甘すぎない日本人好みのものもある。(現在は、テラミスのブロックケーキやBoston Cakeがお勧め。Kozy Shackのプリン(flan)もヨーグルトコーナーに置いてあるよ。)
- Whole Foods Market:一般的に値段は高い。鮮魚・貝類の種類は多く、刺身用マグロ、サケ、ハマチ、茹ダコが手に入る。デリのパック寿司は高いが、まとも。冷凍枝豆も他社製品に比べて粒が大きく、おいしい。
- Sprout Farmers Market:野菜や果物の値段が安いが、腐りやすいものもあるので、買ったら出来るだけ早く食べた方が良い。
- Trader Joe’s:冷凍食品に中華や日本風のもの(かき揚げ天ぷら、鶏のから揚げ、オレンジチキン(野菜を別途炒めて混ぜれば、酢豚風に早変わり。そのままソース無しで塩コショウでも食べられる。)、串焼き、など)が多い。アイスクリームやチョコレートが安い。
- Asian Food Market:日本食食材を数点だけ急いで手に入れたい時に便利。(大量に買う場合には、Westminsterの韓国系スーパーH-Martや、デンバー・ダウンタウンの日本食スーパーPacific Mercantileへ行く。)
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ここで、本題のWhole Foods Marketの紹介です。
もともとボルダーにはWile Oatsという自然食品スーパーがあったのですが、2009年にWhole Foods Marketに合併吸収されて、今に至っています。
合併後、Whole Foods Market(本社テキサス州オースチン)のロッキー山脈地域の事務本部がボルダーに移り、そのため、ボルダーにある2店舗のうち、事務本部に近いPearl Street店は比較的サイズの大きな模範店になっています。
住所:2905 Pearl St, Boulder, CO 80301 (ボルダー2号店は、1275 Alpine Ave, Boulder, CO 80304)
営業時間:毎日午前7時~午後10時
【Whole Foods Market】ホームページ
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「WalmartのScan & Go iPhoneセルフチェックアウトシステムが、200店舗に拡大。」
Walmart adds iPhone scan-and-checkout feature to 12 more markets – 2013年3月20日
・・・それはそれで、だからどうなの?
Walmartは全米で4000店舗、世界で9000店舗あるそうなので、そのうちの200店舗とはまだ少ないものの、それでも前回発表のScan & Go採用店舗70店舗から、200店舗に増えるということは、もう、Scan & Goがただの「(試験的)トライアル」ではなく、実際に実用可能性を認められて段階的拡大時期に入ったと見てよいでしょう。
おととい明らかになったこのニュースに関しては既に幾つかのサイトが日本語で紹介しているので、筆者は敢えて他のサイトが紹介しているニュースを書くつもりは無かったのですが、それらの紹介記事の中で細かいところで間違った記述があったので、書かせていただきます。
Scan & Goチェックアウトの詳しい手順は前の紹介記事
Walmartの「買い物中にiPhoneでバーコードをスキャンして、セルフチェックアウト」(Scan & Go)がデンバー周辺40店舗にトライアル拡大 – 2013年2月22日
を見て欲しいのですが、他の日本語解説記事で間違った説明をしている以下の点を、2つ取り上げたいと思います。
“WalmartのScan & Go iPhoneセルフチェックアウトシステムが、200店舗に拡大。” の続きを読む
アメリカでは約1年位前から一部の食品スーパーで買い物中にiPhoneやスマートフォンでバーコードをスキャンし、セルフレジで瞬間的に清算するシステムが試験運用中です。
スーパーで買い物中にスマフォでバーコードをスキャン⇒買い物合計が判って、関連クーポンが画面に提案される。 – 2012年5月3日
昨年(2012年)秋にWalmartもこれを本社に近いアーカンサス州の店舗で、社員や店員やその家族を中心に実験を開始したことを、このブログでも紹介しました。
Walmartも「買い物中に購入商品をiPhoneでスキャンしてセルフチェックアウトする」実験中 – 2012年9月1日
その後、Walmartはサンホセ、ポートランドの一部店舗と、アトランタ周辺の複数の店舗でもこのScan & Go試験運用を行ったようですが、このたび約1週間前、コロラド州デンバー周辺の40店舗にScan & Goが可能になるセルフチェックアウト端末を設置し、広域テストを行います。
Wal-Mart expands self-checkout in stores via its iPhone app – 2013年2月20日
買い物客はWalmart店内で買い物中に、iPhoneにインストールしたWalmartアプリで商品のバーコードを一個一個スキャンしていきます。
“Walmartの「買い物中にiPhoneでバーコードをスキャンして、セルフチェックアウト」(Scan & Go)がデンバー周辺40店舗にトライアル拡大” の続きを読む
1ヵ月半ほど前に、シアトル周辺の食品スーパーが買い物中に購入商品をスマートフォンでスキャンして、セルフチェックアウトする実験を、1店舗から、5店舗+1ホームセンターに拡大したことを、ここのブログに書きました。
スーパーで買い物中にスマフォで購入商品のバーコードをスキャン ⇒ セルフ・レジ(チェックアウト)をスピードアップ – 2012年7月22日
このシステムは、買い物中に店内で購入商品のバーコード(UPCコード)を一個ずつスマートフォンのカメラでスキャンし、買い物が終了したら、専用のチェックアウト端末でそのスマートフォンと同期すると、事前に登録してあるクレジットカードで決済が瞬時に出来る、というシステムです。
本日、ロイター誌は、Walmartも同様の「Scan & Go」セルフ・チェックアウト・システムを、今週初めにアーカンソー州Rogersの本社建物近くのWalmart スーパーセンター店舗で、iPhoneを所有している社員を対象に開始した、と報道しています。
Exclusive: Walmart tests iPhone app checkout feature – 2012年8月31日
店内でスキャンした購入商品は、専用セルフチェックアウト端末で専用iPhoneアプリから購入データがトランスファー(同期)され、その後の支払い手順は通常のセルフチェックアウト端末のようにクレジットカードか現金で行われるようです。
そして、そのテストは拡大され、社員に「家族や友人」にも伝えて、テストに参加してもらうように呼びかけているようです。
Walmartはこのテスト運用のため、参加者に1時間の説明会に参加してもらい、その参加時間の代償として$100を支給、そして、テストで使用するために$25のギフトカードを参加者に配ったようです。
Walmartはアメリカ国内の全てのWalmart店舗を合わせて、1秒当たり1200万ドルのレジ職員への給料を支払っており、レジでのチェックアウト・プロセスの短縮化は、大きな経費削減に繋がります。
なお、同様の「Scan & Go」システムは既にアメリカ北東部のチェーン店、「Stop&Shop」で昨年2011年1月から商用として実現されており、そのソフトを開発した会社、Modiv Media社は今年2012年5月1日、大手マーケティング会社で大手食品スーパーなどチェーンのマーケティングを手がけるCatalina Marketing Corp. に買収されています。
スーパーで買い物中にスマフォでバーコードをスキャン⇒買い物合計が判って、関連クーポンが画面に提案される。 – 2012年5月3日