T-Mobile USAが、LTE導入計画を発表。


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昨年2011年3月に提案されたAT&TへのT-Mobile USAの売却が、独占禁止法の観点から連邦司法局より反対にあい、2011年12月に正式に売却がご破算になった後、T-Mobile USAの今後の動きが注目されていましたが、本日2012年2月23日、T-Mobile USAは今後のロードマップを発表しました。

それによると、T-Mobile USAは、
● 2G GSM 1900MHzサービスの帯域を縮小する。(これは、2G GSMサービスを停止することではない。)
● 開放された1900MHz帯域でHSPA+(4G)サービスを開始する。(既存のiPhoneや米国外発売の多くのスマートフォンが、T-Mobile USAで3G/4G HSPA+で使えるようになる。)
* T-Mobile USAの現在の3G/4G HSPA+サービスは、AWS(上り1700MHz/下り2100MHz)帯域で行われており、米国外で発売されている多くのスマートフォントではこの周波数への対応が無かったので、アメリカでT-Mobile USAのSIMを使って(2G GSM以外では)使用できなかった。
● 2013年にAWS(上り1700MHz/下り2100MHz)帯域で、LTEサービスを開始する。
となっています。

したがってこの発表は、T-Mobile USAが当分合併相手を模索せずに自立して米国市場で存続していくことを再確認し、また、今後はT-Mobile USAの3G/4G(HSPA+、LTE)通信で他の国の利用者がアメリカでのローミングをしやすい環境に変えていくことを明白にしたもので、米国外から米国訪問する人にも選択肢が増えて喜ばしいだけではなく、T-Mobile USAの既存の加入者にとっても歓迎されるべきことです。

T-Mobile USA Begins Network Transformation in 2012 with LTE Launch Planned for 2013 2012年2月23日
T-Mobile USA plans LTE next year, keeps low-price focus 2012年2月23日
 



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