ウェアラブル・ビデオカメラのParaShoot、ファーストインプレッション。
昨年春にクラウド・ファンディングを募集していたウェアラブル・ビデオカメラのParaShoot、今年(2015年)1月初めからやっと出荷開始。筆者の手元にもシンガポールから1月28日配達されました。
出資時は$139、現在の価格は$189です。
高級感のあるパッケージ外観ですが、
まあ、「こんなもんだろう」という内容。
首に吊ったり、クリップで衣服などに留めたり、磁石で金属版に付けたり、車窓マウント、といくつかのマウント・アクセサリーが付いてきます。
プラス、マイクロUSBケーブル。
※ 初期出荷分は、磁石マウントの片側の接着剤が弱く、外れています。この問題は、メーカーも認識済みです。プラスチック用接着剤で自分で付けます。
そして、カメラ本体表に付けられる、裏に接着テープの付いた何枚かの「スキン」。
本体のサイズは、36mmx52mm、厚さ15mm。重さは42.5グラムです。
連続バッテリー使用時間は、連続ビデオ撮影で約2時間くらいですね。
これを他の静止画像専用ライフログ・カメラ、Narrative Clipと比べると、
ParaShoot | Narrative Clip | |
撮影モード | 静止写真 連続ビデオ タイムラプス(5秒に1枚~1時間に1枚、可変) |
タイムラプス(30秒に1枚) 静止写真 |
メモリー | 64GB MicroSDXCまで | 内臓8GBメモリー、4000枚 |
連続バッテリー使用時間 | 連続ビデオで約2時間 | 2日 |
画像保存 | マイクロSD/SDXCカード スマホへダウンロード |
PC保存 クラウド保存 |
WiFi | WiFi | |
センサー | GPS 加速度計 Magnetometer イメージセンサー |
|
アプリ | iOS/アンドロイド リアルタイム画像モニター シャッター 撮影済み画像閲覧(直前撮影を含む) 設定変更 |
iOS/アンドロイド アップロード済み画像閲覧 |
サイズ | 36mmx52mmx15mm 42.5グラム |
36mmx36mmx9mm 20グラム |
連続バッテリー使用時間や約2時間で短いですが、充電中も撮影を継続可能なので、車のシガレットライターソケットや、スマホ充電用外付けバッテリーで充電しながら撮影時間を長くすることが出来ます。
こちらはParaShoot本体のカメラ側の写真。
裏にはマイクロSDカード挿入スロット。SDXC 64GBまで使用できます。
横には充電のためのマイクロUSBポート、静止写真撮影ボタン(中ほど)と、ビデオ撮影ボタン(下)
下部には電源スイッチ、
上部にはアダプターのスロット。
クリップや、車装マウントが付けられます。
スマホへの接続は、ParaShootが発するWiFiへ接続。
ParaShootアプリを起動し、
iPhone/アンドロイド画面で映像モニターできます。
設定メニューでは、タイムラプスの間隔を5秒から1時間まで設定可能です。
タイムラプス撮影時間(撮影の長さ)も設定可能なので、一定時間撮影したら、撮影が終了するように事前設定できます。
静止写真の解像度は 12メガピクセル(4000×3000)、8メガピクセル(3264×2448)、5メガピクセル(2592×1944)での撮影
ビデオの解像度はFHD 1080p 30fps、HD 720p 60fps、HD 720p 30fpsの撮影が可能です。
「静止画像ではあるものの、連続電池使用時間が2日間ある」Narrative Clipとは用途を区別する必要はありますが、これはこれで、GoProよりは安く、小型で、使えるかな、と思います。
Narrative Clipは一日付けっぱなしで、忘れてしまえる。ParaShootは、撮影したいときに起動する必要がありますね。
※ WiFi内臓のNarrative Clip2が待ちどうしいです。