Sprintが自社ブランドのプリペイド携帯料金を刷新
Sprintが自社ブランドのプリペイド携帯料金を、昨日(2014年3月14日)刷新しました。
【Sprint】Welcome to Sprint Prepaid
・・・と言っても、ほとんどの人には向かないので、この情報はスルーで結構です。
理由は、
● 使用できる携帯(スマホ)が、Sprint版として発売された携帯でないといけない。
● 現在Sprintプリペイドで使用できる携帯は、以下のモデルに限る:
- Sprint版Samsung Galaxy S4 Mini(LTE、Spark互換機)
- Sprint版Samsung Galaxy S3 (LTE互換機)
- Motorola Moto G(3G通信のみ)
- Sprint版iPhone 4s(3G通信のみ)
● 通信料は自社プリペイド専用ブランドのVirgin Mobile USAやBoostMobileよりも高い。
よって、中古のSprint版携帯(スマホ)が余っていて、なんとか回線を安く再アクティベートしたい場合以外は、Sprintでプリペイドを契約する意味がありません。
しかも、現在、SprintのMVNOのTingでは、多くのSprint版(中古モデル)スマホをそのまま使用できます。最近では2014年3月12日からSprint版iPhone 5の利用が、Tingで可能になっています。(つまり、Sprint版のiPhone 4/4s/5がTingで使用できます。)
※ TingでSprint版iPhone 5を使用するためには、そのIPHONE 5にもともと付いてきたSIM(もちろん、Sprintとは解約済みであること)が必要です。それは、SprintはSIMと本体が紐付きになっていて、他のSprintのSIMでは本体が使用できないからです。 Tingは、将来的にはSIMの発行が出来るよう、期待していると言うことです。(Tingは現在はNexus 5北米版以外には、新規SIMは発行できない。) Tingの毎月の最低料金は、月$6からです。 |
Sprintの今回のプリペイド携帯料金刷新では、次の改訂があります。
● 名前を旧Sprint As You Goから、Sprint Prepaidに変更
● データ通信が旧3Gオンリーから、新しいプランではLTE通信まで可能に変更
● データ通信は、月2.5GBまで高速。それ以上は、3G速度に減速して使い放題)
料金は、
プラン名 | 月料金 | 対応携帯種類 | 具体的なモデル | 通話 | テキスト | モバイルデータ通信 |
Basic | $35 | フィーチャーフォン | 提供機種未発表 | アメリカ国内500分まで | アメリカ国内テキストし放題 | 使い放題 |
Basic Plus | $50 | フィーチャーフォン | 提供機種未発表 | アメリカ国内電話し放題 | アメリカ国内テキストし放題 | 使い放題 |
Smart | $45 | スマートフォン | Galaxy S4 Mini(LTE、Spark互換機) Sprint版Samsung Galaxy S3 (LTE互換機) Motorola Moto G(3G通信のみ) Sprint版iPhone 4s |
アメリカ国内電話し放題 | アメリカ国内テキストし放題 | 不可 |
Smart Plus | $60 | スマートフォン | Galaxy S4 Mini(LTE、Spark互換機) Sprint版Samsung Galaxy S3 (LTE互換機) Motorola Moto G(3G通信のみ) Sprint版iPhone 4s |
アメリカ国内電話し放題 | アメリカ国内テキストし放題 | 使い放題 (2.5GBまでLTE 2.5GB以上は3G速度) |
先に書いたように、Virgin Mobile USAやBoost Mobileも同じようにデータ速度制限をしており、料金はSprint Prepaidよりも安いので、これから新しい端末を購入してSprint回線でプリペイド契約するなら、Virgin Mobile USAやBoost Mobileで契約したほうが良いでしょう。既にSprintの中古スマホ持っているならば、その端末がTingで使用できるかどうか調べましょう。
【Ting】Give your phone a new home! Activate your used Sprint® device at Ting.