VerizonがMoto Gをプリペイド用に$99.99で間もなく発売


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「低価格、高性能」アンドロイド・スマホとして、多数のユーザーに浸透するとみられて注目されているGoogle(Motorola) Moto Gは、モトローラのオンライン・サイトで8GBモデルが$179、16GBモデルが$199で販売されています。(消費税別)
【Motorola】Moto G

アメリカでは既に2013年12月2日より、SIMフリーのGSM版(北米モデル)Moto Gが、モトローラサイトから出荷されています。

このMoto GのCDMA2000版が、Verizonのプリペイドスマートフォントして、$99.99(8GB版?)でBest Buyで販売されることが分かりました。
フライングで店内陳列したBestBuy店舗のVerizon版Moto G商品パッケージの写真がAndroidPolice.comに掲載され、分かったものです。正式な発売日は2014年1月9日ですが、一部のBestBuy店舗では店舗在庫が到着次第、店内陳列がされている店舗があるようです。
【AndroidPolice】Verizon Moto G Spotted In Best Buy Retail Packaging For $99.99 Off-Contract - 2013年12月30日
【DroidLife】Moto G in Verizon Retail Packaging Leaked, Could be Priced at Only $100 - 2013年12月30日

Moto Gは、3つのモデルがあることが分かっています。

■ Global GSM Model:
GSM/GPRS/EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz)
UMTS/HSPA+ up to 21 Mbps (850, 900, 1900, 2100 MHz)

■ 北米 GSM Model:
GSM/GPRS/EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz)
UMTS/HSPA+ up to 21 Mbps (850, 1700 (AWS), 1900 MHz)

■ CDMA2000 Model:
CDMA2000/EVDO Rev A (850, 1900 MHz)

Verizon版はCDMA2000 Modelになり、SIMは使用せず(SIMスロットが存在せず)、データ通信はCDMA2000/EVDO Rev A 速度(ダウンロード実質1.5Mbps以下)となります。
SIMスロットが無いため、Verizon版は日本ではKDDI auとの契約は出来ないでしょう。

なお、上記の周波数使用から、北米版SIMフリー GSM版Moto Gは、日本では使用できません。
逆に、Global GSM SIMフリーモデルは、アメリカAT&T(850MHz、1900MHz)、および、T-Mobile US(1900 MHzのみ)で使用することが出来、日本でも2100MHzで使用することが出来ます。

Moto Gは低価格に抑えるため、LTE周波数には対応せず、カメラもMoto Xや他の高品質アンドロイドスマホに較べると低画像(5メガピクセル、720p)、少ないRAM(1GB)、などの制限がありながら、アンドロイド4.3を搭載し、2014年1月には4.4にアップグレード可能予定です。

これからアメリカで初めてアンドロイド・スマートフォンを使用しようと考えている人で、本体価格も安く、機能も犠牲にしたくない場合には、VerizonやAT&T GoPhone、T-Mobile USのプリペイド契約で使ってみることも、考慮に値するでしょう。

Verizonのプリペイド・スマホ契約通信料金は、
● 月$60で、アメリカ国内通話・テキスト使い放題、データ通信は月2GBまで
● 月$70で、アメリカ国内通話・テキスト使い放題、データ通信は月4GBまで
の2プランが用意されています。




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