iPhone用Luxiポケット露出計が、出荷開始
今年(2013年)2月~4月にKickstarterで資金募集していたLuxiポケット露出計(Pocket Light Meter)が、出荷開始されました。
これは、iPhone 4/4Sまたは5のカメラレンズを使って被写体の光度を測定し、適切なf値やシャッター速度を教えてくれるものです。
アプリ自体はこれまでもインストールできて、無料です。
アプリ起動後に画面を指でタッチして、赤い「フォーカス枠」を光度を測定したいところに移動すると、ISO/f値に対する必要なシャッター速度を表示してくれます。
もちろん、ISO変更も可。
「LOG」ボタンをタップすると、カメラロール・フォルダーに記録も残ります。
今回発売されるのは、このアプリに連動するiPhone 4/4Sまたは5(5c/5sも可)の「内側」カメラの前に設置する散光 集光アダプター。一個$29.99+アメリカ国内送料$3.90です。サンフランシスコのExtrasensory Devicesで発売中。
Extrasensory Devices:Luxi Pocket Light Meter
iPhone 4/4S用か5用かでiPhone本体の厚さが違うので、モデルが違います。
筆者はバンパー使用派なので、この露出計を使うには不便かな・・・
プロやセミプロの写真家でなくとも、「この明るさでブレの無い写真を撮影できるかどうか、不安」という時には、全体の明るさを知るのに便利なガジェットですかね。
ただ、もう一社、似たような露出計をKickstarterで資金集めしていたところがあり、約1ヵ月前の2013年7月12日締め切りで予定の10倍の資金が集まっています。
こちらはイヤホンジャックに差し込む形なので、バンパー/ケースが邪魔になることは無いようです。しかも、一つ買えば、iPhone 4/4Sにも5にも、ひょっとしたらアンドロイドでも使える?
こっちの出荷を待ったほうが良いでしょうかね。
【Kickstarter】Lumu – bringing Light Meter to the 21st Century
Luxiをつけたとき、カメラは内側のカメラを使うのではないでしょうか?
使い方を間違っていると思います。
管理人 返信:
2013年10月5日 3:24 AM
上にも掲載している写真(下に再掲載)はLuxiサイトからのものですが、これを見て分かるように、iPhoneの電源ボタンが右上に付いていますね。
つまり、Luxiは、内側カメラのレンズを覆います。
また、使い方ですが、「このLuxiで被写体の方向に『向けて』、光量を測る」のではなく、「Luxiを被写体の位置に置き、その場所の光量を測る」のが正しいです。
したがって、iPhoneのディスプレイと、Luxiの「集光カバー」(「散光カバー」ではなく)は、同じ向きになるんですね。
また、「Pocket Light Meter」アプリ自体は、内カメラ・外カメラのどちらでも使えるように切り替えが出来て、そのカメラを被写体に『向けて』測光ができます。しかし、加えて、「Luxiオプション」があり、これを選択すると、カメラを「被写体に向ける」のではなく、「Luxiカバーで覆った内側カメラで光を『集めて』」測光するように自動的に切り替わります。
・・・ということで、は、Luxiは内側のカメラを使います。
当ブログの本文の文字は、実際にLuxiを購入すうる前の記事ですが、報告記事を書きませんでしたが、この記事を書いた直後に実際に購入してみると、上記が確かめられました。
本文の「今回発売されるのは、このアプリに連動するiPhone 4/4Sまたは5のカメラの前に設置する散光アダプター。」という部分は特に間違った文章ではありませんが、誤解を招く文章なので、修正しました。