Simple MobileプリペイドSIMアクティベーションの方法
■SimpleMobileのデータアクセスのAPN設定
データアクセス可能なプランに加入した場合は、携帯本体のAPNの設定を行って、インターネットにアクセスできます。
詳細はSimpleMobileのウェブサイト
http://www.mysimplemobile.com/Support-Center.aspx
で、「PHONE PROGRAMMING」タブをクリックすると、表示されます。
基本的な設定を抜粋すると、
インターネットアクセス設定
APN: simple
Username: (空白)
Password: (空白)
MMS設定
MMS APN: simple
MMSC(MMS URL): http://smpl.mms.msg.eng.t-mobile.com/mms/wapenc
MMS Proxy: 216.155.165.50:8080
iPhone(SIMフリー)の場合は、APN Changerでキャリア「US-Simple Mobile」を選択した方が早いでしょう。
APN Changerは、iPhoneでWiFi接続できている環境で、
http://www.unlockit.co.nz
をブラウザー(safari)でアクセスして設定します。
APN Changerの使い方は、
AT&T GoPhone/プリペイドSIMをiPhoneで使う場合のアクティベーションの方法 - APNの設定・・・ページ 8
を参照してください。APN Changerを使用するのに、iPhoneを脱獄している必要はありません。
■データアクセスの使い勝手
第一に警告しておかなければならないことがあります。
Simple Mobileの「$60 Unlimited Everything Nationwide Talk, Text & Web」プランは、データアクセスも「Unlimited(無制限、使い放題)」と唱われていますが、「あるバイト数を境に使用できなくなる」という苦情が、Webを検索すると見つかります。
その「あるバイト数」とは、2010年6月ころの報告として1GB、別の2011年1月ころの報告としては2GBが挙げられています。
「不当広告」という反論もありますが、Simple Mobileの契約書(使用許諾)には
Abnormal Calling or Data Usage Patterns: Unlimited does not mean unreasonable use. Your continued eligibility for service or any plan may be limited or terminated, and data speeds may be reduced, for (a) consumer protection purposes (b) abusive conduct or abnormal call or data usage pattern(s), (c) fraudulent use, or (d) violation of the End User Terms.
とあり、Simple Mobileは理由を付けてデータ・アクセスを止めることが出来ますので、注意してください。
さて、3Gアクセス速度のテストをしてみました。
まったく同じ場所で、Simple MobileSIMを挿入したNexus One (3G W-CDMA 上り1700MHz/下り2100MHz対応機種)でデータアクセス速度テストを行い、その直後にSIMフリーiPhone 3Gs(3G W-CDMA 上り1700MHz/下り2100MHzには非対応なので、2G GSM/Edgeで接続)で速度テストを行いました。
また、同時にAT&T SIMを挿入したiPhone 4でも3G(W-CDMA 1900MHz)アクセス速度のテストを行いました。
御覧の様に、Nexus One(T-Mobile仕様)+Simple Mobile SIMでは、3G W-CDMAで期待されるほぼ最大のダウンロード速度(約3.35Mbps)が得られました。
同じくSimple Mobile SIMをiPhone 3Gsに挿入した場合は、以下の2G GSM/Edge速度が得られました。(約200kbpsのダウンロード速度。)
同じ場所で、AT&TのSIM + iPhone 4では、ダウンロード速度は約1.8Mbpsでした。
2011年3月24日掲載のMVNOのH2OのSIMと違って、Simple Mobileは同じMVNOでも、その元のキャリアのT-MobileはSimple Mobileに対して速度制限はしていないようです。したがって、T-Mobileの回線を最大効率で使うことが出来ます。
また、AT&Tと違って3Gデータアクセスの顧客が少ないのでしょう。アクセス速度が2倍弱速いです。
ただし、Simple MobileのSIMを挿入した携帯がT-Mobileの3G周波数に対応していないと、2G速度は3G速度に比べて10分の一以下に下がってしまいます。
それでも、コンベンションの時など回線が混雑しているところではT-Mobile(Simple Mobile)の2G回線接続でも、利用者が少ないので回線が繋がりにくいことは無かった、という報告もあります。
来年1月のラスベガスでのCES(Consumer Electronics Show)では、T-Mobile/Simple MobileのSIMも用意して行き、検証したいと思います。
(これまで毎年、AT&TやVirgin Mobile USAはCESでは繋がらなかったことが多いです。)
現在、使用しているSony Ericsson Xperia X10はT-Mobileの1700Mhzに対応するUnbrand、Unlockの携帯です。Amazonで購入しましたが、他のonlineストアでも同じような金額で購入できます。一応H(3.?G)でEdgeの数倍のスピードです。
AT&TのXperia X10とは違いAndroid 2.1にUpdateしており、この夏には2.3にUpdateする予定です。
新製品Xperia Arcが発売され始めましたが、こちらは1700Mhzに対応していないようですので、当分Xperia X10を使用すると思います。
管理人 返信:
2011年4月11日 2:27 PM
アメリカ国内でT-Mobile USA用に販売されている3Gスマートフォンであれば、それをSIMアンロックしてSimple Mobile SIMで使用可能です。
T-Mobile USA用の携帯は、比較的容易にSIMアンロック・コードが入手できます。(有料ですが。)
また、T-Mobile USAのポストペイドの客には、割と簡単に無料でSIMアンロックしてくれるらしいです。(契約期間とかの条件はあるらしいですが。)
もちろん、もともとSIMフリーで販売されているNexus One(T-Mobile用)やNexus Sを使う方法もあります。
あと、中国・香港では、中国国内の製造工場から横流しされたT-Mobile USA用携帯がSIMフリーで販売されているそうです。中国語のアンドロイドOSが入っていることがあるらしいですが。
ま、そう言うのはありますが、ここでは米国外からアメリカへ来てプリペイドSIMを使う人を主に念頭に入れて書いているため、一般に『アメリカ国外』で販売されている携帯ではT-Mobile USA用の周波数に対応している3G携帯は少ないので注意してください、と言うのがポイントです。
アメリカで日本で買ったiPhoneを使おうと試行錯誤しています。SIMはsimple mobileのプリペイドです。
以前、iPhone 3GSのSIMロックを解除する際に、iTunesのアップデートを誤ってしてしまって、使い物にならなくなってしまいました。今回は成功させたいので相談させて頂きます。かれこれ1ヶ月ぐらいいろんなサイトを彷徨っています。今回試しているのは日本で買った3GのiPhoneです。アドバイス頂ければ有り難いです。
Simple mobile SIM アクティベート済み
iPhone: 3G (iOS ver. 5.1.1) 脱獄&アンロック済み
http://www.unlockit.co.nz も試しました。APNとMMSの設定も手動でもしてみました。
管理人 返信:
2013年3月3日 8:03 AM
iPhone 3Gは、iOS 4.2.1までしか入れられないのですが・・・
iPhone 3Gsですか?
モデムファームウェアのバージョンは、何ですか?
Ultrasn0wは、iPhone 3Gs/モデムファームウェア05.13.04(iOS4.0.2の時のモデムファームウェア)までと、モデムファームウェア 06.15.0(iPadのモデムファームウェア)しか対応していませんが。
それ以外のモデムファームウェアならば、SIMロック解除できません。
もし、モデムファームウェアが対応バージョンでありながらトラぶっているなら、CydiaからUltrasn0w Fixerのインストールは試しましたか?
SND 返信:
2013年3月3日 4:17 PM
返信ありがとうございます。
モデルMC132Jなので、3GSでした。根本的なところで勘違いしていました。すみません。
モデムファームウェアのバージョンは05.16.05です。問題はそこのようですね。
SND 返信:
2013年6月3日 4:34 AM
お久しぶりです。ついつい諦めきれず。
ベースバンド05.06.05をiPadのベースバンドにを変えて、その後Redsn0wの0.9.14b2で05.13.04にダウングレードすることが可能(注3GSの製造日)のようですので試してみます。
http://hissidesu.seesaa.net/article/276158113.html
二台目の文鎮になりませんように。。。
管理人 返信:
2013年6月3日 6:03 AM
旧ブートROMだと、iPadベースバンドから05.13.04にダウングレードは問題無いですが、新ブートROMだとshshが保存されていなかったらどうなるか・・・ですね。
旧ブートROMのiPadベースバンドから05.13.04へのダウングレードはやったことがありますが、あまりにもあっけなく終わって、スクリーンショットも撮る暇が無かったので、記事にしていません。
そのiPhone 3GsはAT&T版だったので、その後最新iOSにアップグレードして、AT&TにリクエストしてSIMフリーにしましたが。
したがって、05.13.04でのultrasn0wでのSIMロック解除は、私も試していません。(はるか昔にはやったんだろうな・・・でも、覚えていない。)
SND 返信:
2013年6月8日 1:07 PM
おかげさまで成功しました。
仰る通りあっけないほどシンプルでした。
SND 返信:
2013年6月3日 4:36 AM
訂正:
誤05.06.05
正05.16.05
simフリーのiphoneを利用しており、simplemobileのsimカードを買いました。
webで登録をし、クレジットも引き落とされているのですが、エラー(接続が成功しません)と
なってしまいます。
カスタマーセンターに問い合わせようにも英語が不自由なのと、電話がありません。
どうしたら良いでしょうか?
管理人 返信:
2013年5月29日 11:34 PM
SimpleMobile用にAPNを設定しましたか?
http://www.simplemobile.com/wps/portal/home/support/phone-programming
参照。