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アメリカでキャリアの許可無くSIMロック解除できなくなるのは、アメリカで今日(2013年1月26日)から購入する携帯だけです。
既に
(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。 – 2012年10月27日
で報告しているように、本日からアメリカで購入する携帯で、購入時に既にSIMフリー(Unlocked)でない携帯は、SIMロック解除する場合には、購入した携帯の対応キャリアに申請してSIMロック解除しないといけなくなります。
昨日までに購入した携帯に関しては、もちろんキャリアに申請しても無料でSIMロック解除してもらえますが、SIMロック解除業者が対応してくれれば、有料でその業者の提供するアンロックコードやIMEI Factory Unlockサービスを利用できます。
また、このアメリカ著作権法の付標改訂により、SIMロック解除業者のサービスに変化が出たり、廃業するSIMロック解除業者が出て来るかどうかは、しばらく今後の動きを見てみないと分かりません。でも、まあ、どうせアメリカ国外でアメリカ向けサービスを継続するSIMロック解除業者は残るでしょう。
以下、「キャリアに申請してSIMロック解除をしてもらう場合」のアメリカの各キャリアのSIMロック解除基準を表にまとめてみました。
キャリア | 申請条件 | 費用 | 台数制限 |
AT&T iPhone以外 |
申請者がAT&Tと契約中、または過去に契約があって解約した。 (現在、または、当時の電話番号が必要。) 【その他の詳細条件、不明】 |
無料 | 1年間に1アカウント5台まで。 |
AT&T iPhone |
申請者がAT&Tと契約中、または過去に契約があって解約した。 (現在、または、当時の電話番号が必要。) 2年束縛契約割引で購入した場合には、束縛期間が満了していること。 または早期解約料を払って解約すること。 または2年束縛契約せずに、割引無しで定価で購入すること。 iPhoneを自分で購入したことが証明できること。 (購入時のレシートの証明を要求されることがある。) 申請時にSIMロック解除したい端末をAT&T通信回線で使用している必要は無い。 |
無料 | 1年間に1アカウント5台まで。 |
T-Mobile USA | 申請者がT-Mobileと契約中の場合: 契約後60日(プリペイド)または40日(ポストペイド)経っている事。(端末購入日からではない。) 申請時に少なくとも24時間、SIMロック解除したい端末をT-MobileのSIMで使っていること。 プリペイドは残高が$10以上あるか、直近1ヶ月以内にトップアップしていること。 申請者がT-Mobileと過去に契約があって解約した場合: 解約後に残債が無いこと。 |
無料 | 最後のSIMロック解除リクエストから 90日以上経過していること。 |
Verizon | 申請者がVerizonと契約中。 契約後60日経っている事。(端末購入日からではない。) 滞納・支払い遅延などが無いこと。 Unlockできるのは、GSM/W-CDMA/LTEモードのみ。 申請時にSIMロック解除したい端末をVerizon通信回線で使用している必要は無い。 ただし、一度はVerizon回線でアクティベート(登録)されていること。 |
無料 | 1年間に1アカウント2台まで。 |
Sprint | 申請者がSprintと契約中。 契約後90日経っている事。(端末購入日からではない。) 滞納・支払い遅延などが無いこと。 Unlockできるのは、GSM/W-CDMA/LTEモードのみ。 |
無料 | 【台数制限不明】 |