アメリカでVerizon(CDMA)版iPhone 4を2011年2月3日に予約注文した人の大方が、月曜日の2月7日に宅配配達で受け取った数時間後、それを分解して中の部品を調べて報告するニュースが出ています。
http://www.ifixit.com/Teardown/iPhone-4-Verizon-Teardown/4693/1
この中で注目されているのが、CDMA版iPhone4で使用されている通信チップは、実はW-CDMA(GSM)とCDMA2000 と両方が使えるQualcomm社のチップだった、ということ。
すでにこのQualcomm社のチップを使っているW-CDMA(GSM)/CDMA2000 両方式対応の携帯には、モトローラDroid ProやVerizon/Sprint社用のBlackBerryがあります。
たとえば、Droid Proの通信仕様は
3G CDMA2000 EVDO Rev. A 800/1900MHz
2G GSM 850/900/1800/1900MHz
3G W-CDMA 850/1900/2100MHz
Verizon版iPhone4ではこのQualcomm社の通信チップのGSM/W-CDMA機能は有効化されていないし、SIM挿入のスロットもありません。
しかし、次期iPhone 5では、1台でVerizonにもAT&Tにも使える、(日本であれば、ソフトバンクにもKDDI by auにも使える)iPhoneになる可能性もある、とアナリストは見ています。
IDC(International Data Corporation)の調査によると、2010年第4・四半期において、初めてスマートフォンの全世界出荷台数がパソコンの全世界出荷台数を上回った、・・・と電子版Fortune誌は2011年2月7日の報道で伝えています。
元記事は↓ここ
Industry first: Smartphones pass PCs in sales
同期のスマートフォン全世界出荷台数は1億台に達し、PC(デスクトップ/ノートブック共)出荷台数の9200万台を超えました。
スマートフォンが出現して短期間の間に、このようにPC出荷台数を超えてしまうということは、ユーザーがモバイルでウェブやメールなどを使うことが多くなっていることを示し、日常の仕事や生活の変化も起こっていることが推測されます。
なお、この統計には数千万台といわれるiPadなどタブレット端末や、iPod Touchは含まれていません。
これらを含めると、更にモバイル端末の生活への重要度が急速に上がっていることが伺われます。
Verizon社のiPhone4発売開始、アンドロイド3.0タブレット発売が間もない・・・ということで、アメリカ携帯会社は各社とも顧客獲得、そして、既存顧客の流出を防ぐために、新製品のニュースがこのところひっきりなしに出てきます。
アメリカSprint社は、2011年2月8日、2画面アンドロイド(2.2)携帯をこの春(3月?4月?)に発売すると発表しました。
この携帯は、Kyocera(Sanyo) Echoと言い、3.5インチの画面を2枚持っており、折りたたんだ普通の状態では1画面スクリーンのアンドロイド2.2携帯、広げると2画面別々に違うタスクの画面を表示するか、大きな1スクリーンとして画面を表示することも可能。
同時にマルチタスクが出来るというのは、便利でしょう。
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