Sprint/Virgin Mobile USA/Boost Mobile、Sharp Aquos Crystal発表


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Sprintグループのアメリカでの公式Sharp Aquos Crystal発表がありました。
【Sprint】Sharp’s First AQUOS Smartphone Comes to the U.S. – Sharp AQUOS Crystal Arriving Exclusively at Sprint, Boost Mobile and Virgin Mobile - 2014年8月19日

■ Sprintでは、ポストペイド、契約期間束縛無しで$240で販売。ただし、契約は必要。(15日~1ヶ月で解約可能。)
頭金$0(消費税分は購入時に支払う。)、月$10で24ヶ月払いが可能。解約時には、残債の完納が必要。
2年契約価格は発表されていないようですが、この「定価」なら、2年契約だと端末代金は無料でしょう。
色は白と黒。 予約は本日から、販売は2014年8月29日から。 発売日は未定(近い将来)。

■ プリペイドのVirgin Mobile USAでは、端末代金$149.99で販売。
販売開始日未定。
色は黒のみ。

■ プリペイドのBoost Mobileでは、端末代金$149.99で販売。
販売開始日未定。
色は白のみ。

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Sprintの新プラン、Sprint Family Share Packの詳細解説。


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昨日発表されたSprintの新プラン、Sprint Family Share Packは、「10回線まで(何回線加入しても)、月$100で固定(プラス、連邦税・地方税)」というところが大きく注目されています(よね?)ですが・・・

条件がいっぱい付いているんですね・・・

実は、基になる基本料金表は、以下なんですね。

●1 共有データ容量料金
 - 600MBまで月$20
 - 2GBまで月$25
 - 4GBまで月$40
 - 8GBまで月$70
 - 12GBまで月$80
 - 16GBまで月$90
 - 20GBまで月$100
 - 32GBまで月$130
 - 40GBまで月$150
 - 60GBまで月$225
 - 使い放題は、提供無し

●2 端末ごとのプラン加入料金(携帯)・・・通話カケ放題・テキストし放題分だと思えば良い。
 - 契約期間束縛が無く、端末定価購入(分割払い有り)または持ち込みの場合で、600MB~16GBまでの共有データプラン加入契約の場合は、端末1台当たり月$25
 - 契約期間束縛が無く、端末定価購入(分割払い有り)または持ち込みの場合で、20GB以上の共有データプラン加入契約の場合は、端末1台当たり月$15
 - 2年契約で、端末割引購入の場合で、共有データプランの容量に関係無く、端末1台当たり月$40

●3 タブレットとモバイル・ルーター(ポケットWiFi)を追加する場合
 - タブレット、1台当たり月$10 
 - モバイル・ルーター(ポケットWiFi)、1台当たり月$20 

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Sprintの日本でのデータ通信国際ローミングが、International Data Pack Add-on割引が使えるようになっていた。


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Sprint携帯(スマホ)での日本での国際ローミングは以前までデータ通信の割引が適用されず、1KBあたり$0.004(100MB使うと$409.60)という完全度数制でしたが、それが国際データ通信割引(International Data Pack Add-on)の割引が使える国のリストに追加されていました。
【Sprint】International Roaming – Search Coverage Areas
で「Country」を「Japan」に選択して下さい。

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Hilton Hotelの事前チェックイン/部屋選択が、全Hiton HHonor会員に開放開始


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先日紹介したHilton Hotelの事前チェックインの情報で、
Hilton Hotelが年内にスマホで部屋選択・チェックイン、来年からはスマホがルームキーに – 2014年7月29日
当初はGoldとDiamond VIP会員のみが事前チェックインと部屋の選択が出来ましたが、

昨日のアプリ・アップデートから、Hiton HHonor全会員ができるようになりました。

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アメリカ、スマホ・ポストペイド月通信料金、最低料金プラン比較(2014年8月17日現在)


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さて、すでに以前書いている内容ではありますが、
T-Mobile USがポストペイド最低料金プラン$40を追加。 – 2014年4月10日
再度各社のプランを精査し、アメリカ4大キャリアのスマホ契約(フィーチャーフォンではない)のポストペイド月通信料金の最低料金プランを比較します。
通話はすべて「アメリカ国内カケ放題」、テキスト(SMSメッセージ、ショートメッセージ)も「し放題」。違うのはデータ通信容量のみ。
日本と違って、これと別途に「月基本料金」とか「プロバイダー(ISP)料金」なるものは発生しません。
この料金以外に請求されるものは、連邦税と地方税のみ。それらは請求先の市によって違い、筆者のところでは合計約13%です。

Sprintは今週にも破格的な通信料金を発表するそうですが、これらと比べてどんな料金を出してくるのでしょう?
少なくともエントリーレベル(データ通信低容量)で「(通話、テキストとの)コミコミ」$30台の価格でないと、「画期的、破格的」価格とは言えないでしょう。データ通信使い放題も、「(通話、テキストとの)コミコミ」で$50~$60であって欲しいところです。

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Sprint株は、「買い」か「売り」か


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CEO交代となったSprintですが、そのSprint株に関して今、「買い」か「売り」かの判断は、株アナリストでも相反する意見があるようです。

■ 「売り」

SprintがT-Mobile US買収を断念したため、今後のSprint成長は次の点の改善に賭けられています。
● 現在進行中の都市部のネットワークアップグレードを完成すること
 - まだデンバー(一部通信基地のインストールが始まったものの、公式完成発表とはなっていない。)、サンフランシスコ、ホノルル、などの大都市でのLTE化が進んでおらず、他州の加入者のネガティブコメントを抑えるには、まず、大都市でのLTE化を100%完成するのが先決
 - その後、
 - - iDen停波によって空いた低周波数800MHz、
 - - すでに700MHz A(Band 12)使用権を獲得している郊外ルーラルエリア携帯局との協力によるローミング契約(ただし、この周波数はT-Mobile USも自社での買取り工作を進めているために、どれだけ広いルーラルエリア携帯局と協力できるかは未知数)を進める
 - - 来年(2015年)夏に開かれる予定の600MHz周波数使用権入札で低周波数を入札に勝って獲得し、自社で低周波数使用したLTE設置する

周波数1GHz以下の低周波数は、
 - 電波伝達距離が長く、国土の広いアメリカで郊外や砂漠・草原での電波充実するのに、少ない基地局で広い面積をカバーできるため、少ない投資でカバレッジを広く出来ます。SprintやT-Mobile USがVerizonやA&Tにエリアで負けている原因のひとつは、両社とも有効に使える低周波数使用権が無いことです。ただし、T-Mobile USは今年初めにVerizonから700MHz A(Band 12)の使用権を購入して全米約50%の地域をカバーできるようになります。そして、現在、更に他社からBand 12を買い付ける交渉を続けています。残念ながら、Band 12は5MHz+5MHzの狭い帯域でしか使えない(つまり、速度が遅い)のが、問題点です。
 -低周波数電波はビル内/建物内貫通力も強く、屋内での電波受信が受けやすくなります。加入者の屋内での使用を使いやすくするなら、低周波数使用権の獲得や更なる強化は、必要です。

しかし、これらの電波改善には、投資が必要です。

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【リマインダー】世界最大の家電ショー、CESの一般無料登録は、2014年8月31日まで


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毎年1月初めにラスベガスで開催される世界最大の家電ショー、CES、Consumer Electronics Showは、次回は2015年1月6~9日開催です。

いつものことですが、
● 一般参加は2014年8月31日までに登録すれば、無料。
● 2014年9月1日~2014年12月31日の間に登録すると、登録料$100。
● 2015年1月1日~当日の間に登録すると、登録料$200。

別に登録したからと言って必ずしも行く必要は無いので、参加するかもしれない方や、当日会場で通訳として引っ張られる予定の方、今月のうちに登録しておいたほうが良いですよ。

【CES】Attendee登録ページ

Sprintのポストペイド契約「Premium Data Add-on Charge」1回線当り月$10が陳腐化している現状


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こんなことは、現地で実際に加入している人間しかわかりません。
年に数回アメリカに取材に来る日本の携帯ジャーナリストで、現地で使うとしてもせいぜいプリペイド契約しか使わない人が、「アメリカにはちょいちょい行っていますので、現地の状況は把握しています。」って言われても・・・「う~ん!?」ですよね。

ドコモが「カケ放題(通話し放題)」プランを出すまで、アメリカの(ポストペイド)携帯の通話プランは、「月一定分数(例:月450分とか900分とか)までが定額で、それを超えると超過料金が徴収される。」と思っていた日本の携帯ジャーナリストが多かったように思うのですが、それは私の気のせいでしょうか?
ドコモ新料金「カケホーダイ&パケあえる」は、アメリカのキャリアの料金がモデル – 2014年4月11日

さて、Sprintの従来からのデータ通信使い放題プランには、スマホ1台当たり「Premium Data Add-on Charge」がスマホ1回線当たり月$10課金されます。
これは実はSprintが他社に先駆けてWiMAXサービスを開始していたころ(2010年ごろ?)からのチャージで、フィーチャーフォンと区別して、スマートフォンはデータ通信をアクセスするのにこの月$10の追加チャージが「強制で加入」されます。

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アメリカ4大キャリアのLTE(およびLTE&HSPA+)カバレッジマップ、2014年8月現在


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OpenSignal
【OpenSignal】トップページ
によるアメリカ4大キャリアのLTE、および(GSMキャリアであるAT&TとT-Mobile USは)LTEとHSPA+(アメリカ国内では信号が”4G”と表示される。LTEは”LTE”。)のカバレッジマップ。

画面は、同社のiPadアプリ”Coverage?”からスクショ撮影。このアプリのカバレッジ情報は、OpenSignalユーザーからの報告情報からではなく、各キャリア発表のカバレッジ情報を基にしていますので、注意。

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Sprint、通信料金引き下げを来週にも発表


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Sprintの新CEO、Marcelo Claure氏は就任4日目、Sprint社員との電話会議を開き、次の3つの点を差し当たりの改革のポイントとすることを社員に伝えました。

■1.通信料金を来週にも引き下げる
 - Claure氏はSprintの回線の質が悪いことを認め、ネットでのSNSのSprintの評判はネガティブなことばかりであることを指摘し、「回線の質が悪い場合は、質の悪さが気にならないほどに通信料金をまず破格的に下げ、価格面で競合他社に勝つことが先決である」ことを強調しました。新しい通信料金は、来週早々にも発表されるとみられています。
前CEOのHesse氏は、「まずは回線の質を上げてから、価格で競争すべきである。回線の質を上げるまでは、今の通信料金を下げることは出来ない。(キャッシュフローが悪化するため。)」という方針でしたが、2010年12月6日に発表された同社のNetwork Visionネットワーク網再構築/アップグレード計画が時間が掛かりすぎ、完成する前に加入者がどんどん他キャリアに逃げて行っているのが実情です。
Hesse氏は2007年12月17日にSprint Nextel社のCEOに就任し、就任前からのSprint/Nextel合併で生じた負債を抱え、そのなかでSprint社を破産(会社更生法適用)させずに浮上させてきた功績は認められるものの、長い間「Sprintを生き延ばすために保守的な金銭(キャッシュ)管理」をしてきたことが、昨年7月にソフトバンクに買収された以降も画気的で斬新な経営方針を提案出来ないでいたのではないかと思われます。
ソフトバンクに買収されてからこの13ヶ月間、買収直後にT-Mobile US買収の噂だけが長い間飛び交い、Sprintの本質的な改革が進まなかったのは、時間の無駄使いだったと今は後悔されます。
なお、通信料金の引き下げは、直近的には減収/減益(赤字拡大)を意味します。

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