SquareがEメールで個人から個人へお金を送る方法、Square Cash、を発表


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クレジットカード決済処理を簡単化し、「個人でも出来るクレジットカード決済」でおなじみのSquareが、Eメールで個人から個人へお金を送る方法、Square Cash、を一般リリースとして発表しました。
このサービスは既に今年2013年5月から、試験的に一部の法人ユーザーなどで試験運用されていました。

Square Cash ホームページ
【GogaOM】Square launches Cash, a peer-to-peer payments service that’s incredibly simple to use – 2013年10月15日
【TheVerge】Square Cash lets anyone with a debit card send money instantly over email – 2013年10月15日

このシステムでは、支払いする側、支払いを受ける側が事前にSquare Cashに
● Eメールアドレス
● 銀行口座とリンクされているデビットカード番号
を登録するだけです。

支払う時は、Eメールの・・・
● To欄に、支払いたい相手のEメールアドレス
● CC欄に、Square CashのサーバーのEメールアドレス、[email protected]
● Subject(件名)欄に支払いたい金額(USドル)
● Eメールの本文には、何を書いてもかまいません
を記入し、Eメールを相手に送信します。

■ 支払う側と、支払いを受ける側が既にSquare Cashに登録している場合には、
一定の時間後、支払う側の銀行口座(デビットカード)から、支払いを受ける側の銀行口座(デビットカード番号)に指定の金額がトランスファーされます。

■ 支払いを受ける側がまだSquare Cashに登録していない場合には、
(1)支払いを受ける側に、「Square Cash」に登録するよう、SquareからEメールが送られます。
(2)登録が完了すると、支払う側の銀行口座(デビットカード)から、支払いを受ける側の銀行口座(デビットカード番号)に指定の金額がトランスファーされます。

このように、相手のEメールやドレスと金額だけで、送金が出来る簡単さが、Square Cashの特徴です。
夜中や週末でも銀行へ行かずに送金が出来、受け取ったほうも自分は何もしないで口座に預金出来ます。
ただし、基本サービスでは支払いできる金額は1週間に$250まで。追加で個人情報(生年月日、ソーシャルセキュリティ番号、氏名、など)をSquareに登録すると、1週間に$2500まで送金できるようになります。

また、現在のところ、送金手数料は無料だそうです。(いつまでも手数料無料が続くとは思えませんが・・・)

送信側のEメールアドレスが盗難されて悪用されることもあると思いますが、Squareでは、「『Square Cash Eメール送金』のEメールが送られると、その瞬間に送信側の携帯にSMSテキストメッセージを送る仕組みになっているので、誤操作や悪用された場合には、すぐにSquareに連絡して送金を止めることが出来る。」と説明しています。

日本でもクレジットカード個人決済を今年からサービス開始したSquareですが、「資金決済法」の実施されている日本ではPaypalのDonation(寄付)ボタンも使えないので、さすがにこのSquare Cashは「合法」な決済方法とは認められないでしょう。



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