SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800


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■現在地報告SMSメッセージを受ける

ハードウェア初期設定が完了したので、やっとGPS Tracker GT-1800が使えるようになりました。

GPS Tracker GT-1800の電源が入っていれば、設定したReporting Interval間隔で、Administrator Phone #1(と、SOS Phone #2~5にも電話番号を入力していれば、その番号にも)に、位置情報がSMSテキストメッセージで送られてきます。
情報は、GPS Trackerの装置名と、バッテリー残量と、Googleマップの緯度・経度座標です。

 

テキスト中のリンクをクリックすると、Googleマップが開き、その緯度・経度の住所が表示されます。

 

Googleマップの設定次第では、衛星写真の表示も可能です。

 

建物内など、GPS衛星の信号が装置に届かない場所では、携帯基地局の場所(CELL)と、最後に確定されたGPS衛星による緯度・経度(GPS)と、そのGPS位置確定の時刻(今より何分前か)が送信されます。
「CELL」のリンクをクリックすると、基地局の位置が地図で表示されます。

 

何らかの理由でGPS TrackerからのSMSメッセージでの位置情報の通知が止まった場合は、このGPS TrackerのSIMの電話番号に「Position」という文章のSMSメッセージを送ると、GPS Trackerから現在地を教えるSMSメッセージが返ってきます。(もちろん、携帯電波の通じる場所で無ければなりません。)

 

SMSメッセージ送信を一時的に止めたい場合は、このGPS TrackerのSIMの電話番号に「Stop」という文章のSMSメッセージを送ると、GPS Trackerから「Stop OK」というSMSメッセージが返ってきて、GPS TrackerからのSMS送信が止まります。

 

SMSメッセージの送信を再開したいときは、「Start」という文章のSMSメッセージをこのGPS TrackerのSIMの電話番号に送ります。

 

「Start OK」という確認SMSメッセージが返ってきて、少しすると最新の位置情報をSMSメッセージで送ってきます。

 

位置が長い間変わらないで装置が静止している場合や、GPS衛星の信号を受けられないような建物内に入った場合は、SMS送信が止まるようです。
再開するには、「Position」というSMSメッセージをGPS Trackerに送信すると、位置情報を返信してくれます。
 
 

定期的報告

上記に書いたように、ハードウェア設定の「Reporting Interval」の設定間隔で、SMSテキストで位置情報を、指定された1~5の携帯電話番号に送信します。

 
 

オンデマンド報告

上記に書いたように、GT-1800のSIM電話番号宛にSMSテキストメッセージ「Position」を送ると、現在地をSMSテキストで返信してくれます。

 
 

緊急時報告

緊急事象(SOSイベント)が発生したときに、GT-1800は自動的に指定された1~5の携帯電話番号にSMSメッセージを送信します。
SOSイベントとは、
 ●GT-1800のSOSボタンが押された
 ●GT-1800が急に高度が落下した(持っている人が倒れたと仮定)
 ●指定したGeofenceの外に出た
 ●指定したGeofenceの内側に入って来た
 ●バッテリー残量が少なくなってきた
です。


 


 


 
 



――<●>――
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「SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800」への4件のフィードバック

  1. こんにちは。
    管理人さんがGPSにお詳しいようなので 質問します。ロガーに語りかけたりロガーが喋りだす発想にたったとき
    MotionX GPS 利用は可能でしょうか?目的地誘導のナビゲーション利用というよりはハイキングでのお花畑ポイント
    の記録に使いたいのです、具体的にはキノコ狩や、ビックトロール(海上なので問題があるカモ)での事後の軌跡解析にiphone利用は音声にもデータ処理にもできそうなのですが。
    こちらのブログに感化されてiphoneはワールドウイング対応させています。アイデアがあればお力添えお願いします。

    管理人 返信:

    MotionX GPS(カーナビアプリの「MotionX GPS Drive」ではない・・・)には、外部の別の携帯に反応する機能はありませんね。

    通常、外部の別の携帯が、あるiPhoneなどの位置を知るには、InstaMapper社の「GPS Tracker」などのそれ用のアプリがあって、定期的(何秒・何分かおきに)にInstamapperのウェブサイトに位置を表示するので、それを他のPCなどから見ることは出来ますね。
    しかし、これは、MobileMe(iCloud)の「Find iPhone」と同じ機能ですね。
    しかも、InstaMapperの「GPS Tracker」は、本人がそのアプリを起動していないと、位置がわかりません。「Find iPhone」はMobileMe(iCloud)のアカウントさえ設定しておけば、アプリを起動しなくともiPhoneの位置がわかるので、InstaMapperの「GPS Tracker」よりも使いやすいと思います。

    話が遠回りしましたが、「ハイキングでのお花畑ポイントの記録に使いたい」というような使い方は、いくつかあると思いますが・・・

    方法1.もっとも、原始的で簡単な方法は、「訪問した場所で、iPhoneやスマートフォンを使って、写真を撮る。」です。
    iPhone/スマーフォンで撮った写真にはジオタグが付いているので、写真を撮った緯度・経度・時刻が写真ファイルに保存されています。
    撮った写真を、iPhoneの場合は無料アプリの「Koredoko」(たぶん、まだ無料だと思う)で表示すれば、地図上で写真の位置・緯度経度・住所・撮影日時が判ります。
    これで、訪問地の記録にはなります。
    同じような目的には、Evernoteも使えます。

    この方法の問題は、「訪問経路は記録できない。」・・・記録は、「点」だけの記録になることです。
    また、たとえば企業への訪問時など、到着時に写真を撮り、済んだら写真を撮る(そのときの写真は、実は、何でも良い。ピンボケの、床の写真でも構わない。目的は、日時と緯度・経度を記録するだけなので・・・)なのですが、時として忘れることが多い、そして、状況によってはそのときに写真を撮りにくい場合がある、と言うのが問題点です。

    方法2.
    iPhoneを含むスマートフォンのGPSロガーアプリを使う方法。
    方法1.で初めに記録を取ろうとしたのですが、会議の前や後に写真を撮ることを忘れることが多く、スマフォのアプリが役に立つのではないかと思い、現実に私も「MotionX GPS」を含むいくつものGPSロガー・アプリをダウンロードしてインストールして使ってみましたが・・・
    欠点は、
    (1)自分でそのアプリを起動しないと、記録が始まらない。記録開始を忘れることがある。
    (2)スマフォは外出中は他の目的にも使うので、間違ってスマフォ操作中にGPSロガーアプリを止めたり、メニューをいじって、自分が気が付かないうちに記録を停止していることがある。
    (3)スマフォを色々な使い方をしていると、一日バッテリーが持たないことがあり、その日のおしまいのほうの記録が取れないことがある。
    ということがあり、結局、うまく使いきれませんでした。

    方法3.
    GPSロガー専用機を使う。
    方法1⇒方法2と変遷したあと、「1日朝から晩まで放置しておいても、自動的に位置の記録をしてくれるものは他にないか・・・」と思い、ネットを探して、i-gotU GT-600に出会いました。
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=3196
    これだと、「他のアプリや携帯をいじっている間に、GPSロガーアプリを止めてしまう」危険は無く、しかも、小さいのでポケットやかばんに入れたり、仕事で使う場合は紐で首に吊るしてシャツの下に隠しておけます。
    室内に長く居るとGPS電波が届かないので、スリープ状態に入り、その後外へ出ても記録が再開されないことがあるようなので(設定の問題かもしれないが・・・)、時々、電源が入っているかどうかの確認は必要ですが、それ以外は何も気にせず、数日間(3-5日)は放置しておいてもGPS位置を記録し続けてくれます。
    これは、万歩計を朝起きたときに腰に付け、夜まで放置しておくのと同じような感覚で、朝起きたらi-gotU GT-600をポケットに入れて、一日の行動の記録が出来ます。

    なお、このページで紹介しているi-gotU GT-1800は、家族などに持たせたり、家族の運転する車に入れておいて、自分が家族や家族の車の位置を知るの目的用で、自分の行動の記録用は主目的ではないです。(自分の行動記録にも使えますが・・・)

    結論:
    方法3.のGPSロガーをポケットやかばんに一日中入れておき、必要に応じて方法1.でiPhone/アンドロイドなどでジオタグ付きの写真を撮るのが、一番良い方法だと思い、自分はそれを実践しています。

    +81 返信:

    了解です、やはり日々の積み重ねというかコメントを何度も読み返してみてジオポイントの積み重ねなのかなと。スントとかガーミンの日本語化の風潮にどこか横着な思いが伝わってしまったかなと。ios5になって俄然便利にはなりましたがiphoneひとつで決まりというものでもなさそうです。
    ダブルコール,恐縮でした。

    ドコモがソフトバンクの向こうを張って地味にキャンペーンを打っているのでこの機にエバノートというほどドコモ陣営の端末群に(BBを除いて)魅力を感じませんがクラウド利用も視野に工夫してみることにします。

    お応えありがとうございました。

    管理人 返信:

    あと、書くのを忘れましたが、・・・

    Evernoteは写真だけでなく、音声記録(録音)もたぶんジオタグ付きで保存できるのではないですか?

    自分はEvernoteはダウンロードはしたものも、日常的には使っていないので、確実な情報ではありませんが・・・
    Evernoteは、訪問したときにその場での感想や、他の人との会話の内容を記録して、それを「位置の点情報」と結びつけて保存は出来ると思います。

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