Skyroam Gmate(同時デュアルSIM装置)の使用報告、その1:iPhone編


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目次:
パッケージ・本体の説明・・・このページ
Skyroam Gmateアプリのインストール・・・ページ 2
Skyroam Gmateアプリの初期設定 - Bluetoothのペアリング・・・ページ 3
音声通話 着信・発信・・・ページ 4
SMSメッセージ・・・ページ 5
Skyroam GMateを介してインターネット接続・・・ページ 6
その他の設定画面・・・ページ 7
感想・・・ページ 7


 

Bluetooth型2G GSM携帯ドングル – 2011年10月1日
で紹介した、Bluetoothを使った2G GSMデュアルSIM(2nd SIM)同時電話・SMS・ネット装置、Skyroam Gmateの使用報告、その1:iPhone編、です。

この装置は、2G GSMのネット(パケット)接続可能な携帯電話機能を持ち、母艦のiPhone/iPod Touch/iPad/アンドロイド携帯とはBluetoothワイヤレス・ネットワークで接続され、画面とキーパッドは母艦にインストールしたアプリを使い、操作します。

基本コンセプトは
iPhone 4用同時着信デュアルSIM装置、2Phoneを使ってみた – 2011年9月19日
で紹介した2Phoneと同じですが、

1.2PhoneはiPhoneのドックコネクターを介して母艦とコミュニケートしているが、Skyroam GMateはBluetoothワイヤレス・ネットワークを使う。

2.2Phoneは本体(ケース)の形からiPhone 4に使用が限定されるが、Skyroam GMateは母艦との物理的接触ポイントが無いので、全てのiPhone/iPod Touch/iPad/アンドロイド携帯/アンドロイド・タブレット端末で使用できる。(ただし、iPhone/iPod Touch/iPadは脱獄されている必要がある。)
つまり、もともと通話機能の無いiPod Touch/iPad/アンドロイド・タブレット端末にも、電話機能を追加できる。

3.2Phoneは通話とSMSのみだったが、Skyroam GMateは通話とSMSのほかに2G Edge/GPRSネットワークが使用できる。つまり、母艦デバイスは、Skyroam GMateの2G Edge/GPRSネットワークを介してネットに接続できる。
要するに、iPod TouchやWiFiオンリーモデルのiPad/アンドロイド・タブレット端末でも、戸外で2G GSMでネット接続が出来る。

残念ながら、Skyroam GMateは2G GSM(クアド・バンド)にしか対応していないため、日本および韓国では使用できません。(この2カ国には、2G GSM電波を使用している通信会社が存在しないため・・・)
しかし、それ以外の国では使用可能です。

なお、2G GSM電波を使用したEdge/GPRSネットワークの速度は、最大250Kbps程度の速度しか出ません。
メールの送受信はそれほど苦にならないでしょうが、画像の多いウェブサイトへの接続にはかなりストレスの多いアクセスとなるでしょう。

■パッケージ・本体

パッケージは、iPhoneの箱ぐらいの大きさ。

 

中にはGMate本体、ストラップ、マイクロUSBケーブル、使用説明書と1年間の保証書。

 

本体の大きさは、縦8.2センチ、横4.6センチ、厚さ1.4センチ、重さ48.2グラム。

 

 

中から出して、GMate本体の右側面のカバーをずらして、SIMを挿入します。(標準SIMが挿入できます。)

 

反対側(左側)の側面には、充電用のマイクロUSMポート(上)、リセット用穴(真ん中)、電源スイッチ(下)があります。

 

電源スイッチを3秒長押しして離すと、本体正面上のLEDが一瞬、緑色に点滅し、電源が入ります。

 

電源の入った状態で、電源スイッチを3秒長押しして離すと、本体正面上のLEDが、赤色変わって、数秒後に消え、電源が消えます。

 
 



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