今年のCES(Consumer Electronics Show)のTVメーカーさんの「目玉商品」は、(次世代)スマートTV。SamsungはSmart-Hubと呼んでいるようですが、一台のTV画面に複数のスクリーンが出てきて、TVを見ながら主演俳優の説明を読んだり、番組に出てくる商品を調べて買ったり、友達とツイートしたり、それぞれのスクリーンで番組に関連した他のことが出来るというもの。
実は筆者はこのTVを見て、「音楽の一部を聴いて、その曲名と歌手を教えてくれる」アプリ、Shazamを思い出しました。
今、Shazamは「音楽の曲名と歌手を当てる」だけでなく、「放送中のTV番組まで当ててしまう」のです。
もちろん、アメリカだけだと思いますが・・・
筆者が初めてこの事に気が付いたのは、2012年11月1日の第46回CMA(Country Music Association)アワードのTV放送中。カウントリー・ミュージックが嫌いではない筆者が、たまたまチャンネルを変えている最中に通りがかったCMA Award表彰式放送中に、ゲストが演奏していた音楽のタイトルを知りたくて、iPhoneのShazamアプリで音楽を「キャプチャー」し、曲名と歌手(グループ)を知ろうとしたら・・・え? いつもと結果の出力の出方が違うんです。
ただ曲名と歌手名、CDアルバムの表紙画像だけを期待していたら、画面表示には「CMA Award番組始まってxx分後、曲名:xxxx、Singer:xxxx」という出方をしていました。しかも、アルバム表紙画像が出るはずの画面の場所には、TV番組の途中らしい画像(静止画像ですが・・・)が出ます。
「え? TVの番組まで判っちゃうのか?」とその時には思って、驚きました。
“Shazam(音楽の一部を聞いて曲名と歌手を教えてくれるアプリ)が、TV番組名も教えてくれる” の続きを読む
US BankがiPhone 4/4Sユーザー向けに、同銀行発行のVISAカードでの支払いをNFC内臓のiPhoneケースで出来るサービスを始めたようです。
US Bank launches NFC iPhone case for Go Mobile payment service – 2013年1月14日
「うちもUS Bankだから、使えるものなら是非・・・」と思って調べると、なんだ、まだオレゴン州ポートランドとユタ州ソルトレイクのみが対象。
しかも、「NFCが出来るiPhoneケースって、どんなのか?」と思ったら、ケースに仕掛けがあるのではなく、ケースの横に差し込むマイクロSDカードに仕掛けがありました。NFC内臓のマイクロSDカードを使うんだと。
US Bank Go Mobile Payment Service
もうちょっと調べたら、NFC内臓のマイクロSDカードって、2011年夏ごろから出てきていて、2012年1月のCESで数社が発表していたんですね。私が遅れていました。
Moneto NFC microSD to bring contactless features to any Android phone – 2012年1月11日
もちろん、携帯本体(この場合はiPhone)には専用アプリをインストールし、NFC内臓マイクロSDカードとコミュニケートしてNFC支払いを行います。
なんだ、こうすれば、NFCをiPhoneやアンドロイド携帯本体に機能として組込む必要が無いし、NFC機能のもともと無い端末にも後付けでNFC機能を追加できるんですね。
CloudOn 3.0が2012年12月20日にリリースされて、日本語入力がまた復帰したことを前に書きました。
【速報】CloudOnがv3.0.0にアップデート、漢字入力が帰って来た。でも、句読点がまた真ん中に・・・ – 2012年12月20日
ところが、本文部分の句読点が真ん中に表示される「台湾フォント(PMingLiU)」が日本語キーボードでデフォルトになっており、問題であることも指摘しました。
先週金曜日2013年1月11日にCloudOn 3.0.1がリリースされたので、期待して早速ダウンロードして使ってみましたが、問題は直っていませんでした。
日本語キーボードの直上の漢字変換部分のフォントはMS明朝なんですが、本文側のフォントが台湾フォントです。
早速CloudOnの担当者にメールを出して苦情を伝えたところ、「実は、3.0.1ではまだ日本語フォント問題は修正していない。それよりも優先度の高いバグを先に修正したものが、3.0.1。」と言う事でした。彼らも問題は認識していますが、修正はまだ先のようです。
Hello,
Thank you for reaching out again, we are still working on the default font for Japanese keyboard, to better support the Japanese language. This is a backend feature, and will not be tied to a version release on the AppStore, but I would like to assure you that we are working towards a resolution to this very shortly.
Thank you again for all your feedback and support, we sincerely appreciate your help in identifying the issue we still face with regards to Japanese support.
I will personally keep you posted on any development on this improvement.
Best regards,