LTEに非対応なAT&T版のオリジナルiPad(iPad 1)またはiPad 2のSIM(プリペイドプラン)を持っている人が、LTE対応のiPad 3(新iPad)、iPad 4(新・新iPad)またはiPad Miniを購入した場合に、古いiPad 1/iPad 2のプリペイドプランを購入したばかりの新しいiPad/iPad Miniに移行する手順です。
古いデバイスに入っているSIMに割り当てられているまだ有効なプランを、新しいデバイスに移行することは、可能ですが、注意する点が一つあります。
それは、古いデバイス(iPad 1/iPad 2)に挿入されているSIMはLTE対応ではないため、そのままSIMを入れ替えただけではiPad 3/iPad 4/iPad Miniでは使えない、と言うことです。(もちろん、iPad MiniのSIMは、サイズも違います。)
古いSIMを新しいLTE対応iPad/iPad Miniに挿入し、「Settings(設定)⇒ Cellular Data(モバイルデータ通信)⇒ View Account(アカウントを表示)」をタップすると、以下のように「This device requires an AT&T 4G LTE compatible SIM card.」というメッセージが表示されます。
そこで、SIMはそれぞれそのままにしておいて、古いiPad 1/iPad 2に入っているSIMから、新しいiPad 4/iPad Miniへアカウント情報と残高(残りの有効期限)だけを移行します。
“AT&T iPad 1/iPad 2のプリペイド・プランを、AT&T iPad 3/iPad 4/iPad Miniへ移行する手順。” の続きを読む
余りたいしたことではないのですが、備忘録のため。
それに、この備忘録は主にアメリカ在住者でAT&T版iPad/iPad Miniをプリペイドプランで使っている人が対象です。
AT&T版iPad/iPad Miniには、米国外で使える国際ローミングプランInternational Plan
● 120MB/30日…$30.00
● 300MB/30日…$60.00
● 800MB/30日…$120.00
があります。
アメリカAT&T契約のiPad(3G版)を、日本(米国外)でローミングで使う方法 – 2011年3月19日
この国際ローミングプランに加入するためには、アメリカ国内プラン
● 250MB/30日…$14.99
● 3GB/30日…$30.00
● 5GB/30日…$50.00
のどれかに加入していて、国内プランが有効でなければなりません。(そうでないと、International Planの追加オプションがメニューに出てこないからです。)
たとえば、国内プランを12月10日に加入し、1月8日まで有効とします。そして、翌月自動更新はキャンセルされているとします。
そして、米国外に旅行するので12月25日に思い立って(?)International Planに加入したとします。International Planも有効期限は30日間なので、使用バイト数が規定限度に達していなければ、1月23日まで使用できます。
そうすると、1月9日以降は国内プランは期限切れなのに、国際ローミングプランだけ期限内でまだ継続されていることになります。
このとき、国際ローミングプランに使用可能バイト数残量がまだ残っていると、その期間はその残量をアメリカ国内で使えることが、偶然解りました。つまり、AT&TのiPad国際ローミングプランは、アメリカ国内も含めた世界中どこでも使えるということです。
ただし、この場合は、LTE接続は出来ません。最大HSPA+(”4G”表示)までの速度でしか使えません。
表で解りやすく説明すると・・・
“備忘録:AT&T iPadプリペイド国際ローミングプランは、余ったら有効期限までアメリカ国内で使える。” の続きを読む