アメリカでは10人に1人が携帯はMVNO契約


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アメリカのプリペイド携帯電話会社:【ほぼ】完全リスト – 2012年12月26日
にも書いたように、アメリカには沢山のMVNO(仮想移動体通信事業者)があって、プリペイド携帯サービスを提供しています。

ところが、MVNO会社のほとんどが非上場企業なので、アメリカのMVNO加入者数はなかなか正確な把握が出来ません。

GSMAの調査機関、GSMA Intelligenceは本日、アメリカの6大キャリア(AT&T、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile US、Clear、U.S. Cellular)の卸(wholesale)回線の数字を分析し、それを基に、GIGAOMがアメリカのMVNO加入者数を推測しています。
【GSMA Intelligence】M2M and MVNOs driving US connections growth - 2013年8月
【GIGAOM】Report: MVNOs are racking up mobile subscribers in the U.S. - 2013年8月16日

GSMAの調査によれば、この上場している6キャリアの報告書から、この6社の卸回線加入数は7000万回線。

この卸回線には、M2M(Machine-2-Machine)接続、つまり、警備保証用の警報機やコントロール・パネル、クレジットカード決済可能な自動販売機、石油油田ポンプなどひと気の無いところに置かれた機械、などの「マシン」が含まれて居ます。

この卸接続の接続タイプを公表しているSprint (50% MVNO)、 T-Mobile (59% MVNO) 、AT&T (49% MVNO)の比率から、この3社だけでMVNO加入者数は2300万人(回線)となります。他のキャリアは卸接続におけるM2M:MVNO比率を公開していませんが、GIGAOMは3社中でMVNO率が一番低いAT&Tの比率(49%)を使って、6社合計のMVNO回線加入者数を3400万回線と推測しました。

アメリカの携帯契約加入者総数は3億3500万回線なので、MVNOが3400万回線と言うことは、アメリカの携帯の10台に1台はMVNO契約と言うことになります。更に4台キャリアは各社ともポストペイド契約と自社ブランドのプリペイド契約があるので、アメリカのプリペイド契約者は10台に1台よりも遥かに多いということになります。

アメリカのMVNOの最大大手はメキシコ資本のAmerica Móvilのアメリカ子会社、TracFoneで、Tracfoneは傘下にTracfone、Net10、StraightTalk、SimpleMobile、TelCel America、SafeLinkの複数のブランドを提供しています。最近ではVerizonのMVNOのPagePlusとも買収手続きに入っています。Tracfoneは2013年弟2四半期末で2300万人の加入者が居ると報告しています。

したがって、Tracfone以外のMVNOで残りの1100~1200万人の加入者を分けていることになります。

他のMVNOは加入者数を断片的にしか報告していませんが、つい最近、SprintのMVNOのFreedomPopが加入者10万人、T-MobileのMVNOのSolaveiがサービス開始2ヶ月で6万5000人、SprintのMVNOのTingが2万5000アカウント、などと発表しています。

アメリカのMVNOはキャリアに平均1万5000ドルの「契約金」を払えば、誰でもサービス開始できるらしく、今後も毎月のように複数のMVNOが、特別な消費者セグメントをターゲットにして出てくるであろう、と予想されています。











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