Whole Foods Market、早くもApple Payを使った買い物が全体の1%。
筆者もApple Payが始まったら、それを使用している場所を目撃しやすいのは有機食品スーパーWhole Foods Marketだと思っていました。商品の売価が高く、「毎日Whole Foodsへ買い物に通ったら毎月の給料が全部無くなる」という意味で「Whole Paycheck(毎月の給料全部)」とも悪口を言われているアップスケールのWhole Foods Marketの顧客は、(アップル製品を買う消費者層と同様、)(高い)販売価格を気にしないブランド忠誠心を持った顧客が多いからです。
Apple Payが2014年10月20日に始まって3週間になりますが、そのWhole Foods Marketでは既に全買い物トランズアクションの約1%がApple Payで支払われていることが、わかりました。これは、Whole Foods店舗387店舗(2014年7月現在)全体で一日約1万件の買い物になります。店舗数で割り算すると、1日1店舗平均で約25トランズアクションの買い物がApple Payで支払われていることになります。
アップルはApple Payを使って支払われた額の0.15%を手数料としてキープすると推測されており、Whole Foods Marketの平均の買い物額$40で計算すると、アップルは3週間でWhole Foods Marketから約9000ドルの利益を得ていることになります。
Whole Foodsのレジ係も、”Yep I’m seeing it a lot”(【Apple Payを】よく見るよ。)と言っているようです。
自分が使ってみるだけでなく、一般のアメリカ人がどれだけ使っているかを体感したければ、Whole Foods Marketのレジの横でじっと待ち伏せしていれば、1時間に数人くらいはiPhoneで支払っているところを見ることが出来るでしょう。
情報ソース:
【BGR】Apple Pay is already having a significant impact at one major retailer – 2014年11月10日
【Twitter】Mike Dudas @mdudas – 2014年11月10日