YoYoBaseのナノSIMカッターが来た! : SIMカットを検証
YoYoBaseのナノSIMカッターが本日、到着しました。
2日前にハサミでカッとしたT-Mobile USAのSIMで無事に回線に繋がっているし、事前に騒がれたSIMの厚さの違いの件もぜんぜん問題は無かったので、その点は心配はしていませんでした。
まず、・・・
YoYoBaseのナノSIMカッターは、マイクロSIMからナノSIMへカットするだけでした!
このナノSIMカッターでは、標準SIMはナノSIMに切れません!
商品タイトルの「Nano Sim Cutter iPhone 5 Simcard Cutter cut Any GSM sim into Nano or any Micro Sim into Nano Sim」と違うじゃん!
まあ、実は、どうやって元SIMが標準SIMかマイクロSIMかを選択するのか、不思議ではあったのですが・・・
出来ないってことですね。
おまけとして、SIMアダプターが3種入っていました。
ナノSIM⇒標準SIM、マイクロSIM⇒標準SIM、ナノSIM⇒マイクロSIMのアダプターです。アダプターにはR-SIMの印刷があります。
これは、R-SIM SIMロック解除アダプター系の会社の製造したものですね。
箱は間に合わなかったのか、前に大量に作ったマイクロSIMカッター用箱をリサイクルしているのか、「MicroSIM Cutter」の箱をそのまま使っています。
で、このナノSIMカッターはマイクロSIMカッターからしか切れない、ということで、マイクロSIMカッターも用意して、以下の検証を行います。
検証したいことは、ナノSIM化したいときに、金メッキ部分の大きなSIMをナノSIMカッターで切ったとき、金メッキ部分の周囲も一部切り取られるが、それでも使えるか?・・・ということ。
下の写真で見て分かるように、SIMの金メッキ部分の面積は、広いものから小さなものまで、色々あります。
ナノSIM化する時に、金メッキ部分の小さなSIMは良いとして、問題なのはこの金メッキ部分の面積の広いSIMです。
マイクロSIMカッターで標準SIMをマイクロSIM化し、それからナノSIMカッターでマイクロSIMをナノSIM化しました。
写真を見て分かるように、出来上がったナノSIMの周囲の金メッキ部分が一部切り取られています。
ファクトリーアンロックしたAT&T用iPhone 5に出来上がったナノSIMを挿入します。
再度書きますが、SIMの厚さに関しては全く心配要りませんでした。「ナノSIMは厚さが違うから、入らない」っていう事前の騒ぎは、なんだったの?
キャリア名/信号部分が「SIMなし」と表示されます。電源オフ/オンもしてみましたが、変わらず、です。
金メッキ部分の面積の広いSIMをナノSIMかして、周囲の金メッキ部分を一部切り取ると、使えないようです。
もちろん、これはT-Mobile USAの、このSIMの場合であって、他のキャリアのSIMの場合はどうか分かりませんが、少なくともリスクがあることは考慮しないといけないようです。
追記:
上記T-Mobile SIMはカットする前に標準SIMの状態で正常に認識されるかどうかを試すべきでしたが、していませんでした。このSIMは比較的新しいSIMなので、正常なことを疑っていませんでした。しかし、下のユンイさんのコメントどおり、もともとSIMが正常ではなかった可能性もあります。
追記の追記: あずにゃんのコメントにお答えし、失敗したと思われるSIMを剥がして、金メッキの裏の部分を露出してみました。 この部分の(写真で真ん中の)黒いICの左側から、ぐるっと一番上を回ってICの右に繋がってほぼ一周している裏側金メッキ配線の上の部分(赤い矢印の部分)が切れています。これが、SIMが認識されなかった原因ですね。 |
よって、ユンイさんのコメントでの指摘により、再度、別の「金メッキ部分の面積の大きな」SIMを使ってカット実験を行いました。
ここで、未開通SIMをこの実験のためにそんなに無駄に使いたくないので、解約済みSIMを切って実験します。
解約済みSIMでも、SIMが認識されれば信号部分は「SIMなし」ではなく、「圏外」と表示されます。
残念ながら、上記で失敗したSIMと全く同じデザインのものは手元にもう一枚無いので、今回は違うタイプのSIMです。
SIMの金メッキ部分の面積はほぼ同じですが、上の写真のSIMと金メッキ内部のパターンが違うことに注目してください。
この解約済みSIMは既にマイクロSIMにカット済みなのですが、(左の写真がこれから実験するSIM、右の写真が上で使ったSIMのカットする前の写真を再掲載)・・・
SIMアダプターに填めて、iPhone 3Gsに挿入してみます。信号部分は「圏外」なので、SIMは認識されています。
ナノSIMに切って、
iPhone 5に挿入すると、「圏外」と表示されるので、ナノSIMに切ってもSIMが認識されたことの証明です。
次に、同じく金メッキ部分の面積の広いAT&TのSIMをナノSIMに切って挿入してみます。
こっちも金メッキ部分のパターンが上の2枚とも違います。
SIMアダプターに填めて、iPhone 3Gsに挿入してみます。信号部分は「圏外」なので、SIMは認識されています。
ナノSIMに切って、
iPhone 5に挿入すると、「圏外」と表示されるので、ナノSIMに切ってもSIMが認識されたことの証明です。
なお、SIMの金メッキの下はどうなっているかは、
携帯電話用SIMの金メッキの下は、どうなっている? – 2012年1月2日
を参照してください。
最後に、確認のためにSIMの金メッキ部分の面積の狭い分は大丈夫か、確認してみたいです。
同じようにまずは標準SIMをマイクロSIMにカッとして、次にマイクロSIMをナノSIMにカッとしました。
写真を見て分かるように、金メッキ部分が切り取られていません。(しかも、マイクロSIMをナノSIMにカッとするときに、筆者のSIMの置き方が悪かったのか、少し斜めに切られてしまいましたね。)
このナノSIMをiPhone 5に挿入すると、ちゃんと信号を掴みます。
結論:
ナノSIM化するときには、金メッキ部分の大きさやパターンを選びましょう。できるだけ金メッキ部分の面積の小さいのを使いましょう。
上の写真で金メッキ部分を剥がしてみた写真で判るように、剥がした金メッキの裏の部分にも金メッキの配線があります。金メッキ部分の面積の広いものでは、この部分の裏の配線を切断してしまう可能性があります。(全ての場合とは言えないようです。もっと多数のSIMで検証すれば、金メッキの表部分のパターンである程度推測できるかもしれません。)
金メッキ部分の面積が広いSIMは、ナノSIMにカットした場合には表の金メッキ部分/隠れている内部の金メッキ配線も一部切り取られ、うまくいかない可能性もありますので、自己責任で行ってください。
興味深い検証結果ありがとうございます…
実は訳あって、ソフトバンクの標準サイズ黒SIM(3GS時代の端子が大きいもの)をカットして4Sで利用しています。
このSIMを再度カットしてnano化できるか…
興味深いです。
手元に実験用のSIMもnano-SIMカッターもないので今のところ人柱になれないですが(笑)
ソフバンの端子大の標準SIMから金メッキ部分をカットしてnano-SIMへの成功/失敗報告ありましたら共有してください。
管理人 返信:
2012年9月30日 8:07 AM
黒SIMはアメリカでは貴重な宝ので、数少ない手持ちの黒SIMは今はカットできません。ご協力できず、申し訳ありません。
それに、通常の黒SIMをカットしてiPhone 5に刺しても、LTEは使えないようですね。
アメリカと違って日本はLTE回線接続契約は別料金が掛かるようなので、iPhone 5用に契約しないとLTEは使えないようですが。
はじめまして、いつも造詣の深い記事で楽しんでおります。
今回のNanoSIM Cutterですが、Cutterのせいなのかわかりませんが注意が必要ですね。
SIMの切り欠きを左下にして見た場合の話ですが、
①上下に4本の端子(金箔と書かれていましたが、金メッキの端子です)があるものは、
右側から3本(上下とも)が使用されている実際の端子です。
②上下に5本端子があるように見えるSIMは中央の3本が使用している端子です。
③上下に3本端子があるのもは、当然全てを使っています。
上下の端子に挟まれた中央の端子が、右下の端子と繋がっているものをよく見かけます。
ですから、これを踏まえると、最初に正常に動かなかったSIMは、使用している右端の端子が
カットされてしまっているので動作しなかったのだと思います。
手元にCutterがないので、ネットで見た写真からの推測ですが、カットするとき、カッターの
下から見ると、端子が見えると思います。ここで使用している端子が残るようになっているか
確認してから最後のひと押しをする必要があるようですね。
管理人 返信:
2012年9月26日 5:40 PM
金箔⇒金メッキ、直しておきました。
頭の中が、なんか固定観念で固まっていたようです。
ユンイ 返信:
2012年9月26日 9:48 PM
昼休みに慌ててコメントしたら、ちょっと間違ってました(^^;
カットされたSIMの写真、よく見直すと、カット自体は問題無さそうですね。
(切欠きは右上にありますよね)
NanoSIMの端子は
+—+
|□□□| C3 C2 C1
|□□□| C8 C4
|□□□| C7 C6 C5
—-+
↑切欠き
こんな配列になっていて、C4とC8は今のところ使われていないようです。
C5がGND端子なので、C8-C4-C5と繋がってるSIMが多いです。
で、動かなかったSIMはカット位置がちょっとだけズレて、C3~C8~C7の外側に
若干別の端子が見えますが、この程度だったら問題ないように見えますね。
ですので、動作しなかったのは何か別の原因があるのかもしれません。
管理人 返信:
2012年9月27日 6:00 AM
今となっては元に戻れないし、金メッキ部分が同じパターンのSIMが無いので、もう一度テストできません。
別のSIMでやってみました(金メッキのパターン部分が違う)が、うまくいったようです。
管理人 返信:
2012年9月27日 12:58 PM
金メッキ部分を剥がした写真を追加しました。
金メッキの裏側(紙と挟まれている、内側部分)の配線がカッターで切れていました。
ユンイ 返信:
2012年9月29日 7:07 PM
あー、パターンカットされちゃったんですね。
私もあずにゃんさんと同じで、「金メッキの下は…」の記事を見た後に、「これパターン切れるやん!」
って思いました。
まだiPhone5は手に入れてないんですが、b-mobileのマイクロSIMをカットして入れるつもり
だったけど、事前に調べないとヤバイですね。
管理人 返信:
2012年9月29日 11:01 PM
でも、金メッキの裏側・・・というか、台紙に挟まれている内側というか・・・は、事前に見えませんからね。
貴重な情報非常に助かります。
私は素人なので勘違いの可能性もありますが、今回の結果と「携帯電話用SIMの金メッキの下は、どうなっている? 」ページの画像を思ったことがあります。このページの最後にある解剖画像をみると、nanoSIM化によって2番と3番のパスが下側で切断されてしまうのではないでしょうか。
表面の金メッキ部分の形状と内部配線にどれだけ関連性があるのかわかりませんが、内部配線が下側にはみ出していないものであればnanoSIM化に成功するという可能性が考えられると思います。
ところでnanoSIM化した後の切断面はどのようになっていますでしょうか?失敗したSIMでは金メッキの接点の他に何か見えたりしませんか?顕微鏡などを使わないと難しいかもしれませんが。
管理人 返信:
2012年9月27日 12:58 PM
金メッキ部分を剥がした写真を追加しました。
金メッキの裏側(紙と挟まれている、内側部分)の配線がカッターで切れていますね。
ただ、SIMカッターの切り方が若干斜めになっているようなので、SIMをカットするときにSIMを注意してカッター内に填めて、少し(写真で)下側に寄せれば、この線が切れなかったかもしれません。
でも、切るときに中は見えませんから、そんなことを前もって注意しろ、といわれても無理ですね。
ちょっと質問です。
カットされたAT&TのSIMですが、写真ではSKU71234なのでいわゆるLTE対応SIMではないですよね。
新しいiPadではLTE対応SIMでないとエラーになるとどこかの記事に書かれていましたが、iPhone5だとエラーにならないのですかね。
このSIMでもLTEをONが設定できて、LTE通信できるのでしょうか?
管理人 返信:
2012年9月29日 11:15 PM
鋭い質問ですね。
でも、回答があります。
その後、別件でLTEポケットWiFi用のSIMをDataConnect契約でネットでアクティベートしてみたり、iPad用SIMをiPadからではなくネットでアクティベートしたり、で判ったことですが、LTE対応SIMしか受け付けないようになっているのは端末そのものではなく、AT&Tの契約(アクチ)をするためのソフトやウェブサイトである、という結論に達しました。
その理由は、
● AT&TのLTE対応ポケットWiFi Elevate 4Gに、既に別の端末でアクチしたGoPhone 3G SIMやT-Mobile 3G SIMを挿入しても使える。
● ところが、新規にElevate 4GのIMEI番号でAT&TのSIMをDataConnect契約でアクチしようとすると、3GオンリーSIMのICCID(SIM)番号では拒絶されて、LTE対応SIMを要求される。(LTE対応SIMとは、MCCとMNCが同じで、その下の桁の上の部分1-2桁が違うだけなんですが・・・つまり、レベル2SIMロック。)
●たとえば、新iPadを、まだLTEサービスの開始されていない国(たとえば、タイ?)とかに持って行き、現地のSIMを入れて使うときに、現地にLTE対応SIMなんてあるはずがない。3G SIMでも使えるはず。
これらの事実から、「LTE対応SIMかどうか」をチェックしているのは、iPadのハードウェアやファームウェア/iOSそのものではなく、AT&TのSIMアクチページやSIMアクチソフトだけ、という結論に達しました。(新iPadの場合は、旧iPadでアクチしたSIMを新iPadに挿入したときに、数十秒は使えるが、その後「SIMを変えろ」というようなメッセージが出るので、新iPad内の独立なソフト/モジュールが定期的にSIMのIMSI番号をチェックしていると思われます。)
管理人 返信:
2012年9月30日 1:34 AM
さっきの回答を書きながら、「もっと説得力の有る検証をしたんだけど、おかしいな・・・」と思っていたら、思い出しました。
以下をやってみました。
古いAT&T 3G SIMを使い・・・
● AT&T Elevate 4GのIMEI番号を使って、AT&TのオンラインサイトでDataConnect契約をアクティベートしようとしましたが、「LTE SIMを使え」というエラーが出ました。
● そこで、同じSIMを、3G専用のMiFi 2372のIMEI番号でアクティベートし、無事にDataConnect契約でアクティベートできました、
● アクティベート後のSIMをそのままElevate 4Gに挿入して、何も問題無く使用できました。
以上の検証結果より、LTE SIMかどうかをチェックしているのは端末ではなく、AT&TのSIMアクティベーションサイトかSIMアクティベーションソフトだ、と確信しました。
私の住んでいるところは年末までAT&TのLTEサービスが開始されないので、LTE電波がある地域でこれでアクティベートしたSIMがElevate 4GでLTEで通信するかどうかは確認していませんが、アメリカは日本と違ってLTE電波使用料は追加オプションではない(3Gだけの料金と、3G+LTE加入の料金は、同じ)ので、推測としては、LTE電波があれば使えると思います。
なお、最近流通しているAT&TのSIMは、GoPhoneパッケージのものも含み、ほとんどLTE対応SIMのようです。(古い在庫がまだ店頭や倉庫に残っていない限り。)
bombcat 返信:
2012年9月30日 7:52 PM
ドコモのXi(LTE)端末だとXi SIMでないと使えないようなので、AT&Tで、新しいiPadはLTE対応SIMでしか使えないのは同じことだと思ってました。ソフトバンクは新しいiPadのLTEに対応してないので、従来のSIMが使えて当たり前かと。
で、AT&TがData Connect契約でそういう制限をかけているのは、SIMのMSIN(加入者識別コード)の上位桁でLTEが使える端末かどうか区別したいということなのでしょうかね。
話をiPhone5に戻すと、AT&TでLTEで通信するには同じようにLTE対応SIMが必要だと思えるのですが、3G SIMを指すと「LTEをオンにする」の設定は表示されるのでしょうか?
そうだとすると、iPhone5はSIMのMCC/MNCでキャリアを区別して(多分キャリア毎のCarrier Bundleの記述によって)LTEのON可否を判定している。3G SIMで設定が表示されないなら、さらにSIMのMSINの上位桁まで判断していると推測できるのですが。
管理人 返信:
2012年10月1日 12:13 AM
>で、AT&TがData Connect契約でそういう制限をかけているのは、SIMのMSIN(加入者識別コード)の
>上位桁でLTEが使える端末かどうか区別したいということなのでしょうかね。
それしかないですね。
SIM内情報で国際標準でLTEかどうかを識別するのは、それ以外には無いですから。
>3G SIMを指すと「LTEをオンにする」の設定は表示されるのでしょうか?
今、解約済みの古い3G対応AT&T SIM(標準SIMをカットしたもの)を挿入してみましたが、LTE項目が表示されます。
よって、端末的(ハード的)には、レベル2チェック(MSINチェック)はしていないですね。
これが実際にAT&T通信に接続するSIMだと、新iPadと同じように回線接続中に定期的にチェックして、「LTEに差し替えろ」というメッセージがポップアップするかもしれませんが。
>そうだとすると、iPhone5はSIMのMCC/MNCでキャリアを区別して(多分キャリア毎の
>Carrier Bundleの記述によって)LTEのON可否を判定している。
>3G SIMで設定が表示されないなら、さらにSIMのMSINの上位桁まで判断していると推測できるのですが。
iOSはMCC/MNCだけのチェックだと思います。
キャリアプロファイルの中でMSINグループごとに細かい細分制限条件を付けていて、このプロファイルはキャリアが必要に応じて設定・変更できる、かどうかはわかりません。
(PCのiTunesに接続するたびに、キャリアプロファイルの更新ファイルがないかどうか、iTunesはチェックしていて、あれば書き換えています。OTAでも異なるキャリアのSIMの入れ替えのたびにチェックしています。)
MCC/MNCは、回線ごとに決まります。
つまり、AT&TのMVNO(H2O、Net10、AirVoice、StraightTalk,Hanacell、・・・)は全て同じMCC/MNCコードです。
日本通信のMCC/MNCは、ドコモと同じMCC/MNCです。
ソフトバンクも、黒SIMも、銀SIMも、白SIM(プリモバイル)も、MCC/MNCは同じです。
種類が多く、MVNOが増えればまたそのたびにレベル2(MSIN)チェックを組み込みことが必要になるので、それを世界中のキャリアに対してアップルがやっていたら、大変です。ソフトバンクのように同じキャリアでも提供するサービスの違いごとにMSINをグループ化を新しく作るかもしれないし・・・
それらは、キャリアプロファイルの中でMSINグループごとにスクリプトで分けているか、あるいは、APNの違いで振り分けて、(電話番号、SIM番号などで)そのAPNに加入しているかどうかをチェックして最終接続を決めているか、でしょう。
確認ありがとうございます。
そのうち、アメリカのアップル・ストアでA1428モデルのSIM Unlock版が発売されることになると思いますが、AT&Tのnano SIMが手に入らない場合でも、LTE対応SIM/Micro SIMをカットすればLTEが使えそうです。
と思ったら、amazon.comやebayでは、既にAT&Tのnano SIMが出品されてますね。
A1429/CDMAモデルのSIM Unlock版もアップル・ストアで買えるようになるといいですが。
管理人 返信:
2012年10月1日 11:02 PM
>AT&Tのnano SIMが手に入らない場合でも、LTE対応SIM/Micro SIMをカットすればLTEが使えそうです。
LTEが使える契約であることも、条件です。
いくらLTE対応SIMでも、現状ではプリペイドGoPhone携帯契約ではLTEにはアクセスできません。
>A1429/CDMAモデルのSIM Unlock版もアップル・ストアで買えるようになるといいですが。
在庫があれば、アップルストアのみでDevice Onlyで本体だけの購入は可能です。
「ギフトとして購入するもので、契約は受け取った本人にさせるから・・・」とか、「アップルストアで本体だけ買って、あとでVerizonショップへ持っていって、自分で契約するから・・・」という言い訳ですね。
ただし、この場合でも、Verizonとの契約で使用するためには、Verizonと一度契約(シリアル番号登録)が必要です。単純にVerizonのSIMだけ入手して、それを未登録のiPhone 5に挿入して、回線使用が開始できるわけではないです。
そもそも、VerizonのLTE契約のプリペイド携帯用SIMは、今のところ出していませんので、入手不可能ですが。
AT&Tが来年にはプリペイドGoPhoneでLTE回線使用を可能にしたいという「噂」(公式情報ではない)があるので、その場合にはアメリカでプリペイドSIMでLTEを使うなら、A1428 GSMが良いことになります。
また、A1428 GSMはT-Mobile USAのLTE予定周波数にも対応しているし、カナダのキャリアのLTE周波数にも対応しています。カナダはLTE対応のプリペイドSIMを出しているかどうか判りませんが、T-Mobileは出してくるでしょう。
それらも、「北米でプリペイドでLTE回線を使う」場合には、A1428 GSMを購入するメリットになります。
でも、これらのキャリアのプリペイドLTE iPhone契約の動きがはっきり判ってくるころには次のiPhoneモデルが出る頃になるかもしれないので、そこでまた何が起きるかわからないので、今のiPhone 5にはプリペイドLTE契約は期待しない方が良いと思います。
bombcat 返信:
2012年10月2日 10:56 PM
iPhone構成ユーティりテイなどで、LTE用のAPNを設定したとしても、IMSI辺りでプリペイド契約のSIMかどうか判定されて接続拒否されるということですかね。
所詮、プリペイド契約も1GB幾らとかの契約なのでLTEが使えてもいい気がしますが、まだ時期尚早ということですね。
管理人 返信:
2012年10月3日 6:07 AM
たとえば、AT&Tプリペイド GoPhone SIMでも、APNも正しく端末に設定しても、データオプションの契約をしていなければネットに繋げられないし、同じSIM(=同じIMSI)でもデータオプションに加入すればネットに繋げられます。
つまり、端末内部で「ネットにつなげられるかどうか」を制御できる部分は、「ALL or NOTHING」です。
同じIMSIグループでも、APNでアクセスが通るか通らないかは、SIM番号(ICCID)=電話番号をキーにして、契約内容のデータベースをチェックして、「データオプションに加入しているかどうか、期限が切れていないか」などをチェックして、APNの先へ通すかどうかを決めていると思います。
>所詮、プリペイド契約も1GB幾らとかの契約なのでLTEが使えてもいい気がしますが、まだ時期尚早ということですね。
キャリアとしては膨大な設備投資をしてLTEネットワーク網を構築しているわけで、利益率の高いポストペイド契約者に優先的(限定的)にLTEアクセスを可能にすることで利益を上げよう(設備投資の回収を早めよう)とします。
ポストペイドのLTE端末所持者の増加率が鈍ってくると、新しい収入を増やすためにプリペイド加入者にもLTEを利用させるだろう、というパターンです。
すでに大々的に発表されていますので、いまさらなのですが、、。
Verizon版iPhone5(A1249CDMA)に、Hanacel(AT&T MVNO)のミニSIMを、NANOに切って使ってみましたが、もちろんLTEは無しですが4G(LTEではなく3G+)では、APNなどの設定なしでも、すぐ使えました。もっとも、このSIMでデータを使っていたら、使用額が莫大になるので、あくまでも試験使用でしたが、、。ということで、A1429CDMAは、きちんとUnlockされているというのは、本当でした。
尚、NANO SIMは、カッターが手元になかったので、普通のハサミと、爪切りのヤスリで、数分でCUTしましたが、全く問題なく使えました。むしろSIMカッターで入れ方の角度がずれるより、目で見ながらのほうが正確かもしれません。現に、送られてきたミニSIMは、パターンが斜めに切られていましたので、、、。
日本ではソフトバンクとイー・アクセスの合併でLTEは、BAND1と3が近く使えるようになるので、SIMさえ日本で入手できれば、A1429CDMAも、悪くは無さそうです。
管理人 返信:
2012年10月2日 1:03 AM
>Hanacel(AT&T MVNO)のミニSIMを、NANOに切って使ってみましたが、・・・APNなどの設定なしでも、すぐ使えました。
HanacellのAPNはAT&T(ポストペイド、プリペイド)のAPNと違いますので、そのままではデータは使用できないはずです。(今、iPhone 3Gsで確認しました。まだSIMを切りたくなかったので・・・)
APNChangerで AT&T MVNO(またはNet10、H2O、StraightTalk、AirVoiceなど・・・全部同じ。)のAPNをインストールしないと、使えないはずです。
テストするときに、WiFiはオフにしましたか?
ご指摘の通りでした。4G表示でDataも通っていると早とちり。APNChangerで設定し、今度は間違いなく
通りました。Verizonに戻しProfileもRemoveして、オリジナル?に復帰しました。ちょっと面白かったのは、Enable LTEをOFFにすると、4G表示が消え、ONにすると4G表示が点きます。AT&Tの4Gの意味を知っていないと、少し紛らわしいですね。
何故か手元にあるA1429/GSMモデルのUnlock版iPhone5(笑)
試しにAT&Tのmicro SIM(SKU72287なのでGoPhone用新バージョン、未アクティベート)をカットして入れてみました。
しかし何故か「SIMに問題あり」とダイアログがポップアップし、「不正なSIMです」と表示されます。ICCIDが読めてません。再起動しても同じ。
カットに失敗したかと思って、アダプタかましてiPhone4S(iOS5.1.1)に入れるとICCIDは読めてます。
もしかして、A1428モデルでないとAT&TのSIMが使えない?なんてことがあるのでしょうか。うーん・・・
管理人 返信:
2012年10月4日 12:59 AM
確認のために自分も今、まだ台紙にSIMが付いたままの未開通の72287をカットしてA1428 GSMに挿入してみましたが、「圏外」と出た後にAT&Tに変わります。(こここはアメリカなので、AT&Tの電波があります。日本だと「圏外」からは変わらないと思います。)
A1429 GSM Unlock版なら、同じ結果になるはずですが・・・